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2024-08-20 59:50

産学官視点での日本生成AIのキーアジェンダ

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GENIACでの国産生成AI基盤モデル政府支援、OpenAIアジア初進出かつGPT-4日本語カスタムモデル展開等、日本における生成AI本格的な社会実装が展開され始めた2024年。日本生成AIのキーアジェンダを産学官のキーパーソンとともにディスカッションし、よりスタートアップもどう動くべきか等の示唆を与える。

■IVS2024 KYOTO/IVS Crypto2024 KYOTOについて
2024年7月4日から6日まで、伝統と革新が融合する京都で、IVS2024 KYOTOとIVS Crypto 2024 KYOTOを同時開催します。

IVS2024 KYOTOは、起業家、投資家、事業家、技術者、研究者、そしてスタートアップやオープンイノベーションに関心を持つすべての人々を対象としたカンファレンスです。資金調達や事業成長の機会を求める経営者や投資家、新しい事業アイデアに興味がある人々にとって、新しい未来を築くための貴重な機会を提供します。

IVS Crypto 2024 KYOTOは、クリプトとブロックチェーンに特化したカンファレンスです。この分野のパイオニアたちが、デジタル経済の進化とWeb3の可能性について深く掘り下げます。両カンファレンスは同じ場所で開催され、参加者は自由にどちらのイベントにも参加できます。


名称:IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO
主催:IVS KYOTO実行委員会(Headline Japan/京都府/京都市)
日時:2024年7月4日(木)~7月6日(土)
会場:京都パルスプラザ他  

・チケットページ:https://www.ivs.events/tickets2024
・HP:https://www.ivs.events/
・X(Twitter):https://twitter.com/IVS_Official

#IVS #IVS2024 #スタートアップ #起業 #経営 #ビジネス

サマリー

日本の生成AIの未来に関するセッションでは、産学官のキーパーソンが集まり、生成AIのモデル開発や活用に関する戦略および制度について討論しています。また、国内のGPUリソースの活用や生成AIの競争力向上に向けた取り組みも紹介されています。このエピソードでは、日本における生成AIの発展と関連する政策について論じられています。特に、自民党によるAIプロジェクトチームの設立や日本独自のデータ環境の構築、さらには国際的なAI戦略に対するアプローチが強調されています。日本の生成AIの活用は教育現場において注目されており、特に1端末につき1AIの導入による学習方法の変化が議論されています。教育システムの課題や、興味を持たない子供たちへのアプローチに加え、教師の効率的な働き方を改革する可能性についても展望が示されています。日本の生成AI戦略は、国際的な競争力を高めるために進化し続けています。高齢化や労働力不足といった社会的課題に対応するために、生成AIの活用が重要視されています。日本の生成AI市場は大きな潜在性を持ち、多くのチャレンジが期待されています。スタートアップと大企業の連携により、AI技術を利用して医療や教育などの課題を解決することが求められています。産学官の視点から、日本における生成AIの主要な課題や展望について議論されています。

セッションの概要と参加者紹介
宇都宮 聖子
こんにちは。お集まりいただきましてありがとうございます。
本セッションは、産官学視点での日本の生成AIのキーパーソンの方々を登壇者にお迎えして、
日本の生成AIの未来についてお話しいただくセッションになっています。
生成AIを使っていますという方、手を挙げてください。
ありがとうございます。
ぜひ、今日はキーマンの皆様にお話しいただくセッションを楽しんでいただければと思います。
では、先日ながら私、本セッションのモデレーターを務めさせていただきます。
Amazonウェブサービスで、生成AIの技術をお客様に届ける技術支援をしております宇都宮と申します。
本日は早々たるパネリストの先生方、もうすでに盛り上がっていらっしゃるんですけれども、
うまく司会進行できるか、私も重役頑張りますのでよろしくお願いします。
多分とっても楽しいセッションになると思います。
では、最初にスピーカーの方々から自己紹介を1分程度でお願いできればと思います。
では、最初松尾先生からお願いします。
松尾豊
東京大学の松尾です。
AIの研究をずっとやっています。
日本ディープランニング協会の理事長をやっています。
昨年からAI戦略会議の座長もやらせていただいております。
どうぞよろしくお願いします。
宇都宮 聖子
ありがとうございます。
続きまして平田先生お願いします。
平将明
衆議院議員の平田正明です。
ここに書いてある通り、AIの進化と実装に関するプロジェクトチームの座長と、
それとは別にWEB3、核融合、新しい資本主義の成長戦略の取りまとめをやっています。
特にAIの方は毎年ホワイトペーパーを出し、英語版もありますので、
ぜひ私のウェブサイトで見ていただければと思います。
よろしくお願いします。
宇都宮 聖子
ありがとうございます。
続きまして渡辺さんお願いします。
渡辺琢也
皆さんこんにちは。経済産業省の渡辺でございます。
役所は大体2年に1回ぐらいいろんな部署を回るんですけど、
私はデジタル系が長くて、今はAIを95%を担当しています。
平将明
よろしくお願いします。
宇都宮 聖子
小宮山さんお願いします。
小宮山 利恵子
リクルートの小宮山です。よろしくお願いいたします。
GPU資源とモデル開発支援
小宮山 利恵子
数年前から人間がやることによって意味が出てくるようなものに興味があって、
昨年から寿司職人を銀座小野寺で始めました。
アナログとかリアルな世界にすごく興味があって、
松尾先生がおっしゃるような、日々おっしゃるような極端なことをすることで
最適な戦略を取っていくということに意図をせず、今やっているという感じです。
次のページお願いします。
すみません、リクルートから来ているので、リクルートの宣伝モードを読みまして、
リクルートは2012年からスタリサプリというオンライン学習サービスを始めております。
次のページをお願いいたします。
もともとリングという新規事業提案コンテストから生まれたものでございまして、
次のページをお願いいたします。
今はその認知能力だけではなくて、非認知能力を養うために
高校生リングというのをやっております。
SAIなんですけれども、スタリサプリの中で演習作文などに今使っております。
よろしくお願いいたします。
宇都宮 聖子
ありがとうございます。
では、安部ジャーナーの岡田さんお願いします。
岡田陽介
はじめまして、皆さん。安部ジャーナーの岡田でございます。
私はもうずっと2012年からディープラーニングAIをやっていて、
ディープラーニング協会の松尾先生と一緒に作らせていただいたりしています。
ちょっと話が長くなり、飛ばし飛ばし飛ばしぐらいでお願いしていいですか。
スライドのほうもお願いします。
飛ばし飛ばし飛ばして大丈夫です。
これも飛ばして大丈夫です。
欲張りすぎた感があって、もう一個飛ばしてもらって大丈夫です。
ちょっと簡単にお伝えすると、我々結構珍しくて、
2017年にNVIDIAと提携して、2018年にGoogleと提携して、
そこからずっと生成をやっているんですね。
結構これが面白くてですね。
最近GNIACというのに、一応上場企業として唯一選んでいただいているので、
今日ここに呼ばれたのかなと思いながら、
今日お話をさせていただくという形でございます。
すみません、本日よろしくお願いいたします。
宇都宮 聖子
どうもありがとうございます。
はい、企業からそれから民間学と、
そうそうたるめんめんのパネルの方々なんですけれども、
たぶんGNIACってご存じない方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、
ちょっと今日、これからお話しいただくトピック3つ準備してきました。
生成AIというのを考える上でですね、
日本における生成AIの価値筋とか、
そういったところからまずスタートしていければと思いますが、
今日は3つのトピックのうちの1つ目が、
今、アベジャーのCEOの岡野さんもおっしゃっていただきましたように、
生成AIのモデルを開発される方、
その開発される方を支援する計算省の中での仕組みの話を、
これから渡辺市長にもしていただくのかなと思いますけれども、
生成AIといってもモデルを開発する立場と、
多くの方はおそらくそれを使ってビジネスにどう活かすかという、
2つの重要な軸があるのかなと思いますけれども、
そこに参画されるプレーヤーはもちろん異なります。
じゃあ、日本はこの生成AIブームの中で、
どういう風にこのブームに乗って、
どういう戦略でやっていけばいいのかというのを、
まさに第一人者の方々のご意見を交えて、
これからスタートしていけばいいかなと思っています。
当初、自己紹介を10分とっていたんですけれども、
先生方がすごい巻いていただいたので、
ゆっくりディスカッションさせていただく時間があるので、
これから楽しみに皆さんのお話を聞いていきたいと思います。
モデルを開発する立場と活用する立場の、
先ほど陣役というモデル開発者の支援をする枠組みについて、
お話があったんですけれども、
よろしければマタービス市長の方から、
くちびを切っていただいてもよろしいでしょうか。
渡辺琢也
はい、私が今全部言っちゃうと、
ディスカッションにならないので、
G-200だけご紹介すると、
Generative AIのアクセラレーターチャレンジというので、
略してG-200と呼んでいます。
1年前に、生成AIが出てきて、
今後10年、15年、生成AIが来るだろうと、
みんな予言したわけですね。
それこそ松尾先生だとか、岡田さんとかに聞くと、
とにかくGPUが足りないと、
これがないと何にもできませんということを、
いろんな方が言ったんですね。
自民党の方からは、
とにかく早くやるぞという感じだったものですから、
これはまずGPUだと。
GPUさえとにかく確保しておけば、
まず最初のところは間違いないだろうということで、
経産省の方で、それこそハイパースケーラーの方、
NVIDIAさん、そういうところに掛け合って、
日本の一つのスタートアップでは、
なかなか確保できないようなGPU計算資源を、
ある種日本で一括調達するというところで、
まずこのインフラを整備して、
それでアベジャさんのようなプレイヤーに、
どんどん使ってもらおうと、
そういうプロジェクトで始めたものです。
宇都宮 聖子
どうもありがとうございます。
実際、今ご説明いただいたように、
日本のモデル開発者を支援する枠組みを、
いち早く国で提供するというお話をいただいたのですけれども、
実際にそこで開発をされる立場の方にも、
ちょっとお話を伺いたいんですけれども、
岡田さん、松尾先生もよろしければ。
松尾豊
今皆さんGPU使ってますか。
国内のデータセンターのGPU、すごい安いんですね。
外資のクラウド系、ビッグテックのクラウドも使いやすいし、
技術力高いのでいいんですけど、
国内のめちゃ安いです。
今急速に増えているので、ぜひ使ってください。
それは国がかなり支援して、
そこをやらないと産業が育っていかないということでやってます。
松尾県もいろいろとGPU使わせてもらって、
LLMの開発、特に松尾県の場合は人材育成をしてまして、
みんなでLLMを開発していこうというのをやってますし、
それからそういうGPUを使って、
日本語の性能の高いLLMを各社どんどん作ってますので、
これを作ると同時に使う両方をどんどん進めていけるといいんじゃないかなと思ってます。
生成AIの戦略と市場の展望
宇都宮 聖子
ありがとうございます。
岡田さんの方から何か言いますでしょうか。
岡田陽介
そうですね、GPUもガリガリ使わせていただいているという中で、
モデル開発は今オープンコミュニティがめちゃくちゃ豊富になってきているので、
2018年とかだと死にそうだったんですよね。
なので、私はGoogleとかNVIDIAに何をやったらいいですかと教えてくれないので、
これをやるといいですかねと言って、
あちらの研究者の顔色を見て研究内容を決めているみたいなことをずっとやっていたので、
そこを考えるとめちゃくちゃになりますし、
あと活用もですね、大部大企業さんも含めてこの領域に入ってきてくれているので、
以前と比べれば天と地の差。
だから今やらないと時間がどんどん遅れちゃうので、
今が本当にチャンスだなというのは改めて思いますね。
宇都宮 聖子
どうもありがとうございます。
まさに環境を整えてとにかく開発を進めていくというところから、
活用していくというフェーズに少しずつ移っているという話だったかと思いますけれども、
開発に関しては他の方々はいかがでしょうか。
活用の方に移りましょうか。
結構早いペースで話が進んでいるので、
モノもお伝えいただきたいですね。
渡辺琢也
他方でですね、
多分モデル開発だけだとダメだと思うんですよね。
ご存知のように海の向こうのアメリカ、
今日もいらっしゃるかもしれませんけど、
アメリカのオープンAIとかグーグルとか、
これすごいですよ、本当にすごい。
それはやっぱり20世紀末のインターネット革命で、
日本はちょっと乗り遅れちゃった、アメリカに比べると。
それの30年の歴史の違いがあるので、
やっぱりあっちはもっとすごいです。
ですから純粋にGPUを使ってモデルを開発するというところだけで勝負するというのは、
日本の勝ち筋ではなかなか厳しいだろうなと。
基礎体力は重要だと思うんですけれども、
やっぱりどうやって利活用といいますか、
利活用も多分山ほどあるじゃないですか、
チャットだけではないので、
そこのどこにユニークなところにターゲットを絞ってですね、
そことセットで使えるAIを作っていく、
これがすごい大事なんじゃないかなというふうに思っています。
平将明
このAIの流れは、
政府も早く対応しましたけれども、
そもそもはですね、
おととしの11月23日なんですけど、
松尾さんとパークシャーの上野山さんとスプツニクさんがセッションしていて、
私がその辺で聞いていて、
で、チャットGPTというのが出てきたと。
これなんかすごいことになりそうだというのを、
日本のAIプロジェクトとホワイトペーパー
平将明
ここで私と小林文明が聞いていて、
いやこれは政府を対応しなきゃいけないということで、
年明けにAIの進化と実装に関するプロジェクトチームというのを自民党で作って、
で、松尾さんはじめいろんな人と議論をして、
4月の頭というか3月の終わりにはホワイトペーパーをまとめたんです。
で、これ大事なのは、
政治家がやるということは相場感を出すのが大事なのと、
何をやるかということで、
やることはまず一つ計算資源、今出たGPUどうするか、
あとデータセットどう整備をするか、
さらにはモデルの開発、
モデルの開発も研究者とかスタートアップが利用しやすいような環境を作る。
予算規模としては1000億円くらいやるというのを、
まずホワイトペーパーでガチっと固めて、
で、ガチっと固めた上で、
我々与党なので自民党の政策にすれば、
それが政府の成長戦略を骨太になるので、
モメンタムがついていくと。
生成AIの日本語性能とオープンデータ
平将明
そういう意見交換を松尾さんとかしている中で、
サム・アルトマンさんとかもZoomで会議をやったら、
日本に来たいというから、ぜひ来てくださいと、
岸田さんに会ってもらったり、
NVIDIAのファンCEOもぜひ日本に出てということで、
やっぱりありがたいのは、
このAIの世界のトップランナーの人たちというのは、
みんな日本が好きなんですよね、なぜか。
日本が好きなので、
すごいエコシステムを作りやすい。
さらにはヨーロッパとアメリカと日本は、
違う戦略を取っているので、
日本に注目が集まっている。
松尾豊
なるほど。
これすごい大事なんですけど、
AIのここまでの戦略、国の動きというのは、
ほぼベストです。
生成AIのGPTが出てから、
世界の流れが大きく変わったわけですけども、
これだけスピード感を持って取り組めてきたことは、
かつてないです。
そのぐらい適切な手をずっと打ち続けていると。
GPUを増やすというのも、
初手としてはどう考えてもそうなんですね。
それをやりました。
開発者を育てます。
利用を促進します。
これから法整備を進めていきます。
これ全部ほぼベストなことをやり続けている。
僕は過去20年間、
ITの世界で研究者をやってきましたけど、
悔しくて仕方なかったですね。
戦略で負けているんですよ。
新しい技術が出て、
これが世の中を変えるという時に、
日本の中で誰も動かない。
そのうちグローバルにどんどん仕組みが出てきて、
日本でブームになった時にはもう遅いんですね。
ということを何回も何回も見てきて、
昨年からAI戦略会議の座長をさせていただいて、
自分で言うのもなんですけど、
めちゃくちゃ向いているなと思っていまして、
戦略を考えるのも昔から好きだし、
僕一番嫌いなのが、
戦略で負けて戦術で勝つというのが一番嫌いなんですね。
とにかくやっぱり戦略レベルで勝たないと、
それを個々の奮闘に、
努力に押し付けるというのは一番ダメだと思っていまして、
その意味ではここまで1年半ぐらい、
本当にベストの手を差し続けている。
それによって取れる手が今どんどん広がっていまして、
こういうふうにスタートアップをどんどん盛り上げるというのもそうだし、
生成AIを大企業の中でどんどん活用していくというのを
皆さん結構やられていると思うんですけど、
そういうのもどんどん広がっていて、
今度グローバルにどう出ていこうかとか、
半導体とどう結びつけようかとか、
いろんな手が今度広がってきているんですよね。
ということなので、このままあと何年か順調にやっていけば、
だいぶ盛り返してくるんじゃないかなという手応えはあります。
宇都宮 聖子
なるほど。ありがとうございます。
まさに戦略の部分で、今平先生がおっしゃったみたいに、
日本にプラットフォームが作りやすいという環境の中で、
ただ日本としての勝ち筋というのを、
わかりやすく今のお話での活用の前の、
まず日本のプレイヤー開発で、
どういうところに勝ち筋があると思って、
今環境整備した、データ整備した環境があって、
日本の勝ち筋のモデルというところとかというのは、
どういうふうに考えられていらっしゃいますか。
渡辺琢也
今先ほどご紹介したG-200は、
安部さんもそうですけれども、
基本的にはオープンデータ、つまりインターネット上のデータ、
あるいは皆さんがアクセスできるようなデータを集めてきて、
計算資源とデータと、人でAIは作れるので、
オープンデータで取り組んでいるんですよね。
実は最初2月に始めたときに、夏ぐらいにGPT3.5ぐらい、
日本語性能ぐらいでGPT3.5ぐらい目指せるといいなと思って始めたんですね。
だけど蓋を開けてみると、10社支援させてもらってますけど、
松尾豊
GPT4ぐらいの日本語性能ではそれぐらいのレベルのものが、
渡辺琢也
この8月には複数の組織からリリースされる形になってます。
ただ先ほども申し上げたように、
このままオープンデータだけで日本が勝ち続けられるかというと、
それはさすがにないだろうなというふうに思ってますので、
やっぱり大企業とか、要するにまだインターネットにないデータなんて山ほどあるんですよね。
このデータをどうやって使っていくのかというのが、すごい鍵だというふうに思います。
平将明
やっぱり英語で勉強しているので、ラージランゲージモデルはですね、
本質的な考え方が欧米の考え方なんですよ。
日本の考え方とはちょっと違うんですよね。
だからこれはやっぱりもっと大きな文化とか精神性みたいなところから考えるべきで、
なんかアメリカの始め、ほとんどアメリカしかいませんけど、
すっげえ頭のいい巨大なAIを生み出そうとしていると。
あたかも一神教のようなAIを生み出そうとしているんだけど、
うちはやをよろぞむの神的な価値観なんで、
いろんなAIがいて、それが個々の一人一人に寄り添うみたいな、
例えばスマホに一人一人AIになっていて、
セクレタリーとかサポートをしてくれる分散型のAIみたいなのが多分日本で一つあって、
これが正しいというよりはいろんなオプションを出してくれるAIというのは一つあるんだろうというふうに思います。
で、なんだろうな、やっぱりそういう大きな文化とか価値観の違いというのを考えるべきで、
最初はですね、チャットGPTが出てきたときに何が起きたかというと、
バイアス問題というのはすごい深刻だったんですね。
画像を作らせる日本のジーンといってもネパールのジーンみたいなのが出てきちゃうとか、
あとは英語で聞くとものすごい頭いいんだけど、日本語で聞くとそうでもない。
でも実は大手は今何をやっているかというと、
教育現場における生成AIの活用
平将明
オープンAIとかGoogleとかとすごい話をしているので、
オープンAIもGoogleも英語以外で唯一フューチャーしている言語は日本語なんですよ。
なので彼らの方もものすごい日本語の精度とか日本語の画像生成の精度は高まっているので、
実はそこが勝負じゃないかもしれない。
こっちは巨大なモデルの昔の燃費の悪いでかいアメシャみたいだったら、
こっちは日本はシビックみたいな壊れなくて燃費のいいAIのモデルというのもあるかもしれないし、
戦略を立てるときに目先の何が優位か不利かも大事だけど、
大きな伝統とか文化とか価値観の文脈からいくと、
意外とヨーロッパの人たちとかアメリカの人たちは納得をするみたいなところがあるような気がします。
松尾豊
そうですね。
いろんなユースケースがあると思うので、
例えば金融に適応しましょうとか製造業に適応しましょう、
医療に適応しましょうとか教育に適応しましょうとか相当いろんな切り口があると思うんですよね。
教育に適応しましょうといったときに今平先生がおっしゃったような、
これ英語のベースが英語のモデルでいいのかっていうのがあり、
じゃあもう少し日本のデータに入れた方がいいよねとかなるかもしれませんし、
製造業に適応しようってなったら、
これ細かい設計の小さいところがめちゃくちゃ重要なわけじゃないですか。
ってなるとそこをデータで補強しないといけないよねとかですね。
そうすると社内に持っているデータっていう大企業さんが持っているデータを活用しないといけないよねとかですね。
そういう話になっていくので、
いろんな領域にどんどん適応していくっていうのがすごい大事だと思います。
宇都宮 聖子
今そういう手がどんどん増えてきているっていうことですよね。
ありがとうございます。
本当に去年から生成愛のお話がバッと盛り上がって、
長期間で活用の話がバッと手が広がるって前代未聞のことですよね。
松尾豊
本当にこれは何回も言いますけど、
日本めちゃくちゃ早いんです。
平先生とか渡辺市長とかめちゃくちゃ黄金の配置になっていて、
こんなことないですよっていうぐらい本当にうまくいってる。
うまくいってるっていうのは結局どういうことかっていうと、
やりたいことをやろうとしたときに障壁がないってことなんですね。
皆さんもスタートアップで生成愛活用していろいろやろうとされていると思いますけど、
ビジネスうまくいくかどうかっていうのはしょうがないんだけど、
何かやろうとしたときに止められるとかですね、
リソースがないとかそういうことってあんまり感じてないと思うんですよね。
そうであってほしいんですけど、
それが大事で僕は人も組織も基本的には成長する力を持っている。
指数関数的に成長する力を持っていると勝手に思ってるんですけど、
それに阻害要因があるから止まるんだということで、
一番大事なことはこの自然に成長していくっていうのを止めない、
そういう制約をちゃんと排除していって、先回りして排除していって、
人も組織もちゃんと伸びれるようにしていくっていうのがすごい大事だと思ってですね。
そういう意味では今の生成愛っていうのは必要なことを順番にちゃんとできていて、
ぜひ皆さんの中から本当にグローバルに大きくなって、
ビッグテックに対抗できるようなところがですね、
一社二社ぜひ出てきてほしいなってそんなふうに思いますね。
小宮山 利恵子
いいですか、一つ。
皆さんに質問なんですけど、
活用とか開発がかなり早いスピードで進んでいるということだったんですが、
日本の教育現場をですね、開闢にはどうしたらいいですかね。
そのギガスクールが入って一人一台PCが配られて、
かなりテクノロジーには皆さん触れられる機会が増えたと思うんですけども、
やっぱりOECDのレポートを見ると活用の部分がまだまだだっていうレポートがあって、
生成愛となるとどういうふうに現場に下ろしたらいいと思いますか。
皆さんのお話を伺いたいです。
平将明
せっかく振っていただいたので、
私政治家になって成長戦略とかデジタルとかやってるんですけど、
教育システムの現状と課題
平将明
心がけてきたことは文部科学省と厚労省には触らないってずっと心がけてやってきて、
面倒くさいからなんですけど、
ただ一方でせっかくギガスクールで端末配ってるわけですよね。
それっていうのは生徒の進捗に合わせて教科書の方が変わっていく世界観だと思ったら、
全然できてないです。
それは問題は文科省なのかもしれないし、
自民党の文科属っていう属議員が全くテクノロジー分からない問題かもしれないけども、
これからやっていくのは1端末あるんで、
今AIも最新のGPT-4Oとかジェミナイの最新のやつなんかは、
本当にスムースに会話ができるので、
ちゃんとガードレール引いた上で、
1端末、1AI家庭教師みたいなものをですね、やるべきで、
私の仲良しの伊藤上一さんなんかは、
今の先端のAIはスタンフォード大学の大学院生くらいの能力があると。
スタンフォードの大学院生がどのくらい能力があるのか僕は知らないけども、
それが24時間隣にいて何でも聞ける生徒さんと、
いやいやAI危ないから触るのはよせって言われてる生徒さんでは、
ものすごいそのポテンシャルの開花が違うと思うし、
しかも今マルチモーダルだから、
テキストで入れてテキストで書いてくるだけじゃなくて、
今の気分を音楽にしたらこんな感じとか、
今のこの楽しい気分をイラストにしたらこんな感じっていうところまで、
AIはサポートしてくれるので、
それはぜひですね、もうそろそろ総裁選があるので、
自民党の全候補に入れちゃえば、
インプットしちゃえば国の政策になるので、
そういうのを進めていきたいなとは思います。
宇都宮 聖子
ありがとうございます。
平将明
経産省的には文科省どう見えてますか?
渡辺琢也
私も小学生の子供がいますけど、
やっぱり私がパソコンを当たり前のように使うじゃないですか、
そうすると、例えばベネッセさんとかね、
結構やっぱり小学校向けの、
しかも生成AIを使った教育コンテンツとかも出してくれてますよね。
ああいうのを結構やっぱり楽しんで使ってますよね、見てたら。
だから、そういうのに期待してます。
小宮山 利恵子
我が社リクルートなんですが、完全に競合の話をされましたけど。
平将明
関与ってすごいでしょ、リクルートという人に。
渡辺琢也
すいません、僕正直者なんで、子供はベネッセ使ってます。
平将明
だからそういう教育コンテンツがどんどん出てくると、
渡辺琢也
学校だけじゃなくて、そういう子供たちが成長するんじゃないかと。
小宮山 利恵子
私自身もともとベネッセにおりましたので、よくわかります。ありがとうございます。
松尾先生いかがですか、教育現場で。
松尾豊
僕は生成AIを教育に活用するというのはどんどんやった方がいいと思うんですけど、
一番やった方がいいのが、今の教育システムで伸ばしきれていない子供。
そういう子供を伸ばしたいなというふうに思うんですよね。
これちょっと話すと長くなるんですけど、今の教育システムで伸びる子供っていうのは、
褒められると嬉しい、叱られると悲しいっていう、そういう子なんですよね。
それってAI風に言うと強化学習が効く子なんですよ。
そうすると褒められると嬉しいから、自分は興味ないんだけどやろうという子が、
小学校、中学校と成績が良くて活躍するんですね。
ところが僕の推定では、約半分の子供は褒められようが叱られようが、
自分が興味があることは興味あるし、興味ないことは興味ないっていうタイプなんですよ。
そういう子はやっぱり今の教育システムの中で置いていかれるんですね。
うまく引き出してあげられる先生がたまたまいると伸びるんだけど、
そういうラッキーが起こらない限り、その子の興味に紐付けていろんなことを教えるっていうのができないので、
才能を伸ばしてあげることができないというふうになっていて、
僕はだからそういう意味では大雑把に言うと半分の才能を失っていると、
伸ばしきれてあげていないと思っているんですね。
そういうのに生成AIをうまく活用するっていうのができるといいんじゃないかと思います。
宇都宮 聖子
ありがとうございます。すごく興味深い話ですね。
私も小さい子供もいるんですけれど、生成AIネイティブ世代だなと思っていて、
技術がそこにあると使おうっていうふうに思うんですけど、
今の先生の話ですと、そういう興味を持つんじゃなくて興味を持たないっていうときの、
そこの機会を生成AIで作っていく。
松尾豊
自分の興味と紐付けて教えてあげるんですね。
その子が興味を持つことってあるじゃないですか。
それと今勉強しないといけないことがどういうふうに関連しているかっていうのを
いちいち教えてあげるんですよ。
そうすると自分の興味があることだからどんどん入っていけるみたいな、
子供たちの興味を引き出す方法
松尾豊
多分そんな感じだと思います。
平将明
結局ですね、今教科書で教えて暗記してテストでアウトプットするんだけど、
そのAIだとパーソナライズされていくので、
しかも自分の関心のあるところをどんどん深掘りしていっても
それに対してレスポンスをしてくれるっていう、
そのカスタマイズされた一人一台AI家庭教師っていうイメージ。
宇都宮 聖子
なるほど。
眠っている知的好奇心とかその人に合わせたポテンシャルを引き出していく活用ということですね。
確かに。
松尾豊
いろいろ言っちゃってあれですけど、
例えば今の算数とか理科とか理系科目の教え方結構ひどいですよ。
これが何のために何の役に立つのか、
どう人々を幸せにするのかとか全く説明せずに
ビーカーの中に水が入っています。
これを溶かすと何パーセントですか言うんですよ。
バネの長さがバネが2個あって、
これ何なんですかみたいな感じですよね。
それを面白いと思える子は伸びるんだけど、
多くの子はこれ何の意味があるのってなるんですよ。
でもやっぱり世の中出てみると数学とかめちゃくちゃ大事じゃないですか。
例えば人事とかやるのでも数学ってすごい大事で、
じゃあそういうふうに組織をやっていくとか社会をうまくやっていくとか
人々の暮らしを豊かにするために数学がどういうふうに使われているのか
っていうのをちゃんと言って教えてあげたほうが絶対いいんですよね。
っていうかそういうタイプの子もかなりいるんですよ。
そういう感じだと思います。
宇都宮 聖子
なるほど確かに。
小宮山さんいかがでしょう。教育への活用。
小宮山 利恵子
ありがとうございます。とてもヒントいただけました。
あと子どもたちだけじゃなくて、
先生たちの生成AIの影響っていうのも結構あるかなと思っていて、
働き方改革とか言われてるじゃないですか。
先生が不足しているとか。
そこ生成AIを使うことでだいぶショートカットっていうか
短縮できるものが効率的に動かせるものがあるんじゃないかな
というふうに思っています。
ありがとうございます。
平将明
これはもう間違いなくて、この間松尾さんとずっと話してたんだけど、
今の人手不足をAIでどうやって解決するかというと、
例えば現場で物を作っている人は、
現場で物を作っている時間以外に、
例えば本社に報告しなければいけないとか、
レポート書かなきゃいけないとかいうのに
すごい時間を費やしているんですよね。
先生もまさにそうで、
それでこれ多分松尾さんが言ったんだと思うけど、
コミュニケーションの不具合を自動化して全部片付けちゃうと、
例えば私についているパーソナルAIは
めんどくさいことは全部やってくれると、
床屋の予約とか歯医者の予約とかもやってくれるし、
AIが進化していくと、
大抵のことはやってくれるんだけど、
AIが迷うとちょっと本人に確認にくるっていう、
そういう世界観になるので、
例えば先生が何か問題作るにしても、
まず問題の素案をAIに作らせて、
それで先生がちゃんと見てやるっていう、
学校の教師の働き方で、
先生AIはものすごく活用できますよね。
渡辺琢也
これでもですよ。
私、午前中のセッションで申し上げたんですけども、
役所って典型なんですけど、
要は今の仕事そのものが仕事になっちゃってるんですよね。
だから本来、
例えば役所だったら、
申請が来て審査をして、
いいか悪いか答えるみたいな。
それが本当は目的なのに、
そのプロセスで、
細分化された業務そのものをずっとやってる人がいて、
そのこと自体が仕事になっちゃってるんですよね。
本当はそこにAIとかを適用すると、
あっという間に効率化するかもしれないのに、
プロセス自体が目的化しちゃってる。
ですから、
松尾さんからも言われたんですけども、
日本って現場強いんで、
やっぱり全員が、
基本的なデジタルリテラシーを身に付けないと、
本当に子どもたちは当たり前のように
AIネイティブで育っていくんですけど、
今の社会人ですよね。
今の社会人の全員が、
これだけリスキルって言われてる中で、
最低限の読み書きソロ版のデジタルを身に付けるだけで、
全然世の中変わるんじゃないかなと思います。
宇都宮 聖子
ありがとうございます。
確かに、
使いこなせる人材っていう、
AIを使いこなすための場っていうのも、
教師の役割と未来の働き方
宇都宮 聖子
だんだん下がってきているとは思うんですけども、
松尾先生、
ずっとAIの教育っていうところを
リードされていらっしゃる立場として。
松尾豊
今渡辺市長がおっしゃった、
本当にその通りなんですけど、
結局ですね、
AIを使おうって時に、
企業の側が変化しようと思わないと、
使えないんですよね。
何かのタスクが自動化されて
便利になりました、終わりではなくて、
やっぱり業務プロセス全体も
変えていかないといけないし、
そうすると、この業務ってそもそも
何のためにやってたんだっけっていうのを
考えないといけなくて、
そうすると、DXのXの方ですけども、
変化するっていうことが
当たり前になってこないといけないと。
これはですね、
AIの話じゃなくなってくるんだけども、
やっぱりこういう時代の流れの中で、
変化して当たり前だよねと。
今までやっていたことを、
違うやり方でもっと効率化することが
できるんじゃないかっていうことを、
多分日本中でそういう動きを
作っていかないといけないと思ってるんですね。
僕は結構今いい感じになってきてると思っていて、
オセロの石がパタパタとひっくり返るように、
そういうふうなメンタリティの人が
少しずつ増えてる。
特にスタートアップの人とか、
AIの人はその中心なんですよ。
変化するのが当たり前じゃないですか。
常に変化と対峙してるし、
どうやって変わっていくか
っていうことを考えてる。
でもそういうのが大事だと思う人が、
大企業の中でも今増えてきてると思いますし、
いろんな既存の産業の中でも、
どんどん教育とか医療の中でも
日本の政策と社会的課題
松尾豊
増えてきてると思うので、
これをそのままパタパタと
ひっくり返し続けて、
日本全体が変化して当たり前だよね
っていうモードになると、
結構日本で横並びでいくじゃないですか。
そういうモードに変わってくると、
どんどん勢いづいてくるんじゃないかなと。
そこまでもうちょいなんじゃないかな
平将明
って思ってます。
宇都宮 聖子
後で振ります。
平将明
そうですね。
結局G7の国を見ても、
じゃあAIどう導入するんですか。
でもそうすると失業率が増えますよ。
失業率上がりますよね。
失業者が街にあふれますよね。
これ政治とか政権にとっては
すごい大きな問題なんだけど、
日本は圧倒的人口減少で、
しかも労働力の供給は
指数関数的に落ちていくので、
デジタルとかDXとかAIを
フル実装しても足りないんですよ。
ここで全く躊躇することがないのと、
人口減少とか高齢化とか、
様々な問題、
労働者不足とか、
様々な社会的課題を抱えているので、
ここで生成AIが
どんどんどんどん
あふれるので、
ここで生成AIが
使えるということが非常に大きい。
さらに我々サイドは、
AIの学習のところにおいても、
当然知財とか著作権は
守るけれども、
AIだからといって
特別なレギュレーションは作らないし、
社会実装においても
AIの開発においても、
G7は世界中で一番
そのAIフレンドリーな国を
企業の役割と変革
平将明
目指そう、っていう風にやっているので、
し何かやろうと思ったらまず日本でやってみようという流れが今できつつある だからちゃんとこの流れを止めずにやり続けるってこと
宇都宮 聖子
ありがとうございますまさにその流れを作ってらっしゃる中核にいらっしゃる皆さんだと思います けれどもまあ今回あのテーマが3間額ということでその国でそういう流れをもういち早く
作ってそれから教育 人材の教育というところで松尾先生はじめリードされていて一方で企業も変わらなきゃいけない
というところがあったと思うんですけどその企業のスタートアップ企業と広大企業 という立場であのこのテーマで3間額の連携というところであの何かコメント
岡田陽介
あそうですねなんかそういうためのスタートアップは多分も松尾先生おっしゃる通りでも変化 するのがもう当たり前
逆に変化しないといやー下潰れるかもしれないぞっていう時なので当たり前だと思うんですよ ね結構今課題だなと思ってるのがですね
なんか松尾先生最近こう日本のAI戦略生成愛戦略は最前提を打ち続けてるっていう ふうにおっしゃってると思うんですけど
意外とですねなんか日本ってなんか生成はうまくいってないよね雰囲気みたいなものが なぜかあるんですよねでなんでうまくいってないと思われるんですかって質問すると答えは
ないんですよ なんとなくうまくいってないっていうふうに勝手に思い込んでるんですよねそれはなんか過去からの
なんか話かもしれないんですけどなんかその風潮を変えないと なんか結構大企業はごろっと変革するのがやっぱり難しいだろうなと思っているので
あの今日まさに聞いていらっしゃると400人ぐらいいるのかなと思ってるんですけど その人たちがや生成愛めちゃくちゃうまくいってますよね日本みたいな空気感を出して
宇都宮 聖子
いただくとあのオセロがパラパラパラパラッと変わっていくんだろうなっていうのをすごい スタートアップ側としては思ってますので皆さん頑張りましょう
小宮山 利恵子
そもそも勝てますか日本 そもそも勝てます
松尾豊
勝てるとしたらどこですか勝てるとしたら えっとですねあのまずですねまあデジタルなんで基本的に負けなんですね
でまずそこからスタートしてんですよ で
ところが まあ何が違うかっていうとですね例えばインターネットの時
インターネットも僕ちょっとまあリクルートさんに文句がありまして あの
僕ねインターネットってが少なくとも検索エンジンは日本からビッグテックが出てもおかしく なかった
それの筆頭候補はリクルートなんですよ何してたんですかみたいな ごめんなさいごめんなさい感じでじゃあまあ
こういう場なんでじゃあリクルートさんをあげつらうとですね あの検索エンジンの勝負が起こったのは1990年代後半から2000年代
初頭にかけてますね でそこでまあグーグルとかヤフーとかあって日本もですね ntt のグーとかですね
あのわせたのセンリガンとかですねなんかあったんですよ懐かしいですけど で
ところが日本がグー検索エンジンが重要だって気づいたのは まあ2000年代2010年頃ですかね
もう勝負がついてからリクルートさんがじゃあデジタル ai にシフトしたのは2010年代 に入ってですよね
なのでもうねその時点で10年ぐらい遅れてるんですよ スマホも同じでスマホが出たのは
iphone の初代が出た時僕シリコンバレーたんですねスマホといたんですね で初代が出た時もシリコンバレーの中の人が熱狂してて1ヶ月誰にあっても
iphone の話しかしないぐらいですねめちゃくちゃ熱狂してたんですよ なんだけど日本に帰ってくると誰も話してないです
でスマホ元年とか言ってたのが2011年ぐらいですよ もうね4年ぐらい遅れてんですね
その時点でもう決着ついてますとアンドロイドも出てるしもうねもうエコシステム 出来上がってますって感じですね
それに比べて今回の生成 ai はチャット gpt が一昨年の11月30日に出て でそっからですね
宇都宮 聖子
めちゃくちゃ早い動きで今やってるんですよねでまずこういう風なですね 話が世界と同じ同期してできてるって事自体がめちゃくちゃすごいんですよ
松尾豊
でしかも動きが早すぎて若干手待ちになってまして あの日本の方が動きが早すぎてですね
で eu とかアメリカの動きを見てるみたいな感じになっててこんなことかつてあり ましたかっていう感じですね
なのでまずすごくうまくいってるというか少なくとも今までが酷くてそこに比べると 相当マシだっていうのはですね
平将明
まあやっぱりよく理解したほうがいいしそこは自信持って行ったほうがいいと思います あのようはおととしの11月23日に松尾さんのセッションを聞いてたというのも
セレンディピティなんですよ本当にでその後にまあそう やってきましたよ例えばねなんで日本が ai 行けてるかの一つの事例として
シェングーが何で日本にいるのかって話なんですよシェングーさんというのはオープン a 社で ちゃんと gpt 作った人ですよね
それでシェングーは今日本にいますよね最近の彼の x 見たら俺は日本に拠点を置いてやるんだと でなんで魚 ai がシリコンバレーじゃなくて日本で起業してるんですか
これがまず一つ証明ですよねさらにレギュレーションの話で言うと だいたいその頭の生じっかいい奴は eu はこんなに方法整備が進んでるとか
本の議論が進んでるとか言ってるけどなんかちょっと日本自虐的だなぁと思ってて 別にヨーロッパヨーロッパの議員と話したってアメリカの議員と話したって
我々自民党 apt ほど a 分かってるやつがほとんどいないんですよ それでヨーロッパすごいかわいそうなくにかわいそうかわいそうでちょっと言い方気をつけ
なきゃいけないけどいろんなステークホルダーの国がいるから その法律を作ることは決まりました
実装2年後なんですよ2年後しかもその間に指数関数的に a が進化していくから その法律は時代遅れになるんですよ
でもいいはそれをやらざるを得ないんです我々は今すごいアジャイルでできてるので しかもそんな規制する気ないです
既存の法律でやるどうしてもやらなきゃいけない a のリスクのところだけハードロー 法律である
あとはガイドラインでアジャイルでやる微妙に緩くして日本に投資と人材集めるっていう戦略なので eu は真似したくても真似できないんですよね
でアメリカは大統領令去年出ましたけどアメリカも結構時間かかるんですよ だからそういった意味では本当に今あの日本はですね
あのいいとこにでサイトを繰り返したけど課題があるので向こうが実装できなくても日本が 実装するそれができなかったんですよ
AIに対する認識と未来
平将明
もう軽団連企業がすぐなんてのあのレギュレーションが追いつかないグレーゾーン コンプライアンスフリーズみたいになってやってこなかったところも今そうやって
アジャイルにやってるからチャレンジできて様々な課題で多分いろんな失敗も 積み重ねるんだけど g 7の他国よりも早く着手ができるので日本が有利
渡辺琢也
ということ さっきのあのちょっと岡田さんの話で一言あの言いたいんですけどあの
結構ですねあのうちの幹部もそうなんですけど 生成 ai っていうのはすごいのがあるって聞いたと
だけどドラえもんはすぐできないじゃないかとかですねよしそのなんて言うんですかね その生成 i の今の技術をそこそこ正しくみんな理解することが結構大事で
松尾豊
それは当然中大きな期待とまあ減滅ってのは繰り返すわけですけども そこで何か何か
渡辺琢也
何かのメディアを見て思ったほど大したことないだから生成 i 大したことない 日本は全然できてないとかなんかそう思っちゃってんじゃないかと私結構思ってて
だから今の生成 i ができることっていうのを正しく理解してそれそれを自分の業務 フローにどう入れることができるのかってやっぱみんながその
受動的じゃなくてですねあのアクティブに今の技術をどう取り入れるのかっていうそういう マインドがすごい大事なんじゃないかなと思います
宇都宮 聖子
なるほどなるほどなんかあの今の話を伺っていてまあ松尾先生もその 生成 i に関してはグローバルと比較です日本はもう全然あの遅れてないというかむしろ
あの待ってるというような環境がすごくこう整っているという話と一方でこう生成 i っていうところを正しく理解するのに若干の
タイムラグがあるのでや日本うまくいってないんじゃないかっていう中 両方混在しているような印象があってちょっと私会場の皆様に
今2択で手を挙げていただきたいなとちょっと思ったのですが 生成 i において日本はうまくいってると思う人言ってないと思う人っていうちょっとなんか
アンケートを取ってみたいと思うんですけどいいでしょうか あの日本はグローバルに比べ比べるのがいいかわからないですけど日本の生成
松尾豊
愛うまくいっている感覚があるという方 よろしければ
宇都宮 聖子
を ありがとうございます
もっと頑張らないとという感覚の方
松尾豊
ありがとうございます校舎の方が多い感じですねこのギャップをちょっとこう 理解しつつみたいなところをお話いただければと思うのですがあのじゃあですね
あのまずですね今あの平先生も先ほどありましたけど結構日本が あのグローバルにあの ai の分野で注目されていて
で ai の用心が昨年1年間でも相当たくさん来たんですよ でこれ何かって言って3つ理由がありまして一つは
あの ai に対してまあポジティブな人が多い国全体が非常にポジティブで
チャット gpt の使用率とかもすごい高いですし まあだからあのそういうふうなですね国全体であの使っていこうという雰囲気があると
それが2つ目が今円安で まあこれあんまりいいことでもないんですけど安いので日本にデータセンターを置くとか
日本の人を雇うとかめっちゃやりやすいですね 3つ目がですねえっと dx の余地が大きいってことでこれ僕がの図を作ってあるんですけど
渡辺琢也
日本とアメリカって gdp 比で言うと日本アメリカの16%くらいです
日本の市場と生成AIの潜在性
松尾豊
でところがですねこの gdp 比に dx 余地っていうですね まあ伸びしろですねを掛け算すると38%上がるんですね
つまりアメリカはかなりいろんな企業で dx が進んじゃってるから 潜在的にはあんまり伸びしろないんです日本は逆に全然進んでないから
あの伸びしろがあるんですね でヨーロッパも実はあんまり伸びしろなくてそうするとですね
この gdp かける dx 余地っていうので言うと日本の市場って世界的に見てもかなりでかいんですよ
でなんで皆さんはあのスタートアップやってたまたまその市場にいるので結構ラッキーなのと あと例えばですねまぁあの
まああの aws アマゾンとかも含めて今マイクロソフトとかですね あの google とかこぞって日本を強化しようとしてるんだけど
そこは日本でやっぱり売り上げた立てたいんですよ それは日本の大企業が dx 進んでないからそこにですねすごい大きな潜在的な市場があるって
ことなんですね なのでそこをですねどんどんやっていけばいいし大企業からするとそういうビッグテックの
あの技術を使ってもいいしスタートアップの使ってもいいし どんどん進めていけばいいまあそういう状況だと思います
平将明
まああの結局ですねまあこのさっきもウェブ3のセッションやってたんだけど ガーファームの時は日本はもう全負けしたわけですよね
それでじゃあブロックチェーンだって言ってウェブ3だまあウェブ3もかなり我々で正しく理解 してるのでそれなりにちゃんと打つと打ってきてると思いますが
また巨大な a が出てきてまた囲い込みみたいな オープン a がオープンって名前ついてるからオープンだとは限らないという囲い込みの世界に
入ってきてるんですよね これが世界にとっていいのかどうかって a にアクセスできる人は豊かになるけど
アクセスできない人は豊かになれないみたいな世界観は嫌だなというふうに あの思ってるんです
で g 7の中で日本の重要な役割はやっぱりグローバルサースの結節点ということもあり だからそういう分散型の ai
っていうのはやっぱり日本の目指す方でで ai を使ってやっぱり世界の課題を解決をしていくと そうすると日本のスタートアップはグローバルサースの結節点の中にあって
日本は様々な課題宣信国で一応少なくとも自民党の政治がも他のことは方かもしれない けど a のことはちゃんとわかっててちゃんとレギュレーションのデザインもやってくれてると
なのでやっぱりがファームを始めアジアのもしくはグローバルサースの結節点で ヨーロッパとも違うしアメリカとも違うということで日本を選んでいる
ガーファームとかオラクルで2.9兆円ですよね投資がこういうこともやっぱり起きている ということなので私は日本はなかなかこれから面白いところだと思います
スタートアップの役割とニーズ
平将明
ありがとうございますその生成を活用してその日本の伸びしろでビジネスをどんどん伸ばしていく っていうあとねあのに政府はデジタルカバメントカバメントクラウドまで来たので政府
a を入れようと思っていて手続き系問い合わせ系はもうほぼ部 ai にやらせようと思ってます なので次の政権になったらそういうピッチやりますので皆さん準備をしておいて
くださいということとあとはそのいわゆる認知症の対応 会話をすることによって認知症の悪化を防ぐとか改善させるなんていうのも
日本はすごい実装の余地があるのであとさらに言えば教育もやることいっぱいあって本当は私 国会議員辞めてスタートアップやりたいぐらい
岡田陽介
いいなチャンスが溢れていると思いますよね 山まさにおっしゃる通りかなと思ってましてあの
わかんないですけども正直仕事が何ですかねありすぎてちょっと困っちゃうよねみたいなレベル かになってるんですよね
あんまりと怒られるんですけどあのそれぐらいですねやっぱりニーズは恐ろしく高い ただ結局大企業さんに入れるときにやっぱりこうスタートアップがめんどくさい乗ってよく分かっている人
たちはそうだよねそうだよねで一瞬で話が進む一方でそれをこうよくわからない人たちに 説明するコストっていうのが発生するのでですね
平将明
あのまさに全学校平先生だったらもうめちゃくちゃ早く進むんですけれども 二階さんとかあそうさに説明する構想ですね
岡田陽介
あの具体的な私の口から何も申し上げられないんですけれども まさに多分そういうこと代表の中で起きていると思いますのでなんかそういったものも
含めてまさにこういうセッションでや違うよねっていうところが何かこう ドミノ倒しが起きる場のオセロがどんどん変わっていくみたいのがやっぱりすごい重要な
ポイントだなっていうのはあの実際に入れていくっていう中で非常に思っているところ ですねはい
宇都宮 聖子
本当に多分この部分ですごく岡田さんとかお忙しいんだと思うんですけれども はいありがとうございますあの
すごく盛り上がっていて残り時間があと7分となってきたんですけれども 多分一言ずつお伺いしていて終わるかなと思いつつあの今日
あのいろいろなお話があってやっぱり日本の伸びしろとか日本に医療の問題とか製造業 とか日本固有のあの強みっていうのを生かしながらビジネスの伸びしろがたくさんあるというお話で
まあ今回その ibs でスタートアップ企業の皆様に向けたスタートアップの分野に向けて あのというところでこう今後の生成愛の発展と絡めて期待することっていうのをあの
岡田陽介
岡田さんから順番にあの最後松尾先生であの閉めたいと思います はいそうですねあの私からはですねあのぜひあの生成愛めちゃくちゃあの非常上スタートアップ向いて
ると思うんですよね 結構大型の資金を投下すれば結構成果が出やすい分野っていうところなので逆に上場し
ちゃうとですね開示しなきゃいけなくて面倒くさいなと思ってたりしてるんですけれども あのまさに非常上のスタートアップさんがこう調達してバンとそこにお金を使って
伸ばすことができるすごいフィールドだなというふうに思ってますのであのここはですね あのスタートアップの方々が一番活躍できるのかなっていうのを勝手に思っております私から
小宮山 利恵子
以上ですありがとうございます2つありまして一つは先ほど平先生もおっしゃいましたけども 日本は課題先進国なのでやりがいがすごくあると思うんですよねどんどんチャレンジしてほしいなっていうのが
一つともう一つは今日は個人の話にはなりませんでしたけども それぞれ一人一人がどう生成愛に向き合うかっていうのを考えていただく機会になればなという
渡辺琢也
ふうに思いましたありがとうございますはいあの まあ政府としてですねあの ai フレンドリーな雰囲気をずっと維持したいと思ってますし
まさにそうこういう変化の時にはスタートアップはもう成長エンジンですから あの僕らとしてですねそれをしっかりと応援していきたいなというふうに思ってます
平将明
ありがとうございますあの実はもう自民党は自民党 ai ってのをすでに作ってあってで私あの東京トレンの 政調会長なんで都知事選の政策を自民党 ai に作らせたんですね
結構なかなかなもん作ってくるんですただとはいえですねまあ私が作る政策とはやっぱり 差があるんでだからこれは何が言いたいかというともう
a ができるものしかできない人は別銀でもいい もういらないですよねっていう話で a はフルに使った上でそのさらに高クオリティの高い
もしくはなんてクリエイティブなものを出せるかってまたそういうことにそのなんて 人生の時間を集中して使っていける時代が来てるんだというふうに思いますので
まああの a にができることは永遠にやらせればいいだろうというふうに思いますし 皆さんは皆さんのその感性とかクリエイティビティを爆発させることに時間を集中できる
松尾豊
まあ時代が来たんだろうなと思います はいえーっとですねあの今日まあお話ししましたようにまあ日本のその ai はあの本当に
うまくここまでやってきたと思いますけど まあただまあだから安心して言うというわけじゃないですし
まあやっぱりそのスタートアップをやられる立場としては日本の大企業っていうのはまあ ポテンシャルの市場がめちゃくちゃ大きいですからぜひ連携していろいろやって欲しい
それから海外にぜひ行ってほしいと特に東南アジアはですね あの非常に大きなマーケットだと思いますし出ていきやすいと思いますのでぜひ
あのそういうグローバルにですねあの授業を伸ばしていってほしいなというふうに思ってます であとですねあの
まああの今日の話で出たので言うとあの テクノロジーだけじゃなくて変化するっていうことを日本中に広げていかないといけないので
その意味でもですねこのスタートアップのあの コミュニティっていうのはすごい重要で周りにですねそういう変化することの重要性みたいですね
あの影響をどんどん与えていってほしいなと思います あと1点だけあの今ですねえっと結構国でスタートアップ政策って相当やってて
仕組みがどんどん良くなってるんですね で一個だけあげるとその ma 減税でしたっけあの
ma をより奨励するようなあの 税の制度とかできていてあれとか僕めちゃくちゃいいと思うんですけど
多分皆さんあんまり知らないですね で今本当に国がスタートアップ盛り上げようといろんな体あの仕組みを作っていてそれに対して
ぜひ皆さんもっとコメントをしてほしい もっと高校やってこうやったらいいんじゃないかとかですね
あのどんどん多分言っていただくともっともっと良くなりますし あのスタートアップの活動もですね投資ももっとやりやすくなると思うんでぜひそう
いうですね フィードバックを国に対してしてもらえるといいんじゃないかなというふうに思います
産学官の協力と未来の展望
宇都宮 聖子
配置をです ありがとうございます
あのスタートアップの皆様に向けてということですいません 2分残りましたので言い残したことがある方
平将明
スタートアップはそのステージごとに支援策が全部あるのであの詳しくは私のウェブサイト を見ていただければ
松尾豊
ステージごとに全部支援策書いてあるので参考にしてください ありがとうございます
渡辺琢也
あのそうですねあの松尾さんの話やっぱグローバル大事ですよね やっぱ日本
はそこそこ市場があるけど 頑張ってみんな世界に出ましょう
平将明
頑張りましょう
宇都宮 聖子
ありがとうございますあとまあ最後にっていうことでこう まあ今回あの山間学というまあすごくこう
まあ特に松尾先生はそれぞれの立場でも見られているところあるかなと思うので まあここがこう融合する意味みたいなところちょっと最後締めくりとしてお言葉
松尾豊
いただければと思います あはいそうですねあの
まあ山間学あの 融合って大事ですしやっぱりあのアレなんですよねその日本の産業を伸ばしたいっていう思い
が あのあってそのためにまあ国の立場からできることとか
そのまあ大学の立場からできることそれから 企業の立場からできることというのがあると思うんですよね
であの まあ例えば生成 ai ってですねあの今反対している方も一部いて例えばクリエイターの方
とか新聞社の方とかですねでただまあ やっぱり産業を伸ばしていきたいと思うので別に特定の人を不幸にしたいとか思ってる
わけじゃないですしあの日本の強みを既存したいと思っているわけでもなくて でもやっぱりそういう中でじゃあどういう風な良い未来があるのかっていう
のですね やっぱりみんなで考えながら作っていってそこに向かっていくっていうのが大事だと思うん
ですね そういう意味では本当にこういう場もすごく貴重ですし
あの立場を超えてあのその未来の像を共有しながらですね 一緒に産業強くしていけるといいなというふうに思っています
生成AIの未来
宇都宮 聖子
どうもありがとうございます&本当にあの素晴らしい貴重なご意見をあの先生方からいただき まして3間額の融合観点からの生成愛の未来ということでお話しいただきました
松尾豊
私もあの私も非常に勉強になりました皆様どうも ありがとうございました
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