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2022-10-24 40:53

#51 「テクノロジーは人間を超越できるのか?」「機械に魂は宿るのか?」トランスヒューマニズムについて考える

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今週は、テクノロジーを使って人間の限界を超越する「トランスヒューマニズム」についての座談会をお届けします。

トランスヒューマニズムとは、科学やテクノロジーを用いて人間の限界を超え進化させるという考え方で、体にマイクロチップを埋め込み拡張を目指したり、遺伝子操作で不老不死の体を手に入れたり、脳をコンピューターにアップロードしてバーチャルな世界に入る…なんて方もいるそうです。

この座談会は、そんなトランスヒューマニズムをテーマに千葉工業大学変革センターのレクチャーシリーズとして開催されたもの。日本ならではの文脈や、AIが身近になった今だからこそ考えられるテクノロジーのあり方などを議論しています。パネリストは、同センターで研究員を務める僧侶のテンジン・プリヤダルシ、バチカン(ローマ教皇庁)の顧問を務めるエリック・サロビア神父、アーティストのスプツニ子!さん、そして伊藤穰一の4人になります。


編集ノート

編集ノートには毎回番組で登場した難解な用語や固有名詞などの意味や内容をまとめています。また、ETHアドレスの取得方法やNFTの確認方法についても、まとめています。ぜひご参照ください。

https://joi.ito.com/jp/archives/2022/10/24/005835.html 


JOI ITO 変革への道 - Opinion Box

番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、伊藤穰一への質問があればぜひ投函ください。先日からイーサリアムのアドレス記載欄も設けました。お便りを採用させていただいた方には、番組オリジナルのNFT会員証がmintできるリンクをお送りしています。

https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0


【THE NEW CONTEXT CONFERENCE TOKYO 2022 Fall】

Joiさんが2005年に初めて開催し、今回で23回目となるカンファレンスが11月4日(金)に開催されます。テーマはDesigning Our New Digital Architecture。今年はオンラインで無料で視聴できますので、ぜひご視聴のご登録ください。

https://ncc2022fall.peatix.com/


求人サイトCool Job Listの開設

番組にご出演いただいた方々と聞いている方々を結ぶプラットフォームとして、ジョブマーケットを作ってみました。今、実は仕事を探している、なんてあなた!ぜひこちらを確認してみてください。ぴったりの仕事がみつかるかもしれませんよ。

https://joi-ito-podcast-jobs.super.site/


【コミュニティ醸成実験について】

これまで番組で小出しにお伝えしてきたコミュニティ醸成実験。ようやくその中身をお伝えできるようになりました。番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できる場となっています。詳しくは、下記リンクをご覧ください。

https://community.henkaku.org/ja

この実験に参加をご希望の方は下記リンクから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

https://airtable.com/shrbDbYUBoFgkg0tY


今週のシークレットキーワードの申請先

シークレットキーワードの申請先は、HENKAKU COMMUNITYの[こちらのQuestサイトになります。新バージョンのNFT会員証をゲットした皆さん、頑張って聴いて、HENKAKUを稼ぎましょう。ちなみに!シークレットキーワードを申請できるのは新バージョンを持っている人のみとなります。まだお持ちでない方は、頑張ってコミュニティに入るかおたよりを採用されるまで送り続けましょう。

https://omise.henkaku.org/quests


デジタルガレージ Web3のコア人材募集中

https://recruit.garage.co.jp/fintech/

See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.

00:00
(♪)
ジョーイートズ・ポッドキャスト
(♪)
変革への道
(♪)
こんにちは 伊藤祥一です
今日のテーマは
Transhumanism
Searching for the Spirit in the Machine
機械の中の魂を探る
というトピックなんですけども
Transhumanismっていうのは
50年代のサインスフィクションから出てきた言葉で
結構その当時からブームで一つのソーシャルムーブメントになったんですけども
トランスヒューミニズムというコンセプトは人間と人間らしさを超えちゃうと
これ技術を通じて人間が人間じゃなくなる
でトランスセンデンスという言葉はこうなんか上に上がるっていうコンセプトちょっとも入っているので
サイエンスとテクノロジーを通じて人間が次に進化するというコンセプトもちょっと入っていて
そして特に最近人工知能とかが出てきて自分の脳をコンピュータにアップロードして
完全にバーチャルな世界に入っていくとか
遺伝子組み会で死ななくなる不老不死になるとかっていうことも含まれていて
そしてレイ・クリツヴァイルという有名な学者なのかな
未来学者みたいな人が
いろんなカーブがあって
そしてどんどん科学技術が進化して、どこかの時点でこれが完全に縦になっちゃうので、そこが来た時には科学技術が無限になって、それで
スーパーインテージェンスが来るんじゃないかなっていうのも、このトランスヒューミネスムに関係してるんですけども、特に最近環境問題だとか
伸び率もどっかでやっぱりこうキャップされてアスムトっていう縦に行くっていうよりも
Sカーブのようにどっかで平らになるんじゃないかなっていう議論の方が最近増えて
少しトランスヒューマニスムのエネルギーは減ってると思うんですけども
でも一部の中ではまだかなり生きてる考え方で
そして2017年メディアラボ時代に実際AIが魂を持てるかっていう話をしたいなと思って
パネルディスカッションしたんですよね。その時はバチカンから神父が一人と、あとは仏教の坊さん、それとハーバード法学部長と、
あとは特にこのコンシェスネスをやっている天文物理学者でパネルディスカッション、この同じ題名でやったんですけども、
その延長っていう感じで考え方が変わったのかなっていうのと、ちょっと日本の文脈で、同じ坊さんテンゼンと
神父のエリック・サルビアを読んで そこにプラススプティニコを混じって
千葉高大でパネルディスカッションして 特にロボットだとか
高齢化社会の話だとか
あと宗教もちょっと徹底的に掘り下げていこう という話を
パネルディスカッションでして で結構アートの話 仏教
キリスト教
このあたりをいろいろ議論が出て 結構面白い話なのでぜひお聞きください
人間と機械です。
では、シンプルなフレーミングをしてみましょう。
03:03
ヒーローは、アーティストとサインスフィクションの人々を、 未来的な人たちと考えています。
彼らは、未来を想像することに、 素晴らしい贈り物を持っています。
では、シンプルな問いからスタートしてみます。
まずは、アーティストの素物にご参加。
アーティストや作家は、 未来を見据える力がありますからね。
人間が進化を遂げ、AIや機械学習など大掛かりなテクノロジーを手に入れることができるようになりました。
こうした中で、人間と機械の関係のあるべき姿は何なのでしょうか?
あなたには未来を想像する素晴らしい才能があります
未来はどのようにあるべきだと思いますか
トランスヒューマニズムの議論では多くの場合
技術によって人間が進歩するといった考えが根底にあるように思います。
ここ5年10年の間、多くの人々は、
インターネットをはじめとした技術が文明を進歩させ、
人類を進歩させると思い込んでいたように思います。
しかし、実際は民主主義や選挙制度、
文明の調和などにおいて、
ある種の混乱を生じただけのようにも思えます。
そこが気がかりな点です。
トランスヒューマンという言葉は、
テクノロジーが人類をより良くすることを指すのでしょうか?
それとも人類を超越するということなのでしょうか
より強く、より早く、より効率的になることよりも
貧困や誤解など、社会で解決しなければならない問題を解決することのほうが
もっと超人間的なのではないかと私は思います
そうです。
ジョイさんに行って、次はあなたに来ます。
ジョイさんはこれまで長い間、テクノユートピアを掲げた人々と伴奏してきたわけですが、
テクノユートピアの視点は、時々崩れているか、時々誓っているか、と感じています。
彼らの視点は時には滅的でもあり、希望に満ちていることもあります。
ジョイさん、あなたは現在どのようなお考えをお持ちなのでしょうか?
06:05
テクノユートピアンの多くは、パワーを得れば得るほど賢くなれると信じているように思います。
ゲスが、実際は必ずしもそうではありません。
世界というのはゲームで勝つことでも問題を解決することでもないからです
自分が置かれている環境に対してより適切なシステムに進化させようとしているだけなのです
より強力になるという意味ではないのです
より適切なシステムに進化させようとしているだけなのです
より強力になるということは
間違いを犯した場合
間違いの度合いが強くなるということです
混乱し複雑化した場合は 小高速でさらに混乱するだけなのです
つまり現在我々はジェットエンジンを積んだ状態で
制御不能な状態に陥ってるようなものなのです
シンギュラリティを信奉する人たちは
閉山能力さえ上がれば 最終的に賢くなると信じていることです
ですが最近の研究では
コンピューターは倫理的問題を解決することはできないという結果が出ています
シンギュラリティの人たちは十分な技術さえあれば
最終的に我々の問題を超越し
我々は賢くなると信じているのだと思います
寿命や演算能力が無限に伸びている今
このまま全てが無限大になった時に何かが起きるのか
シンギュラリティの神が降臨すると信じているわけです
イリック・シンとはどう思いますか?
テクノロジーを活用してより強力になったとしても
賢くなるわけではありません
本当の意味でパワーが上がるということは
判断力や識別力を持つということだと思います
過去10年の間にイノベーションと進歩の間には
差が生じるようになったと思います
困りましたね
これではパネリスト全員が同意見なので
議論が進まなくなってしまいます
09:00
では、少し視点を変えてみます。
シンギュラリティに到達しているかどうかという議論はさておき、
我々は既にある程度、トランスヒューマン的に進化しています。
人工心臓やロボット義足などは、
星的な人から見ればトランスヒューマン的なものであると言えるでしょう
これらの技術とどのように付き合うべきだと思いますか
我々はテクノロジーに頼らない生身の人間として生きるべきなのでしょうか
足首が弱く何度も手術をしていた少女の話を聞いたことがあります
治療を何度も試みましたが、最終的に彼女は足を切断し、ロボット規則を手に入れ、走り回るようになったそうです。
きっとポイントはそこだと思います。必ずしも常に生身の人間のままで生活しなくてもいいように思います。
人間の姿を否定することは、技術を否定することではありません。
規則は使うべきです。
テクノロジーが発達したからといって、人間でなくなることはないからです。
私が申し上げたいのは、私たちを人間らしく、
私が申し上げたいのは私たちを人間らしく、あるいは非人間的にしているのは一体何なのかということなのです。
どういった形で社会に貢献するのかが重要なのです。
人間とは何かを入れる器ではありません。他の人と繋がって初めて人間となるのです。
我々人間は誰が人間になるべきかを判断するのがかなり苦手なように思います
つい最近まで女性は投票することができませんでした
アメリカでは黒人は選挙権がありませんでした
自閉症の人は非人道的な扱いを受けることが多い
我々はある局面において
我々はある局面において動物の意気に達していると思うんです
時折、犬の方が人間よりも頭が良いと思うこともあります
我々は何をもって人間と呼ぶことが許されるのでしょうか
私は、人類と共同体として見なければならないと思います。
12:00
この共同体のメンバーは、障害のある人々から高齢者、恵まれない人々まで様々ですが、
全員が同じ尊厳を持つ存在だということです。
私は、人類と共同体として見なければならないと思います。
この共同体のメンバーは、障害のある人々から高齢者、恵まれない人々まで様々ですが、
彼らの尊厳を取り除くために 私たちは彼らを取り除くことはできません
カトリック教会はこれまで
障害者などの尊厳が奪われることのないよう 戦ってきました
我々は苦しみながらも進化しているのです
尊厳の尊厳について深掘りしていきます
日本では年長者への敬意は欠かせません
高齢者の介護などは若年層が行ってきました
しかしこれがだんだん難しくなってきています
日本では介護ロゴットの開発が進んでいます
介護の時間が取れない人間に代わってロゴットが介護になる
人間は時間がないから、それに対して責任を持たない。
尊厳を保つ人間同士が関わる介護とロボットによる代替。
この2つの関係をどのように対処すればよいと思いますか?
人間との対処と、マシンを中心に置く。
これは面白い質問です。日本は年齢が高い国です。
高齢化社会を迎えた日本にとって興味深い質問ですね
私の母は70代なのですが
日本に住んでいて英語を話す友人があまりいないので
私が毎日電話をかけて会話をするようにしています
でも、中には母親に毎日電話できない人もいるわけです。
そこで、自分の声を再現し、同じような会話ができるAIを作ったらどうだろう?と思ったわけです。
同じ話をすることを考えてみました。
私は日本の人々の年齢に対する 役に立つことができるかもしれません。
もしかしたら、高齢の親を持つ日本で暮らす 私世代の人々にとっては役に立つのかもしれません。
彼らにとって、会話はとても大切なものですからね。
100%をAIに置き換えるのは良くないかもしれませんが。
私はそれが良い考えではないと思いますが、15%か20%か…
15:00
15%か20%くらいは入れ替えても良いのかも。
そう、限界をかけるということですね。
これは難しいことですね。
受け手が決めるっていうのはどうかな。
私の母だったら、きっと娘と100%話したいというと思います。
でも、それが一つの挑戦だよね。
そこが課題の一つであるように思います。
開発者たちはチューリングテストを繰り返し、
人間により近くなるよう実験を繰り返していますよね。
一方で、反対派は、自分が話している相手が
本物の人間かどうかを知る権利があると
好奇活動を起こしています。
尊厳や配慮が重要なのは何ですか?
配慮が重要になってきているわけです
では今後、介護はどのような形を取ることになるのでしょうか?
老人ホームにロボットを配備することは盛んに議論されています
ジョイさんは先ほど「犬は人間より賢い」と言ったように
私はある種の人間よりも思いやりのあるロボットを見たことがあります
そういった人間がそばにいるくらいなら
ロボットが高齢者のそばにいるべきだと思います
我々は尊厳や配慮を最低限にすべきなのでしょうか
それともこのギャップを埋めるために
他のメカニズムを作るべきなのでしょうか
ロボットは人間よりも優れているということにまだ否定的な人もいます
ロボットがいれば何もしないよりはいいけれど実の娘が介護した方がいいという人もいる
これはかなり複雑な問題ですよね
ここでちょっと話題を変えてみます
何が人間を人間たらしめるのか、何が生き物を生き物たらしめるのか、という考え方に戻って、少し話をしたいと思います。
伝統的に、歴史的に、この議論は、資格があるのかが焦点となって行われてきました。
アジアの宗教は、資格を定義基準にしていますが、西洋では、1600年代頃から、
物事を感じることが生き物であるとされています
彼らは考えるだけでなく 感じているのです
では機械は資格を持つことができるのでしょうか?
機械は知覚を持つことができるのか?
私は人間がどのように認識するかによって決まると思っています
18:02
機械は知覚を持つことができるのか?
私は人間がどのように認識するかによって決まると思っています
機械は知覚を持つことができるのか?
私は人間がどのように認識するかによって決まると思っています
機械は知覚を持つことができるのか?
って決まると思っています
機械に知覚を与えるかどうかは
人間の認識次第だと思うのです
ロボットの犬が人間に蹴散らされている
動画が話題になったことがありましたね
AIやロボットについて考えるとき
私たちはロボットを私たちがコミュニケーションを取る
もう一つの存在と考えたくなる傾向があります
SF映画やドラえもんのようなアニメ
あるいは高齢者を介護するロボットなどでは
しばしばそのような存在として描かれているからです
しかし実際にはロボットのほとんどが
もう一つの存在としては認識されておらず
どちらかというと
私たちがどう感じ
どう考えるかに
多大な影響を及ぼしているように思います
TikTokやFacebook、Twitterは
毎日どう感じるかに
大きな影響を与えています
私たちは
アルゴリズムやAIをもう一つの存在として 考えすぎているのかもしれないとも思います
動物としてではなく
人間と同等の知覚を持つかどうかの基準は
自分の運命を理解しているかどうかだと思います
恐怖を感じたり、お腹がすいたり
仲間が欲しいという自己認識だけでは
犬も同じような知覚を持っています
人間とは自分がどんな存在であり
どんな人になりたいかという違いを見分けることができる生き物だと思うのです
キリスト教の観点から言うと
神であることを望むことと
神でないことを望むこと
21:01
善能であることを望むこと
永遠であることを望むことと、そうでないことの間にあるギャップと言えるでしょう。
このギャップこそ、人間の苦しみの主な原因である。
私たちは常にこのギャップを埋めようと試みますが、それは不可能です。
そして、同時にそれが、人間を人間たらしめているものであり、
人間を前進させるものでもあるのです。
誰かに関わるときは
多分その人はセンティアンだと思います
でも私はあなたに対して同意していますが
このような感覚を持つ日が来たら
機械に知覚があると言えるとは思います
コグニティブ科学からの
認知科学からの
少し違う表現があると思います
コグニティブ科学の一つの
考え方は人類が未来を想像する
人間が未来を想像することだと言います
どんなことが起きるかを想像することは
ほとんどの動物はできません
ですから、想像力が一つです
そして、もう一つは
これと関連しているのですが
モデルを考え出すことです
人間が未来を想像することだと言います
人間が未来を想像することだと言います
モデルを考え出すことです
これは未来と少し関係があります
このモデルによって
将来のさまざまなシナリオを推測することができ
どのような決定が影響を及ぼすかがわかります
もし機械が人の心をシビレーションできるようになれば
言語モデルや波多安認識をベースにしたAIよりも
ずっと人間的なものになるでしょう
多くのデータをもとに
人間とはこのように動く傾向があると算出してくれるのであれば
それは演算以上のものになるからです
もし人間の心をシフィレーションできるようになり、想像力をつけることができれば、機械は人間と近くの面において、より近づくことができるのではないでしょうか。
2017年のマサチューセツ工科大学の中はやっぱりどっちかというと
宇宙とかサイエンスとかテクノロジーの話が多かったと思うんですけども
これは日本という文脈とスプチャンがいることによって
意外にプラクティカルな介護だとか亡くなった人たちの話とか
あと少しスピリチャリズムが日本っぽくなっているので結構面白かったと思います
24:04
ぜひ時間があったら2017年の方も聞いてみてください
ブログに貼っておきます。それと英語のビデオのフルバージョンも
YouTubeの方に上がってますので、それもぜひご覧ください。
そして11月4日にデジタルガレージの New Context Conference の23回目が
行われます。今回のテーマは "Designing Our New Digital Architecture" で
これからWeb3だとかDAOの設計とかガバナンスとかインターネットの
アーキテクチャについていろいろ話をします。そして New Context Conference
ハーバード法学部の教授、それとCreative Commonsの創業者のロレンス・レスグが来て
Web3時代のガバナンスの話をします。
それとPlease Are DAOの創業者とトップのエムリー・イェインも来て
コンテンツビジネスだとかDAOの運営とか投資についてもお話しします。
ぜひPTXでサインアップしてください。今回は無料です。
NCCとデジタルガレージでGoogleしてください。
次はニュースのセクションです
仮想通貨の交換業者からなる
自主規制団体の日本判合資産取引業協会が
仮想通貨の上場前審査を12月中に原則撤廃することが
ブルームバーグの報道で明らかになりました
2018年のコインチェック事件以来
日本ってかなり厳しくなって
それの結果、この自粛制団体JBCEAができて
そしてなかなかトークンを日本では公開したりリストできないようになっていて
今例えばDAOを作ってそのトークンを、トークン公開するかエクスチェンジに載せようとすると
ソースコードだとかその技術的な監査をJBCEAが行わなきゃいけなくて
これ下手すると数年かかるっていう風に聞いていてお金も結構かかります
そして基本的にはダメ そして監査されてオッケーになればやれると
で、すでに他の交換上にも出てるトークンも違う交換上に載せようとすると
それももう一回監査しなきゃいけないっていうのがあって
そしてWeb3のためにはこれを緩めないとダメだよねって話はずいぶんして
この金融庁が監督してる自粛制団体のプロセスをやっぱり緩めていかなきゃいけないよなっていう話は
ずいぶんいろんなところで出てきて そして前進してるっていうことは
すごくいいことだと思います ただやっぱりアメリカ並みになる
のにはまだまだいろいろやらなきゃ いけないので 今年中で行われるような
変化だけではまだそこにいけないん じゃないかなと思います
来年の3月には基本的にさっさと できるようになるっていうふう
には言われているので それはすごく楽しみにしてます
今日本だと本当に100ちょっとぐらいしかトークンって公開できてないけれども
確かアメリカのコインベースだともう200以上だし
27:01
FTXだと300以上なので
やっぱり商品の数がもう圧倒的に違うので
結構日本の投資家は日本のちゃんとした交換上使わないで
海外の交換上を使っちゃってるケースも多いので
日本のルールをちゃんと守ってちゃんとやるような交換上を増やすためにも
これを緩めていかなきゃ ないんじゃないかなと思います
ブラジルのデジタル銀行
NU Bankは19日独自の仮想通貨
NUコインをリリースする計画を発表しました
NUコインはトリゴン状に構築され
約7000万人のユーザーに提供される ということです
はい銀行とか新卓銀行とかが
トークンを作るっていうのは
結構重要な面白いトレンドで
日本はステーブルコイン法ができて三菱新卓とかもプライベートチェーンではステーブルコインを作ってこれからパブリックチェーンでやろうとは言っているんですけども
今回のニューベンクのトークンでちょっと面白いのはステーブルコインじゃなくて
ダオのトークンみたいに変動するというトークンなのでちょっと面白い実験かなと思います
ちょっと目的が何をしたいのかちょっと僕もよくわからないんですけども
限られた人数で実験的に公開してるっていうふうに言われているので
どういう方向に行くのかちょっと見てみたいと思います
それと彼らはポリゴンのブロックチェーンを使っているみたいなので
でポリゴンは日本でもユリコ・ビールさんこの番組に出たことある代表者もいますので
意外にポリゴンっていうのはインターフェースがちゃんとできていて
こういう事業開発も行っていると思うんですけども
ポリゴンは一番ウェブ3では使われている イスリアムのブロックチェーンと同じ言語
EVMという言語なので イスリアムのために書いたソフトウェアはポリゴンで動くけれども
ポリゴンの方がガス代が圧倒的に低くて 決済コストも低いので
スケーラブルに細かいものを出すためには ポリゴンの方が低いコストでスケーラブルなので
こういうようなところでデプロイされていくのは 最近増えてるんじゃないかなと思います
インド警察がパブリックブロック チェーンをベースにした苦情ポータルを解説しました
住民からの苦情を警察側が勝手に改ざん できないようにすることが目的だということです
はいこれもまたポリゴンアプリケーション なんですけども改ざんできないところって
すごく実は重要で日本だとあんまりこう 警察とか国が改ざんするっていう
ストーリーなくはないけど、あんまりないと思うんですけども、インドとか他の国ではかなりこれがよくあることなので、そういう国では、国がいじれないところに書き込むっていうのは、この国民のバリューとしてすごく高いと思いますので、こういうケースをすごく想像はしてましたけれども、実際にやってるのを聞くとすごく面白いと思います。
じゃあお便りのコーナーです。最初のお便りはAJさんからです。
30:02
いつも番組を楽しく拝聴させていただいています
web3や最先端技術の話題は
sf小説を読んでいるかのような気持ちにさせられます
高額で取引されるnftアートも刺激的ですが
最近は直接利益を生まないnftにも興味を持ちました
ソールバウンドトークンのような
面白い仕組みや試みなどがあれば教えていただきたいです
Twitter のフォロワーやいいね、リツイート数などのように
これからの時代は直接利益を生まないことで評価されていくのだと思っています
直接利益を生まない NFT も同様になっていくと予想しています
はい、私も個人的にすごくお金に換算できないものの価値をトークンや NFT で
管理したり、そういうコミュニティに貢献することをすごく興味を持っているので
そういうのを色々アイデアも集めてますし実際実験を行っているんですけども
実際我々の方で行ったものでいうとうちのピトパのチームが
この間千葉工業大学の学歴証明書をNFTにしたんですけども
これはお金の価値がないけれどもコミュニティの価値があるトークンとして面白かったと思うんですけども
これも実はソウルバウンドトークンなので受け取った学生は他のところに
そのところに転送できないというのも一つのフィーチャーになっているので実際そういうものはやってます
それとうちの変革コミュニティのトークンこれはERC20というのでこれはNFTではなくて暗号通貨みたいなトークンなんですけども
最近のバージョンだと我々のコミュニティの中の人のお財布の間でしか送れないアラウェスト型になっているので
そうすると不特定多数の人と交換できないので
我々のコミュニティのルールをお金に換算できないとか
投資目的ではないっていうルールを
エンフォースしやすいっていうことがあるので
だからそういう意味で言うと
NFTを100万点イントするとちょっと通貨みたいだし
トークン ERC-20のトークンを
コミュニティの外で使えないっていうと
意外にこれは通貨じゃないような動き方になると思うので
だからどっちかというとなんか今
NFTっていうのは暗号通貨ではなくて、ERC20のファンジェブルトークンは通貨だっていうふうに言われてるんですけども、でもやっぱり機能を変えるとNFTも通貨になるし、通貨のようなトークンも非営利のもので暗号資産じゃないんじゃないかなっていうことも、こういう実験で見えてくるんじゃないかなと思います。
次のお便りは佐藤さんからです。
教育についてお尋ねしたいです。
ジョイさんは典型的な日本の学校教育は受けていらっしゃらないと思いますが、客観的にどのように見えているかお聞きしたいです。
いまだに集団授業で暗記返長の教育をしています。
また、大学受験において文系、理系のようにコースを二分し、多くの人が受験が終わってからのその区分を引きずるケースがよくあります。
33:10
Web3の理解には技術的な素様が必要だとは思いますが、 Web3を使って何をするかを考えるときには、その人らしさが出ると思います。
分野の区分とは関係なく、自発的にプロジェクトを立ち上げて、 マネジメントする能力が今まで以上に重要になってくると思います。
学校教育はどのように変わっていくべきだと思いますか さらに学校とは関係なく独学できる人を増やすためにはどうすれば良いと思いますか
はい これはとっても僕がバイアスがある分野なのでフェアじゃないかなと思うんですけども
例えばうちの妹はきちと学校に行って本読んで授業を受けてちゃんと立派な人間になったので
今みたいな教育システムに向いてる人にとっては
意外にいいんじゃないかなと思うし
きっちり
ものをやったり言われたことを
ちゃんとこなす人っていうのは
世の中にも必要なので
全くなくせとは言わないんですけども
ただ一部の人は私も含めて
普通の教育システムにあんまり
向いてない性格とか向いてない
脳の構造があって
そういう人たちにはこういう
集団でみんなちゃんとやるっていうのって
たぶんあんまり向いてなくて社会にあんまり貢献できない人間ができちゃうことが多いと思うんですよね
やっぱりそういう人間にとっては自分が興味があるものを追っかけてプロジェクト型とよく言われて思うんですけども
自分の心の中のパープスとか自分のハマる興味を見つけてそれを必死に追っかけているうちに
いろんな学びが起きるという学び方とそれとやっぱり分野に分けてスペシャリストを作るというのも一つのやり方としてありだと思うんですけども
やっぱり分野を横断するとコミュニケーションが難しくなったり深くいくリゴラスの学術的な定義とか問いっていうのは難しくなってくると思うんですけども
逆に分野をまたがないと見えないものとか分野をまたがないとできないところとか新しい分野を発見するための冒険とかっていうのはこれまたがなきゃいけなくて
そういうのをまたいだりそういう箱に入んない人たちをそういうとこに行かせるっていうのはすごく重要だと思うんですよね
これはなかなかアメリカも意外にそうなんですけどもなかなか今の従来のトイレクシステムではできないと思うんですよね
やっぱりインターネットができることによっていろんな人たちとコミュニケーションとって自分が興味があったらどんどんどんどん情報を追っかけることができたので
学校の中で情報を提供するっていうシステムよりも外で情報を受けて学校の中でコラボレーションしたりベンターシップを受けたり
あとは社会的なこうリーダーシップのやり方とかプロジェクトの作り方とか自分の心の勉強をするっていうためにこうなんかよく
36:01
フリップクラスティブっていうんですけどもこう裏返しにした方がいいんじゃないかなっていう議論は随分あって
で web 3になってくると情報がどこからでも手に入るだけではなくて
プロジェクトを作ったり、マネジメントをするとか、責任をとって組織を作ることができるので、
なかなか組織を作るっていうのは、小さい時とか学生の時できないことがWeb3になるとできるようになるので、
そういう組織論とか、論だけじゃなくて組織の中の生き方とか、組織の新しい発見とか進化をするっていうのも、
多分これから学校っていうか、学校に行く年齢の時に色々できるようになってくると思うんですね。
で問題は学校っていうのは結構学校自身が組織で
で結構教育学っていうのは意外にこの学校っていう組織と仕組みを前提にした学びとかを考えているので
この学校そのものがなくなったらどうしようかっていう学びの研究っていうのは意外に教育学の分脈の中では行われないんですよね
だからなかなか世界どこ見てもそうなんですけどもそういう教育省みたいなところとか教育学部っていうのは
結構学校前提にやってるんですねで意外に
教育
っていう言葉よりも学びっていう言葉とか心理学だとか
あとは例えば人類学とか文化人類学の人たちが意外に学びの未来とかをやっていて
そういうところから結構面白い実験で出てくるんですけどもそれが
なかなか学校の中に入っていくのって
アメリカでも難しいけども
日本の方がもっと難しいんじゃないかなと思うんですよね
だからっていうわけで
多分学校の外のイノベーションっていうのが
結構活発に起きて
そこからじわじわと学校に入っていくのと
あともう一つはよくこの番組で
ネイロディバーシリーの話をしていると思うんですけども
自閉所の子たちのサポートシステム
発達障害支援とかのところでは
意外にまた新しいテクニックとか技術があるので
そこでいろいろやっている
僕らなんかよくフロアタイムの話してるんですけども、子供の気持ちとか、この発達のところをちゃんと育てるっていうのって、これは発達障害の向けにもすごく効くんですけども、
実は結構普通の子たちにも効くんじゃないかなっていうので、そういう分野からも新しい研究が出てくるんじゃないかなと思うので、
ただ教育のシステムどう変えるかって、これすごく社会にとって大きな課題と話題なので、これは変えなきゃいけないと思うんですけども、
かなり大きな革命が必要なので、どうやって始めたらいいかっていうのを僕も悩んでます。
最後のお便りは、いそちからさんからです。
小さい頃より、足に障害があり、医療に関心があります。
医療分野でブロックチェーンの活用例などがあれば教えてください。
はい。医療とブロックチェーンは随分いろんな話は今出ていて、
私がいたメディアラボでもMedrecという医療レコードとブロックチェーンどうするかという話を
39:01
Ariel Ekblotという彼女のマスターでその論文を出して
彼女はその論文を2017年ぐらいに書いているんですけども
最近慶応大学とか千葉工業大学とか藤田学院とかでこのメディカルとウェブ3の話はちょっと始まっているんですけども
これから色々できてくると思いますが、あまり代表的な例はないと思うんですね。
で、障害の話で言うと、僕が言ったメディアラボで足を切断して義足で歩いてる、
Victoria Madescaっていうアーティストが、結構NFTをやって話題を受けて、すごく成功していて、
今年彼女も日本に来て、いろんなイベントやるので、番組でも紹介したいと思います。
最後は家紋のコーナーです。
今日の問題はこちらです。ブラジルのニューバンクと、そしてインドの警察が使ったブロックチェーンの名前をお答えください。
答えを打ち込むときには大文字半角A数字で打ち込んでください。 最新のメンバーシップNFT持ってない方は是非お便り送ってください。
お便りを番組で使いましたら、NFTの受け取り方への説明のリンクを送ります。
はい今日はここまでですまた来週
この podcast でお話しする内容はクリプトや web 3 に関する一般的な情報に過ぎずこれらへの投資の
関与を目的としたものではありません また特定のトークンなどの推奨を目的とするものでもありません
クリプトの投資と買い買いはとてもリスクが高いものです
自分もやりたいと思ったらプロのアドバイスをもらってから参加してください
また最終的な投資決定は皆さんご自身の判断でなさるようにお願いします
デジタルガレージは危険な海に最初に飛び込むファーストペンギンスピリットを創業以来大事にし続けています
これから来るWeb3 オープンソース時代を見据えた
テクノロジーで新たなビジネスを生み出す 仲間を募集しています
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Web3はここにいます。
私たちに、初めてのペンギンを一緒に。
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