大阪万博の見所
今週、万博に行くんだけど、見所とかおすすめを教えて下さい。
おちあいおじさんのぬるぬると、あとは、大阪のヘルスミュージアムの心筋シートと、
あと、僕行ってないんですけど、パソナ缶にその、
iPS細胞で作った心臓が動いているのがあるらしいんですよ。
そのテーマとしては、命輝くが大阪万博のテーマなんですけど、
これが日本でしか作れないものばっかりで、
結局、生命を作るというのが、
ご法度なんですよ、他の宗教の国では。
要は、命というものは神様が作り出すもので、
なので、人間が命を作るとかありえないよね。
なので、ポケモンも中東の国だと昔は違法だったんですけど、
動物は進化とかしないよね、っていう。
猿から人間になるわけないよね、みたいな。
っていうのがあって、だから、進化とかもないよね、とか、
生き物というのは人間が作れないよね、っていう価値観の国のほうが多いんですけど、
でも、iPS細胞で作った心筋シートですって言って、
四角いシートなんだけど、それが筋肉のようにビクンビクン動くんですよ。
ビクッビクッってずっと動いてて、肝っていうのが面白い。
で、これの心臓もちゃんと動いてるやつもパソナにあるらしいので。
なので、結局、科学のある種の大パーツを作る作業って、
万博にあるんじゃないかなと思っていて、
僕、1980年代の筑波万博っていうのに子供の頃に行ったんですよ。
たぶん小学校1年とかそれぐらいかな。
で、その時にあったのがトマトの木というのがあったんですよ。
めちゃくちゃでかい木にトマトをくっつけて、
根っこが他の樹木でも栄養が上がればトマトって育つので、
普通の樹木にトマトをくっつけて、それを樹木として育てるというので、
めちゃくちゃでかいトマトの木を作って、そこにトマトがなってるっていうのを作ったんですよ。
で、その万博の時にね。
で、それは植物というのを作るというのは畑で作って収穫するんだけど、
実際問題じゃそれを樹木にしてバンバン作った方が効率いいんじゃないみたいので、
植物というのを合成させて効率よくするというのはありなんじゃないっていう科学が、
割と最先端だった時代なんですよ。
でも今結局トマトの木ありますかっていうとないんですよ。
それはトマトはトマトの樹木を普通に土に植えて育てた方がやっぱりコスパいいよねっていう現実なんですけど、
でもその差し木ってある種フランケンシュタインなんですよ。
その足元は桜だけど、そこをちょん切って上からトマトを刺すと、
なんか上トマトになるよねみたいな。
やっぱりそれはその管理できないよねとか、
多分収穫量がコントロールできないとか病原菌の問題とかっていうのがあって、
結局その実用ベースにはならなかったんですけど、
でもそういうものが科学的に作られたんですよ。
という感じで科学的には可能だけど、
こういうのいきますよって言って、
でも実際それが実用ベースにならないものっていうのが多分万博の面白い部分なんですよね。
未来の技術とその可能性
科学の延長線だとこれができますよ。
でも民間って実用ベースになるものはバンバン作るんですよ。
例えば電気自動車とかってその採算に合うから作って売れるわけじゃないですか。
でもトマトの木みたいなのってできるよねって分かってても、
採算ベースに乗らないから作らないんだけど万博だと作るんですよ。
なんか技術を見せようっていう感じで。
なので割とそのIPS細胞も多分採算ベースにはいずれ乗るんですけど、
今の段階ではまだ乗ってなくて、
その芯筋シートですとか、
芯筋シート使われてるか?今使われてるか?
ただその実物の心臓の方はまだ使われてないと思うんですけど、
っていう感じでその技術的にはこれは可能なんだけどっていうのを皆さん見てください。
でもこれがじゃあ10年後にあるかっていうと、
実はないっていう可能性なんですよね。
でその命輝くというテーマで今芯筋シートっていうリアルの心臓の話をしたんですけど、
その石黒館っていうところは石黒博士にめちゃくちゃ似ているロボットをひたすら作り続けるっていう、
自分に似たロボットを作り続けるちょっとマッドサイエンティスト石黒さんが万博の金を使いまくって、
めちゃめちゃ成功なアンドロイドを作ったっていう。
これで命輝くというテーマでいくと、
人によっては真逆のテーマだと思うのね。
命じゃなくてそれロボットやん、アンドロイドやん、
もうそう生物に対するリスペクトとかないでしょっていう。
なんだけどなんか日本ってそういうところが緩いから、
石黒先生おもしろいじゃないですかっていうので、
アンドロイドが命かかるようなテーマが出されちゃう。
これがまだモノとしてあるからまだマシなんですよ。
アンドロイドといえど一応なんか人間の形をして動いてるからまだ見どころがあるんですけど、
次の段階が落ち谷陽一さん、
日本の起こるマッドサイエンティスト落ち谷陽一さんなんですけど、
ぬるぬるっていうぬるぬるの事情っていうパビリオンをやってるんですけど、
そこが人間は価値がなくなったよねっていうのを、
ガチで直球で投げてくるんですよ。
一応人類というのは地球の中ですごい繁殖をしていて、
他の動物よりも上に立っていて、他の動物を殺してくって、
他の動物に別に殺されることはほぼないよね。
なので植物連鎖の頂点にいて、
一応地球というところをコントロールしてるよねという風になってるわけじゃないですか。
それはなぜそれをライオンやゾウではなく、
人間がそれをやっているのか、何の違いなのか。
ゾウの方がデカくて強いよね。
ライオンと人間が戦ったらライオンには絶対負けるよね。
じゃあなんで地球上のトップのポジションにいられたかというと、
知能が高いというところが一応トップだったよねなんですよ。
っていうところからいくんですけど、
残念ながらもう多分現時点か2年3年経つと、
コンピューターに比べたら、
人間も猿もライオンもほとんど変わらんぐらいバカだよね。
っていう時代になっちゃうんですよ。
もうなってる可能性なんですけど。
例えば計算で言ったら計算機には勝てないよねっていうのは、
昔から40年以上前から計算機の方が早い夢はあったんですよ。
でも計算だけしかできないじゃん計算機は。
なので複雑なことをやるんだったらやっぱり人間だよね。
人間最高ってなったんですけど、
最近はプログラム自分でコード書いてる人多分エンジニアでも減っていて、
もうAIに書かせた方がいいよねっていうので、
ライターさんとかでも企画だしとかある程度のライティングはもうAIに任せてますとか、
翻訳ももうAIがやっていて、
翻訳の文章とかもほとんど業務でやるやつもAI通したりして、
翻訳ツールを使ってそれを最後にちょっと人間がちょいちょい直すみたいな感じになってて、
ちょいちょい直すがなくなると、
AIと人間の知能
多分人間の、要はライオンとゾウで比べたらゾウの方が強いかもねぐらいな感じだと思うんですけど、
要するにサルとゴリラとチンパンジー比べたらチンパンジーの方がちょっと賢いよねみたいな感じで、
ゴリラ、チンパンジー、人間、
チンパンジーと比べたらちょっと賢いかもしれないけど、
AIには全然かなわないよねっていう時代になっちゃうんですよ。
人間というのは結局持っている記憶というのはあくまで個体にしか宿らないので、
頭のいい人っていうのは結局個人として学習できて吸収できた情報でしか判断できないですけど、
インターネット様とAI様は全ての知能を共有できるんですよ。
要は1個のコンピューターが学んだ内容をホイコピーって言ったら、
全く同じ内容を持っているやつが無限に増やせられるんですよ、ソフトウェア的にね。
なので人間でアインシュタインが1人でできたらすげー、
でもアインシュタインは10人いなかったんですけど、
コンピューターの世界だとアインシュタインを1人できたら、
これどんどんコピーして増やせるんですよ。
なのでめちゃくちゃ優秀なAIが1個できたら、
それをバンバンコピーして世界中はそのAIになってしまって、
で、記憶とか学習というのも終わったのがコピーできるので、
人間の場合ってその生まれて学習できるまで6歳ぐらいまで、
頭の悪い赤ちゃんという時期をやって、
6歳から70歳ぐらいまでまだ一応活動できるんですけど、
70歳ぐらいでどんどんボケとか始まって死ぬじゃないですか。
でもコンピューターをコピーして1秒間からいきなり現役で
フル稼働可能なんですよ。でも勝てるわけないよね。
というので人類の知能というのは、
実はもう誇れるものではなくて、
ちょっと賢い猿なんだから森に戻ろうよ、
というのがヌルヌルのテーマなんですよ。
大阪万博の意義
内田祐一さんの。その命輝くというのの中から、
お前ら人間調子乗っとくけど、お前さると変わらんよね、
っていう。
日本がその前にやった科学万博っていうのが、
僕がさっき言ったトマト抜きのある筑波万博ってやつで、
それが科学技術とか未来とかが、
確か前面に出たコピーだったんだよね。
ちょっと忘れちゃったんですけど、
未来科学とかそんな感じの技術で未来を作るよね、
未来というのは科学がどんどん発達していくよね、
という、その科学技術というのを未来を作るよね、
という、割とその科学万能な時代だったんですよね。
その鉄腕アトムとかドラえもんとかがあって、
その後にその科学技術の結果、
原子力発電所が爆発しちゃうよねとか、
今だと二酸化炭素の放出式だよねっていう、
その科学を追求しすぎた結果のどうなのこれ、
という状況にはまだあんまりなってない頃で、
科学技術というのを進歩すればするほど、
人類というのは幸せになるし快適になるよね、
という未来を希望を持って見てた時代だったんですよ。
僕が言った筑波湾爆、1980年代は。
とにかく今の2025年になると、
科学いくら進んだとしても、
二酸化炭素の問題とか石油足りないよねとか問題とか、
これだけ科学が発展して、
食べ物も容易に作れるようになったのに、
未だに戦争やってんじゃんとか、
一生懸命発展させても人類の発展にとってはどうなの?
っていう状況で、
さらに人間、頭良くないよっていう。
そんなに賢くないよ、AI様と比べると。
チンパンジーにマウンティングしてるんだったら、
俺はチンパンジーより賢いぜみたいなので、
そうだねっていう話なんですけど、
AI様から見ると小学生と幼稚園児が喧嘩してるみたいな、
そういう感じなんですよ。
そういうところでまとめられてるっていうのが、
本当に大阪万博というか日本らしいなと思うんですよね。
他の国だったら宗教の問題とか、
人間に価値ないよねとか、
アンドロイド持ち出して命って言うとかって、
何言ってんのってなっちゃうんですけど、
日本って定義論とかそういうこだわりがあんまりないので、
命って言ったらアンドロイドですから、
ふーんって言って楽しめるっていう、
大阪万博は面白いんじゃないかなと思いますね。
すげー長く喋った、大阪万博について。