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皆さんようこそ、薬トレラボへ。
この研究所は、筋トレをこじらした薬剤師が薬の代わりになるような薬に立つ情報や議論をお届けする番組です。
では本日もよろしくお願いします、西国さん。
どうも、薬局を経営しながらパーソナルトレーナーとしても活動中のKING ジム西国です。
そして、ファシリテーターを務めますKING ジムエンジニアの笹川です。本日もよろしくお願いします。
お願いします。
では早速ですが、本日の研究レポートの発表をお願いします。
はい。今日はですね、マッスルメモリーです。
マッスルメモリー。
はい。
直訳するとですね、筋肉記憶みたいな感じですかね。
その通り。
その通りってことですか。筋肉に記憶はあるのかどうかみたいな。
筋トレしてる人は1回ぐらい聞いたことあるんじゃないですかね。
まあというか、プラスの要素で話しますよね、この話題って。
休みとの関係なんでですね。
そっかそっか、休息というか。
長い間休んだ後のどういう感じかみたいな。
なるほどなるほど、そういう感じの話ですね。
わかりました。今回もですね、こちらのお便りをいただきましてですね。
前回いただいたラジオネーム肉ゴリラさんからありがとうございます。
ツイッターでね、引き続きツイッターでDMをいただきましたので、
こちらの方を読ませていただきますね。
はい。
マッスルメモリーについてお聞きしたいです。
私は普段体を使う仕事をしているのですが、
現場の一戦を退いた仕事仲間、71歳が健康のために筋トレを始めたところ、
しっかり鍛えていないのにも関わらずあっという間にムキムキになりました。
マッスルメモリーが働いたのではないかと思います。
しかし別の仕事仲間、62歳の方は3年前に病気をして全体の筋肉が落ちましたが、
今ではようやっと上半身の筋肉が以前と同じ程度まで戻ってきているよう、
あと下半身だけは戻らないと言っています。
マッスルメモリーの働きに個人差があるのか、また働きにくい場所があるのかなど、
教えていただきたいです。
とのことですね。
なるほど。
すごい興味深いお話ですね。
面白いね。
だから2人仕事仲間の方がいて、1人は筋トレをちょっとしただけでムキムキになって、
一方で別の方はちょっと病気をして筋肉が落ちちゃって、でも筋トレしているのに戻らないと。
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これはマッスルメモリーなんじゃないかという考察ですけれども。
なるほどですね。
どうなんですかねこれ。
まずはちょっと前提として言っておくと、この71歳の方は病気という過程はなかった。
で、62歳の方は病気という過程を超えたんですよね。
そうですね。なので病気をされた方は筋肉が戻るのに苦しんでいると。
でも病気をされていない方はあっという間にムキムキになったってことですね。
まずはここでちょっと前提として、病気がまず治ってるのか治ってないのかにもよると思います。
なるほど。まだ病気が治ってないのであれば、それも要因なんじゃないかと。
そうですね。やっぱりですね、例えば風邪ひいた時にトレーニングしようってなって、
体はできるんですけど、なんか風邪ひいてるっていう頭にモヤモヤってあるじゃないですか。
あるね。
例えばランニングで言うと、膝怪我してて今は調子いいけど、でも爆弾はありそうだよなーとかですね。
あーわかる。
だから強度を落としてやったりしますよね。
やるし、なんかちょっとかばっちゃったりするよね。
なので、そういういろんな病気という要素で、昔の強度を保ててないトレーニングをしてるか、
あとは当然病気の場所にもよるし、種類にもよるだろうしっていうのがまず前提として、
分からないっていう面であります。
なるほどね。
で、その上で最後の働きが個人差があるのかと働きにくい部位っていうのは、これどっちもですね、僕はないなと思ってますね。
特に別にマッスルメモリーという観点では、その個人差は特にないし、マッスルメモリーが働きやすい場所とか働きにくい場所っていうそういう差もないと。
ないかなと思いますね。
ほうほうほう。まあまあまあ。
で、これは何でかっていうと、そもそもマッスルメモリーって、これあの間違いなくこういう起床で起きてるっていう、まずデータが医療的にはないんですね。
もう感覚チックなもの。
ですね、はい。
ただ唯一、まあ最有力っていうかよく言われてるのが、
はい。
筋サテライトっていうのが筋肉ってあるんですね、周りに。筋繊維の周りに。
何でしょうか、サテライトって。
っていうのがあるんですよ。
聞いたことがあるような単語ですけれども。
そうそう、それが筋繊維にくっついて、筋の核を若干ですけど増やすみたいな話があって、核って言って、細胞の核があるじゃないですか。
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はいはいはい、細胞の中心の核。
そう、核を増やすみたいなことがあるんですけど、核が増えるって事態もそんなにしょっちゅう起こることじゃないんで、すごい数があるわけじゃないんですけど。
細胞としての数はすごいですけどね、ただその増え方とかもそんなガッツリ変わるかっていうとそうじゃないけど、一応そういう基準が考えられてております。
で、核はですね、一回増えるとそんな減りにくいんで。
そうなんだ、別にずっと長い期間筋トレしてなくても、一回増えた核は減りにくいと。
減りにくい。
と言われてるって感じですかね。
そう、だから一回筋トレやめても、筋肉だけは萎縮して核は残った場合はまたつきやすい。
っていうのはありますけど、僕はそこはあんまり頭でっかちにならずに考えてます。
で、どういうことかっていうと、これ完全に個人の意見なんで、そう聞いてほしいんですけど。
当然健康状態をまず、元気かどうか、今ですね、っていうのを前提として話すと。
筋トレってですね、例えば筋肉が元々つきにくい人と元々筋肉質な人ってやっぱ遺伝的にいるんですよ。
まあね、確かに。それはありますね。
筋肉質な人はそれはコントロールが上手いんで、重量の。効かせ方とか感覚チックなものが上手いんで。
筋肉の発達具合もすごいし、筋トレに対する抵抗もあまりない。
それはもうトレーニング、簡単に言うとトレーニングのハードルが低いというか、簡単にやっちゃうみたいな人はやっぱりいるってことか。
いますね。何でもやっぱり誰だってサッカー選手になれるわけじゃないように。
まあね、やっぱり。
やっぱりセンスってあるんですよ。
で、センスがあるないってこの二人に言ってるわけじゃなくて、
元々筋肉質だったり体が、その筋トレしてた昔の時に筋肉の使い方とか鍛え方、効かせ方が上手い人は、
すごいやっぱりその当時は発達してるだろうし、その感覚っていうのは年取っても一緒なんですよ。筋肉量減ったとしても。
そうやって体を動かしたり筋肉をコントロールする感覚としては残ってるから。
残ってる。絶対一緒なんで。
なるほど。だからトレーニングもうまくできるってことか。
そう、何歳になってもまた同じ重量まで徐々に追っていけば効かせ方は一緒なんだよ、昔と。
だからもう単純に発達していけば前にはすぐ戻るかなと思いますね。
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それがだから何が言いたいかというと、効かせ方の上手さとか筋トレに対する抵抗感とか、元々の筋肉質かどうかとか。
筋肉質であれば効かせ方も上手いし、やっぱり基礎筋力があるんでですね。
だからそういう面が結構マッスルメモリーって大きいんだろうなって思いますね。
ああ、そっか。マッスルメモリーって直訳すると筋肉の記憶っていうところだけど、筋肉が記憶しているというか、
体が自分の体の使い方を、今まで筋トレしている時の体の使い方を覚えているかどうかみたいなところが結構大事なのかな。
運動神経みたいな話になってくるのかな、わかんないけどね。それに近いような感覚。
これすごい数値にするとマッスルメモリーって、例えばゼロの状態を10まで鍛えるのに2年かかったとしたら、うわあ2年かかったと思うじゃないですか。
そこから例えばちょっと退いて、また何年か休んだ後にまたゼロに戻ったとしたら、
また同じ量をつけるのに2年かかるかっていうと、それが2年かからないのがマッスルメモリーって言うんですけど。
ああ、はいはい、そうか、そういうことね。
すぐ戻るって書いてあるようにですね。この人もすぐ今の筋肉を昔は多分何年もかけてつけたんですよ。
でも1回やめたからといって同じ量に戻るのはそんなにかからない。それは何でかって気になるかなってところだと思うんですけど。
確かに。
例えばですよ、リフティング上手くなるのに1年かかったら、リフティングを何年もしなくてリフティングやったら感覚取り戻すのは数分じゃないですか。
確かに数分でできるはずだわ。
だから1回できるようになったやつってその感覚、その過程を踏めばいいだけなんで、体は多分それを覚えてるんでですね。
例えば、昔は100キロ扱ってたなって思ったら、100キロまでの道のりをどうやって歩んだかとかどうやって戻したかとか、どうやって成長させたかとか、どういう方法で100キロまで行くのが一番良かったなとか、今頃は思うんですよ、やっぱり。
確かにそれはあるわ。
すごい遠回りもしないしですね。
はい。
だから結局そこかなって思いますね。
1回経験してることだから、それなりにアプローチの仕方がなんとなく覚えてるというか。
そう、最短でできるっていうか。
なるほどね。だから絶対1回経験したことは全くのゼロになるわけではないってことだよね。
そうですね。
筋肉の見た目は戻ってしまったとしても、別にリフティングをしたことのない体になるわけではないもんね。
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そう。初めてやらないんで。
うん、確かに確かに。
だからそれが一番理屈がわかってない以上は、僕は一番それかなと思うんですけど。
それがマッスルメモリの本質ではないかと。
そうですね。
それはすごく納得感あるわ。
一応なんか筋サテライトみたいな話はあるから、それなのかなっていうのは思うけど。
科学的な方で言うと筋サテライトっていう説があるっていうような位置だよね。
そうですね。でもまあ絶対でそれもないんで。
でなると、昔の効かせ方をただ思い出して楽しくなってやってるうちにすぐ戻ったっていうのが、
はいはいはい。
まあなんか一番人間の中でありえそうな仮定かな。
ありえそうだよね、確かに。
そりゃそうだわ。
だってなんでも部活でやってて、一時やってなくて、また例えば退職して時間が空いたからまた再開したら楽しくなって、
まあもうあっという間に昔ぐらいは、例えばギターだったら弾けるなとか。
ああ絶対いますよね。
まあそういう感覚なのかなと思いますね。
だって僕がよくやってるマラソンでも、昔陸上部でしたみたいな人は、
40歳ぐらいになってマラソン始めましたみたいなこと言っても1,2年でめちゃくちゃ速くなる人とかね、
なりますもんね。
いるから、やっぱそれはほんと走り方の基礎がもう学生の時に身についてて、でそれを練習に取り入れてやっていくだけって感じだと思うんで。
そうですね。でそのマラソンの速度を筋肉界では筋肥大にしてマッスルメモリーって言うような感じ?
って言うって感じだよね。
そうですね、たぶんそう。
なるほどな、面白いねこれ。
っていう感じじゃないですかね、たぶん。
あとなんか個人的に僕が思ったエネルギーの取り方というか、食事、やっぱ栄養の摂取の仕方とか、
やっぱだから病気された方とかすごく食欲も落ちちゃったとか、もしそういうのがあったら戻りにくいとかもあるかもしれないし、
だからちゃんと食べれてるかどうかとかもたぶん大事になってくるのかなっていうのはね。
そうですね、今の健康状態ってことですよね。
そうそうそう、やっぱあるのかなと思う。
なんか食べるのもね、やっぱりその何をね食べるのかみたいなのもやっぱりちゃんと覚えたりそれが楽しいと思わないと仲が続かないし。
マッスルメモリーって言ってもね、ただの筋肉のただの記憶っていうことではなく、そういうね、いろんな観点から体が覚えてるってところでのマッスルメモリーって感じなんだよね。
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そうですね。
ありがとうございます。
はい、ありがとうございました。
いやなんか面白いテーマだよね、マッスルメモリーって。
まあよく聞きますからね。
西国さんはちなみに筋トレを始めてから一回も休んだことないですもんね。
ないですね、僕は大体のことは恐怖心によって乗り越えてきたんで。
もう本当に体が動かないってこと以外は休んでないんで、体が動かないときなんて多分なかったんで。
はいはいはい。
まあ風邪ひいてもやるし。
あ、風邪ひいたときは逆に時間無駄にしないためにやらないですかね。
でも。
だから長引いて次の日も同じような強度でやることになったらもったいないもんね。
そう、だから休むけど、まあそれでも最大でも2日3日じゃないですか。
すごいね。
1週間とかもうないですね。
1週間オフとったことは筋トレでないってことだもんね。
ないですね。
ああそうか。
もしね、まあこんなことはないとは思いますけど、西国さんがもしね、何かのきっかけで長期離脱するとしても、
今のこの筋トレのこの体の動かし方っていうのを覚えてるから、おそらくまた再開したときに、
多分いきますね。
6年もかからずにこう今の状態を持っていけるってことだよね。
そうですね。
なるほどね。
まあそれは前やってたからなーって、なんかなんとなく思いません人って。
いやあるある。
そんな感じですよね。
まあブランクとかってよく言うけどね。
そうそうそう。
勘を取り戻すのやっぱりあるからね。
面白い話題でしたね。ありがとうございます。
ありがとうございました。
またいつでもツイッターでも、あとは概要欄にお便りのフォームを貼っておりますので、
ぜひ好きな方法でお便り送っていただければなと思います。
はい。お願いします。
あとですね、前告知しましたけれども、筋トレのサプリメントですね。
今開発中で、5月下旬から6月の頭ぐらいに発売予定という形でね、
進めておりますので、ぜひまた情報更新されましたらアップデートしますので、
ぜひ楽しみにしておいてください。
はい。お願いします。
骨メイクは引き続きね、アマゾンで発売中ですので、
ぜひチェックしてみてください。
はい。
あとはYouTubeとオンラインパーソナルもやっておりますので、
そちらも概要欄の方に貼っておりますので、チェックよろしくお願いします。
お願いします。
では、こんな感じで毎週2回ですね、役取りラボ配信しておりますので、
ぜひ次回も聞きに来てください。
はい。
今日は最後まで聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございました。
ではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。