2023-09-27 25:32

#136 [読書の秋]「スローフード宣言— 食べることは生きること(アリス・ウォータース 著)」と「じぶんの薬をつくる(坂口恭平 著)」

ズシレコラジオ#136 (2023/09/27)

【読書の秋】「スローフード宣言— 食べることは生きること(アリス・ウォータース 著)」と「じぶんの薬をつくる(坂口恭平 著)」


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Podcast番組「ズシレコラジオ」は、

逗子出身&在住,鎌倉勤務の編集長(♂)

葉山在住の保育士&ライター(♀)の2人が

2019年から逗子・葉山・鎌倉エリアの魅力をお伝えしている

声のローカルメディア。


心地よい波音のBGMにのせて

毎週水曜の週1回ペースで配信しているので

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番組の感想やお便りもお待ちしています♪


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こんにちは、ズシレコ編集長のキジマです。


逗子葉山エリアも涼しくなってきた秋の夜長、

今週は「読書の秋」特集として

ズシレコオススメ図書を2冊ご紹介します。


1冊目は、ズシレコでもお世話になっている

一般社団法人「そっか」共同代表 小野寺愛さんが翻訳された

アリス・ウォータースさんの著書

「スローフード宣言 —食べることは生きること」(2022)。


2冊目は、これまた逗子、池子の森の音楽祭にゆかりのある

音楽家、建築家、作家といったマルチなアーティスト

坂口恭平さんの著書「じぶんの薬をつくる」(2020)。


奇しくもどちらも、

暮らしや食との付き合い方を考えさせられる2冊で

ズシレコMCの2人はそれぞれの紹介に興味津々でした。


とってもオススメの2冊なので、

ぜひ手にとってみてください♪


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▼次回予告(10/4)

次週はMCひかちゃんが

葉山にある親子でほっとできる場所づくりをされている

「イル」の秋山あやさんにインタビューしてきた模様をお届けします。

おたのしみに!

@iru_hayama

https://www.instagram.com/iru_hayama/


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▼MC

來島 政史(ズシレコ編集長)

三輪 ひかり(ズシレコパーソナリティ)

@zushireco

https://instagram.com/zushireco/


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▼「スローフード宣言 —食べることは生きること」


アリス・ウォータース (著), ボブ・キャロウ (著), クリスティーナ・ミューラー (著), 

小野寺愛 (翻訳) @aiitoonodera

【クラウドファンディング9/21開始!】

<映画化!> アリスが願う未来 〜 地域を豊かにする給食と "生かしあう経済"

https://camp-fire.jp/projects/view/699503


※以下、Candfireページより引用

こんにちは! アリス・ウォータース来日プロジェクトチームです。

世界中の料理人と教育者に影響を与えた料理人であり思想家、アリス・ウォータース氏が、2023年秋に日本を訪れます。


私たちプロジェクトチームは、これまで1年間、地域を豊かにする食(とくに学校給食)や "生かしあう経済" を、この日本でアリス氏と共に学びたいと考え、企画を進めてきました。その中で、いつからか「この機会を自分たちだけで独り占めしてはもったいない」「アリス氏と共に日本各地を訪ね歩き、語られる言葉を広く共有したい」と考えるようにもなりました。


旅で見たもの、聞いたこと、味わったもの、気づいたことを余すところなく記録し、観る人の五感に響く映像を作ることができたら --- そう考え、この度、映画化のためのクラウドファンディング に挑戦します。

@we.are.what.we.eat_team

https://www.instagram.com/we.are.what.we.eat_team/


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▼「自分の薬をつくる」 坂口 恭平 (著)


※以下、Amazon書籍紹介ページより引用

2019年に実際に行われたワークショップを誌上体験。

誰にも言えない悩みは、みんなで話そう。坂口医院0円診察室、開院!


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▼「池子の森の音楽祭」


坂口恭平さんもday2(10/29)に出演!

逗子市池子の豊かな森の自然でローカルなミュージックを楽しめる野外フェス。
当日は子供も楽しめるワークショップや地元の人気飲食店が多数出店!

詳細・チケット購入は公式サイトをご覧ください。

https://ikegomorifes.com/


@ikegomorifes

https://www.instagram.com/ikegomorifes/


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サマリー

今回は、読書の秋をテーマにMC二人がそれぞれ1冊の本を紹介しています。木島編集長は、「スローフード宣言-食べることは生きること」というリス・ウォータースさんの本を紹介しています。この本では、ファストフード文化の問題提起や生かし合うつながりの大切さについて語られています。私も個人的にも応援したいと思っており、この本をまだ読んでいない方でも、ぜひ応援していただければと思います。また、「スローフード宣言— 食べることは生きること(アリス・ウォータース 著)」と「じぶんの薬をつくる(坂口恭平 著)」という2冊の本についても話しています。読書の秋や坂口恭平さんの出演する音楽祭についても触れています。

00:00
こんにちは、ZUSHIレコ編集長の木島雅史です。 こんにちは、パーソナリティの三浦光です。
この番組は、神奈川県の図志葉山・鎌倉エリアの魅力を 伝えしている声のローカルメディア、
毎週水曜17時頃の週1回配信をしています。 ということで、今日は久々の2人会ということなんですけど。
お久しぶりになりました。 8月の年末に公開収録、シーサイドリビングで海の家でやりましたけど、それ以来かな?
そうですね。
それ以来ね、結構公開収録の僕編集してたりとかで、 音源では聞いてたんですけど、結構あれ3本ぐらいになりましたね、と。
ボリュームたっぷりでした。 ボリュームたっぷりの雑談の中身のない話しましたね。
ユーザーさんね、リスナーさんのお便りとかね、 その生の声とか聞けたんで良かったなって。
ね、楽しかったです。
そこから小川修司さんというね、 写真家のゲストの方をお招きしてと。
まあね、図志で飲む会みたいなことも ちょっとやりましたよ、その後。
いいですね。
そんな感じでね、結構リスナーさんから図志の繋がりというか、 こういう関係が広がっていって、
リスナーの方も喜んでいただけるみたいな、 そんな活動もできてるなってちょっと最近思いました。
ね、なんか嬉しいですよね。やっぱそうやって直接会って、 それこそ小川さんとかもね、
もともと図志レコの公開収録に来てくださって、 そこからのご縁で今回はゲストとして出てもらうとか。
なんかそうやって地域の方と実際に繋がって、 なんか回っていく感じがすごくいいなと思いました。
そういうの増やしていきたいなと思いました。
なのでね、やっぱり外に出なきゃなという感じですね。
外に出ると言えばね、あれですよ。
先週お話ししたんですけど、ちょっと村田彩子さん。
65回目の図志レコラジオの方に出演いただいた、 村田彩子さん、路上演芸鑑賞家のポップアップショップのイベントが、
だいたい10月の9日ぐらいかな、それぐらいまでやっていると、 前回の配信で紹介したのでね。
それもぜひ出ほしいななんて思ってますと。
秋のイベント増えてきたなっていうのが前回だったんですけど、
今回はですね、秋といえばいろいろな秋があるじゃないですか。
食欲の秋だったり、 食欲の秋とかスポーツの秋とか。
その中でも今回ちょっと読書の秋をね、 フィーチャーしていきたいなと思ってます。
はい、それでは最後までお楽しみください。
読書の秋、ということで今回はMC二人が一人ずつね、 一冊を紹介していくみたいな感じでね。
ちょっと読書の秋をお勧めしたいなと思っているんですけど、 ひかちゃんからいいですか?
はい、じゃあ私の方から。
今回この読書の秋ということで、
おすすめの本を1個紹介しようってことだったんだけど、
正直なんかあんまり最近本読めてなくて。
絵本の方が多いですか?
そうなんですよ。 子供と一緒に本を読むことの方がすごく多くて。
自分のために読書をするってことが、 あんまり時間取れてなかったなっていうのを、
このお題をキジさんがいただいて思ったんだけど、 その中でも読んでいる本があって、
スローフード宣言-食べることは生きること
スローフード宣言 食べることは生きること っていうリス・ウォータースさんが書いた本なんですけど、
ご存知でしたか?
この名前はね、オノデラ・アイさんね、 翻訳をされているこの方が以前ゲストに出てくれて、
Facebookとかね、SNSで発信しているのは 見てたってぐらいですね、この本。
この本自体は去年かな、2022年度に出版していて、 私ももうすでに読んだことがあったんだけど、
最近また読み返してた本だったので、 ご紹介したいなと思って、
今日、図書レコで持ってきました。
今、キジさんからあったように、 この役をしているのがオノデラ・アイちゃんって言って、
私が保育士を務めている、 認可外保育施設のウミノコを運営している、
ソッカーっていう団体の共同代表をしている人が 翻訳をしている本になります。
このスローフードっていうのは、 要は食べ物を食べたりとかすることの話が書いてるんですけれども、
この副題にあるみたいに、食べることは生きることって 副題がついてるんだけど、まさに生きることの話をしていて、
この本の中では、最初、ファストフードの文化みたいな話をしていて、
例えば、安くあることとか便利であることとか、 いつも同じであること、あるのが当たり前であることっていう、
ファストフードが生んだ文化が、 実は食べることだけじゃなくて、
いろんなところにすごく発生してて、 私たちの生活が何でも便利であったりとか、
いつでも同じものが変えたりとかするっていうことが、 何よりも優先順位が上がってしまっていませんか?
みたいな問題提起をしてくれてて、 その逆の生き方とか、
あり方みたいなので、そのスローフードっていうのを提唱していて、 便利であることよりも、時間がかかるけれども、
美しさがあったりとか、季節を感じられることの方が、 自分の生活にもすごく大事だし、
それが周りをめぐって、自然だったり、 地球のためにもなっていきますよねっていう、
そういうあり方を提唱してくれている本なんですけど、 これぜひ読んでほしいなと思っていて、
特にそんなに職に興味がない人でも、 ビジネスの観点とかでも、すごくハッ!って
ハッとされることがあるだろうし、 毎日忙しいなとか、世話しないなと思っている人が、
ちょっと立ち止まって、自分の暮らしだったりとか、 生活のリズムみたいなものを、
考え直したりするきっかけに、すごくなるかなと思っています。 特にね、私がこのスローフード文化っていう、
このアリスさんが提唱することの、 なんかあり方みたいので、いくつかあるんだけど、
その中に、生かし合うつながりっていう章があって、 そこでね、なんか紹介してた話が、
なんかこれは、誰の人生にもっていうか、 生活の中でもあることで、
今日から見直せるなと思ったことがあって、 このアリスさん、ちょっとだけ紹介してもいいですか?
うん、どうぞ。
このアリスさんっていう方は、 レストランも経営されている方なんです。
で、そのレストランを開店した当時に、 ゴミがたくさん出るじゃないですか。
で、魚のゴミだったりとか生ゴミとかを、 要はまとめて、外のゴミ置き場に置いてたんだけど、
そしたらその、友人の人が来て、 ちょっとアリス来いって言って、
お前はこのなんかゴミ置き場の容器の中に入れるのか? みたいな風に言われて、
で、実際にアリスが入ったんですって、その容器の中に。 そしたらもうすごく魚の内臓だらけで、
本当に臭かったりとか、綺麗ではない、 美しくはない状態だったんですね。
で、なんかこのゴミをね、トラックに運ばなきゃいけない、 収集業者の人の気持ちがお前はわかるのか?って。
自分がこの収集業者だったら、 この匂いを嗅ぎたいと思うのか?って、
自分の次を担当する人の気持ちを考えたらどうだ? っていう風に言ったんですって。
なるほど、自分の次。
そうそう。で、なんかやっぱり、アリスはそこからゴミの出し方を考えるようになって、
で、今ではコンポストをね、今では相当前からですけど、 コンポストを使って生ゴミを出さないとか、
そもそものゴミっていうものの概念の考え方もすごく変わったってことが この後には書いてあるんだけど、
本当になんか私たちって生活するのには、 自分一人だけでは成り立ってなくて、
自分がそれを食べたりとか買ったりする前には、 それを売ってくれている人がいて、
それを作っている生産者さんがいてとか、 で、自分たちの後にはそのゴミを持っててくれる人がいてって、
本当に繋がり合ってて、なんかその自分がたまたまその時に担当しているところをすごく丁寧にしたりとか、
その次の人のことを考えるだけで、 全部が本当に変わってって、
自分の人生も、それに関わる人の人生も、 その周りの地域も社会も、地球も変わっていくんだなっていうのに、
改めて担当させられましたっていうのが、 こういう小さなアリスの日常の中でのエピソードが書いてあるんですけど、
私の普段の日常の中にもだし、 きっとこれ読んでくれる人の人生の中でも、
これ私の生活の中で置き換えると、みたいなのがすごくたくさんあって、 今の世の中を生きる人にすごくヒントがある本かなぁと思っていまして、
私には鬼刺さりしました。 鬼刺さりしました。 いやーもうこの今のレビュー聞いて、僕はレビュー参考になりましたボタンを押したようです。
本当ですか?よかったよかった。ちょっとバババって喋っちゃったんですけど。 いやーいいレビュー書きますね。
生かし合うつながり。 次の人のことを考えるって思いやりとかもそうですけど、
暮らしの中でそういった思いやりとか考えたことなかったなって思ったので、 ちょっとこの本買って読みたいと思います。
もう一つこの本のつながりで紹介したいなと思ってたのが、 この本を書いたアリスウォーターズさんという方が10月に来日をされる予定で、
アリスは特にその食の中でも今は学校給食に力を入れてるんです。 要は学校給食って規模としてすごく大きいじゃないですか。
何万人、何百人、何千万人っていう子が毎日食べるものだから、それをその大企業の人が育てて、
農薬とかをまいて育てた野菜ではなくて地域の小さな農家さんが育てたものを
食べるってことで、地域の人も農薬とか使わずに地域にあったものを生産し続けるってことが安定してできるようになる。
子どもたちはそうやっていいものを食べて季節を感じてっていうことが普段の毎日の生活の中でできるから、
実は学校給食を変えることが未来を作っていく子どもたちの考え方も変わっていくし、
地域の在り方とか地球規模で変わっていくんじゃないかみたいなものにすごく力を入れているんです、今。
それを日本でも結構いろいろと取り組んでいる学校だったり地域とかがあるので、
そういうところを視察して回るみたいな旅をする予定なんですって。
それを翻訳をした小野寺愛ちゃんがツアーを一緒に回るんだけど、
私たちだけがそれをアリスと一緒に実感するのはもったいないって言って、
なんかこれをいろんな人に届けられないかなと思って、
ドキュメンタリーの映画にしようかなっていうふうに思ったみたいなんです。
クラウドファンディングへの応援
でもそれってやっぱりすごくお金がかかることだし時間がかかることだから、
それを一緒に応援してくれる人が欲しいっていうことで、
今日収録が9月21日にやってるんですけど、
今日からまさにクラウドファンディングをスタートしていて、
40日間で1000万円を集めたいっていう
クラウドファンディングをキャンプファイヤーの方でやっています。
これを私も個人的にも応援したいなと思ってるし、
ずしレコでも応援したいなと思ってちょっとご紹介させていただきたいなと思いました。
いい話じゃないですか、これ。
学校給食?やっぱりそういうインパクトありますよね。
かなりあるんですよね。
そういったところに着眼点があって、
キャンプファイヤーのページとか見るとね、
アリス・ウォーターさんのこれまでの活動とか、
予約の取れないレストラン、シェ・パニックスとか、
そういったところとかね、
エディブルスクールヤードの創始者みたいなところも書いてあったりするので、
アリスさん自身の情報もこのページ見ると分かるなーなんて。
そうなんです。
なので、もしこの本をまだ読んだことない人でも、
ここのクラウドファンディングのページに書かれてることに
少しでも興味持ってくださったりとか、
私もその応援をちょっとでもしたいなと思ってくださった方がいたら、
ぜひ一緒にプロジェクトを支援していただけたらなと。
私は全然このプロジェクトにかかわっているわけではないんだけど、
本当に大好きなアイちゃんがやっているプロジェクトだし、
この考え方にもすごく共感しているので、
応援したいなと思っています。
この図資レコのInstagramだったりとか、
これを配信するときにも、
どこかでURLをちょっとご紹介できたらなとは思っているんですけれども、
あとはキャンプファイヤーで検索してくれたら出てくるかなと思います。
アリスが願う未来って入れてもらえたら大丈夫かな。
よろしくお願いします。
スローフード制限。食べることは生きること。
アリス・ウォーターズさん。
今回は我らが小野寺アイちゃん。
「自分の薬をつくる」の内容
そうです。
ということで、いい情報ありがとうございます。
私の一冊でした。
じゃあ次、キジさんの一冊お願いします。
僕の方はですね、最近結構読書の習慣が
僕の中で変わってきたなというのがあるんですけど、
結構その図資の図書館の中でも、
いろいろ文室っていうのがあるんですよ。
コツボとか沼間とか、
図資図書館っていう街の中心の以外のところ。
で、以外のところってなかなか最近行ったことなかったんですけど、
行ってみたら結構いろんな本があって、
なんか結構面白い本がいっぱいあったので、
そこでいろいろ借りまくったりとかしてたんですよ。
で、読書習慣、本が積読がどんどん増えてきたんですけど、
その中で一冊お勧めしたいのがありまして、
こちらが坂口強平さん。
これミュージシャンでもあり、
文筆家、小説家でもあったりということで
マルチな方なんですけども、
この方の自分の薬を作るという本です。
で、これ中身はですね、
この坂口強平さんって、
変な話、あれなんですよ。
その躁鬱病を患っていて、
それと付き合っていきながら
命の電話っていう、
自殺を考えちゃう人に向けた携帯番号とかを
TwitterXのプロフィール欄に自分の携帯番号を書いていて、
それを公開しているみたいな、
そんな人なんですよ。
で、そういったいろんなことをやっている人だなとか思ってたんですけど、
その人の本を初めて読みまして、
で、この本の中身っていうのが
ワークショップ形式なんですよ。
ワークショップのレポート的な内容になっていて、
そのワークショップの参加者に
いろんなお悩みを話してもらって、
坂口さんが答えていくみたいな
お悩み相談的な本なんですね。
で、最初に冒頭から、
いきなりワークショップ会場の風景というのを
なんか語り出しまして、
林道の花と花瓶、そして
自分で編んだセーターを飾ってある会場ですと。
要は自分のお気に入りで満たした
心地よい空間を作るっていうのが大事ですよ
っていうのを冒頭に書かれていて、
人の気分とか反応ってそれだけで変わるんだよ
っていうことを書いてあるんですね。
で、その時点で僕がもう結構ガツンときまして、
人の気分とか反応ってすぐ変わるし、
テクノロジーと一緒に
人間もスマホと一緒に進化しているように見えて
実は進化してないって
単純なことで変わったりすんだなみたいな。
そこでもう本終えてもいいぐらいの
衝撃があったんですよ。
みたいなところから始まって、
お悩みの相談をしていくんですけど、
自分の薬を作るっていう本の
薬って何なのかっていうと、
要はその日課なんですよね。
で、薬って処方されてもらって
飲み忘れてもしょうがないかってなるじゃないですか。
でも日課ってなると
三日坊主っていう通り、
なんかできなかったとかなるじゃないですか。
そういうふうになる必要なくて、
日課っていうものは
自分の中から生み出す、アウトプットする、
もう本当に些細なものでいいから、
もう情報型な社会、
スマホとかPCとか、
いろんな中で自分の中から
アウトプット少しずつでも毎日していこうよ。
それが日課だよ。
そしてそれが自分の薬だよっていう本なんですよ。
っていうのがめちゃめちゃ面白いなと思っていて、
それを読み始めてから僕も
自分のディスク、書斎の中の
外付けのディスプレイをまず取っ払いました。
で、スマホとかPCとかテレビとか、
スクリーンですよね。
スクリーンを見る時間を減らしたりして、
その分新しい読書習慣が始まったっていう感じなんですよ。
じゃあまさにこの本から
キジさんの読書習慣が変わったってことですね。
そうなんです。冒頭の部分からって感じですね。
で、その読書とともに、
結構僕ビジネス書とかばっかり読んでた節があって、
最近小説とかも読むように、
昔読んでたぐらいで最近読み始めたんですけど、
その読書の種類みたいなのも
自分の中で分類するようになったんですよね。
で、それ何かっていうと、
小説とか読むときはもう感じるだけで読むので、
もうメモとか取らずにバーッと流れるように、
もう過ぎた、川の流れと一緒で過ぎたものは追わず、
ページをどんどんどんどん行くみたいな感じで、
もう気楽で読んでいいんだなって思ったっていうか。
それはなぜかというと、
ビジネス書とか読んでると、
何か自分の身にならなきゃって思っちゃうので、
メモを取ったりするんですよね。
そうすると、なかなかページも進まないし、
何か全部食べなきゃみたいな感じになるんですけど、
小説の読み方ってもっと気軽でいいんだなっていう風に、
この年で改めて気づいたというか。
そんな感じで、小説は流れるように読んで、
逆に自分の薬作る坂口強生さんの本とか、
他の本とかは、結構メモを取るようにしてるんですよね。
メモっていうのがやばくて、
僕、これ見えますかね?
このモザイクとかZoomの画面で今見せてますけど、
すごいんですよ、この文字。
文字をいっぱい書いて、写経と同じですよね。
お経を書き移す。
手書きで物事を書くって、PCとかでキーボードタイピング、
日常的にそれがメインになってくるじゃないですか。
物を書くっていうのがあってくると。
そこをあえて、面倒くさい時間のかかる手書きっていうのをすることによって、
それも結構単純に集中力だったりとか、
没頭できる時間ができると。
なんか、最近別の話で聞いたんですけど、
バケーションって言葉あるじゃないですか。
バケーションって、休暇とか休むとかですよね。
それも元の言葉のバケイトっていうのは、開けるっていう意味なんですよ。
空って書いて。
余白を作るみたいな。
だから、余白を作ったりとか、隙間を自分の中に空っぽにするとか、
そういうことをしないとバケーションにならないんじゃないの?みたいな。
っていうことを知って、あ、なるほどなーって思ったの。
で、そこが全て繋がったというか。
単純に写経とかも多分そういうことなのかなって思ったんですよね。
単純作業で無心になっても、ただ書き写す。
そうなってくると、なんか不老状態になるっていうか、
何も考えなくなるっていうか。
何も考えてないんだけど、メモ取ってるみたいな感じで、
なんかすごい良い読書習慣生まれたなーって思ったんですよね。
いいですね。
ちなみにさ、けじさんはさ、
1日の中のどこにその読書をする時間とかを入れ込んでるんですか?
これね、最近ちょっと僕早ない早起きをちゃんとするようになってるんですけど、
朝5時ぐらいに子供起きるんですよ。
で、それとともに起きちゃって、5時、6時とかの、
今日とかも、今撮ってるのも早朝ですけど、
それよりも朝の、朝5時、6時台に日の出とともに起きて、
読書ちょっと30分ぐらいして、なんか心地よい音楽かけながら。
あー、めっちゃいいですね。
で、それで子供と一緒に朝食とって、
会社に学校出かけるとともに行くみたいな感じで。
あとは寝る前ですね。
寝る前小説ばーっと読んだりみたいな。
こんな感じで、通勤って僕結構自転車が多いので、鎌倉まで。
通勤中読めないじゃないですか、そうすると。
読書の秋とスローフード宣言
なってくるので、なんか読書はもう本当に空っぽにする時間みたいな感じで、
気分転換って使い方してますね。
あー、いいですね。
そうそう、なんかこっちの寿司とか葉山に住んでると、
プラスリモートが多くなったから、結構通勤をしなくなって、私も。
ほんとにたまにしか外に出ないから電車に乗って。
今までそう、電車に乗ってる時間が結構本を読んだりとかする時間だったんですけど、
それがなくなったから、うまく自分の生活の中に本を読むっていう時間が組み込められなかったんですけど、
確かに朝に読んだりとか。
30分ってね、時間だけでも、ちょっと今の私撮れないかもしれないけど、
10分だけでも結構変わりそうな気がしました。記事さんの話聞いてて。
そう、ほんとに。
それこそスクリーンじゃない方がいいなって思いましたね。
さっき冒頭に言った、人間はそんな進化してないっていうのは、
僕の最近のすごいテーマというか。
スマホのiPhoneなんか14、15とかになってきたけども、
人間としてはまだ1.1ぐらいかなみたいな。
もう記事さん絶対読んだ方がいいです。
アリスモーターさんのスローフード宣言。絶対読んだ方がいい。
さっきのレビュー見た時に参考になりました。超押したくなったんで。
もうこの後すぐに買ってみます。
なぜ今まで買ってなかったんだろうって思っちゃうくらいでしたね。
この坂口強平さんが自分の薬を作る。
じぶんの薬をつくると音楽祭
後半はずっとお悩み相談を何十人もやっていく中で、
いい答えまた書くんですよ。
それを何十人分もっていうので一冊終わっていくんですけど、
例えばお悩みの中で、それこそインターネット見過ぎで、
他人のSNSとか、他人と比較してすぐ落ち込んじゃうんですよっていう方がいますと。
久保田純子さん、仮名23歳っていうお悩みなんですけど。
これはもうそれに対して坂口さんは、
もうあなたは一生反省することしないでくださいと。反省禁止ですと。
毎日その代わり、加点日記、加える点数の日記を
加点日記書くといいですよって言ったんですよ。
で、それって適当な配点でいいから皿洗いできた100点とか、
みたいなことを積み重ねていって、ハイスコア目指すと。
減点しなくていいんですよみたいなことを言っていて、
すごいフランクな言葉で言ってるんですけど、ひとつひとつが重みがあって、
すぐなんでこんな言葉出てくるんだろうみたいな形がすごく感銘を受けた一冊になって。
私も読んでみたいです。
図書館とかにもね、たぶんあります。
そしてね、この坂口強平さん、実はこの生け子の森の音楽祭出てくるんですよ。
来月のですか?
来月の。
そうなんだ。
そうなんですよ。だからね、そこでもちょっとおすすめというか、
僕、去年も出てくれたんですよ、坂口強平さん。
実行委員メンバーの友達っていう関係だったりで、ブッキングできたんですけど。
去年はちょっとね、ステージ見られなかったんですけど、ミュージックフィールドの別のブースやってたんで、
ちょっと今回はね、この本を読んでいるので、もう本当にファンです。
言いたくなるなって思いました。
10月の28、29日がこの森の音楽祭で、坂口さんはもう決まってるんですかね?
2日目の29日、10月29日の出演ですね。
ちょっと私もじゃあ、そっちの日をめがけていこうかしら。
そう、ぜひぜひ。
去年もね、なんか言ってしまえば、ファンみたいな方というか、いたなーなんて思ったので、
ちょっとね、直接お話できたら嬉しいなーなんて。
いいですね。
いやー、図書と繋がってんなーって。
いや、本当ですね。面白い。
本当ですよ。
そんな感じでね、ちょっと読書の秋。
それぞれこんな感じでね、みなさん小さな秋見つけたみたいな感じでね、
感じのことをしてくれればいいなーなんて思ったけど、
うまいこと言ったなって顔をされました。
ヒカちゃんに今。
ずしレコラジオ
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ということでね、2冊とも今回あれでしたね、なんか共通点あるよな。
うん、なんかそう思いました。
感じだったなーって思いました。
面白いですね。全然ここね、打ち合わせせずにそれぞれ本当に持ってきた1冊を持ってきたんですけど。
ボンと出したのに。
うん。
すごいなんか面白かったなって思ったし、お互いの本をちょっと読んでみたいな。
本当ですね、はい。
うん、思いましたねと。
はい。
はい、ということで今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
お相手はずしレコ編集長の木島雅一と、
パーソナリティの三羽ひかりでした。
それではまた来週。
さよならー。
さよならー。
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