1ヶ月だよね、ちょうど夏休み入ってて。奥井さん、夏休み何してたんですか?
そうですね、私はあんまり仕事忙しくなかったので、ずっと家で読書をしたり、海に行ったり、夏を楽しんでました。
なるほど。
JOIさんはどうですか?
僕は家族とアメリカに1ヶ月行って、シアトルの近くなんですけど、海で遊んだり料理をしたり、僕も結構本読んだり勉強して、不確実系コンピューティングとか数学とか、あと禅の本も少し読んでみたんだけど。
なるほど、特に良かった本とかっていうのはタイトルなんでしょうか?
そうだね、理究百種を読んで結構感動しました。
なるほど、じゃあJOIさんも夏はゆっくりできたということで。
そうですね、結構意外に人と会ってオフラインだったはずなのに、4分の1くらいオンラインだったけど、でも良かったです。
良かったです。
あっという間に終わっちゃった。
はい、じゃあゆっくりできたということで、早速ですね、9月になりましたので新コーナーがございます。今週のチェックイン。
9月から新しくコーナーを設定することにしました。毎日全力投球のJOIさんが一体どんな日々を過ごしているのかということを覗き見させていただこうという新企画になっております。
JOIさん、先ほど夏休みのお話少ししてもらいましたが、これはという印象に残った出来事があればぜひ教えてください。
そうだね、出来事かどうかわかんないけど、僕コロナの間、ボストンにいたときに毎日夜ご飯作ってたんですよ。
で、自分のサイトにレシピとか載っけて、結構ハマってたんですよね。
で、ボストンは素材はいいんだけど、レストランは美味しくないんだよね。
だから家でのご飯の方が出かけるよりは美味しかったのですごく良かったんだけど、日本に戻ってきてコロナ中だったので隔離してて、
ウーバーヒッツで来るものの方がアメリカのボストンの一番美味しいレストランより美味しいので、
なんか料理するインセンティフもないし、キッチンもちっちゃいし、
で、素材も悪くないんだけど、なんかちょっと欲しいものがなくて、
で、結局日本に来たら全然料理してなかったんだけども、
今度アメリカに1ヶ月行ったときにほとんど毎日料理して、
で、結構すんなり調子に戻って、やっぱり日本でもやった方がいいかなと思って、
少し向こうから包丁を持って帰ってきてやろうかなっていうのが一つの出来事かな。
なるほど。ジョイさん、結構料理のブログも昔アメリカのときに書いていたということで、過去のポッドキャストでも紹介してますよね。
はい。
じゃあぜひジョイさんのブログ貼っておきますので、レシピ気になった方は覗いてみてください。
ありがとうございます。
そしてですね、夏休みの間、この変革ロスに陥ったリスナーもたくさんいるようです。
例えばですね、毎週月曜を楽しみにしていたので、8月は寂しかったであったりとか、
休みの間に1年分を一気に聞きましたという方、嬉しいお便りが届いています。
ということで、今月も引き続き意見やメッセージを募集しております。
9月のテーマは、この夏、私はこんなことに挑戦しましたというテーマで、
あなたが夏休みの間に挑戦したことや頑張ったことをぜひ教えてください。
そしてすでにお便り何通か頂戴しておりますので、ご紹介していきます。
最初のお便りは、うさぎさんです。
今年の夏もたくさんの経験をしました。
特に今年初めての体験は、子どもと一緒にミントラリーを使って、
リアルとデジタルを融合させたクイズラリーをしたことです。
小学校5年生の息子と2年生の老いっ子、そして4歳の娘が一生懸命に問題を解きながら楽しんでいました。
準備が大変でしたけど、3人ともとっても楽しそうに喜んでくれました。
子どもたちはこれがWeb3なのか何なのかは全然理解はしていませんが、
遊びの中からリアルと新しいデジタルに触れさせていけたらなと考えています。
続いては、あやすずさんです。
76歳、主婦です。
この夏、私はWeb3の世界に参加することに挑戦をしました。
画像通貨の取引所が、75歳以上を受け入れてくれないというお便りをしたところ、
7月31日の放送で丁寧にご返信いただきましてありがとうございました。
アンフェアだ!アメリカなら絶対裁判を起こしてますよ!とジョイさんより発言がありましたが、
日本人の私は、制限の意図が高齢者の資産保護とわかり、納得し反発する気持ちは全く起こりませんでした。
あっさり気持ちを切り替えて、年齢制限のない他社に申し込むことにしました。
そこでも、電話のインタビューでかなり詳しく、こちらの理解をチェックされ、
資格審査に2日かかり、高齢者を心配してくれている気配を感じました。
開設許可が出た記念に、新しい世界に旅行するつもりで、早速ビットコインとイーサリアムをお小遣いで購入しました。
国境のない通貨とはどんなものか、興味津々です。
ウェブ3の世界が今後どのように発展していくのか、見届けるのが老後の楽しみにもなりました。ありがとうございます。
はい、以上ですが、ジョイさん、皆さんたくさんチャレンジしていらっしゃいますね。
はい、こういう登記目的じゃない、ちゃんとウェブ3を使いたいと思っている、夢持っている人たちが本当に使ってみているということはすごく聞いていて嬉しくて、
それを聞くと、やっぱりこれは事業者も国も裏切っちゃダメだよね。やっぱりアメリカなんかは両方、使っている人も作っている人も国もお互いすごく裏切ってるっていうか、敵対的な関係になっちゃってるんだけども、
やっぱり日本は本当に保護しようとしている部分も確かにあるんじゃないかなっていう話を今聞いて思ったし、国も一生懸命法律を通そうとしているので、
本当にみんなが一緒に何かやるためにウェブ3が日本でこうやって広がっていくと、世界にこれを見せれるんじゃないかなっていう期待をするので、私も頑張っていきたいなという感じをこのお便りを聞いて思いました。
そうですね、エンカレンジされましたよね。
はい。
はい、そしてまたまた新コーナーがございます。ジョイさん、これはどんなコーナーなのかぜひ教えてください。
はい、最近僕1週間に1回金曜日の朝10時にWeekly GMっていうオンラインのYouTubeのストリーミングでみんなといろんなディスカッションをするライブ配信のミーティングみたいなのをやっていて、最近コンテンツが結構面白くなってきたので、それを一部運用してここで紹介したいなというコーナーです。
はい、まずはこのウェブ3リサーチャー小麦さんのニュースダイジェストからお届けします。
おはようございます。リサーチャーの小麦です。
Web3やNFTのグローバル日本の最新動向ニュースをお伝えするっていうような場でございますので、駆け足でいこうと思っております。
コインベース仮想使取引所の大手なんですけども、独自レイヤー2ベースをメインネットでローンチしたというようなニュースですね。
こちらのベースとなっているのはイーサリアムのレイヤー2であるオプティミズムと同じようなオープンソースモジュールを使ったネットワークになっておりまして、独自のトークン発行はないんですけども、
ただこちらのベースの上に乗ってきたDAppsですね、分散型アプリケーションが競合のレイヤー2でいきなりトップに立ったっていうような話なんですけども、
こちらのアプリケーションフレンドテックっていう、言ってみればXとか旧TwitterのようなSNSを思い浮かべていただければというものなんですけども、
こちらのSNS1つあるだけでユニークユーザーが10万人突破したりするっていうところで、今までのプラットフォームビジネスにおいてコールドスタート問題って呼ばれるような、
最初冷めたエンジンがスタートしないよねっていうところに対するソリューションとしてモデルのケースを作ってるっていう意味では面白い動きなんじゃないかなと思って取り上げさせていただいたものになります。
アメリカの証券取引委員会SECがNFTを対象にした最初の執行措置を実施っていうようなニュースになっておりまして、NFTを証券性がある、
この配当の行為だったりとか事前にこれは値上がりしますよっていうようなメッセージを伝えて売ったんじゃないのかというところで法的措置っていうものを実行したっていうところですね。
ここの新しいところはNFTに関して今までですとFTと呼ばれる仮想通貨暗号資産に対してのみやってきたことをNFTまで広げたっていうところが一つ大きな展開になっているようなニュースになっています。
こちらはですねNFTっていうもののこの証券性っていうものをどこで線引きするのかっていうところが非常にポイントになってくるところですので、
この動きっていうのは注視しなきゃいけないっていうような話かなと思いました。
8月で一番大きな動きだったのかなと思うのはステーブルコインの動きでPayPalが独自ステーブルコインを発行したというニュースがあります。
言ってみればPayPalというのはFintechの大手で一般の決済に使われるようなアプリケーションだと思うんですけども、
このPayPalがステーブルコイン発行するっていうことで一つ大きな動きとして既存の金融領域とこのクリプトをはじめとするWeb3のような新しい金融の領域が近づいてるっていうようなところが一つ現れてるっていうところですね。
PayPalのステーブルコインと4年前に発行を試みて飛んだしたっていうFacebookが発行しようとしたLibraと何が違うのか。
いくつかある中で、例えば国会議員からPayPalは嫌われてないとか、つまりFacebookは嫌われてたじゃないかとかですね。
なぜステーブルコインに今PayPalが参入するのかっていうと、
アメリカの短期国債の利回りが今上がっているっていう状況の中で、
このステーブルコインを発行することで巨額の利益を得られるんじゃないのか。
それが主な理由なんじゃないのかみたいなことが記事の中で書かれていて、
実際にですね、ステーブルコインの最大点になります。
ちょっと信じられないような数字になっているんですが、
これはステーブルコインの仕組みっていうものが、
投資家から預金をしてもらって、それに対してステーブルコインを発行すると。
このステーブルコイン自体の価格をドルにペックする固定する形で提供するっていうものなので、
もともとなかったものに対して裏付け資産を与えてステーブルコインとして流通させるっていうところなので、
この預かった資産自体の運用ができるっていうところがポイントになってくるっていうような内容です。
ステーブルコインの市場っていうのは5年で3兆ドルってなかなかの金額感になってますけども、
非常に大きな市場になるんじゃないのかというところで、
実際にアメリカの長期金利ですね、
こちら16年ぶりに高水準っていうようなニュースが出ていて、
既存の金融領域の方々から非常にここは有望なんじゃないのかっていう風に見られ始めているっていうのが、
この1ヶ月の大きな動きとなっております。
実際にアメリカの長期金利ですね、
これちょっと不思議だなと思ったんですけど、
プログラムを動かす辞書の役割を担うソースコードをNFT化するっていうような話ですね。
これをもってエンジニアさんがやった実績に対してちゃんと報いていこうっていうような使い方をするっていうところで、
こちらはなかなかユニークな使い方かなと思ってご紹介させていただきました。
あとは国内ではローカルDAOが盛り上がっているというところで、
こちら一つやっぱりストーリーがあるところですね。
東日本大震災で被災した浪江町の団体がNFTを使って地域振興していこうっていうような話ですね。
こういうような話っていうのは結構いろんな地域からNFTを使ってっていうようなニュースがあって、
全部取り上げきれないほど本当にありますので、本当に浸透してきてるなという感じが見ていてもするというところですね。
あと最後に金融庁が税制改正の要望というのをつい昨日に出していたのを拝見してですね、
かねてから言われていた話ですね、暗号試算に関しては第三者保有の暗号試算の期末時、
時価評価課税にかかる見直しというところで、こちらかねてから言われていたものなんですけども、
暗号試算を持つだけで課税されてしまうというところで、
例えばこのビジネスで企業がブロックチェーン技術を用いたサービスの普及やこれを活用した事業開発等のために暗号試算を経済的に保有するような、
法人に対してはキャッシュフローともなる実現利益がないので課税しなくてもいいようにするっていうようなところですね。
短期で売買するというところはキャピタルゲイン目当てということになるんですけども、
長期できちんと事業を作っていこうとする法人に対しては課税しないようなルールにしていこうというようなお願いになっているというようなところですね。
こちらについてはきちんと、前々から検討されていたことでありますけど、要望書に入ってきたというようなところになっております。
ということで今週も様々なニュースがありましたが、ジョイさんがこの中でも気になったニュースは何でしょうか。
そうですね、いくつかあると思うんですけど、さっき小麦さんが話してた税制の話なんですけども、
含み益、売ってない暗号試算の含み益に対する税制なんですけども、これは発行元にはいままで良かったんですけども、
事業者だとか投資家も税金払わなくてもいいようにしたいなという話が一応アジェンダには載ったんだけれども、
まだこれは最終的に財務省とかがOKしてないので、これ結構重要なポイントで、最後着陸まで見届けなきゃいけない。
これは僕らが何できるかっていうことはあんまりないと思うんだけども、事例だとか、やっぱりこれが変わるとこういうふうにいろんなことができるっていうケースが必要だと思うので、
そういうのを持っている人たちはどんどん今でも紹介していかなきゃいけないかなっていう話が一つと、あとはペイパルの話も少し出たと思うんだけども、
何年か前にFacebookがLibraっていう暗号通貨をやろうとして、ものすごい叩かれてできなかったんだけども、それにちょっと似てるんだよね、今回のペイパル。
Libraはドルだてじゃなかったので、それが一つ違うと思うんだけども、ただやっぱり民間企業が結構決済を暗号通貨でやるっていうところは似ていて、
今回のペイパルはすごく評価されてるし、株も上がるし、アメリカの政治家も結構プッシュしてるので、
ずいぶんアメリカはいろいろクリプトを叩いてるけれども、こういう合理的なものに関してはちょっとプラスになってるし、
あとアメリカの投資銀行とかもビットコインとかを少しずつ進めているので、アメリカもいろんなSECがNFTを叩いてるようなことをやってる中でも、
このペイパルのニュースって結構実は大きいニュースで、一部の人たちはこれからちょっとずつクリプトが良くなっていくんじゃないかなっていうふうに思ってる人たちは、
これがもしかすると一つのインディケーターかなっていうふうに言ってる人も中にはいます。
小麦さんのニュースの中で、DeFiの成長に関してちょっと少しわからない単語があったので、ぜひ教えて欲しいんですけれども、
RWA、リアルワールドアセッツ、日本語で言うと現実資産ですが、これは一体どのようなものでしょうか。
そうですね、現実資産っていうのは実際にリアルワールドにあるもの、アートだとか金とか不動産だとか、よく昔から言われている証券化でもあるんですよね。
ただ証券化されると、それを取引するための取引所だったり、間にエージェントがいたり、結構めんどくさいんだよね。
で、この暗号通貨、NFTとかトークンにすると、ものすごいたくさんの人たちがすごい流動性高くものを保有できて、
多分一番一時期有名だったのは何年か前だと思うんだけども、アメリカの憲法のコピーをみんなでオークションで落とそうっていうので、7ミリオンぐらいみんなで集めて、
結局落とせなかったんだけども、そういう大きな重要な資産をみんなでシェアして、フラクショナルオーナーシップって言うんだけど、
自分は何百分の1を持ってますっていうようなものをできるんじゃないかなっていう話はもう前からあったんだけども、
結構メインストリームの人たちがプラットフォームを作ろうとしていて、それが結構いろんな社会的な価値があるんじゃないかなっていうのもあって、
これも結構日本もリアルワールドアセットと呼んでいるものもあるんだけども、実際にウイスキーだとか不動産だとかをトークンの証券化で発行しているところもだんだん出てきていると思うんですね。
リアルワールドアセットに資産を置くことで利便性というか何がいいんでしょうか。
例えばアートなんかだと300人が1つのアートの作品を一緒に持つっていうこともできないし、
みんなが持ってたら売ったり買ったりするのって24時間ほとんどインスタントにできるけれども、
アートって今だと普通はクリスティーズとかオークションがあって、世界中のみんなが見ることができないよね。
そのオークションにたまたまいたら買えるので、今と違ってアートなんかは本当にリアルの根がついて一番高く買える人が買えて、
いつでも売れるっていうすごい流動性が高いっていうのが多分一番わかりやすいのと、
あとは決済コストが下がるので何千人が数千円分のシェアを持っているのって多分それを運営するコストってものすごいかかるんだけども、
トークンで結構効率いいブロックチェーンを使えばコストがあんまりかかないでその辺を管理できるといろいろあると思うし、
あとはステーブルコインでお金をブロックチェーンで送ってトークンが返ってくるとかっていうと間に銀行とかカード会社とかそういうのがなくて、
事業者がそのまま直接そういう権利をやり取りする。
で多分アメリカのSECなんかはそれが証券だったらちゃんとこうファイリングして情報開示だとかいろんなレギュレーションに沿ってやらなきゃいけないっていう話は出てくると思うんだけども、
だからそこにコストがかかってくる可能性があるんだけども、ただ技術的な利便性とか中間人がいらないのとかスピードとかその辺はすごく利便性高いと思う。
DFIの成長には本当にこの流れが不可欠だと思います。
そうですよね。
DFIはやっぱりレギュレーションかけづらいので、その辺をみんなアメリカのレギュレーターがどうするかっていうのはちょっと一つあると思います。
そうですね。
また先ほどの小麦さんによるニュースダイジェストを受けて、ジョイさんとハートキャッチ代表の西村真里子さんが何やら面白な会話を繰り広げていました。
それでは2人の会話を聞いてみましょう。
今ソウルにいるんですよね、真里子さん。
そうなんですよ。
今日はノンファンジブルテクノロジーカンファレンスというところにこの後午後登壇させていただくんですけども、ちょうど今週が韓国のブロックチェーンウィークというところで、
カンファレンスあり、そしてなんかアートセッションありみたいな形でそこに混ざってこようかなというふうに思っております。
小麦さんの原物資産、RWAみたいなところで、確かにユニカスクとかもそうだし、8月で私が面白いなと思ったのが、リーファイとか環境系みたいなところで、
JクレジットになるようなものをみんなでNFTを買って発動しようみたいなですね、シンラっていう新しいプロジェクトがスタートしていて、
これもともとニシキ語NFTとかやっていた林さんが始めたものなんですけども、オアシの森林を保護すると。
そのための資産をNFTのホルダーの軍資金から集めて、しっかりと森林を保護できたら、それをJクレジット貸しみたいな形で、
新しいJクレジットも活用した取り組みの中にNFTを混ぜていたりとかしていて、
そういう新しい現物資産というのかな、そういうものとJクレジットみたいなところを混ぜてやり始めているのがちょっと面白いなと思いながら伺っておりました。
僕もシンラ買いました。
綺麗ですよね、蝶々のやつ。
あとはちょこっとニュースで、先月僕1ヶ月アメリカにいたので、ゆっくりしてあんまり何もしてなかったんだけども、
いない間にイスリアンファンデーションのウィタレックも含めて、
アヤさんが日本でリーダーシップの合宿をして、その間、うちの仲がいいWeb3PT自民党チームとも会っているし、
うちのよくここにも出てきてくれている若手官僚チームとも会っているので、
ウィタレックも静かに日本に来て、そしてその後台湾に行ってオルリタンとかと会って、いろいろ動いているみたいなので、ちょっとしたニュースと。
あとは台湾といえば、僕の変革論っていう論文を台湾チームが中国訳してリーディンググループみたいなので、
3回にわたっていろいろディスカッションしてもらって、そのチームとこの間Zoomをやって、それが結構盛り上がったので、
今、マリフさんも含めて入っているDigDaoのチームと台湾のWeb3とかGav0とかDao0っていうのかな、のチームがいろいろコラボレーション始まりそうなので、
やっぱりオールドリームもあって、多分そのハッカーテッキーな学生が国を半分テイクオーバーしてまだインパワーだっていうことで、
多分デジタルでデモクラシーをやっているのに台湾が一番進んでるんじゃないかな。
それで彼らが結構Web3を取り込んでいるので、だから日本はなんかすごい進んでる進んでるって言ってはいて、
大きいレイヤーではそうだと思うんだけども、国が本気で使ってるっていう意味では台湾が進んでるんじゃないかなと思うので、
我々もちょっといろいろ学びをしたいし、ちょっとここにも呼びたいなっていう感じの話をしているちょうどタイミングで、
はるさんも入ってきてくれて、でDigDaoのアップデートと、あと少しそのデジタル交響材の話をしてもらっていいかな。
そうですね。
こんにちは。
ここでもう一人新たに登場されていますが、この方は誰でしょうか。
関さんって言って、彼はCode for Japanというプロジェクトの創業者、ファウンダーで、
いろんなオープンソースとか地域活性をやっていたんですけども、
デジタル庁の職員でもあり、最近はDigDaoっていうデジタル庁からスピンアウトしたDAOの一人重要な事務局のメンバーになっています。
ジョイ・イトーズ・ポッドキャストの初期にゲストで登場してくれてますよね。
はい、そうですね。
この関さんがですね、新たにデジタル交響資本基金というものを立ち上げるということでプレゼンをしています。
こちらも併せてお聞きください。
いわゆるトークンの仕組みみたいなものとかですね、DAOとか技術的な部分についての研究っていうのもあるんですけど、
そもそもどうやって交響材に資金を回していくのかみたいなところを正面からちょっと取り組んでみたいなというふうに思ってですね、始めているのがこの活動です。
もともと私はCode for Japanという団体をやっておりまして、
その中でもやっぱりどうしていいことをやっているのにお金がちゃんと回らないんだろうかみたいな課題感をずっと持っていて、
それは資本主義だからしょうがないだろうみたいなところありつつ、とはいえその中でもですね、
うまくオープンソースソフトウェアの開発とかオープンデータの作成とか、
そういったものにお金が回っていく世界観が作れないかなというふうに思って、
ずっと考えていたことがようやくなんかできそうだというようなところがこのアイデアです。
要は簡単に言えば基金作っちゃおうということですね。
デジタル公共財に対してお金をファンディングするような、そういう資金を集めて運用しようという話です。
今ドラフト版で考えていて、まだ詰めなきゃいけないところいっぱいあるんですけど、
こういうのも生贄の状態でもいいから、どんどん出してみんなと考えていくことこそがですね、
新しい競争のあり方かなと思ってどんどん公開し始めているといったところです。
なのでツッコミどころいろいろあるんですけど、ぜひ叩いていただいて、
こうしたらもっと良くなるよという意見をいただければなと思っています。
さっきちょっと言ったように今のオープンソースソフトウェアとか、
すごい社会を回すのに重要なものだと思っているんですね。
いわゆるデジタル社会って言われる中で、
私たちの生活ってたくさんのオープンソースソフトウェアとか、
あとデジタル公共財に支えられていると思っています。
でもこれら重要な資産に対して重要なファンディングとかサポートが行われていないという、
課題があるなと思っています。
それを解決するためにデジタル公共資本基金って今言ってますけれども、
そういうものを設立しますというところですね。
目的はまずデジタル公共財を作って創出していきましょうということです。
貢献者を増やすということもやっていきたい。
例えばCode for Japanの活動の中では本当に何千人もの人が、
いろんなオープンソース活動とかシビックテック活動をやってるわけですけれども、
そういう人たちが適切な報酬とか評価ですね。
あんまりお金のためにやってるんじゃないみたいな人も多いんですけど、
少なくともちゃんと評価されるような状況を作りたいし、
作ったものが持続的に運用されるためにはやっぱりお金が必要なので、
そういった環境を作りたい。
そこに対してお金が回る環境を作りたいということです。
あともう一つやりたいのが、デジタル公共財の投資の配分手法というのを新しく作っていきたいということです。
これはまさにWeb3とかでいろいろチャレンジされている仕組みをそのまま応用できると思うんですけれども、
そこをちゃんと回していく。
多くの人たちが参加をする。
お金出して終わりじゃなくて、配分先の決定に参加するとか、活動で手伝うとか、
そういったことも含めて最適配分を探っていきたいと。
あと、世の中に生み出したインパクトに応じて評価されるような仕組みを作りたいということですね。
あとは持続可能なファンディングの確保。
お金自体、毎年寄付を集めていくみたいなことはなるべくしたくないと。
持続的に資金提供を行えるような、持続可能性の高いファンドを作っていきたいという、これが我々のやりたい目的です。
デジタル公共財という言葉、あんまり聞いたことのない方もいるかもしれないので、
それについて説明しておくと、
英語だとデジタルパブリックグッズとか言われてますけれども、
オープンソフトウェアとか、オープンデータとか、オープンなAIモデルとか、
オープン標準、オープンスタンダードとか、あとオープンコンテンツとか、
そういったものですね。
誰もがオープンにアクセスできるコンテンツとか、デジタルコンテンツのことを指します。
もちろん、社会にいいことのために使われるみたいなことですね。
実例としてはインドのインディアスタックとか、
エストニアのクロスロードとか、
そういう公共に使われるようなオープンソフトウェアがよく挙げられます。
最近、結構世界でもいろんなところで、
このデジタル公共財の議論は進んでいっているなというふうに思います。
特に国連はSDGsを達成するために、
このようなオープンアクセスのツールがあることで、
いろんな国が同じベースの上で活動できるし、
国家間の協調とか、企業間の協調もしやすいということで、
非常に最近積極的に推していたりするというところです。
どうやるかというところですが、基金を作りますと。
民間企業に、コード・フォー・ジャパンなのか、
新しく立ち上げたほうが良さそうなのか検討中ですけど、
企業にある程度まとまったお金を拠出していただくということですね。
例えば5億円とか。
そのお金を基金として運用します。
このガンポンとして運用するということですね。
例えば20億円集めますと。
5%の利率で運用すると、
20億円の5%で毎年1億円が使えますと。
そこで生まれた運用益分を毎年寄付をしていただくという形にして、
マッチングプールにして、ここを使えますと。
要はガンポンを取り崩しませんと。
なので民間企業は拠出したときに、
例えば5億円出したものが現金が移動するんじゃなくて、
帳簿上移動するだけですと。
その時点で別にPLAの影響もありませんみたいな考え方です。
なので余ってるお金をここに出してくださいというイメージですね。
その余ったお金を我々は適切に運用して、
社会にいいことのために使えますよという、
そして小麦さんのニュース以外にも、
ニューロダイバーシティ関連で
ジョイさんが注目しているニュースがあるそうですね。
今月の21日にニューロダイバーシティ、
自閉症とかオーティスムの技術的なリサーチとか
そのセレブレーションとかアドボカシーっていって、
当事者の団体の人たちで東京で集まって
カンファレンスをやるんですよね。
いつも僕、ニューロダイバーシティとかオーティスムのことを
考えてるんですけども、
特に最近それに関係した記事がいくつか出てて、
一つ女性の自閉症、オーティスムのリサーチで
最近ちょっと増えてきてるんですけども、
男の子の方が多いって昔から言われてるんですけども、
実は女の子にも結構あるんじゃないかなと。
女の子たちのオーティスムの表現の仕方がちょっと違っていて、
そのオーティスムを少し深く書いた記事があって、
僕の周りでもこれ私だっていう女性も結構いたので、
ぜひそれをみんな読んでいただくと面白いと思うし、
こういう子っているよね。
実はもしかすると自閉症スペクトルなんじゃないかなって、
もっとサポートしてあげてもいいんじゃないかなっていうのはあると思うし、
あと特に自閉症の人たちだとこれって私が変だったんじゃなくて、
こういうスペクトラムだからこういうのが難しかったんだなっていうので、
この記事はそれを読んでひらめいてハッピーになった人の話で。
もう一つオーティスムのリサーチという記事なんですけども、
これは結構アメリカで少しコントローラーショルで話題になったんだけども、
これ書いたのは二人自閉症の子供がいる親で、
彼女の子供はうちの子もこっち系なんですが、
あんまり話がまだできてなくて、
そしてもちろんそのギフテッドの天才的なオーティスムの人たちを応援して、
すげえすげえっていうのはもちろんありなんだけども、
結構たくさんの子供たちっていうのは天才じゃないんだよね。
その大変な重い自閉症の親たちが、その子たちが大人になっていくのって結構大変だよねと。
今盛り上がっているネウロデバーシティだとか自閉症のセレブレーションの話に、
なんかこうついていけないよねっていう気持ちを持った親で、
で、もう一つは僕も結構ネウロデバーシティで、
みんなインクルージョンをしなきゃいけないっていう自閉症の人たちを治そうとか、
親のせいにするとかっていうのは良くないっていうのは、これ僕すごくアグリーなんだけども、
ただあまりにもその自閉症の子たちに合わせるっていうふうに言っちゃうと、
むしろでもそれをなんで自閉症になってんだろうとか、
そういうサイエンスも進まないんじゃないかなっていうのも多少あるんじゃないかなっていう意見もあって、
だから結構ここもアメリカで最近特にいろんなアイデンティティとか、
人種差別に関してもすごく今教育現場にいろんなポリシーが入っていってるんですけども、
ただ議論ができないとか研究ができないっていうサイドエフェクトが結構出てきたりするので、
これもオーティズムにもあるんじゃないかなとか、
結構いろんななかなか今のこのネウロデバーシティの話題の中で言えないことを結構バンバン言ってるので、
読むべき記事かなと思いました。
そうですね、ギフテッドとか今日本でドラマもされてますけど、
そのギフテッドの方だけが注目されていて、本当はもう一般的に言うとそれはすごい少数なので、
本当はもっと大変なものだし、もっと幅広いような種類の自閉症の方々に注目してほしいですよね。
ただ一つだけ気をつけなきゃいけないのは、とは言いながらちょっと助けるとすごくアンロックする自閉症の人たちも日本のシステムでは多分こぼれちゃってるんだよね。
だからもちろんギフテッドの子たちを応援するのはこれを分かりやすいし当たり前で、
ギフテッドと何にもできないの間ぐらいに少しカスタマイズされた教育するとまあまあできる子たち、ギフテッドでもないんだけれどもゼロでもない子たちは、
今の日本のシステムだと標準化されたシステムに入れないので捨てられちゃってるんだよね。
だからその子たちを救うっていうのはすごく重要だし、
あともう一つのカテゴリーは本当についていけない。また全然違うパターンのサポートも必要だと思うので、
結構これはインクルーシブ教育の話でよく出てくるのが、
自閉症の子とか例えば耳が聞こえない子たちをニューロティピカルな普通の子たちと一緒に学校行ったほうがよくなること、
自分たちに近い障害を持っている子たちと一緒にいたほうがうまくいくのとか、
これってその子によって違うので、結構複雑な問題なので、
一元にこれっていうのはないので、だからそれでダイバーシティだと思うんだけど結構重要な問題で、
メッセージも結構大変なんだよね。
そういうのって先生なのか専門家、誰がガイドをすべきなんでしょうか。
これはアメリカでは結構親が重要な役割を果たしたんだけども、
ただ親って必ずしも自分たちの子供のことを理解できていないので、
理解できている親が親同士でサポートするっていうのが結構アメリカの一時的なすごく重要なムーブメントだったんですけども、
最近のアメリカは当事者がすごく力を持っていろんなアドバイスをしたりポリシーをしたりするっていうのが動いていて、
日本はまだ親もまだカミングを持ってできていないから、
まず親を少しネットワークするっていうのがフェーズ1だと思うんだけども、
ただ日本も今度のカンファレンスにも日本人の当事者も来るので、
やっぱり当事者ネットワークも並行してやらなきゃいけないと思うんで、
最終的には当事者が参加しているいろんな団体とかシステムとかポリシーを作らなきゃいけないと思うので、
だからそこは次本当に日本で本気でやるべきことだなと。
そうですね、私もその団体応援したいです。
はい。
はい、記事のリンクはブログに掲載しておきます。
そしてジョイさんからお知らせがあります。
はい、9月21日にNeurodiversityとテクノロジーに関するシンポジウムがあるので、
一部は研究者のクローズなシンポジウムなんですけど、一部はオープンなので無料ですので、
ぜひ皆さんリンクに行って興味がある人たち参加してください。
はい、このPTXのリンクはブログに貼っておきます。
そしてまたお便りを最後紹介していきたいと思います。
まずはマリアさんからのお便りです。
この夏に頑張ったことは、4年半前に亡くなった母の遺品の整理です。
物のない時代に育った母の物を処分するのは気が重く、だいぶ時間が経ってしまいましたが、やっと手をつけることができました。
リビングにあった大きなタンスを業者さんに引き取ってもらって、寂しさよりはすっきりした自分に少し驚きました。
ですが自分の七五三の時の着物装具一式が納められているものを出した時は大泣きしてしまいました。
物質的なものより個々人の思いが重いのだなと気づいた夏でした。
次はリルーさんからのお便りです。
ジョイさん、クイさん、こんにちは。
私はこの夏、日本史の学び直しに挑戦をしました。
学生時代、歴史の授業が大嫌いだった私が歴史に興味を持ったのは、このポッドキャストでジョイさんが離宮と空海のお話をされていたことがきっかけです。
私が注目したのはインフラの歴史でした。
江戸には多くの河川や水路がありましたが、近代化に伴い、蓋をされたり埋め立てられたりして暗巨化されました。
そんな視点で改めて街を見てみると、たくさんの水辺の名残に気づきます。
曲りくねった湯歩道や橋の跡、銭湯、クリーニング店などです。
そんななんてことない街の風景のルーツに気づいたとき、今まで平面的だった私の地理の認識に歴史というレイヤーが重なり、三次元に拡張されました。
そこからはもう夢中で、本を手に取り縄文時代から学び直しをしました。
改めて日本史を勉強して感じたのは、歴史というのは軸層パズルのようだということです。
歴史というパズルのルールを理解していなかった学生時代の私は、暗記という箱にごちゃ混ぜに入れていくだけで、その面白さに気づくことができませんでした。
学校の授業が悪いとは言いません。
順序立てて効率的に歴史の知識を網羅するなら、あのような構成にするのは理にかなっています。
しかし我々は、巨大な歴史という対象の様々な切り口に対して惹かれるのだと思います。
はい、ジョイさんいかがでしょうか。
はい、本当に僕も最近やっぱりお茶とか禅の話で歴史を学んでるんですけども、日本が遅いのでほとんどちゃんと読めないので、英語で読んでるので、英語で読むとちょっと違う視点になるんだよね。
で、やっぱり本の量も少ないので、だから結構1ヶ月アメリカでいろんな英語で日本の勉強をしたら、戻ってきて日本の人たちといろいろ話したいなっていうのがあって。
で、昨日谷松屋戸田っていう理休の時代の前から、こちらの道具屋さんなんですけども、そこの戸田隆さんと彼の友達と話をして、いろんなお茶碗とか夏目とか出してきて、そしていろんな歴史の話を、物を触ったり見たりしながらいろいろ語ってくれて、
本に書いてないリアリティと、さっきの七五三のものを見て泣いちゃうっていうのと同じで、その理休の先生が使ってた夏目を触らしてくれたりすると、なんかこう読んでた本がすごくリアリティが出てきて、やっぱり感情とか経験が知識の上に乗っかっていくっていうのがあって、
やっぱり日本すごいなと思うのは、ちょっと歩くと本当に昔からあるお寺だとか、美術館に入ってるようなものでみんなお茶をしたり、歴史を体験できるっていうのはすごい他の国に比べてすごく恵まれてると思うので、すごく日本の歴史は面白いし、この学び方も全然違うと思うので、僕もどんどん勉強しながら、ちょっとずつ日本語も勉強しなきゃなと昨日思いました。
本当にそうですよね。物をやっぱり触るとか物に触れるっていうのは、歴史っていうのが、ペーパーだけだった世界がビジュアルになることで、理解も深まるし、また好奇心もそこで生まれてきますよね。
そしてまたまた新企画、今週のおさらいクイズの登場です。