映画『シビル・ウォー』の概要
ZEROから始めるポッドキャスト生活。
このポッドキャストは、我々1.2倍速推奨夫婦が、サウナや映画、ラーメン、もしくはそれ以外について、曜日ごとのテーマで好き勝手に喋っていこうという番組です。
超詳しい。チャイミングが詳しいでしょ。
はい、ということで、日曜日ですね。
日曜日になりました。
日曜日になりましたけれども、
なりました。
今週も新作映画、見てきましたんで、やっていこうと思います。
新作映画ですね。やっぱね。
このね、10月、11月、12月、だんだん盛り上がっていくシーズンなので、
映画、サンデー・ムービー、やっていこうと思いましょうか。
はい。やっていきましょうか。
はい。
早速。
早速、タイトル言っていきますか。
本日はですね、10月4日公開のシビルウォー、アメリカ最後の日。
まあね、アメリカ最後の日っていう副題みたいなものがついてるんですけど、
シビルウォーですよ。
日本での公開の遅れ
シビルウォーですね。
ね、待望です。これね、すごい待ってた。
ずっと待ってたよね。
待ってて、めちゃくちゃ面白そうじゃん。
いつから待ってたの?
え、4月から。
4月から待ってたの?
もっとはもっと前だけど、
欧米というか、わりと世界的にかな、日本以外は4月12日に公開してるんですよ。
日本が遅いの。
日本だけそんなにやたら遅いんだ。
そう。
なんでだろうね。
って思ったの。
大統領選が間近に迫ってるということで、
これ言ってる人もいるんだけど、だからじゃないみたいな。
日本は結局、アメリカの情勢のことよく知らないじゃん。
なので、工業収入とかを考えた時に、
より興味がある時に公開した方がいいんじゃないかってことで、
大統領選の直前ぐらいにやった方がいいんじゃないかみたいなことを考察する人とかがいたりするんだけど、
なんかね、この配給っていうのは、
ハピネットファントムスタジオ、
ハピネットの配給なんですけど、
ハピネットファントムスタジオが去年、
A24との間で独占パートナーシップ契約っていうのは締結された。
そのことによって、日本国内の独占配給っていうのを、
ハピネットファントムスタジオが行うことに去年決まったらしい。
締結されたんだって。
そんな契約が。
なので、今後日本でのA24の映画っていうのは、
ハピネットファントムスタジオが配給することになったらしい。
じゃあ、もう全部そうなんだ。
今後はね。
っていうのはいいとして、
ハピネットファントムが、
要するに、ブッキングできなかったらしい。
あ、そうなの?
欧米というか、全世界公開時期ぐらい。
4月ぐらいに、
ブッキングできなかったってどういうこと?
要するに、劇場が空いてないと。
空いてないって、いくつか空いてるだろうけど、
想定しているスクリーン数が、
確保できなかったっていうことなんじゃないかなって、
俺は思ってて。
あー、日本全国で。
南韓でやろうとしてるっていう、
今、公開関数があるわけじゃん。
その関数分の劇場が、
多分その時期に確保できなくて、
確保できる時期は、
多分、探っていく中で、
今になったっていう。
なるほど。そうなんだ。
4月、5月はゴールデンウィークだからね。
対策目白押しじゃん。
その時期に確保できないから、
ずらした、みたいな事情があるらしくて、
そういう事情は日本しかないから、
日本だけが遅いらしい。
政治的影響と内容の考察
へー、そうなんだ。
ただ、それによって、
大統領選の直前になったっていう、
ある意味、いいタイミングになるっていう、
じゃあいいんじゃない?みたいな。
まあ、そうだね。
一番直前だもんね。
すごい内容的にはね。
なんでかって言ったら、
シヴィルウォーというタイトルの通り、
アメリカで内戦が起きたらっていう、
イフの話。
近未来のフィクションなんですけど、
そうだね。
まさにね、
トランプがまた大統領になるんじゃないか。
みたいなことが言われている。
この最中に、
アメリカが内戦になるっていう話を、
映画として見せるっていうのって、
プロパガンダじゃないけど、
政治的な影響っていうのは、
少なからずありそうじゃん。
だから日本人の注目も、
大統領誰になるんだろう?みたいな中で、
誰かになった時に、
アメリカが内戦状態に入っても、
おかしくないんじゃない?みたいな。
ことを考えるっていうのは、
公開時期としては良かったのかな?みたいな。
そうね。
アメリカっていう国のね、
いろいろ考えちゃうよね。
映画的にも。
これフィクションの話だけど、
もう何だろうな。
もう迫力がすごいから、
ドキュメンタリー?みたいなぐらいの、
勢いというか迫力を感じるよね。
先に言っておくと、
これネタバレにします。
ネタバレにしちゃう。
これはもうネタバレあり。
ネタバレあり。なるほど。
じゃああれですね。
この先映画を見てない人は、
ここでUターンしてもらうか、
見た後に戻ってきてもらうか。
ネタバレありでもいい人は聞いてねって。
そうだっすね。
ただ、
最後の最後の結末だけは言わないんで、
まあそうだね。
じゃあいいやっていう人は別に聞いてもらえばいいかなと思ってるし、
別に最後の最後の結末がそこまで重要なのかって言ったら、
俺はそうは思わないし、
別に聞いちゃってもいい内容にはなるのかなと思うんで、
喋ろうかなと。
じゃあ言っていい?ネタバレありで感想を。
これさ、
シビルウォーって内戦だからさ、戦争映画じゃん。
私、知っての通り戦争映画あんまり見ないというか、
苦手じゃん。
なんか人が死んだりとかさ、
そういうの嫌だなと思って見てこなくて、
ただシビルウォーは、
ネタバレありだから言うけど、ロードムービーみたいな。
ロードムービーをしつつ、
戦争映画っていうよりはジャーナリストを主人公にした、
ロードムービーみたいなことを聞いて、
じゃあ、そこまで戦争シーン激しくないし、
いけるのかな?ちょっとマイルドなのかなと思って、
見てみたのね。
見ようと。
で、実際見たら、
確かにロードムービーだな、みたいな部分はあったんだけど、
やっぱり戦争映画だった。
それはね、シビルウォーってついてるから戦争映画なんだけど、
戦争映画苦手でも何個か、
何個か見たことあるものあるんだけど、
その中で一番すごいなって思った。戦争映画。
どの辺が?
やっぱ音の迫力。
アイマックスで見たじゃん。
アイマックスで見たのもあると思うんだけど、
戦争の没入感というか、
現場にいる感じというか、
迫力。
それがすごくて、
火っていうか、コアっていうか、
臨場感がやっぱりすごかったなっていう感じで。
銃撃音とかさ、
そんな銃撃音すんの?みたいな、
漢字の銃撃音。
今まで聞いたことないこんなのみたいな。
そこがやっぱすごくて、
生きてるというか、
戦場にいる感じには臨場感が全部なっちゃうんだけど、
あ、今ここでこんなことが行われてるっていうのが体感として
入ってきて、
それがすごいなと思った。
俺はさ、割と見るわけ。
戦争を扱った映画。
やっぱり、俺もいかに、
戦場を映像とか音で再現してるかっていうことが
見たいし、聞きたいし、
それができてる映画ってすごいなって思うから
見るわけ。
だから、いっぱいあんのよ。
だから見たほうがいいと思う。
それがすごいと思うんだったら。
体感できる映画、他にもいっぱいあるよってこと?
あるある。
俺は今思いついたことをいきなり喋ろうと思ってて、
あのね、これはあんまり言ってる人がいないっていうか、
全然聞いたこともないから、
俺が考えてるだけの話で、
俺は戦争映画と戦場映画っていうのを
分けて考えてるっていうのを何回か喋ったことあると思うんだけど、
ポッドキャストで言ったことないけど、
分ける必要あんの?って思う人はいるかもしれないけど、
俺は分けたい。
戦争映画っていうのは、
史実に基づいて、
史実を描いてるものは、
戦争映画っていうべきかなと思ってる。
で、じゃあ、戦場映画って何なのかっていうと、
戦場を描いてる映画。
要するに、
史実とかはあんまり関係なくて、
例えばそれがベトナム戦争であっても、
ベトナム戦争の頃の、
どこかの町の町というか、
戦場の風景を描くと。
アフガニスタンのどこかの時間を切り取っただけみたいな。
それを俺はもう戦場映画とするべきだと思ってて、
それって別に戦争中ではあるし、
戦争時の話ではあるけど、
要するにその戦争が終わった瞬間だったりとか、
始まった瞬間だったりとか、
すごい大事件を描いてるんじゃなくて、
ただただその戦時中の日常を描いてる。
っていうのは分けるべきだろうなと思ってる。
それが戦場映画で分けていて、
今回のシビルウォーは戦場映画。
内戦とリアリティの描写
今回のシビルウォーは何かって言うと、
何でもないわけ。
何でかって言ったら、これ起きてない話なんだよ。
戦争ですら、戦争は戦争なんだけど、
架空の戦争だもんね。
近未来の話のフィクションの話で、
そして内戦なんだけど、
でもこれは完全に戦場映画だなと思ってて、
それぐらいの臨場感がある。
まさに、こんなこと起こってもおかしくないよな、
っていうものすごい迫力とリアリティがある。
リアリティすごかった。
でね、いろんな場面があるわけ。
例えば、いろんな場面あったけど、
例えば、これはクレジットはされてないらしいんだけど、
ジェシー・プレモンスが出てくるわけです。
予告にも出てくるから、
映画をよく見てる人は、
ジェシー・プレモンス出てるって分かると思うんだけど、
すごいインパクトのある場面でさ、
もはやこの映画っていうのは、
アメリカの政府軍と西部勢力って言われてる、
もう対立する勢力との戦いになっていく中で、
どっちに属してるか分かんないような兵士っていうのがいっぱい出てくる。
その中の一人としてジェシー・プレモンスが出てくるんだけど、
ミリタリーっぽい格好をしてるんだけど、
なんだか分からん。
なんだか分からんけど、なんだか分からん感じで、
民間人をなんか殺してるかのようなキャラクターとして出てくる。
そこに出くわした主人公グループたちが、
一触即発の場面になってくるというのも、
戦場ならではだと思うわけ。
ああ、あれ戦場ならではなんだ。
混沌としてるわけ。
ああ、そこめちゃくちゃ怖かったよね、あのシーン。
でも何が怖いかって、リアリティがあるから怖いわけ。
そうだね、確かに。リアリティないから。
エンタメって分かって、
リアリティないものは普通に怖いけど楽しめるけど、
怖かったもんね。
何が怖いかって、本当に殺されそうなんだよ。
主人公なのに殺されるかもみたいなのを見ながら思ってた。
なんでかって言ったら、戦場だからなんだよ。
もはやそこに秩序なんかないわけ。
そうだよね。
だから、あの兵士が西部勢力側なのか、
政府軍側なのかも分かんないし、
なんで民間人を殺してんのか、
死体を処理してんのか、
何してんのかよく分かんない。
よく分かんないけど、
とにかく殺されるかもしれない恐怖感がある。
それが戦場なんだ。
それが戦争なんだ。
っていうリアリティ。
戦争のリアルを描いてる。
他には、たまたまたどり着いた町で、
死体が転がってると。
だから警戒をしつつ進んで行ったら、
狙撃されたから、
ちょっと車を降りて隠れたら、
そこで狙撃してきた側と対立するかのように、
銃を構えている兵士がいるわけ。
この兵士も、
どこに属している兵士なのか分かんないわけ。
そこでまた決定的なセリフを言うのが、
あなたたちはどの兵士なの?って言うんだよね。
そしたらその兵士が、
お前何言ってんの?みたいな。
俺の言葉分かんないの?みたいな。
目の前に狙撃してくる奴がいるだろう。
そいつは敵なんだよ。
だから戦ってるんだよ。っていうわけ。
それが戦争なんだ。
もう、どこに属しているのか関係ない。
死ぬか生きるか。殺すか殺されるか。
それしかない。っていうのを描いてたわけ。
そういうところがすごかったね。
っていう風な場面を色々見せて、
戦場を見せたわけ。
これはもう、今はそんなこと起きてないけど、
いずれアメリカがこうやって分断されて、
対立した時に、内戦が起きた時には、
こうやって戦争状態になって、
こういうことになりますよっていうのを示唆してるわけ。
そうだね。
ものすごいリアリティを持ってやってるわけ。
リアリティがすごかったよね。
逆にさ、そういう場所もあれば、
全然戦争関係ないです、みたいな街もあったじゃん。
え、戦争やってるの知ってるよね、みたいな。
あまりにも普通すぎて。
みんな普通に犬の散歩してたりとか、
お店の営業してたりとか、
試着どうぞ、みたいな。
っていう街もあるっていうのが、
それが戦争ってことなんだよね。
そこもリアル。
それはアメリカだからこそリアル。
あれだけ広くて州もいっぱいあって。
アメリカはね、
その州それぞれがちっちゃい国みたいなもんだから、
そういうところは特に顕著なのかもしれないよね。
そう。
本当に戦争のシミュレーションがすごいされてて、
リアリティがあるっていう。
そこがすごかったよね。
ジャーナリストの旅
そこはね、すごかった。
このシビルウォーっていうテーマで、
そのジャーナリストたちが、
大統領にインタビューをするために、
ニューヨークからワシントンDCに向かうっていう話なわけだけど、
結構遠いわけですよ。
めちゃくちゃ遠い。
そうなっていくと、
それはオードムービーみたいになるんだけどさ、
やっぱ上手いなと思うのが、
このテーマで、
しかも設定がニューヨークからDCに行くみたいな。
ってなると道中が描かれるわけだけどさ、
やっぱり内戦中なんで、
やっぱり人がいないんだよね。
人いないね。
それがいいわけ。
ゾンビランドというか、
やっぱり荒廃した世界観なんですよ。
人がいない。
戦争中なんで、
人は外にも出ないし、
死んでたりもするしみたいなのもあって、
とにかく人がいないと。
車も通ってないしね。
ぶっ壊れた車がいっぱいあったりとか、
みたいな風景。
で、人がとにかくいないみたいな中を、
1台の車で向かっていくっていう。
ロードムービーあるあるだけどさ、
車がブイーンと走ってるじゃん。
で、俯瞰で撮っててさ、
山の中とか開けた道とか、
車走っててさ、
そこで曲が流れてるのがいいよね。
ちょっと大きめの音でさ、
カントリーミュージックじゃないけど。
曲の選び方もまたね、
曲に詳しい人が結構解説とかしてるから、
そっち聞いてもらった方がいいんだけど、
またいいの選ぶなっていう、
なかなか聴かない曲を選んでて、
ここでこれ流れるの?みたいな感じのさ、
曲の選び方がすごい良かったね、この映画。
のんきというか、
楽しい感じの曲がかかるんだけどさ、
いやいやいや、めちゃくちゃ緊迫してますもんね。
その温度差っていうか、
普通のロードムービーみたいな感じの曲がさ、
ポップな明るい感じのが流れてて、
で、その後すぐまた戦争みたいなさ、
緊迫感のあるシーンになるから、
温度差すごいよね。
すごかったね。面白かった、あれは。
そんな曲使うんだ!と思って。
ちょっと面白かった。
えーっと思って。
はい。ということで、
終わりまーす。
はい。
というわけで、また次回もポッドキャストお楽しみに!
それでは、Thank you and next movie!