2024-04-12 10:41

第120回『Season3-ep.5 The story of a hero, who crushed rocks for 22 years to make a way in India.(インドで聞いた、22年間、岩を砕いて道を作った英雄の話)』

第120回『Season3-ep.5 The story of a hero, who crushed rocks for 22 years to make a way in India.(インドで聞いた、22年間、岩を砕いて道を作った英雄の話)』というテーマで語っていきます。


【ハイライト】

・インド出張中にスタディツアーの候補地を探してきました!

・Dashrath Manjhi(ダシュラート マンジー)さんの道を知っていますか?

・ダシュラートさんが道を作ったきっかけ

・ダシュラートさんが道を完成するまでにかかった労力

・ダシュラートさんが与えた地元へのインパクトについて

・田中が今後長期的に持ち続けたい使命感とは?

・田中が今でも辛いと思いながら継続している事とは?


~お知らせ~

私たちイッポラボ合同会社は、子供たちの第一歩や一歩一歩の成長を後押し出来る商品やサービスを提供しています。


『国際協力キャリアコーチ 田中大一の世界を舞台に働こう』は、アジアやアフリカの10カ国以上で、学校建設や教育支援に関わってきた「国際協力キャリアコーチ」の田中が、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、英語学習のお悩みなどにお答えする番組です。


将来は海外で働いてみたい、開発途上国の発展に貢献したい、そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信するポッドキャストです。


田村ディレクターと時より掛け合いながら番組を配信していきます!


メインパーソナリティー:

田中大一 (イッポラボ合同会社代表)

鳥取県生まれ。大阪教育大学教育学部卒業後、東京外国語大学大学院に進学し、国際協力専攻を修了。

日本の政府開発援助(ODA)プロジェクトのマネジメント業務に就き、東南アジア、中央アメリカ、アフリカの国々に小学校などの教育施設を建設する案件を担当した後、インテリア家具の商品開発、大手広告代理店の営業を経て、2018年にイッポラボ合同会社を創業。鳥取県を拠点に、木製玩具を中心とした子どもの成長に役立つ商品作りや運動スクール運営等の「教育関連事業」や、発展途上国の子どもたちの学習能力が向上するよう、子どもたちに学習道具を提供する「国際協力活動」の二つの軸で事業に取り組む。


番組プロデュース:サンキャリア


カバーアート制作:Taichi Tanaka


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

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サマリー

そのポッドキャストでは、インドで聞いた、22年間岩を砕いて道を作った英雄の話が語られています。

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国際協力キャリアコーチ田中大一の 世界を舞台に働こう。
この番組は、イッポラボ合同会社の提供でお送りします。
アジアやアフリカの10カ国以上で、学校建設や教育支援に関わってきた国際協力キャリアコーチの田中です。
この番組では、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、英語学習のお悩みなどにお答えしています。
将来は海外で働いてみたい、開発都市国の発展に貢献したい、そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信していきます。
皆さんこんにちは。国際協力キャリアコーチの田中です。
今回もインド出張の話をしたいと思います。
今日は、インドで聞いた、22年間岩を砕いて道を作った英雄の話、
The story of a hero who crushed rocks for 22 years to make a way in Indiaという話をしたいと思います。
今回インド出張に行った目的の一つに、スタディーツアーを作るための商談、交渉というものがありました。
5日間ほどインドに滞在していたんですけれども、その間にスタディーツアーをした時にどういった場所を巡るのがいいのかというのを考えるために、
下見も兼ねていくつかの場所を回ってきたんですね。
その一つが道なんですけど、これが何かというと、その話を今日したいと思います。
その観光地があるのはインドのビハール州の中にあるジェラー村という小さな村です。
ジェラー村ですね。
ここにはダシュラートマンジーさん、ダシュラートマンジーさんという名前の英雄の銅像が建てられているんですけれども、
この横にですね、道があって、それが観光地になっていたんですよね。
ダシュラートマンジーさんの使命
道が観光地と思うかもしれないんですけれども、この道は元々はこのダシュラートさんが22年もかけて、自分の手だけを使って道を作ったんですよ。
それで何がすごいかというと、ここは元々は岩山だったんですよね。
もう本当に岩です。土とかそんなものも本当なくて、本当に石だけの岩山だったんですけど、
そこにハンマーとのみだけを使って小道を作ったんですよ。
岩山を向こう側に越えられるように小道を作ったんですよね。
それがもう信じられないなと思ったんですけど、このダシュラートマンジーさん、実はインドに昔あったカワスト制度で言うと最下層に所属する人でした。
ある日このダシュラートさんの奥さんがですね、ダシュラートさんが働いているところまでランチを届けに、ランチを持って岩山を登っていたところ、不幸なことに足を踏み外してしまいまして転落をしました。
その時に怪我をしてしまったんですけれども、怪我をした奥さんを病院に連れて行こうと思ったんですね、このダシュラートさんが。
ただ一番近い病院は岩山を越えた55キロの先にある別の村の病院だったんです。
そこまでなんとか奥さんを担いで連れて行こうとしたんですけど、不幸なことに間に合わず亡くなってしまいました。
これとても悲しい話なんですけれども、奥さんを亡くしてしまったこのダシュラートさんは他の人には同じ思いをしてほしくない、そういう一心で自分で道を作ることを決心したんですね。
その気持ちからハンマーとのみだけを使って岩山を砕き始めたんです。
この村もともともちろん他の住民も村民もいるんですけど、何してるんだお前とか、そんなことして意味あるのとか、みんな非難、やめさせようとした。
でもこのダシュラートさんは奥さんを亡くしたという衝撃的な出来事と他の人には同じ思いをしてほしくないという責任感、使命感に駆られてひたすら岩を削って道を作ったんですよ。
どれくらいの時間削ってたと思いますか、このダシュラートさん。
なんとですね、22年間もひたすら岩山を砕き続けたんですよね。
22年かけて道は完成しました。
終年だと思うんですけど完成しまして、その完成した道は長さが110m、幅は9.1mの道が完成したんですね。
22年間で110mなので、日々本当にコツコツ削り続けた。
ハンマーとかのみも何本買えたんだっていうぐらい消耗したと思うんですけど、ひたすらやり続けて。
次第に地元の方ももともとは反対ではないですけど、やめろやめろみたいな、無謀だ無謀だみたいなことを言っていた地元の人も途中からは応援に変わっていったそうです。
中には手伝う人もいたっていう風に言われてるんですけど、完成した時はですね、もうめちゃめちゃ皆さんが喜ばれたそうなんですよね。
この道ができたおかげで55km離れていた別の村まではなんと15kmまで縮まったそうで、40kmも短縮できたそうです。
道の完成と感謝
これもともと相当どれぐらい迂回していたんだろうっていう気がしますよね。
単純に40kmぐるっと回って別の村に行ってたものが直線で結ばれたんで15kmっていう。
その分やっぱり地元に与えたインパクトは大きかったみたいで、とても感謝されたそうです。
それもあってこのダシルアーツさんの銅像がですね、この道の横に建てられていて、今でも崇められているそんな場所なんですよね。
もともと長さ110m幅9.1mだったんですけれども、今では行政が手を加えてくれまして、道幅が拡張されています。
長さも長く整備されているんですけど、その道を今回歩いて渡ってきたっていう感じなんですよね。
実際にこの道路を歩いてみて、近くで岩山を見てみたんですけど、やっぱり岩肌がすごくてですね、本当岩、ロッキーな感じ。
ゴツゴツしてる感じ。それを手作業で22年間削ってたのかと思うと信じられないですね。
執念とか使命感とか責任感とか、どんな気持ちだったんだろうかなって思うんですけど、偉大さは十分伝わってきました。感じられました。
この場所はぜひ、スタディツアーね、今後やった時に皆さんにも訪れてほしいなと思っている場所なので、ぜひ案内したいなと思っています。希望感に圧倒されると思います。
タムラD。奥さんを心から愛していたからこそ、その悔しい思いが長年の道路づくりに繋がったのはすごいですね。
大事な人を失くしてしまったっていうところですよね。
田中さんがダシラーとマンジーさんのように、これから20年30年と続けたいと思っている使命感のような目標は何かありますか?
なるほど。長期的に持ち続けたい使命感っていうことですよね。
これ一つは、今回のこのインド出張をした理由の一つにもなるんですけど、支援を始めた青空スクール、会社としても支援している青空スクールの支援は、もし会社として続けられなくなったっていう状況に万が一なったとしても、個人的に支援を続けていきたいと思っています。
なので、インドの青空スクールの子どもへの支援は、多分一生続けるんじゃないかなと思ってますね。
寄附という形だけではなくて、実は訪問したりとか、校長先生と連絡取り続けたりとか、そういった形で繋がっていたいなとは思います。
田村D、マンジーさんも時には削り続けるのが辛い時もあったかと思いますが、やり遂げたのがすごいです。22年間ですからね。
田中さんが今でも辛いけど続けていることって何かありますか?
これ、そうですねー。ないかな。
辛い、辛いと思ったことは基本やらないみたいなスタンスなんで、どうだろうな。
あ、なんかでも、強いてあげるとすると歯磨きですね。歯磨きはめんどくさい。
これ何って話なんですけど、僕歯の矯正したんですよ。学生時代、もう20歳ぐらいかな。歯の矯正して。
歯の矯正した人ならわかると思うんですけど、歯と歯の間に隙間ができますよね。
もともとなんていうか、歯受けがそこになくて、歯を強制的に動かすんで、歯の形に歯受けが沿ってないんですよ。
だから歯と歯の間にちょっと隙間ができるんですけど、そこについた歯垢を取るために普通の歯ブラシプラス、
なんか先がちょっと丸くなっている、ちょっと毛先がついている歯ブラシもあるんですけど、歯管ブラシとはちょっと違うか。
あるんですが、僕は2本を使って歯磨きをするんですよね。
それがまあ手間、めんどくさい。これなんとかしたいと思いながらもしょうがないんで、今でもコツコツ毎日やってます。
なんかどうでもいいですね。まあそれぐらいかな、でも辛いけど続けてること。
はい、なんかすいません。ということで、今日はですね、そんな歯磨きどころじゃない22年間も道を作り続けたダシュラーとマンジーさんの話をしました。
それでは!
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