[音楽]
こんにちは、伊藤祥一です。
こんにちは、奥稲菜です。
はい、ジョイさん、前回はアメリカにいらっしゃったということで、おかえりなさい。
久々のアメリカはどうでしたか?
そうですね、クリプトウィンターだったので、全体的に雰囲気も、実際にサンフランシスコも寒かったです。
一番びっくりしたのでも、日本人のアントレーナーが結構、サンフランシスコに昔よりは増えてたので、
そういう意味ではすごく、なんか、日本人的にはすごく良かったと思うんですけども、
でもやっぱり、今日本がとってもハプニングなので、今日本にいるのはすごいいいなという感じがしました。
そうですね、本当におっしゃる通り、アメリカからの男性、日本で世間を揺らがしていますが、
今週月曜日にGPT-4を開発する、オープンAIのCEO、サム・アルトマン氏が緊急来日しました。
岸田総理との面会や、自民党社会推進本部でのプレゼンなどを行いました。
[拍手]
日本でAIの発展について、どんなことが起こっているか、すごいことがわかります。
絶対に世界中の中心です。
まずイメージ生成と、今はチャットGPTで、
日本でチャットGPTを使用するのは、毎日1万人以上のユーザーがいます。
はい、というわけで、今週も番組では引き続き、
GPT-4は日本変革のツールとなるかと題してお届けしていきたいと思います。
ジョイさんは今回のアルトマン氏の来日で、
ポッドキャストに生配信、生出演があるんじゃないかという話をTwitterでしている人もいましたが、
それはやりましたか?
残念ながら、それはやらなかったんですけども、
でもこれに向かっていろいろお話はしていて、
自民党本部のチームに、僕も結構早い時点でサムをつないで、
やっぱり日本のいろんな政策を考えていく中で、
技術者の声とか、そもそもこのアーキテクチャーをかってる人たちの声が、
ちゃんとこう政策に入って、今まで聞いてないケースが多かったので、
直接サムが自民党本部の人たちと話することが重要かなと思って、
それが結果的に本当に来てもらって、総理とも話してきたっていうのは、
これは彼らにとっても日本にとってもすごいいいことだったと思います。
そうですよね。
でもアルトマン氏はアジアを回られているということで、
初めて訪れた国が、チャットGPTの発表以降ですね、
初めて訪れた海外が日本だったということで、
そもそも来日の趣旨、日本で何したいのっていうの、
何でわざわざ初めて第一の国に日本を選んだのかっていうのって、
これは何かありますか?
そうですね、あんまり細かい話はできないし、知らないものもあるんですけども、
一応まだこれから彼はワールドツアーをやるところで、
日本に来るはずだったんですけども、
日本は3月決算で4月始まって、
AIPTがちょうど終わってレポート出したばっかりで、
それが今総理に行くっていうので、日本のタイミングが今だったので、
そういう意味ではすごく我々からすると、
こういうタイミングで来てくれるのはすごく嬉しかったので、
多少は日本の方に合わせてもらったんじゃないかなと思います。
そうかそうか、日本をすごい注目しているだったりとか、
なんかWINGも日本の登録者めっちゃ多いっていう話もあったんですけど、
日本をスペシャルに思っているっていうことではないんですか?
日本はみんなスペシャルに思うべきなんですよね。
だからDigital Free Flow with TrustっていうAIとか、
このデータをもっとシェアしなきゃいけないっていう話を、
安倍さんの時代から日本ずっと言っていて、
2018年にやっぱりデータを使って学習をすることは大丈夫だっていう法律を
わざわざ日本は作っているので、
その機械学習にとって日本というのは法律的にはすごくふさわしくて、
政府もずっとやってきたっていうのが一つと、
あとこのG7でもAIっていうのはすごく重要なトピックスがあるのと、
あとは今文化的にも結構いろんな国ってAIにネガティブなんだけども、
日本でもネガティブな人はいるんだけども、
比較的にポジティブにとっている国なので、
日本が今後AIの中でどうやっていくかっていうのと、
あと日本のマーケットでやっぱり特徴がいろいろあるので、
直接いろいろ話をしなきゃいけないっていうので、
やっぱりみんな日本には注目していると思います。
G7も5月の中旬に広島で行われますけれども、
ここ数週間でヨーロッパを中心にGPTの利用を禁止するっていう相反する動きが出ていて、
例えばイタリアだと既に利用一時停止したりとか、
ドイツやフランスも利用停止を今検討しているということで、
日本だと逆というか、学校では禁止の議論もされてますけど、
結構まだ禁止とか一時停止っていう動きには日本はあっていないので、
このヨーロッパはGPTを禁止する逆行動きをしていて、
日本の立ち位置っていうのはジョイさんは今後どうなると思いますか?
どうなるかわかんないけど、どうなるべきかっていうと、
やっぱりまず使ってみないとわからないので、使ってみて、
使っていく中でどういうことはやっていいのか、どういうことはやっちゃいけないのか、
今後どういうふうに進化していってほしいかっていうのを、
国と国民として理解をして、理解した上でプレフェランスを決めて、
そのプレフェランスを法律とか技術で表現して、
それにちゃんと彼らが対応してもらうっていうのが正しいんですよね。
使ったこともなくて、何が起きてるかもわからない仲間でブロックしちゃうと、
理解してないものに対して規制をするので、
トンチンカンな規制ができちゃうことも多いんですよね。
もう一つは、今でもAIっていろんなリスクがあるし、いろんなことが起きてるので、
もっと一般的にAIもブロックチェーンも技術全般なんだけど、
技術を理解してる国民と技術を理解してる国が、
一緒にどういう風になってほしいかっていう話をして、それをちゃんとルールにしなきゃいけないので、
その技術を理解するっていうプロセスと、そういうことを理解してる法律を作る人たちっていうのは日本って結構少ないので、
学者も意外に少ないので、そこを強化しなきゃいけないと思うんですよね。
だからリテラシーを上げる必要があるので、リテラシーを上げるためには学校でも使わなきゃいけないし、
我々も使うべきだと思うし、止めることも結構難しいと思うし、
日本の競争力からとってもあまり良くないんじゃないかなと思うんですよね。
ネットの時はどうだったんですか?ネットの時も禁止する動きもあったかと思うんですけど、
その時と似てますか?今って。
ネットよりはAIの方がリスクはあるかなと思うしと、
ネットの時もポロッポロ変な法律は出てるんだよね。
例えばそのリンクは、リンクしたらリンク先の責任をリンクした人が取らなきゃいけないとか、
ウィニーの時、いろんなものが話題になって、法律もすごくわからない中でいろいろ作ってて、
いい法律もあったけれども、あまり良くない法律も出たのと同じで、
AIもそんなことが起きると思うんだよね。
やっぱり使ったことない、理解してないものに対しての規制が一番難しいと思うので、
というわけで、インターネットでも結構この辺はやらなきゃいけないなっていう話はあった割にはできてないし、
あとはやっぱり技術と法律と政策とか経済を一緒に教える学校もあんまりないんだよね。
SFCはある程度はできてるけれども、
でもそんなに国のトップに入っていくような技術をわかった政策の人たちっていうのが、
たくさん出てくる場所がなくて、
日本もそもそもこの技術者になるタイプの人っていうのって、
アメリカほどリーダーシップ系がいかないので、もっともっとリーダーシップ系の人たちに技術を学んでもらう機会を作んなきゃいけないっていうのは僕ちょっと課題としてあると思うんですよね。
そうですね。
ここからはリスナーからのお便りを紹介していきたいと思います。
まずはジンさんからのお便りです。
こんにちは。来日したOpenAIのアルトマンCEOが日本に対して7つの提案を実施したと報道がありましたが、
ジョイさんが特に注目しているという提案はありますか?
はい。
ということですが、まず日本の政府に対して助言した7つの提言ですが、
その一つが日本関連の学習データのウェイト引き上げ、
そして政府の公文データなどの分析提供など、いろいろ7つありますけれども、
ここで一番注目しているのはどの提案ですか?
そうだね。やっぱり日本のデータがちゃんと入っていくことが重要で、
日本語で頭良くなるっていうことは重要なのと、
あと日本の文脈を理解した方が、外国人に日本を理解させるとか、
日本人に外国のことを日本語の言葉で説明するとか、
日本のボーダレスの国際化にはすごくこれは繋がっていくと思うのと、
それと関連した政府のデータ、今本当に国ってたくさん資料作るけれども、
なかなか見つからないし使えないので、
そういうものが整理されて知識になるっていうのはすごく価値があると思うので、
この辺は特徴としてあって、
彼の確か5番目にはセンシティブなデータはどうやって守るか、
だから多分日本の国のデータの中ではオープンなデータもあれば、
オープンじゃないデータもあると思うんでね、
著作権の問題だとか秘密の問題、
そういうのもこのLLMの中の知識にどうするかっていうのが結構重要で、
ここはまだあまり細かい話は出てきてないけれども、
こういうトレーニングデータの扱いのポリシーだとか、
この辺はちょっとずつみんな進めていってるので、
これはオープンAIだけではなくて、
こういうLLMとかAIの企業の起こした被害の責任とか、
できたものは誰が持ってるかとか、
トレーニングデータをどのぐらいオープンにしなきゃいけないかとか、
秘密なもののトレーニングしてモデルができるかどうかとか、
そういうようなのがこれから色々決まってくると思うので、
それによって日本の企業とか国がどういうプースシーンを取るかっていうのは重要なので、
これがオープンAIも積極的に考えてるっていうことが、
この提案に入ってるのはいいことだと思う。
そうですね。
でもこの高度なAIの開発に対しては、
イーロン・マスクも懸念の声を上げていましたが、
日本はこの提言から何を学べるというふうに思いますか?
教育の話もしてたと思うんですけど、
日本の若い研究者や学生にもっとGPTを研修、教育の提供ということで、
世界の動きと結構逆行してると思うんですけど、その点はどう思いますか?
そうですね。日本の国の提案でも必ず人材育成ってのは入っていて、
でもそれをどうやってやるかっていうのはすごく重要なので、
それがオープンAIがトレーニングしてくれるっていうのは、
できたらすごく面白いとは思うけれども、
そもそもやっぱり大学の仕組みだとか、試験のシステムだとか、
この教育そのものをいろいろいじらないと、
なかなか人材育成っていうのはできないので、
だからもちろんこれは提言に入っていることは重要なんだけども、
もうちょっと根本的な日本の問題、
さっきのエンジニアの話に繋がってくるんだけども、
AIの優秀な学者とかエンジニアが育って、
そういう人たちがみんな海外に行っちゃわないためには、
日本の雇用の話、結構深い話がいっぱいあるので、
提言に入っていることはすごくいいけども、
そういうことをちゃんとやるべきだと思うんだよね。
大学生とかだと、ほぼ大人なんで、
AI禁止とかっていうのはしない方が、私もいいかなと思うんですけども、
小学生とか、義務教育の部分で、
12歳以下の子はAIを使うのはどうかみたいな議論が今生まれてますけど、
某番組で、東大全員、お子さんを全員東大の理算に入れたお母様が、
12歳以下はAI使うの禁止した方がいいって言って、
ちょっと物議をかもしてるんですが、幼児というか18歳以下の子供にとってAIを使うのは、
これはジョイさんどう考えてますか?
これもね、なんとなく言いたいことは想像できるけれども、
例えばプロンプトとして、10歳の子が分かる言葉で、
その子が学ぼうとしてることを推薦、こう進めるように質問を投げ返して、
どんどんどんどん進めていってくださいっていうAIって作れるわけだよね。
うん、ソクラティスメソッドみたいな。
ソクラティスメソッドで、無限にその子の好奇心をどんどんどんどん引っ張り出して、
もう絶対人間がついていけないぐらいのエネルギーって無限にコンピューターがあるわけだよね。
今だったら、ぼーっとテレビ見てる子よりも、そのAIと対話して、一生懸命いろんなこと勉強して、
親も知らないこともどんどん出して、先生も知らないこともどんどん出して、
その子の内在的な勉強する動機を引き出す、最大のトゥールなので、
それを使わないっていうのって、なんか、本は子供の体を悪くするので、
外で遊ぶの時間を止めるためには本を禁止みたいな、なんかそういう、昔もそういう議論あったんだよね。
本はやっぱり子供を閉鎖的にするからやめようみたいな人があって、
もちろんどんな技術でも、こういう使い方だとか、その制限っていうのはあってもいいと思うんだけども、
ちゃんとプログラムされたAIほど、教育のためになるツールはないと思う。
小さい子でも、もう0歳でも。でも、もちろんなんか、それをちゃんとデザインして、
そしてプロンプトのやり方とか、いろいろ学ばなきゃいけないと思うんだけども、
でもそれもやらないって言ったら開発もしないので、やっぱりそれはちゃんとしたマーケットにして、
これは学者もビジネスも、これをどんどんどん作っていくべきだと思うんだよね。
そうですよね。可能性広がってますしね。だからこそ、大人も、プロンプトの使い方とか、
最定義のGPTの知識、大人というか教育者も親も、そういう知識が必要ですよね。
そうだと思います。
はい。あともう一つ気になったのが、ジョイさんもツイートされていた、オートノマスAIエージェント。
日本語にすると、自立AIエージェントなんですが、これは一体なんでしょうか。
はい。これはまず、最近できてきたムーブメントで、
で、このGPTとか、チャットGPTみたいなものって、人間がプロンプト書くとなんか出てくるみたいな、
キャッチボールなんだけども、少しプログラムを書いて、そのGPTに投げかけて、
書いてきたものをまた他のGPTに入れるとか、ウェブを検索して、その結果をまたGPTに入れるとか、
結構、ちょっとだけ情報のルーティングをすることによって、あとループとかに入れて、
GPTが止まらないで、どんどん自分で、自分の、だから例えば、
100ドル以下でお金を最大化することをしてくれっていうと、そうすると、いろんなプランを立てて、
そのプランの研究をウェブでして、その結果なんか実行するっていうような、
リアルワールドとインターフェイスしながら、どんどんどんどん、プランを考えて詰めていくっていうような使い方ができて、
そうすると、今までは人間とやりとりだったのが、結構人間からチョンってやると、
自立的にどんどんどんどんやっていくっていうことが、実は簡単なプログラムでできるっていうのが発見されていて、
ただ問題は、まだ途中で気が散っちゃうっていうと変だけども、じゃあ事業立ち上げようって言ってるときに、
事業計画のチャートのフォーマットにはまっちゃったり、人間でもたまにやると思うけども、
なんか大きいことやんなきゃいけないのに、ちっちゃいことではまっちゃうっていうようなことがあるので、
GPTも結構そういうのをやっちゃうので、ただそういうのをやってるかどうかをチェックする機能を増やそうとか、
あとは自分でプログラムを書いて、自分でバグを見つけて、それで自分で直すっていうのも、このAutoGPTみたいなのをやりだしているので、
だから結構今のGPTの問題点もちょっとずつプログラムで補っていくっていう実験があって、
これの一番やっぱりみんなにとってのショックは、もう出てすぐこういうまたイノベーションが起きているので、
でこれがTwitterみたいなのでみんなシェアして、お互いのツールをまたこう接続してどんどん進んで、
でさっき見たのは、科学物質、例えばアスピリンみたいなものを設計して、それをどうやって組み立てるか考えて、
それで実際にこのラボで組み立てるためのネット上のインストラクションを作れっていうので、
3つのうち1つはもう完璧にできちゃったっていうので、だからこれはちょっと危険性もあるよね、
例えば本当は作っちゃいけないものをGPT使って作っちゃうとかっていうことも可能性があるので、
いろんな規制をしなきゃいけない場面も出つつ、今までこういうところでもAIって人間をサポートできるなっていう可能性と恐怖も両方出てくるような感じですね。
そうですね、いたちごっこな気がしますけどね。
でも今オートロマスエージェントっていうのは最近オートGPTって出てるじゃないですか。これとはまた別なんですか?
オートGPTはこのジャンルの一つで、で大体みんなオープンソースでソフトウェアシェアしながら、みんなでコメントしていじってみたいな感じで。
で多分だからちゃんとGPTの良かったのはソフトウェア書けない人もプログラマーみたいないろいろコマンドを送ることができたけれども、
でもちょっとプログラムできるとさらにいろんなことをGPTにさせることができるので、
だからこのオートマンスエージェントやってる人たちっていうのはすっごいAIのプログラマーじゃないプログラマーがGPTのリテラシーが上がっていくことによって、
結構簡単なプログラムですごいことができるっていうのがこの今のコミュニティの特徴。
で多分オープンAIとかGoogleの中でこの辺考えてる人たちはいるんだけれども、でもやっぱりネットってたくさん人がいるので、
自分たちも想像してない、作った人たちも想像してない使い方っていうのはどんどん出てきていて、
これもすごく嬉しいけど結構怖いような気はするんですよね。
怖いのはその犯罪に使われる可能性があるからですか?
犯罪に使われるとか、そうだね。犯罪まで行かなくてもアンフェアなものが出てくるとか、
人をちょっと気持ち悪い使い方だとか、結構そのジェネレティブAIのPOLNOとか、
なんかそういうのもガンガンみんな開発しだしてるので、そうするとAIのイメージが悪くなる、
使い方っていうのはたぶんたくさん出てくるんじゃないかな。
はい、この自律型AIエージェントは、まあ悪い例も使われますけど、社会にとっていい例っていうのはどんな活用方法がありますか?
そうですね、どういう風にこれから使われるかっていうのは、ちょっと僕も完全に想像しきれてないんですよね。
今までなかったパターンだったので、だけど一番単純なのは、生産性は上がるよね。
常に人間が見てなきゃいけないものから、ほっといて戻ってきたらできてる。
だから料理でもチンすれば終わりのものと、いろいろ混ぜたりしなきゃいけないものって、
やっぱり利便性は違うよねっていうのは一番単純なところだと思うんだけども、
ただ自律してくると何が起きるかっていうと、このAIがこのAIと勝手に話をするとか、
このAIがこのAIを出会ったらこうするとか、例えばその車がAIになって、
その車のAIがこういう料金上と出会ったら料金上と交渉してお金払って先に行くような、
会社が勝手に他の会社と話をするとか、こういうのは規制はいろいろする必要が出てくると思うんだけれども、
もっともっと世の中で勝手にいろんなものが動くようになってきていて、
運転だけに集中して楽しめるっていう、だからまあ普通に自分のために運転してるとカーナビがあると、
もうちょっとこう遠いお店があって、外がきれいかどうかに集中できるかもしれないっていうので、
だからちょっとこの神人へのところもあると思うんだけども、
でも必ず人間しかできないものは僕は残ってると個人的には思うけれども、
でもいらなくなるっていう人は中にはたくさんいて、
でそれとこの魔の話は多分関係ないと思うんだけど、
この魔の話で言うと、ちょっと話はずれるんだけども、
原健也さんの講演で聞いた話です。結構面白かったのが、
神道って結構無の中、魔とか無の中にスピリットがあるって言っていて、
で結構その神道って箱を作ると置いとくとそこに神が入ってくるっていう考え方があって、
結構日本文化の中っていうのはただ四角い箱を作るとそこに色々エネルギーが入ってくるような話はあるんだよね。
でそういう意味で言うと、小川竹村先生がずっと言っていたのは、
魔の感覚、この無の中に何人かがあるっていうのは、
結構日本独特な部分もあるんじゃないかなっていう話は聞いたことあるので、
ここと繋がるかなと思います。
そうですね。まだとちょっとAI関係ないんですけど、
昨日アメリカでずっと働いている日本の私の親友と話してたのが、
アメリカ、英語って魔って考え方ない、今ジョイさんにお別れだと思うんですけど、
魔って考え方基本的になくて、日本だと魔を意識しないといけないビジネスでは、
空気とか魔を意識しないといけない場面が多いと思うんですけど、
結構極端で、日本だと魔を意識しすぎで、アメリカだと魔を意識しなすぎで、
みんな自分の意見だけ言って終わりっていう風になるんですって、
って彼女は指摘してて、逆に私は自分の意見言いすぎて、
日本でけむたがられちゃうので、魔が読めないので、
なんかその辺がすごく文化的にも違うので、
そこはAIが助け舟になるのかなって思ったんですけど、
日米で両方ビジネスされてるジョイさんはどう思いますか?
そうだね、だから魔と空気を読むっていうのは、今奥さんの話と近いよね、
あえて言わないものをどうやって分かってるかどうかっていうので、
多分だんだんコマンドをしなきゃ動いてくれないAIから、
いろいろ周りの環境を読みながら勝手に動くとか、つんつん僕らを支持するような、
文化トランスレーション、空気読みAIっていうのはなんとなくできると思うし、
こういう研究をMITでもやっていて、多分今のLMMそのままじゃないと思うんだけども、
こういう文化的なところとかコミュニケーショントランスレーションを
もっと文化のレイヤーでできるシステムっていうのは生まれてくると思うので、
ここは多少は期待できるんじゃないかなと思います。
それでニューヨークで会うミーティングをして、その頃はインターネットの最初の頃で、坂本さんもWindows 95かなんかで一生懸命インターネットの勉強をしてて、
インターネットの話で最初盛り上がったのがあって、その後ちょこちょこ仲良くしてて、
ずっと坂本さんニューヨークにいて、僕もその頃は日本にいたんだけども、一時日本に坂本さんが来て、坂本さんが日本に住んでたときには結構日常的に会ってて、
坂本さんも僕もアイキドをやりたいって言って、西草さんっていう先生と3人でアイキドの練習をしたり、結構一緒に遊んでた時期もあって、その頃が一番近かったのかな、
それでその後は彼のいろんなプロジェクトをできるときは手伝ったりして、で、小藤さんっていう人がいて、
彼もともと会籍屋さんかなんかいて、坂本さんが仲良くなって、で、小藤さんがお店をニューヨークで出したいって言って、
そして僕と僕のパートナーの林さんと坂本さん3人で金出して、そして今、小藤っていうレストランを一緒にやって、
今ミスレンスターレストランがニューヨークにあるんだけど、そこも坂本さんとやったりして、
僕の会社のデジタルガレージで坂本さんのいろんなプログラムとかをスポンサーしたり、今度もラジオ番組のスポンサーをやるってなんか聞いてるんですけども、
そういうような交流もあって、でもいつも坂本さんって本当に僕が困った時にはすごく慰めてくれたり、
アドバイス欲しい時にはすごいいいアドバイスしてくれるとっても素晴らしいメンターだったので。
2人はなんで仲良いんですか?共通項があったりとか。
どこなんだろうね。2人とも日本の一部はすごく好きだけども、アメリカにも結構長くいたっていうところと、
世代がちょっと違うんだけれども、僕ももちろんみんなそうなのかな、テクノが好きだったっていうので、その音楽のつながりも多少あるのと、
あとは坂本さんっていうのは本当に戦争に対してすごく強く言ったり、原発のところとか思ったことをきちっと自分の身を張って発言するっていうのはすごく僕は大好きで、
僕もそれをティモスヤリイヤリもそうだったんだけども、それをずっと望んできているので、そういう自分が思うことに対してきちっと発言するっていう、仲良かったって言うと変だけども、
だから思ったことをきちっと言う人も尊敬してるし、僕もたまにそういうことやってるので、坂本さんも学生運動にも入ってたんだよね、学生の頃。
僕も学生運動ではないけれども、いろいろ政府に対して、今はどっちかというと政府と一緒にやることがだいぶ増えたんだけども、
最初の頃はかなり政府がああでもない、こうでもないっていういろいろ批判をしながら前に進めようとしてたところがあって、そこも結構坂本さんと周波数があったところもあるのかな。
そうですね。最後のコンサート、ライブ配信見たんですけども、すごく素晴らしかったので、本当に残念です。