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2025-07-08 21:27

#70 トランプ政権で追い風の暗号通貨、しかし中央集権化は止まらない?サイファーパンクの理想と現実|伊藤穰一(後編)

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Joiさんが一人語りでサイファーパンクの歴史を振り返る特別企画の後編。1990年代から始まった暗号通貨の実験から、ビットコイン誕生、そして現在のトランプ政権下での暗号通貨ブームまで。30年以上にわたってデジタル通貨の最前線を見続けてきたJoiさんが、理想と現実のギャップについて語ります。

共和党と民主党の暗号通貨政策の根本的な違い、DigiCashの興亡、MITでのビットコイン研究、そして現在進行中のブータンでの実験まで。分散化への夢は実現したのか、それとも「お金の重力」によって中央集権化は避けられないのか。サイファーパンクの歴史と交差しながら、日本で続々とプロジェクトを立ち上げてきたJoiさんの軌跡も辿ります。


【編集ノート】

編集ノートでは難しい用語や人物名などの詳しい解説をお伝えしています。https://joi.ito.com/jp/archives/2025/07/08/006078.html




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サマリー

トランプ政権下での暗号通貨の動向と中央集権化の問題が議論され、サイファーパンクの理想と現実について語られています。このエピソードでは、ビットコインの歴史や中央銀行デジタル通貨に対する考え方にも触れられています。DJoy氏はサイファーパンクの理念を基に、ブータンで新しい都市を創造しようとしています。このプロジェクトは、技術と人間社会の関係を再定義する可能性を秘めています。

トランプ政権と暗号通貨の関係
こんにちは、伊藤穰一です。
トランプになって、やっぱり暗号通貨はかなりアメリカ追い風になっていて、
トランプ自身も、やっぱりちょっとこのカシノっぽいノリがあるので、自分のミームコインも出して何か稼ごうとするとか、かなりクリプトをサポートしてきていると思うんだよね。
そして歴史的に共和党っていうのは、どっちかっていうと非中央集権型で、中央政府を弱くして、州政府を強くして、個人を強くするっていうのはあったと思うんだよね。
で、民主党も特にアンチクリプトだったんですよね。
だから、FTXが爆発したときも、結構お金がない人たちのお金を取って、民主党の政治家に寄付してたっていう、ちょっと政治的にかなりネガティブだったのもあるし、
エリザベト・ウォーレンとか、バーニー・サンダーズみたいに、ウォール・スリートンの反対とともに、この暗号通貨っていうのはかなり登記目的だから嫌だっていうので、民主党の中ではすごく評判悪かったのもあって、トランプは暗号通貨をプッシュしたんですよね。
ただ、歴史的にもどっちかっていうとデモクラットの方が中央管理で、一部のデモクラットの人たちは恵まれてない人たちに銀行口座ができるとか、機会が与えられるっていうので、クリプト好きの人はいるんだけども、
でも圧倒的に共和党の方が多くて、このリベタリアンっていうのがあって、サイファーパンクの根っこにある非中央集権型支持は、これは共和党っぽいのと民主党っぽいの両方あることはあるんで、あんまり共和党民主党とは分けられないと思うんだけども、
ただ、今のトランプの後ろに来てるビットコインボーイズはすごい今力持っていて、一つ横から見てて思うのが、ちょっと前のウェブ3の時代っていうのは、イスリアンファンデーションとか、もう少し文化的に本当にインクルーシブなノリがあったんだよね。
で、結構カルチャーがあってお金儲けじゃないっていうのはあったんだけども、今回のトランプのノリってもうちょっと白人男性ビットコインノリなので、あんまりこうなんかみんなと一緒にNFTやろうっていうよりも、なんかもうちょっとトランプっぽくなっちゃって、短期トーク目的で、なんか社会を良くするっていうよりも、今の政府をひっくり返そうみたいな、ちょっとテイストは変わってるんだけども、
ただ、このクリプトに追い風になってるのは変わりないし、あとこのメッセンジャーとか暗号を強くしていくっていうのと同じタイミングに出てきてるので、すごく面白い時期になってきたかなと。
サイファーパンクの歴史
今は共和党のほうが暗号通貨とかクリプトのほうに寄ってるんだけども、これはやっぱり中央の政府が強くなりすぎちゃうと、アンチのことができなくなるっていうことを保護しなきゃいけないと。
もちろん、中央政府がちゃんと法律を取り締まらなきゃいけないとか税金を取らなきゃいけないっていうことは共和党も支持する場合もあるんだけども、でも基本的にはやっぱり個人の自由とか言論の自由を守るためにはお金の匿名のやり取りの自由も必要。
だから中央銀行のデジタルキャッシュやらないって宣言してるのはそこがあって、国が見えちゃうと個人とか、あと州と中央政府の関係性で州が自由に動けるようにしなきゃいけないので、やっぱり捜査機関って中央にあるので、だからその中央政府のポリシーと州のポリシーと個人のポリシーって結構異なってきていて。
今回のクリプトンの動きの一つのアメリカのエネルギーっていうのは非中央集権型の部分で、日本って昔は反とか多少は非中央集権的なムーブメントもちょろちょろあったけど、でも基本的にお金が全部見てることに関してはあんまりみんな違和感がなくて、その割には日本の憲法には通信の自由だとか、今の個人情報保護について日本のアクティビティは結構上がってはきてると思うんだけども、
この中央に対して戦う力はアメリカの方がやっぱり歴史的にやってきていて、それが暗号通貨の誕生の根っこのエネルギーだっていうことを理解しなきゃいけなくて、それが今のポリティックスで随分追い風になってきてるんじゃないかなと。
というわけで、これを作ってきたいろんな人たちと暗号のパイオニアたちと非中央集権型デジタル決済の話をいろいろしたいと思います。
これまで国家機密とされていた暗号技術を獲得するため、政府と戦ったサイファーパンク。彼らのもう一つの目標は、暗号を駆使して独自の経済権を作ろうというものでした。
お金ってコミュニケーションの一種なんだよね。だからよく言われているのは、匿名のお金のやり取りがなければ、歴史の革命は一つも起きてないだろう。
だから通信を見るのはもちろんそうだけども、中央政府がみんなのお金の流れを全部盗聴できちゃうと、誰がなんか反対運動を起こそうとしてるかすぐわかるじゃない。
そういう匿名のキャッシュがあるからこそ、反体制的なことができて、反体制的なことができないと民主主義ってありえないよねっていうのも結構あって、これはアメリカのフリーダムの人たちって結構強く思っていて。
ビットコインが誕生する20年以上も前から、暗号を使った通貨の研究と実験が行われてきています。
1989年、暗号学者のデイビッド・チョーマが設立したディジキャッシュは、分散型の金融に初めて挑戦しました。
1982年に、私は暗号について文章を書きました。
デイビッド・チョーマがイーキャッシュ、ディジキャッシュを発明した。
ディジキャッシュ会社はデイビッド・チョーマが始めた。
このディジキャッシュをいち早く日本で取り入れたのが、デジタルガレージの前身で、ジョイさんが設立したエコシスという会社でした。
イーゴルドは結構面白かったんだけど、結構マニアックだったので、そんなにたくさんの人が使ってなかったのと、結構盛り上がるんだけども、3年間で5000人のユーザーができたって言ってて。
結局、金を置かなきゃいけないとか、そういう一部は中央集権だったり、やっぱりまだまだインターネットも弱かったし、
フォーマンスもまだ動いてないので、決済手段ができたんだけど、売ったり買ったりする習慣もないっていうのもあって、オンラインショップなんかほとんどなかったので、実験みたいな僕らのみたいな。
そして、このデジタル通貨に関する議論は、当時の日銀でも行われていたと言います。
1995年とかその辺で、日銀が結構デジタル通貨をやってて、日銀と一緒にいろんな暗号通貨の話をしてて、その時に日銀の研究とポリシーのトップの矢村先生っていうのが、ビットコインみたいな話をしてて。
結構その当時からビットコインみたいなものってあるよね。中央銀行もデジタルキャッシュっていうのってできるんじゃないかなっていうので、
中央銀行の中村隆雄君っていうのがいたんだけど、日銀の。彼と一緒に97年にデジタルキャッシュっていう本を書いたんだよね。
その時まだビットコインないんだけど、いろんなビットコインみたいなものとかやろうとしてる人たちいっぱいいて、その話をして、いずれ国でもこれありだよねって話はしてたんだよね。
しかし、1998年、デジキャッシュ社は倒産しています。
やっぱりアメリカのデパートメントジャスティスが操作するんだよね。
ビットコインの登場とその影響
違法でお金の通信してるんじゃないかとか、またマニーロンダリングとかその辺ちゃんとオーシーやってないんじゃないかなっていうので、シャットダウンされてるみたいだね。
テロとか犯罪とか起こせちゃうので、それをKYCやってないっていうことで、彼らがやってることになるから、お金の送信事業みたいなことになってるので。
そして、ジョイさんも仮想通貨による事業は一旦畳んでしまうのです。
ちょうどこう、eコマースとかが伸びるところで、いろんな理由があってガス切れしちゃうんだよね。
で、一瞬ちょっとしらけちゃって、うちも辞めるんだけども、この時代ってまだ本当にショップがない時代なんだよね。
楽天ができたのが97年なので、楽天ができるちょうどかちょっと倍ぐらいなんだよ。
倒産したのが楽天ができた次の年なので。
暗号通貨も結構早くやってて、それこそ最初の波をやったけど、eゴールも潰れたし、みんな一旦2000年ぐらいにギブアップするんだよね。
以降、様々なデジタル通貨の構想が生まれては消えていきました。
スパムメール対策やファイルシェアリングなど、暗号や分散型技術の研究と実証が積み重なり、暗号通貨の構想は着々と進んでいたのです。
そして2008年。
アメリカの投資銀行、リーマンブラザーズの破綻をきっかけとして、世界各地で金融市場の大混乱が発生しました。
株価はのきなみ暴落し、投資家たちはパニック状態に。
そんな混乱の中、一本の論文がサイファーパンクのメーリングリストで発表されたのです。
2008年の金融ショックがあって、やっぱり中央エリートとか中央銀行とか信用できないような新しい通貨を作って、非中央主権型のサイファーパンクのドリームみたいなものを作ろうというのがビットコインの始まりだったので、そこはずっと流れ的に来て。
サトリスの元のモチベーションは、本当にこの今の中央主権型から離れていくということと、あとは自分の本名じゃないアイデンティティで動く。
だからもちろんビットコインそのものは流れがある程度特定できちゃうので、偽名だけどね、特名っていうのも偽名なんだけども、そういう偽名を中心としたソシャイティのインフラになるっていうのがあったんだと思うんです。
ビットコインっていうのは、価値の交換、本当にお金みたいな価値の交換をセキュアにきちっと非中央主権型でやると。
コミュニティとか人間関係に頼らなくてもいい、トラストフェースなシステムなので、もちろんデベロッパーのコミュニティとかあるけども、人間が物事を考えて決めるよりも、淡々と勝手にちゃんとできるようになる。
できる限りリスク取らないということがメインなんだよね。
2009年1月3日、ビットコインのブロックチェーン上で初のブロックが生成されました。
この最初のブロック、いわゆるジェネシスブロックには、16支援数で次のようなメッセージが残されています。
2009年1月3日、アイムズ市、イギリス首相、銀行に対する2度目の救済措置か。
しかし、当時のジョイさんは、少し冷めた目線でビットコインのことを見ていたといいます。
たぶんだから、出てすぐは話は聞いて、90年代、2000年結構暗号通貨やって、それでなんかもう色々しらけちゃって一回離れて、
ビットコインが出た頃はあんまり引き続きやってなかったんだけれども、MITの若い奴らが結構盛り上がってて、
それが2011年僕のメディアラボに入った頃で、その頃からやろうよやろうよっていうのが増えて、そっからまたいじるようになったので、
だからたぶん3年遅れぐらいで、僕はたぶん注目し始めたのかな。
MITのMITビットコインクラブっていうのがあって、MITの学生たちにビットコイン配って、それで色々リサーチするっていうのが始まったのが、いつだっけね。
それが14年かな。
で、そいつらとずっとやってて、ビットコインのデベロッパーたちと仲良くなって。
このビットコインコアデベロッパーの内部でスキャンダルが発生。
東京ベースのマウントゴックスはビットコインの最大の交換所である。
東京ベースのマウントゴックスはビットコインの最大の交換所である。
資金洗浄で逮捕されるもの、運営していた世界最大の取引市場が破綻してしまうものなど、様々な問題が発生。
多くが辞任し、混乱が生じていたのです。
そこで、当時MITメディアラボで所長を務めていたジョイさんは、あるプロジェクトを発足します。
デジタルカレンシーイニシアティブの立ち上げ
それがデジタルカレンシーイニシアティブでした。
で、そのコアのデベロッパーたちが行くとこなくて、
で、うちに来い、あっちに来い、いろんな大学を雇おうとして、
そして、なんか変なとこに行ったらまずいよねっていうので、
デジタルカレンシーイニシアティブっていうのをMITで僕らが立ち上げて、
そしてうちがスポンサーからお金を集めて、で彼らのお給料を出すっていうのが、
始まりのメインのきっかけなんだよね。
だからそのコアデベロッパーの住む場所を作るっていうのが一歩と、
それと中長期的には、ボストンの中央銀行とデジタルカレンシーの話をしたり、
だから国とビットコインのコアデベロッパーたちと、
それと大学のリサーチャーたちとビットコインのこういうようなコミュニティの真ん中に入る、
中立の組織を作るっていうのが元々の目的で、
で、いろんな企業スポンサーとか個人スポンサー集めて、
そしてそのビットコインのデベロッパーのカンファレンスをやったり、
あとはビットコインコミュニティの人たちのなんかちょっとリトリートをするとか、
そういう調整をいろいろやってんで、
中長期的にはアメリカの最初のCBDC、中央銀行デジタルカレンシーのプロジェクトハミルトンっていうプラットフォームを、
うちのチームが開発して、
で、今でも結局それはアメリカの連邦政府、連邦銀行使わないんだけども、
それが民営化されたプロダクトになったりして、
で、いまだにこのビットコインコミュニティとアメリカの中央銀行の接続点に一番こう関与しているのが、
このMITのデジタルカレンシーイニシティブだと思うんだよね。
サイファーパンクの理想と現実
サイファーパンクの理念に共鳴しながら、さまざまなプロジェクトを進めてきたジョイさん。
その背景にはある夢があったからだといいます。
もともと僕インターネットに入った時、サイファーパンクスとか、
その非中央集権型社会とか、あとは創発性民主主義とか、
その今の国家とか社会の問題がテクノロジーで解決されるんじゃないかなっていう夢があって、
やっぱりその情報の格差だとか、お金の格差っていうのもテクノロジーで変わるんじゃないかなと思って、
で、インターネットを始めていろいろやって、たぶん僕90年代からテーマ変わってなくて、
やっぱり中央銀行とか政府がやろうとしていることと、
このエッジの人たちがやろうとしていることと、
技術の話と社会の話をうまく接続して、なるべくいい方向に持っていこうっていうのがゴールで、
今いろいろトランプでCBDCはやらないって言ったり、ビットコインサポートしたり、
いろんな形とかうねりはあるんだけれども、
上がったり下がったりしながらWEB3が淡々と進んでいっているということは、
なんとなく予想していた、進めていた方向に動いてくれているんじゃないかなという気がする。
サイファーパンクたちの思いであった分散型や非中央集権の動きは、
ここ何年かで大きく練り変えられてしまいました。
いまやインターネットは、ガーファムをはじめとしたビッグテックに支配される構造が続いています。
結局でも思ったほど、やっぱり非中央集権って難しいよねと。
非中央集権になってもビッグテックが入ってきて、牛耳っていて、
最初にインターネットを作った人たちっていうのは、
中央集権型とクローズからオープンにしようと。
技術的にクローズに戻れないデザインができるとずっと思っていて、
一旦オープンにしちゃえば、オープンのまんまでロックされるというふうに思っていたんだけれども、
ただやっぱりユーザーとかがオープンを特に求めてないと、
オープンの上にクローズにしちゃうことって結構簡単にできちゃって、
結局今の流れ方っていうのは、すごく中央集権型ですごくシンプルだから、
結構短期的に周りを破壊して金を稼ぐ人がリワードされる民主主義があるよねと。
でももうちょっと違う構造にすれば、もっともっと複雑な分散型のシステムができるんじゃないかなという、
とっても哲学的に抽象的な話で、
でも複雑な、今のシンプルなお金よりも分散型で複雑で、
いい社会を作れるようなシステムを作るために、まずブロックチェーンのインフラができなくて、
インフラができるためには、ゲームだとか暗号NTとかそういうので広がっていかなきゃいけないかなと思っていて、
お金とか権力ってほっとくと重力のように中央に集権されていっちゃうんだよね、流れとして。
そうすると、権力持っててイノベーションしない、上に乗っかっている付物維持の下にいる若いエンジニアたちっていうのは、
それをひっくり返すために非中央集権型のシステムを作るんだよね。
結局一番価値があるNFTに権力が入ってたりするし、権力が勝手に中央集権に行っちゃうっていうのが一個と、
あとは最初は自分は貧乏なアナーキスなんだけども、自分が権力者になると結構気持ちよくて、
自分がこう上に乗っかろうとするんだよね。一般の人たちっていうのは、非中央集権でも中央集権でもどっちでもよくて便利だったりいいと。
中央集権のほうが今の資本主義社会だと効率よく動けちゃったりするので、やることが決まっちゃえば中央集権でガッとやっちゃったほうがお金も集まるし、
これは今の資本主義システムとか一般の人たちの価値観ってそういうのがあると思うんだよね。
今の資本主義経済と一般ピーポルの技術に対する関心を変えないと、多分中央集権になっちゃうんじゃないかな。
国家のレイヤーでハッキングしないと多くのままできないんじゃないかなっていうのがたくさんあって、それで今僕も結構ブータンにハマってるのも一つあるんだよね。
今、ジョイさんはブータンでブロックチェーンを基盤とした新しい都市を作ろうとしています。この都市がサイファーパンクたちの理想郷となるのか。
ジョイさんの実験の育成がテクノロジーと人間社会の新しい関係性を定義する重要な分岐点となるのかもしれません。
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ジョイさんが話す非中央集権化。英語にすると何というでしょうか。
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