00:00
おはようございます、ゼロトピックです
今日はですね
DNX Venturesのミナトさんという方の
ツイートを取り上げてちょっとお話ししたいなと思ってます
内容がアメリカのプロダクトマネージャーの実態
っていうそういう連続ツイートされていて結構伸びてたんですけど
その内容を改めてファクトをおさらいしつつ
その内容について自分がどう考えるかなみたいな話をしたいなと思っています
ということでツイートの詳細はディスクリプションのところにも貼っておくんですけど
この内容のサマリーをちょっとおさらいしたいなと思ってます
結構プロダクトマネージャーの実態について
統計とかインタビューとかを通じて書かれた記事とか
ファクトブックみたいなものを引用しながら
どういうことが言えるかっていうのがまとめられたツイートになってます
例えばプロダクトマネージャーの専攻、出身の専攻について
大学で何を専攻してたかってところなんですけど
このデータ見ると工学系、要はエンジニアリングがすごいトップ
ついでビジネスとか人文科学系が多いっていうそんな内容になってます
工学系が35%くらいかな
ビジネス系が30%くらいということで
実は大差ないよねみたいな話があって
エンジニアリングバックグラウンドが必須みたいな話も
すごく昔5年くらい前はよく言われてたんですけど
バックグラウンド実際に見てみるとそんなこともないんじゃないかなっていう
そういうファクトが面白いなと思いました
で、あと次2番目で
いわゆるプロダクトマネージャーコード格納化問題みたいなので
アメリカだと5%くらいのプロダクトマネージャーしか
実はコードを書いてないみたいなリサーチ記事があって
それが面白いなと
この記事では5%くらいだったんですけど
他の統計でも多くて3割くらいだよっていうことを
水本さん書かれています
なので非エンジニアのプロダクトマネージャーの方
安心してくださいっていう
すごい親切で素敵なコメントがつけられてました
で、3つ目がマスター卒が多いっていうところで
マスター卒っていうかマスター修士っていうのかな
修了っていうのかな
そういうキャリアの方が多くて
バチェラーいわゆる学卒が45%
マスターが42%ってことで
そういう高学歴の方が多いんですっていう話かなと思ってます
これ自分自身もマスター出てて
結構肌感覚としてはそんなもんじゃないかな
そもそもテック企業にいらっしゃる方ってのも
かなり台話してあると思うんですけど
ことプロダクトマネージャーっていう意味で言うと
身の回りでもマスター出てる人は
すごい多いなっていう印象はありますね
はい、次はハーバードか
ハーバードのビジネススクール
要はMBA取った後のうち7%ぐらいの方は
プロダクトマネージャーになるよみたいな記事があって
これもすごい面白そうですね
一学年1000人弱なんで年70人っていうことで
年70人新しくプロダクトマネージャーが生まれてる
03:03
一つの大学から生まれてるって考えると
向こうでいかに産業としてのテック企業が
非常に一般的になってるのかっていうのが
すごい面白いなと思います
70人って確か末勤勢の新卒の今の社員数とか
確か70人ぐらいって言われてて
プロファームって言われても今72個
だから成長してくる産業って
やっぱポジションがどんどん増えていくなと思うんですけど
ハーバードも大きい大学ですけど
そのたった一つの大学から
毎年70人新しくプロダクトマネージャー生まれるっていうのは
やっぱこのテック産業の
なんだろ、テック企業の中にプロダクトマネージャーありみたいな
そういう構造から考えると
すごい自然な感じだなっていうふうに
自分としては読みました
あとこのちょうど挙げた末勤勢が
プロダクトマネージャーのタイプを
3つに分けてるっていう
1つがビジネス志向
2つ目がジェネラリスト
テクノロジストが3つ目みたいな
要は複雑なB2Bとか
そういうプラットフォーム系のサービス提供しているケースでは
テクノロジストが割と求められるよっていう話ですね
これ見るとエンジニア向けのプロダクトじゃない限り
必ずしもやっぱ改めて行動を書くっていう
スキル自体は求められてないみたいな話が書かれてます
あとビジネス志向はB2Cの企業に多いみたいなこと書かれてるんですけど
このB2Cのところに
セールスフォースがマッピングされてて
面白いなっていうふうに思いました
はいそうですね
で次プロダクトマネージャーが使うサースで
ジラとかスラックみたいなの書かれてたけど
この辺は当たり前すぎてあんま面白くない
発見はないですね
年齢も30代が一番多くて
次で40代っていうのも
まあこれ全然普通だなみたいな感じで
特に発見はないです
で8つ目がリーダーシップスタイルみたいな形で
1位がサーバントで2位が民主主義
で3位が人のやる気を引き出す方っていうので
まあその1,2,3見ると
すごい強調的な方っていうのは求められてる
周りを助けたりエンパワーしたり支援するっていう
そういうリーダーシップがプロダクトマネージャーでは
かなり広いというか
まあ活躍してる方へのインタビューって意味だと
いいんじゃないかって言われてる一方で
俺の言うこと聞けみたいなタイプ
っていうのはあまり好かれてない
まあすごい一番ポイントが低くなってますね
まあすごい面白いですね
ある種創業者って割と俺の言うことを聞けタイプじゃないですか
イーロン・マスクだろうが
スティーブ・ジョブズだろうが
矢内さんだろうが
孫さんだろうが
こういう人たちが最終的にプロダクトマネジメント
みたいなのをデリゲートしていくっていうのは
すごく自然な流れなんでしょうね
06:01
自分のことはちょっと棚にあげておきます
9つ目がプロダクトマネージャーが思う
嫌いな仕事っていうので
1位が圧倒的に社内政治みたいな形で
確かにステイクソルダーが多いですからね
コーペレーションの舞台とか
カスタマーサクセスとかセールスとか経営とか
とにかくいろんな方々と調整しなきゃいけないので
その調整をうまく図ってやる上で
政治がポリティクスがどうしても起きてしまう
っていうのはしょうがないし
それを乗り越えるからこそ
いいプロダクトが生まれるって意味で
やらなきゃいけないマスト事項だけど
大変だし嫌だよねみたいな
もう少し人の経営に向かうよりは
ことの経営に向かいたいなっていう
そういう気持ちは自分もあったりするので
わかりますね
これは面白いのは2位が能動的タスクと
反射的リアクティブなタスクを両立しなきゃいけない
っていう話で
これは本当そうですよね
いわゆるマイルストーンみたいな形で
プロダクトってここからどこに進めばいいのか
そのためにどこにものを作っていけばいいのか
っていう話と一緒に
日々運用する中で上がってくるバグレポートとか
お客様からの使い勝手に対するインサイトとか
そういうものに対してリアクションしていかなきゃいけない
この超単とはコンテキストの違いみたいなものを
うまくマネージしながら仕事していくってのは
大変だし嫌なところでもあるよな
っていうのはすごく気持ちとしては分かります
次10個目が給与書かれてて
超面白いなと思ったんですけど
プロダクトマネージャーのアメリカの平均給与
1500万円っていうので
アメリカのMBA卒の平均給与より
ちょい高めぐらいって書いてるんですけど
これ個人的にすごい低いなと思ったんですよね
もっと2000万とかスタンダードで
もらってんのかなと思ったけど
そんなことないんだなっていうのが
カルフォルニアだけなんですかねと思いました
で物価水準が日本に近そうな
カナダドイツらへんを見ると
ざっくり700万から900万ぐらいって書かれてて
これもうめちゃくちゃまとえてるなと思って
いろんな会社の求人票見てみると
大体このぐらいの水準になってると思います
はいえっと次
あと一つか収益のインパクトって
プロダクトマネージャーがいると
利益が34%増すみたいな
プロダクトマネジメントが最適化されると
っていうそういうサーベイがあるらしいです
正直わかんないですよね
プロダクトってどこまでいっても
やっぱこうプロダクト自体が
ミドルマンとしての役割なので
最後は価値が本当に何に出たかっていうのは
測りづらいみたいなところはあるかなと思ってます
だけどプロダクトマネジメントがあることで
利益が出るって
それ誰でもそう思うよね
あのなんだろう
例えばプロダクトマネージャーがいないと
その会社とかソフトウェアエンジニアリングとか
そういうものをどこに対して
リソース向けたらいいかわからないとか
優先度を間違ってしまうとか
正しいインパクトに正しいアライメント
アサイメントがされないとか
そういうこと
むしろそういう問題を解決するっていう
09:01
触手だと思うので
彼らがいることで
全体の整合が取れるっていう
その戦略と実装が一致していくっていう
なんかそういうことによって
例えばコストが下がったりとか
トップライン伸ばすための施策が
適切に行われるとか
結果として利益が生まれるっていうのは
あの全くこうイメージと違わないかなっていうふうに
思います
でちょっと11個ぐらいのスレッド
でこの後ろに参照もついてるんですけど
それはちょっとぜひ
みなとさんのツイッターから
直接見てみてくださいという感じですね
でこれ見てざっくり僕が思ったことを
ついに話します
日本において
この書かれてる多くの傾向は
ほぼ変わりがない
特にQ4のとことか
ドンズバー
あの他社のJDとかも私よく見るんですけど
すごくドンズバーだなというふうに思ってます
あと仕事として
こうカタカがやっぱ難しい仕事だと思うんですよね
が故に例えばコード書くんだっけ
書かないんだっけみたいな議論とか
どういうリーダーシップタイプなんだっけ
っていう議論が
まあアメリカでもすごい盛んなんじゃないかな
っていうふうに
これを見て改めて思いました
なので日本でも
プロダクトマネージャーのJDって
一番書きづらいじゃないですか
その中でカタカが難しいっていう認識が
かなり広まりつつあると思うんですけど
多分アメリカでもきっとそのままですよ
プロダクトマネージャーの歴史が長い
アメリカでも全然変わんないと思いますし
なんか自分が会ったUS企業の
プロダクトマネージャーっていうのも
基本的にはなんか全員違うなっていう
印象があります
はいであのよく言われる
コード書くか書かないか議論は
まあこれそろそろ終止符を打った方が
いいと思ってるんですけど
まあ個人の意見をここで言うと
あのこの一連の流れでもある通り
プロダクトマネージャーは
コード書かなくていいと思ってるんですよね
コードを書いてたら
本の本職としてのレバレッジが失われる
ぐらいに思った方が僕はいいなと思ってます
っていうのはやっぱプロダクトマネージメントって
複数のステークソールがいて
多くのイシューがあって
でそこにどうプロダクトを位置づけていけばいいか
それに対して正しく作るにはどうしたらいいか
ってことに対して責務を負うと
あのちょいちょい僕のツイートとかでも出てくる
戦略と実装を一致させるっていう役割を担う職種であると
っていう意味で言うと
その向かうべき先を示して全体をアラインさせて
その進捗を管理して
うまくいってない理由を見つけ出して
それを解くっていう
このぐるぐるのループこれに集中しないと
集中してもやっぱ足りないぐらいの
イシューがどんどん出てくるんで
この面に集中してほしいっていうのが
プロダクトマネジャーに本当に求めることなんですよね
その上で例えばこれ全部やりきったとしても
リソースが50余ってるから
コードを書きますみたいなケースがあったとしたら
それは明確にマーケットミスってると思うんですよね
PMFしているプロダクトにそんな余裕はないっていうのが
理論なので
マーケットミスっているなと思います
12:01
なのである種そのプロダクトマネジャー
プロダクトマネジメントに集中した方がいいから
その手段としてのコードを書くっていうのが
有効なことっていうのは
僕はそこまで多くないかなっていうふうに思ってます
他方でね
この今の例えば向かうべきを示して
全員をアラインするとか
その進捗を管理するっていう時に
いろんなサースがあったりツールがあったり
あるいはいろんな人が見てるものがあったり
こういうものを統合して
そのコストを下げてくっていうことに対しては
僕はコードを書く必要性っていうのは
結構あると思うんですよね
なので実はプロダクトマネジャーって
社内ツール一番使うし
作る人なんじゃないかなっていう印象は
なんとなくあります
自分自身もそういうものを作るのがすごい好きでしたね
全体が見てるスラックチャンネルに
KPIを毎日計算して送るものとかを
なんか2015年とか16年とか
よく自分で作ってたんですけど
あれは明確に全体をアラインするって意味で
すごいレバレッジがかかることだったなと思ってて
そういうちょっとしたコードぐらいは
書いてもいいかなと思いますね
でコードを書くか書かないかで言うと
書かないほうがいいと思ってるんですけど
書けるか書けないかは全く別の議論だと思ってて
僕は書けたほうがいいと思っています
個人的には何らかのプログラムを作って
扱って改善してっていう
そういう経験自体がそのままスケーラブルな
メタ認知っていうものに消化できるんですよね
例えば自分でやってて
スプレッドシートでデータベースを簡単に作って
でなんかなんだろうな
インターフェースとして例えばなんだろう
アプリが簡単に作れる濃厚度のツールを作って
でそれを使って人に提供してみたら
バグレポートとかが来てそれを直したりとか
機能追加したりとかいろいろやるっていう
なんかその過程の中で
結局それを拡大再生産していくってのが
チームでプロダクトを作るってことなので
どこにつまずきがあるのかとか
あと大きくなってくとどういう問題が起きるのかとか
人が増えるとどういう問題が起きるかっていうのが
いってイメージがつくようになるんですよね
なんかその行動がかけるっていうよりは
そのプロダクトを実際に作って
提供して運用してみるっていう
まぁ実際に行動を書いてでもいいんですけど
っていうこと自体が
なんかプロダクトマネジメントの職能に
すごいレバレッジでかかると思うので
これはなんだろうな
マストに限りなく近いナイストゥハブっていう
なんかそんなイメージがあります
というかこれがないと
プロダクトマネジメントとしても
まぁ職位というかグレードがあるとしたら
やっぱ高いグレードに行こうと思えば
思うほどこの能力って
必須に近づいていくんじゃないかな
っていうふうに思いますね
あとちょっとこれ今後というか
今のトレンドの中で
プロダクトマネジメントの重要さみたいな話で
ちょっと自分のツイートでも話したんですけど
これまでのインターネット業界
例えば日本って500兆円ぐらいGDPがあって
15:01
広告の市場って6兆円ぐらいなんですよ
でYahooが取ってきたものって
日本で一番大きい
インターネット系の企業の一つだとすると
MCの方がでかいか
ちょっと置いといて
広告市場だと思うんですよね
6兆円をインターネットで
切り取ってきたっていうのが大きい
でコマースも
結局eコマースって
全体の6%ぐらいしか比率ないんで
小売市場150兆のうちまだ6%なんですよね
そのうちの一部をこう
なんていうかホリゾンターに
切り取ってきてるっていう状態です
でいうとまだまだ産業として
パイがでかい
例えば製造業って22%ぐらい
100兆、170兆ってあって
ゴリモン100何兆ってあってみたいな
なんかそういう大きい産業を
これからそのより効率していったり
GAFAが入ってこれなかった領域
取りこぼしてる領域
それはなんだろう
一つ一つのローカルとかバーティカルに
適切な要因を
全世界で薄く提供するってのが
やっぱ難しいんで
今このバーティカルを取るために
そのバーティカルサースというか
サースってものは基本的に
そういった形で生まれていってる
だから今サースの時代です
っていうふうに思ってるんですけど
そういうマーケットを取っていくような
ソフトウェアだったり
テクノロジーがすごい脚光を浴びる時代において
やっぱプロダクトマネジメント役割って
もっともっとでかくなっていくなと思ってるんですよね
でコードそのものが
やっぱり広告の場合はプログラマティックになって
広告自体をプログラムで定義できて
それによってコードそのまま収益を生むっていうのが
まあGARFが大きくなったロジックの大部分
AWSとかもそうですよね
だと思うんですけど
このバーティカルの時代において言うと
コードそのものっていうのが
生み出す価値っていうのは
それ単体ではやっぱ生まれないなって
いうふうに思っていて
産業において何がそのバーティカルにおいて価値で
その価値をどうやって
そのコードは増幅したりとか
100の価値を出す時のコストを
100じゃなくて1にできるのかとか
そういうレバレッジのかけ方が必要になってくる
ってなるとその産業における価値の出し方ってものに
どんどんテクノロジー側もアラインしていく
こううまくフィットさせていく必要があるっていう
そういう難しさが
なんかSaaSの難しさだと思うんですよね
だからSaaSはオペレーションだって言われる
セールスがいてサクセスがいて
R&Dがあって
でその上でプロダクトを
なんだバーティカルにSaaSというか
業界に対してフィットさせていくっていうことが必要になる
なので技術ができることとできないこと何かっていう
そういった中でテックと
そのインダストリーのフィットを見出していくっていうのが
プロダクトマネジメント役割になってくるんですよね
でこれプロダクトマネージャーって
触手だけでやろうと思ったら
絶対もう足んないんですよね
プロダクトマネジメントっていう
割とその内的なマネジメント
あとは一部だとマーケットとのフィットみたいなのも
やったかもしれないですけど
これだけじゃなくて産業理解みたいな
産業に対してさっきの切り分け
テックでできることできないことみたいなのを
分けていったり
その中でレバレッジが起きるもの
あるいはコストカットができるものとか
そういう仕分けをしていって
18:00
その中に優先度をつけていくっていう
ある種そのビズデブみたいなポジションが
そのPMと組み合わさることで
やっと今の役割
戦略と実装を一致させて
その産業に対してテックをフィットさせていくってことが
初めてできると思ってるんですよね
だからなんか10Xって
僕らの会社によっても
ビズデブとPMって
かなり混ざり合ったような働き方をしているし
この2つのロールのコラボレーションって
ものすごい大事だし
もしかしたらそこにデザイナーも
入ってくるなと思ったんですけど
デザイナープロダクトマネージャービズデブ
これがなんか割と三位一体となって
そのテックをどうやって産業にアサイン
アラインしていくかっていうことを
練り上げて作っていく必要がある
この3つとか2つとか
混ざり合うポジションだなって風に思ってます
っていうのをちょっと最後に思いました
なんか最後の方が自分の持論で
手前の方が三夏さんの話の解説と
一言コメントみたいな形で
今回お送りさせていただきました
ぜひ感想がある方
#ゼロトピーでツイートしてくれると
嬉しいなと思います