(♪ BGM)
ジョイイトゥーズ・パッキャスト
変革への道
こんにちは イトウジョイチです
今日のゲストは メディアアーティストの藤畑雅樹さんです
彼は最初のNFTプロジェクトを 数日前完了したばかりで
そしてこのプロジェクトはすごくこれから NFTがどういうふうに変わっていくかっていうすごくいい事例だと思いますので
その紹介と今後アートとNFTの未来についてお話をしました
ぜひお聞きください
今日のゲストはミディアアーティストの藤畑雅樹さんです
実は数週間前藤畑さんのYouTubeのショーに出てすごい面白い話だったので
ぜひ僕がインタビューするような形でもう一回話をしたいなっていうのと
NFTの世界だと2週間経つともうなんか1年経ったような感じなのでまた新しい話題がいっぱいあると思うんですけども
そこに入っていく前に藤館さんにそのメディアアーティストっていう定義を少し教えてほしいんですけれども
謎ですよね 普通にメディアアートって言うとテクノロジーアートの最先端みたいな感じで考えられると思うんですけれども
僕はすごく用語的に遡って面白いなと思って、普通アートのジャンルっていうのはメディウムとテクノロジーでカテゴライズしますよね。
彫刻とか絵画とか、それから絵画の中に入っても版画とか日本画とか、それぞれ結局使っている道具が違う、メディウムが違う、媒体が違うっていうのでカテゴリーされていると。
メディウムがアートの対象になっているって、これはメタですよね。
だから僕はメディアートっていうのは、メディアそのものを作るアートのジャンルだというふうに解釈しているんですね。
それはどこから来るかというと、マクロハンがいいと思うんだけど、
メディウム・イズ・メッセージという意味で、メディウムが変わるとメッセージの内容も変わる可能性がある。
だから、メディウムそのものがメッセージだと。どのメディウムを使うかっていうことが表現者にとっても重要なメッセージになるということで。
それは実際、歴代の大統領が当選するときに使っているメディアが違うから、新聞が出てきてなる人と、ラジオが出てきてなる人、今はTwitter大統領の時代だから。
そういう意味で、メディアの設計が違うとメッセージが変わっていくってことに非常に興味を持っていて、そこに来たってことですね。
例えばNFTに対してそれを当てはめると、僕の勝手な解釈がNFTらしさを表現するアートで、今までのアートはただNFTに貼り付けるだけじゃないっていう方向にするんですね。
そうですね。だからNFTとアートがくっついたっていうのを去年話題になって、僕も見ていて、これかなり異様な風景であるし、
てる人はこれだけいるっていうのはもうそういうことなんででこれ終わってはい作品 渡しましたでなんか終わりにしたくないなと思っていて
もちろん店売する人もいるかもしれないし自分でずっとキープしておきたい人もいる だろうし
そうするとせっかくやったこのプロジェクトの価値を落とさないようにしてくためにはどうしたら いいかっていうのが今度はこのコミュニティの課題になると思うんですよ
そうですよねそれでねちょっとまだ本当にアイディアの段階でまぁ後で使うか使わないか やってもいいですけどやっぱり高いお金払ってる人と1000いくら払ってる人でモチベーションとかも
違うと思うので僕ねこれポイントつけたらいいかなと思っているんですよ だから高いお金払ってる人が高いポイントを持っていてでこそのポイントをこのコミュニティの中で使える
ようにするっていう そうするとなんか違う立場の人たちだけど同じように振る舞える
じゃないかなと思ってそうするとこのアイデアまあポイントをどういう形で出すかっていう のがまだわかんないんだけど
あのそうするとアートと nft とそういうパーティシペーションですよねー
の関係っていうのを 考える面白いですね
まあポイントだけはさすでにあるじゃんどこスーパーマーケット行ってもこうポイントがついて全部 貯めると3000円なんかくれるみたいなすごくわかりやすいけれども
でそれを他のものと商品としか絡んでないわけだけど今回の場合には自分が参加したものと絡ん でくるのでもうちょっとその参加の度合いが深いはずですよね
今ちょっとそんなことを思考実験してるところですけど
今やっぱりデジタルトークン、通貨は技術的にはポイントに入れてすごく面白いんだけど
いろんな規制があってお金と交換すると結構面倒くさかったり
まあコミュニティトークンだったりできたりその辺はいろいろ実験の司会があると思いますし
藤田さんもDiscordでコミュニティをやってお互い参加し合ってるんだけど
またすごい雰囲気だよねもともとゲームのためにできてるからちょっと騒がしいけどなんかハマるとなんか今までちょっとない
テイストですよねそうですねちょっとさっきのメディアートの話につなげて話したいと思いますけどもやっぱり
イメール出てきた時にショックだった普通にそれでイメールのアカウントが普通の人取れなかったんですよ
どっかアカデミックなインシティションに入るとか、テック系の企業と連絡があるとか。 その次出てきたのはソーシャルメディアですよね。
これはだからいいねを使ったコミュニケーションだけど、僕あのオープンな感じがすごく好きじゃなくて、あまりにも開けっぺるげな。それで未だにツイッターのアカウント持ってないんですけど。
で、ディスコード、星座さんディスコードいいですよって前から言われてたんだけど、今回初めて見て
結構その辺がこうちょっと緩いところと引き締めるところがあって、まあ使い方でその辺がこう微妙な淡いが調節できるところもいいなと思って
僕はもう一人でハッスルしてますけど
いや、見てて楽しいです。
だからこの辺も藤畑さんと多分一般アーティストの違いは
なんか藤畑さんってガンガン自分でとりあえずやっちゃう。
あのなんか藤畑さんが自分でDiscordのパフォーマッションセッティングしたりなんか全部やってて
実は僕も全く同じことをなんか1週間前ぐらいやってて
やっぱりそこでハマっていく人と
ちょっと忙しいからめんどくさいやっていう人のこの違いって大きいよね。
だからかな、このアーリーアダッ、インターネットの時も藤原さんそうだったよね
藤原さんのこう、初期の作品なんか、アンセレクトロニカの時に、もういくつ賞取ったぐらい必ず出てたよね
なんか、藤原、ウインズアゲンみたいな感じで、すごかったんだけども
でもあんまりいないんだよね、実はアーティストで、自分でディスコード設定したいようなアーティストなんかいないよね
それがすごく大切なような気がする。
アートの業界をどう考えるかだと思いますけど、ちょっと嫌味なこと言うと、やっぱりその最終的には公共機関と仲良くなるんですよアーティストって。
やっぱり作ったものが社会的に認められて価値があると認められて美術館博物館に入るというのがある意味アーティストのこうデスティネーションだから
その作品を収蔵するかしないかっていう判断をすることができる人と密接な関係といってはあれですけども了解できる
状況っていうのはやっぱり必要で、どうしてもちょっと権威的な匂いがしてくる。そうなってくるとね、大体そういう方向に向かっていったアーティストはね、
どんどん黙っちゃうんですよ。喋らなくなっちゃうの。それでわかりますよ、すごい星化していって。で、どういうことがもう一つあるかというと、自分のIDの問題があって
アイデンティティー、これどこから来るんですか?伊藤さんに聞いてみたいけど、アイデンティティーは一つだ。
で、作家のアイデンティティーは一生通して一つだっていうところがありますね。例えばマグリットを見てても、マグリットは途中で絵を描くのをやめたりしないんですよ。
最後まで一貫したコンセプトで一生同じ絵を描いて、僕あれはできない自分に。
絶対もっといろんな面白いことを彼は思いついているはずなんだけどやらないんですよ。これはモダン近代が作ったアイデンティティを中心に据えた
近代社会のロールモデルの中にアーティストが象徴的な存在としてあるからああなっていると思う。
で、そういうところがちょっと僕は納得いかなくて、好きなこと思いついたらどんどんやればいいじゃん
その辺にちょっと美術の側のこう硬直さというのは僕は感じますけどね
なるほど。で、NFTに戻すと、ここどの辺をいじっ…
今、先生も学生は最近は主導してないかもしれないけど、そう、若いアーティストに対してどういうメッセージあります?
この辺いじった方がいいんじゃないのとかこの辺をいじるのってあります?
少しずつわかってきたんだけどやっぱり例えば仮想通貨にしてもいくつもの仮想通貨がありますよね
1700ぐらいやるって言ったかな
それはみんな違う考え方を持って自分大の通貨を作って広めようと思ってるわけですよね
一つに絞られないようないろんなアイディアが今出てきている時だから
NFTっていうものも僕絶対単純にあの絵の後ろ側に貼り付けて売るだけのものじゃないっていうのはもう完全に直感的に思っていて
いろんな使い方ができるだろうというのは僕初めから思ってたんですよ。 その辺のアイディアのバリエーションっていうのがまだできてないし
それから出てきているものもなかなかそのいわゆる若いアーティストに伝わってないんじゃないですかね だから伊藤さんのディスコードに参加している時にダイナミック nft って言う単語を使ってたけども nft そのものが変化していくとか
それから nft と nft をくっつけると別のものになってしまうとか もちろんだって普通に頭で考えてできると思うですよでもできるっていうのはこれただの技術だからそれによって
何が変わるかっていうのはもうすごいイマジネーション支柱ですよね でその想像力を働かせてる間が超面白いわけですよ
ただうんそれやったらいいのにみんなと思うんだけど だからあの初期の
テレビなんかでもエンジニアーじゃないとカメラを使えなかった時代があったから結構その最初のこのNHKのショットなんかもう
ピシーみたいな感じででだんだん使いやすくなってくると mtv みたいにバッグに入れたなんか若い人が道走り回りながら撮ってるみたいな感じに進化していくので
ちょうど今ってエンジニアじゃないと思ったことを形にできないから、すごく微妙なところで
多分藤原さんも最初の頃、慶応大学でインターネットのエンジニアに囲まれてたから
あれがなかったらできなかった作品も最初結構ありましたよね
環境はもう普通じゃなかったですからね
まずキャンパス、まず全学生がイメール持っててホームページ作れる環境があって
だから僕のところに僕のゼミにいた学生たちと一緒にいろんなものを作ってたんだけど彼らもやっぱり頻繁に村さんのゼミに顔出したりとか
ワイドに行って聞いてくるとかそういうのがもう全然ユーズ無限にできる学校だったからそういうアドバンテージはもちろん持ってったと思いますね
でもそこにアーティストがいたからまたそういう技術者の表現が世界にまた違う形で伝わったので
なんか今度はキャンパスじゃなくてディスコードかもしれないけれどもやっぱりアーティストと技術者が一緒に
ワイワイやるコミュニティを作ることによってまたそういう環境を再現できるんじゃないかと思いますね
90年代にメディアアートの世界ではアーティストインレジデンスっていうのはすごく流行っていて
Zゲームしかりあるセレクトロニーかもやってたと思うしロッテルダムのV2とかそういうところがエンジニアが行ってアーティストが3ヶ月
滞在して何か作るとかでまぁ今現在でメディアと関係でそういうアーティストレジデンシティとほとんど意味がなくなっちゃって
全部オープンソースで出てるからプロセッシングとオープンフレームファックスとかで昔僕らが考えたようなことが全部できるようになっちゃった
でもできるようになっちゃったら作品が出てこなくなっちゃったんですね
イマジネーションがわかりやくなっちゃったんだよね
これがあればできる。ちょっと難しいものがプラグインになっちゃうとあまり楽しくないっていう感じ
そういうところがあってそうするともうちょっとメタなところに行かないと面白い場所がなくなってると思うんだけど
そういう意味でも nft をかなり刺激的でよくわかんない僕まだ今だよくわかんない 仕組みがまあでもそういう意味で言うとちょっと難しい時期今がもしかしたら
nft メディアアートでゴールデンエイジが一瞬始まる可能性はあるよねありますねもうそういう可能性があると思っていて
ただそれまでのメディアートと大きな違いはやっぱり他社が開催してこないと nft 面白くならない
コミュニティである必要はないけどそこにお金ではないとしてもトークンのような形で交換されるものが存在するので
はるかに現実世界に近い それでだいたい高学部系の人たちっていうのは引きこもりがちでコミュニカティブじゃない人が多いので
その辺がちょっと突破できないとアーティストがもうさっき言ったように閉じこもりがちだし
あの難しいんじゃないかだから言うと逆に面白いチャンスがあるしさっき言ったようなアートの意味がねなんか
こっそり作ったものをこっそり買ってくれる人に届けるみたいな形ではないものができると思ってんだけど
で僕からするとメディアアートって買えないじゃないですか普通の人 南潤パイクとか藤畑作品だから
今回初めて、これお金の問題じゃなくてなんかもっと参加してるよね。藤原さんの作品を僕持ってるっていうのって、で、ウォレットに入ってるって、これ結構
本当にこういうプライバシーとビジネスの
こういうトレードオフっていうのはすごくあって
だからそういうポリシーとそれとそのポリシーにコンプライするための技術を
深く考えながらこれから政策を作っておきなきゃいけないし
多分GDPRみたいなものを日本も考えていく中で
デジ調とかもこの辺の議論を色々していると思うんですけども
すごく慎重にやっていかないとビジネスもついてこないし
ただやっぱりプライバシーちゃんと保護しないと
アメリカみたいなアイデンティティ盗難王国になっちゃうのも嫌だなと思います
4日からスタートした北京オリンピックでは
中央銀行デジタル通貨
いわゆるCBDCの運用実験が行われています。
これはデジタル人民元を使用し、
外国人を対象とした初めての大規模実験で、
来場者はアプリをダウンロードしてデジタル人民元カードを入手したり、
自動販売機で外貨をデジタル通貨に交換したりが可能。
また、電子財布として機能するリストバンドがあり、
スワイクすることで商品の支払いが可能となっているということです
はい多分みんな電子決済というと日本とか世界一で進んでるんじゃないかなというイメージがあると思うんですけども
中国も随分前からその銀行とかカード会社あまり守らないで銀行の免許みたいなのをit 会社に配って
ウィーチャットとかでお金の決済をすごく簡単にできるようにして
そして銀行から引き落とすのもただ個人間もただインスタント
で、それをまた銀行に戻すときには手すりをかかるんだけども
ものすごいスピードで
で、それが国の政策でやって民間で動いたやつが
今度じゃあ国がやりますと中国ブロックチェーンでNFTやりますとか
いろんなこと言ってるんですけども
やっぱりどんな感じで動いていて
そのクローズドなワールド、中央集権型のブロックチェーンって本当にどんなものになるかってすごく興味あります。
今のこのクリプトの半分ぐらいは完全に反している方向で動いているんだけども、
利便性のところは一生懸命強化していると思うし、もしかしたら一番進んでいるので、
コンシューマーはどういうふうに反応するかっていうのはすごく僕は興味あります。
そして変革のコミュニティのメンバーの 慶応大学で博士を取っているダーム・キムが
実は北京オリンピックの ソーシャルメディア担当として
北京に行ってますので 来週かどっか彼女からも
レポートがもらえればと思います ダームさん聞いてますか?
マサチューセッツ高科大学は ボストン連邦準備銀行と共同で
CBDCの技術的枠組みの設計と検証実験をスタートさせたことを明らかにしました。
今回の研究により数秒間の間で数百万回のトランザクションの処理が可能になるということです。
はい、僕はもうこのニュースを今朝見たときめちゃくちゃ盛り上がって
僕も90年代暗号通貨とか電子決済を当てたとき、最初のデジタルキャッシュの本も日銀から引き抜いてきた、
デジタルキャッシュを当てた中村孝夫君と一緒だったし、
ずっとクリプトのこのノリと技術が中央銀行をどうやって変えていくかということを考えてきて、
メディアラボでもデジタル・クレンシー・イニシアティブを立ち上げたときも、最初から中央銀行とどうやってやるかっていうので、
イギリスの中央銀行のデジタル決済担当も引き抜いて引っ張ってきたり
ずっとやっていて、ボストンだと連邦銀行のブランチがあるボストンフェッドがあるんで
そこともコラボレーションを始めてたんですけども
それがやっと発表できるものができて
このレポートにも書いてあるので、別に秘密じゃないんだけども
いくつかすごくこの発表で重要な特徴があって
一つはこれ、オープンソースでちゃんと自分の家でも動かせる
中央銀行の決済システムを出してるんです、GitHubで
これ、僕らが知っている限りは初めての連邦銀行のオープンソースプロジェクト
で、このプロジェクトの中によく読んでると
やっぱりプライバシーをちゃんと守りましょう
で、個人情報をいかに集めないでできないかなっていうので
ブロックチェーンとかビットコインの人たちの考え方
で、しかもZcashっていう完全匿名のブロックチェーンの
技術担当をやってたダース・ヴェルザもこのプロジェクトに入っているので
決済のスピードとかトランザクションボリュームというのは
これは中国銀行に必要な部分もここで検証されているけれども
このプライバシーの部分もかなりちゃんとできているので
さっきの中国の中央銀行決済も多分逆で
プライバシー保護しているとは言いながら多分ちゃんとはできていないんだけども
MITとのプロジェクトというのはすごくそういう意味で
プライバシー保護を考えている人たちにとっては重要で
重要ででちょっと気をつけなきゃいけないのはアメリカの連邦中央銀行の ボードガーフェルナースって言って理事たちがいるんですけども彼らは彼らで今中央銀行デジタル通貨
cbdc をやるべきかで何をやるべきかっていうのを ボードガーフェルナースはパブリックコメントを今受けて検討に入っているんですけども
これはそのプロジェクトと実は関係なく、交流はあるんだけども関係なくプロジェクトハイモルテンっていうのは
MITとボストンフェッドのプロジェクトで、こっちはどっちかというとそのクリプトネイティブの人たちが参加しているプロジェクトで
だからそういう意味で言うとこれはすごく面白くて、オープンソースだからこれは日銀とかダウンロードして動かしてそこで例えばじゃあ学びあったりそこにまたプールリクエストして
貢献したりすることもできるので、これはきっとないかもしれないけれども、ちょっと僕の方は
期待しているのは、中央銀行がポリシーだけではなくて、ソースコードでコミュニケーションを始めると、すごく
面白いかなと思うので、ぜひこれは日本の中央銀行の人たちも