1. Whisky Connect | ウイスキーコネクト
  2. #17 SNS全盛期だからこそ考え..
2025-01-31 47:09

#17 SNS全盛期だからこそ考えたい、趣味としてのウイスキーとの関わり方(後編)

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首都圏と地方都市、それぞれのテイスティング視点を持つ、ちょっとマニアックなウイスキーラバーズがお届けするポッドキャスト「ウイスキーコネクト」。

今回はウイスキーのレビューをしているアマチュアでもある2人が、ウイスキーを趣味として楽しむ際の、レビューとの関わり方について議論しました。

後半は自分たちが飲み始めた経緯と、深掘りしていたプロセスをお互いに話し合い、どのように関わるのが良いのか議論しました。この問題に対する「違和感」の招待が少しは言語化出来たように思います。

番組の感想はXで #ウイコネ で是非投稿してください!
「あなたの考える、市場の変化と付き合い方」も、ぜひ教えてください!
皆さんのポスト、大変励みになります。

再生エラーなど不都合があれば、お手数ですが下記Xまたはメールアドレスまでご連絡いただけますと幸いです。

ご質問などはXまたは下記のメールアドレスにお願いします。
【X】@whisky_diary, @drinkerslounge
低浮上ですが @Whiskyconnectjp もよろしくお願いします!
【お便り・ご要望】whiskyconnect@hokurikuwhisky.club

サマリー

このエピソードでは、ウイスキーを趣味として楽しむ方々が、自らの体験や思い入れを語りながら、アイラウイスキーやジャパニーズウイスキーについての深い考察を展開しています。また、各々のウイスキーの飲み方や、ターニングポイントとなった特別なボトルに焦点が当てられています。ウイスキーを通じて、多様な銘柄や飲み方の楽しみ方が語られ、山崎やアードボック、タリスカの味わいが紹介されます。愛好家同士のつながりやイベント参加の重要性も強調されています。このエピソードでは、ウイスキーとその趣味の楽しみ方を深く掘り下げ、知識や経験がどのように成長していくかを議論します。また、「一書の人を恐れよ」という考え方を通じて、知識を深めることの重要性やその発展について考察しています。SNSの普及により、趣味としてのウイスキーとの関わり方について深く考えることが重要であることが示されています。個人が趣味の深さを追求し、人生を豊かにする方法について探る内容になっています。

ウイスキーとの出会い
A whisky lovers diary
ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーの繋がりをクリアしたいと思っている、ちょっとマニアックな飲み手2人が、
普段ウイスキーを飲みながら感じていることや、昨今のウイスキーについて、自由気ままに語る番組です。
ということで、よろしくお願いします。ウイスキーラバーズライアリーです。
Drinkers Lounge
はい、Drinkers Loungeです。
よろしくお願いします。
A whisky lovers diary
今回は先週に引き続き、ウイスキーを趣味として扱うにあたって、何かモヤモヤする話があってというので。
Drinkers Lounge
それをどんどん深掘っていこうという感じの、説明したというような後半ですよね。
A whisky lovers diary
そうですね。というので早速、前回までのまとめというのは、前の回を聞いていただくこととして。
Drinkers Lounge
そうですね。どこで切れるかわからないという。
A whisky lovers diary
そうですね。というので、この広げた風呂敷が着地できるんでしょうか。お楽しみに聞いていただければと思います。
Drinkers Lounge
はい。じゃあ、我々の一番最初どうだったか、ちょっと考えてみるのどうですか。
A whisky lovers diary
僕は結構レアですよ。
Drinkers Lounge
はい。
A whisky lovers diary
僕はちょっと年上の同級生がいまして、大学生の時に、アードベックのスーパーノーバーを伸ばしてもらったんですよ。
Drinkers Lounge
おお、またすごいところから来ましたね。
A whisky lovers diary
なんで、なんじゃこの変な匂いなのが。で、そこからですね。
でも当時飲んでたボトルは、安いスタンダードボトルをよく大学近くのバーに入り浸ってたんで、
そこのバーでラフロイグとか入れたりとか、コマガタッキだったっけな、イチローズモノだったかな、何か入れたりとかして飲んで遊んでましたね。
それが最初です、僕は。
Drinkers Lounge
なるほど。で、そのあたりからどういうふうな変化があって。
A whisky lovers diary
そっからですね、時々マザーズさんとか行ったらいろいろ飲ませてくれたりとか。
あとは、よく週5、6で行ってたバーがなくなっちゃったんですよ。
マスターがバイク事故で死んじゃって。
Drinkers Lounge
大変だとこうじゃないですか。
A whisky lovers diary
突然死んじゃったんですよ。
で、ホームバーをなくしてしまってですね。
そっからマザーズメインになるわけですよ。
で、そこでウイスキーを教えてもらったっていうのはありますかね。
ターニングポイント
A whisky lovers diary
で、就職して一旦ノトの方に移動なったので、
ノトの方ではウイスキー飲める場がないので、マザーズ通いながらボトルを溜め込んでったっていうような流れですね。
Drinkers Lounge
なるほど。
そのハムるきっかけになった、ターニングポイントになった1本でもいいですけど、あとは出来事とか何かありますか。
A whisky lovers diary
まず、何本かあるんですけども。
まずは、僕は最初アイラーが好きでした。
アイラーばっかり飲んでました。
Drinkers Lounge
スーパーノヴァスタートです。
A whisky lovers diary
スーパーノヴァスタートなんで、で、ラフロイドがやっぱ好きでした。
ラフロイド結局10年、クォーターカスクとかも飲んでましたけど、
10年を基本飲んでました。
その後、ジャパニーズが流行り始めてた時期なんで、ジャパニーズも飲んでましたね。
で、ジャパニーズで大ってなったのは、これマザーズじゃないんですけども、
マルスモルテージの25プラス3ですか。
なんかですげーショートだったっていうので。
あれはうまかったです。
全然僕はウィスキーの文字もあんまり知らず、
例えば、その時夜中にはキルティックのボトルとかがワンサーが出てた時期だと思う。
まだ買えた時期だと思うんですけど、そういうことあんまり知らないかったんですね。
で、その中でそういうの飲んで、なんだこれってなってましたし、
Drinkers Lounge
次がグレンカダムですかね。
グレンカダム。
A whisky lovers diary
はい、カダムのですね。
あれなんだっけ、89だったかな。
コニチョの安いやつ、昔のコニチョって4千円ぐらいで売ってたじゃないですか。
Drinkers Lounge
はい、覚えてます。
A whisky lovers diary
あれのグレンカダムが、確か21年とか22年ぐらいで4千円とかだったんですよ。
2010年ボトリングとか2009年ボトリングとかだと思うんですけども。
それを何の気なしに買ったんですよ。
で、飲んだらすごく美味しくて、飲んぴーといいじゃんってなって。
そこからですね、グレンカダムからアイラじゃなくていいやってなって、そこから色々飲み漁った気がしますね。
Drinkers Lounge
面白いですね、コニチョのグレンカダム。
A whisky lovers diary
僕は割と平凡な、どちらかというとバーで色々やろうと言ってましたけど、
結局地方ってそんなにウイスキーバンバンやってるバーってなかったりして、
マザーズさんがあったからこうなっちゃったってとこあるんですけども、
今の金沢はかなり充実してるのでバーで飲めばいいと思うんですが、
そうじゃないとこに飲んでる方は必ずしもバーでどうすればいいっていう環境でもないと思うので。
Drinkers Lounge
確かに。
A whisky lovers diary
僕のような流れにちょっとなってた人って一定数いると思うんですよね。
で、ある程度飲んでからキャンベル行ったりとか、
Drinkers Lounge
マザーズさんがキャンベル行けとすごく言ってくださってキャンベル行ったりとか、
A whisky lovers diary
モルト山の方に行ってボトルド教えてもらったりとかもありましたし、
そうですね、それこそ松木先生のボトルの評価見まくって、
Drinkers Lounge
売ってるボトルだったら買ってとか、ガンガンテイスティングしたりとかしてたっていうのがやってたことですかね。
やっぱりそうですね、広がりをどんどん自分の中で作っていくっていうことはしてたわけですよね。
A whisky lovers diary
なんでターニングポイントって言ったら、実は僕グレンカダムですね。
多分あんまりそういう人いないと思うんですけど、
どりがちさんはどうですか。
ウイスキーの影響
Drinkers Lounge
僕はそうですね、お酒にハマったきっかけは失恋とかっていう話とか別途あるんですけど、
そこら辺は全部端折りマスクじゃないんで、
インターネットで検索してほしいですね。
そこは全部端折りなんですけど、
ウイスキーっていう観点から言うと、僕最初本当に味わい分かんなかったんですよ。
それがどれくらい分かんなかったかっていうと、
これはですね、結構すごいですよ。
グレンリベットをブラインド出されて、僕ラガブリンって言いました。
A whisky lovers diary
だいぶ違いますね。
しかも。
だいぶ違いますね。
いいですかそれ。
Drinkers Lounge
ウイスキーコニサーの試験受かった翌日の話ですよ。
A whisky lovers diary
ていうかどりがちさん持ってるんですかコニサー。
Drinkers Lounge
持ってます、エキスパートまで持ってます。
エキスパートの試験受かったんですよって。
しかもその時に本当に申し訳ないことに、
友達の女の子2人とかと一緒にバー行って、そんな話をして。
じゃあおめでとうございますって言って、
A whisky lovers diary
じゃあこれブラインドで1杯サービスしますよって言って、
Drinkers Lounge
そのバーのモンスターグレンリベット出してくれたのに。
すごい考えた、結局。
その前日に飲んでるラガブリンと似た感じがあるのをなぜか考えたらしくて。
これはラガブリンだと思うって、
勇気を出して行ってみたんですけど、
残念、グレンリベットですって言われて。
A whisky lovers diary
僕はもう二度と大きな、本当に偉そうなこと言うのやめようと思いました。
辛い思い出ですね。
Drinkers Lounge
辛い。いろいろ辛い。辛いというか、
もう本当にちょっと調子に乗っちゃダメだなって。
僕こういう調子に乗っちゃダメだなって話は他にもいろいろあるんだよ。
機会があったり。
それはともかくして、とにかく分からなかったんですよ、本当に。
なんで分からなかったんで、いろいろなボトルを飲みました。
特にオフィシャルのスタンダード。
僕はオフィシャルスタンダードから始まってるんですけど、
いろんなバーに行って、
これ飲んだことないでくださいとかって。
行ったらある時にですね、
ボトラーズのボンワーを飲む機会があったんで。
まず僕ボトラーズなんてものも知らなかったんで。
見たことないラベルですって言ったら、
これボトラーズっていうもので教えてくれたんですよ。
で、これを飲んだんですけど、
僕の知ってるボンワーの味わいじゃなかったんですよ、それが。
ちなみにヴィンテージは93だったんです、それが。
A whisky lovers diary
93のボンワーだったんですね。
いわゆる伝説のトロピカルと言われてる93ヴィンテージと。
Drinkers Lounge
そうですね、90年代のヴィンテージの中で最も偉大なヴィンテージ。
だと今後も言われそうなQさんですけど。
で、全く知らない味わいなんです。
え、これボンワーなんですか?って言ったんです、それで僕。
で、そこでちょっと話が弾みました。
要は自分の概念が崩される。
今まで自分の知っているボンワー、
ちょっとずつ出来上がってきた自分のボンワーを
根底から崩されるみたいな元に出会って。
これはどういうことなの?っていうところっていうのがあるんですよ。
僕は結構その積み重ねですね。
作っては崩され、作っては崩されを何回も何回も減ってきてますね。
他に崩されたやつだと、
ボンワーが一番思い出に残ってますけど。
で、あとはトマーティンですね。
トマーティンもオフィシャルのトマーティンを飲んだ後に
76とかって言われてるやつとかを飲んだ時に
全然違うっていうのがありました。
A whisky lovers diary
まあそうですよね、全然違いますよね。
Drinkers Lounge
全然違う。
で、あとはですね、他にもいろいろあったんですけど、
ラフロイグもマッカランもそう。
自分の作ってきたものがどんどん自分でこうかなこうかなって思いながら
こうだぞっていう風になった時に
全然違う視点を与えてくれるタイプっていうのがあって
ただそれは今となれば分かるんですよ、実を言うと。
なぜ違うのかっていうことは分かるんですね。
ありがたいことに。
確かに、はい。
それは多分その何で何で、何で違うんだ何で違うんだっていうのを
突き詰めていった結果なんですよ。
言っちゃえば結構飲んだ結果なんですけど、そこですね。
確かに。
そういったものの積み重ねが僕をウイスキーにはめていきました。
A whisky lovers diary
そういうのはありますよね。
なんかそれで聞いてて思い出したんですけども、
当時の彼女、今の奥さんと一緒に飲んでた時に
バーでですね、マザーズで飲んでたんですけども
僕の弟、ベンリアックかな、なんかベンリアック飲んで
彼女の方がテイスティングコメントが優秀だったっていうのがあって
飲み始めですよ、今から見たら。
で、僕は何も分からなかったなと思って恥ずかしくて。
Drinkers Lounge
いやいやいや、女性は本当にすごいですよ。
A whisky lovers diary
で、後にマスターにダイヤリー君、
あの時ちょっとバニラとかって言った時に
なんか目が、なんかやべって目してたよとかって言われてたんですけども。
なんかそういう経験ですよね。
なんかそこで僕の中で弾けたというか
ギアが入ったのはあったかもしれません。
所詮そういうカッコつけのとこありますからね。
Drinkers Lounge
カッコつけないですからね、やっぱり。
で、あとボトルを集めようというきっかけのボトルもあって。
もうそれはもう何度でも言いますが、
いろんなところで言ってるんですけど、僕は山崎の18年なんですよ。
A whisky lovers diary
はいはいはい、18年。
Drinkers Lounge
これは僕が一番初めて家に迎え入れたボトルじゃない。
で、ちなみに一番最初に迎え入れたボトルは3本あって、
それはラフロイグの15年とタリスカの18年と
それからあとはマッカランの1リッターボトルの
ラベルが赤々になっているカスクストレングス10年。
A whisky lovers diary
はいはいはい。
Drinkers Lounge
昔のボトルですね。
この3本を迎え入れたんですね。
六本木かなんかの酒屋さんで買ったんですけど。
A whisky lovers diary
そうなんですね、はい。
Drinkers Lounge
で、今思えば結構いいボトル買ってるんですけど、
で、とにかくラフロイグとマッカランがまあ飲み進まなくて。
A whisky lovers diary
はいはい。
Drinkers Lounge
結構なくとも時間かかった記憶があるんですよ。
しかもなんか、この話をするとなんかいいボトル買ったねって言われるんですけど、
別に僕いいボトル買ったっていうつもりで飲んでないんですよ、本当に。
A whisky lovers diary
なるほど。
Drinkers Lounge
そう、実を言うとタリスカに関しては、
当時読んだこのバーの本みたいのがあって、
そこでタリスカのことをすごくよく書いてあったんですね。
はい。
ハイランドモルトのモルティーサとアイラのスモーキーサ両方が金備えてモルトナーみたいな、
シューマンバーと書いてあったんですよ。
えー。
なんかそこに書いてあって、ヘイジャーとタリスカの物語って言って、
別に高くもなかったけど当時。
A whisky lovers diary
はい。
Drinkers Lounge
で、まあ買ってみたんですよ。
で、多分10年も売ってたし、18年も。
18年がリリースしたてみたいな時ですね。
うーん。
で、売ってたしで、
あのー、まあせっかくだから18買うかみたいな感じで、
ウイスキーとの出会い
Drinkers Lounge
ちょっとそのぐらいです、本当に背伸びして買ったみたいな感じで。
だったんですけど、それは分かんなかったです。
その3本からは僕は、
大して何も得てない可能性があるんですけど。
うーん。
山崎の18だけは、
はい。
あのー、本当に美味しくて。
あー、そういうのありますかねー。
リアルにもう1日2日で無くなったんですよ、1本。
A whisky lovers diary
うーん。
Drinkers Lounge
ヤフオクで買ったんですけど、しかもそれ。
えー。
当時安くてですね、1万2000円ぐらいだったんですよ、1本。
A whisky lovers diary
あー。
Drinkers Lounge
在庫が山のようにあふれてた時期。
でも、じゃあこれ良くない?ってなって。
うーん。
あのー、山崎18は、
で、しかも買い漁ったとかじゃないんですよ。
無くなったら買う。
無くなったら買うっていう。
なるほど。
非常に贅沢な買い方をしてまして。
贅沢ですねー。
そうですねー。
で、そういうことがあって、
あのー、その後に、
その最初に使った3本とかを飲んでみたりとか、
あとは走ったりとかするとですね、
あれ、なんか美味しいみたいになるんですよ。
うーん。
この部分があるっていうか、
この部分があるっていうか、
まあそうですね、これ美味しいみたいになって。
で、なんかそこから。
確かに。
そう、あとはまたバー、
まあバーにも行ってたわけなんですけど、
うーん。
で、そうするとこんなボトル買った方がいいよみたいな。
うーん。
じゃあ自分の飲んだことないし、俺じゃあ買うかみたいな。
感じのことをやってたら、
あとはボトラーズっていうのも面白いよとか、
はい。
いろいろ言われたりして、ゆっくりゆっくりボトルが増えていって、
まああるとき、最近ウィスキーハマってるんだよねって、
まあ自分の妻に言ったらですね、
はい。
まあ知ってるって言われましたね。
なぜなら本当に毎日のようにボトルが家に届くからですよ、宅急便で。
A whisky lovers diary
はー。
はいはい。
諦めてくれてありがとうございますって言って。
Drinkers Lounge
本当に何も言えないです、僕は。
そういうことがありましたね。
多分そういったやっぱりその差異を見つけてっていうところからと、
あとはおいしい。
なんでこれおいしいなって自分のハマったボトルを見つけたっていうところからですね。
なるほど。
A whisky lovers diary
まあそれで言うと、僕も何個かあってですね、
一つはアードボックス。
Drinkers Lounge
アードボックス懐かしい。
A whisky lovers diary
ええ。
Drinkers Lounge
懐かしすぎる。
はい。
A whisky lovers diary
アードボックス好きでしたね。
Drinkers Lounge
アードボックス好きでしたか。
はい。
A whisky lovers diary
あのシェリー、シェリーピートっていうので。
Drinkers Lounge
見えてないな、はい。
コミッティ向けですか?
A whisky lovers diary
いや、あの普通の化粋です。
Drinkers Lounge
おお。
A whisky lovers diary
当時コミッティ向けなんて存在知らなかったですから。
Drinkers Lounge
はい。
A whisky lovers diary
で、当時ジュラがすごい苦手だったんですよ。
オイリーな感じで。
Drinkers Lounge
ああ、なるほど。
A whisky lovers diary
で、モルティじゃないですか、当時のジュラ。
ちょっと苦手な感じで。
今だったら全然好きなんですけど、
全然飲めなくて、
何がうまいんだってなってたんですよ、当時。
Drinkers Lounge
ちょっと分かりますよ、それは。
A whisky lovers diary
ちょっとやっぱ中級者向けというか。
情報収集とつながり
A whisky lovers diary
で、アードボックスみたいなの分かりやすかったんですよね。
ピート、シェリーで甘みみたいな感じで。
ガツンときて、やっぱこれだよねみたいなので入ってきましたね。
Drinkers Lounge
ああ。
A whisky lovers diary
結構違うもんですね。
全然違います。
Drinkers Lounge
カダムとかがジュラと対比になったんですよ。
A whisky lovers diary
なるほど。
なんでっていうところで。
カダムがあまりにおいしいってなって、
いろいろカダム買ったりして。
で、そっからですね。
Drinkers Lounge
いや、面白いですね。
やっぱりそうなってくると勝手に情報を集め始めますよね。
A whisky lovers diary
そうなんですよ。
まず、いろんな酒屋もありましたしね、当時。
そうですよね。
近所の酒屋でグレンモーデージのポートウッドフィニッシュとか。
4000円とかで売ってたりして。
Drinkers Lounge
いやもう僕もめっちゃやりましたね、とりあえず。
この価格帯なら買えるみたいな感じのことで。
ちょっと知らないボトルがあるとすぐ買うみたいな。
A whisky lovers diary
そうですそうです。やってました。
当時の写真まだあるんですよ、僕いろいろと。
いいですね。
安いですね。
安いですね。今見ながら喋ってるんですけども。
めちゃくちゃ安いですよ。
洋一12年が6500円とか。
これ多分あまり安くない酒屋でそうでしたからね。
Drinkers Lounge
はいはい。
僕もだから昔までは、前までは相当前ですけど、
Excelでちゃんと管理してたんですよ、ボトル。
A whisky lovers diary
やってました、昔。
Drinkers Lounge
上流商、その熟成年、その何年上流、何年熟成、度数。
で、樽とかがあった場合は樽。
で、あといくらで買ったかとか、いつ買っていくらで買ったかみたいなこと全部やったんですけど、
途中からやめましたね。
まあそうですよね。でもやっとけよかったなーってなりますよね。
A whisky lovers diary
わー安いですね。
これは横須賀の酒屋さんですかね。
確か。
アランとか安いですね。全部1万切ってるぐらいの。
確かここで1980のグレングランとブラドヌックフォーラムとかが1万であって、それをスパーンと買った気がしますね。
Drinkers Lounge
いやまあそうなんですよ。だから結局なんだかんだ言ってそうやって少しずつ少しずついろいろ飲んでいると、
なんかそういうこと同じことやってるような人の目に止まったりしません?
A whisky lovers diary
あーそうですね。
なんかそういうのやってるとちょっとずつこう、なんかその地域の人とのつながりが出てきてですね。
Drinkers Lounge
そうですね。
なんか石川県でなんかやってるやついるよみたいな感じで、ちょっとずつじわじわときて。
あと今度持ち寄り会とかなんか飲み会があるからとか、あんなイベントがあるから行ってみたらどう?とか来ないよとかっていう話になったりとか。
A whisky lovers diary
でもですね、僕全然持ち寄り会行ってないんですよ。
Drinkers Lounge
あ、そうなんですか。
実は。
まあ逆にもむしろ主催するみたいな。
A whisky lovers diary
いや持ち寄り会自体がそんなに得意じゃなかったのと、やっぱ遠方で行ってなんかやるっていうのが得意じゃなかったんですかね。
ご縁がなかったのかちょっとわかんないですけど。
Drinkers Lounge
確かに僕、はい。
A whisky lovers diary
東京の人とか都市圏に住んでる人はいいと思うんですけどね。
Drinkers Lounge
確かにそこはちょっと今喋ろうと思ってたところです。
東京だったので。
そうですね、東京は確かにそこはやりやすいかもしれないですね。
人が多いっていうか飲んでる人口がまあ相対的に多いんで。
なんか本当にバーに行って行って飲んだりとかしてると、なんか持ち寄り会があるよとか。
なんか山岡さんがなんかやるみたいだからとか。
そういった話で本当にフラッと参加して。
怖がらずに参加する。それ重要ですね。
怖がらずに参加して。何にも分からないけど。
飲んでみて、いや最近ウイスキーすごい好きなんですよねとかっていう本当に無邪気な話をするんですよ。
本当に無邪気な話しかできないんで。
A whisky lovers diary
そうすると津田さんとかですね、そういう。
有名人ですね。
Drinkers Lounge
本当にいろんな人からですね。
えーじゃあここもあるよとかですね。
いろいろ言われたりとか個人的にご招待されたりとかですね。
こんな風になるんだみたいなところがあったりとかして。
いろいろハマっていって。
そんで今度なんか常理所見学バスツアーするから。
面白い人たくさん来るから来なよって言われて。
行きます行きますみたいな感じで軽いノリで行って。
なんかその時からなんかいいボトル持ってかなきゃとか思って。
A whisky lovers diary
ありますよね。
合わせていこうと頑張る感じですよね。
Drinkers Lounge
ちなみに僕その時めっちゃ頑張ってるっていうか。
僕さっきのタリスカ18年の話につながってくるんですよ。
タリスカって酒も僕の酒の認識を変えた酒、モルトの認識を変えた酒のうちの一つで。
シューマンバーブックっていう本にタリスカっていうのは各々しか違うみたいな。
スペーサイドハイランドのモルトの良さとアイランドのモルトの良さの両方があるって書いてあって。
飲んだんですよ18年は。
ただよくわからんと。
でも待てと。
この書いてるチャールズシューマンっていう人が飲んでいた時期のタリスカと
俺が今飲んでいるタリスカは違うかもしれないと。
よしじゃあ古いやつ探すぞってなって。
ヤフオクをずっと探してすごい古いラベルのタリスカ8年見つけたんですよ。
で多分4万数千円ぐらい。
当時としては今はすごい金額なの知ってますが当時の僕としては4万数千円高かったんですよ。
で頑張って買って。
開けたんですよ。で飲んだんです。
で結果感想としてはよくわからない。
冒険と学び
Drinkers Lounge
全然わからんもん。なんだこれ。
俺の知ってるタリスカないことだけはわかるなと思って。
なのでわかんないからどうやらたくさんわからない人が集まるイベントがあるらしいから
A whisky lovers diary
そこへ持ってこって言ってバスツアー行ったんです僕。
Drinkers Lounge
でバスツアーにとりあえずタリスカを持ってきたんですよって言って。
その後それも買っていかずにあるし。
持ってったらドヨメイって。
タリスカ持ってきたやつがいるみたいな話になって。
タリスカ8年持ってきたやつがいるとみたいな話になって。
でそのタリスカは本当光の速さでバスの中になくなって。
全員に感謝されたっていう。
A whisky lovers diary
あるあるですね。
Drinkers Lounge
僕もだからそのもらってあれだめで飲んでみて。
確かにみんなが言ってるのこんな感じかってなって。
まあわかったんですけどそれは本当にたまにまだ感謝されます。
本当あの時のタリスカ良かったよねみたいな。
A whisky lovers diary
まあよく買いましたね。
当時で。
Drinkers Lounge
そのぐらいで売ってたんですよ。
A whisky lovers diary
それをやっぱりそうやってチャレンジしたっていうことですよね。
Drinkers Lounge
そういうことをやるといい感じなんですね。
分からないからちょっと他の人の話聞いてみるとか。
A whisky lovers diary
なんかそういったもう本当に冒険しよう世界をっていう。
Drinkers Lounge
この冒険は命にあんまり関わらないところがいいですね。
A whisky lovers diary
そうですね。
数万円って安くはないんですけど
それ1本で理科用にも遊べるし今小瓶交換とかそういうのもあるので
いろいろと楽しめるよねってなりますよね。
Drinkers Lounge
結構自分こう思ったんですよねとかいうのは本当に
やっぱりどんなに長く飲んでてもやっぱり学びが深い。
本当それこそ昨年話したあれですよ。
ミルストーンとかですよ。
学びしかなかった。
A whisky lovers diary
確かにそこは未だになんか学べるっていう良さありますよね。
Drinkers Lounge
そうなんですよね。
だからそういうのはやっぱりミルストーンをちゃんと買って飲んだ。
明けて飲んでるっていう人がいたからこそもうあれでしたし。
A whisky lovers diary
そう思うと最近自分でこんなことを言っててですよ。
冒険してないなと思うけど。
Drinkers Lounge
しましょう。
しましょうしましょう。
A whisky lovers diary
してるはずなんだけどまだ足りない気もしますね。
Drinkers Lounge
確かに。
してなきゃ嘘ですよ。
してないは嘘なんですけど。
してないは嘘だなと思うんですけど。
A whisky lovers diary
あの時の情熱はどこ行ったっていう思いもちょっと。
Drinkers Lounge
もっとできんじゃねえかみたいな。
A whisky lovers diary
思いますよね。
Drinkers Lounge
そうっすね。結局そうっすね。我々も冒険しようがいいっすね。
やっぱりちょっと僕も冒険します。
A whisky lovers diary
冒険が足りないかもしれないですね。
Drinkers Lounge
変にスペックとか読めるようになっちゃったし。
なんかちょっと知らず知らずのうちになんかそういったところで
まあきっとこれはこのくらいの味わいだろうみたいな。
スペック通りの味わいとかって書いちゃうみたいなね。
A whisky lovers diary
はい。
Drinkers Lounge
良くないっすね。
A whisky lovers diary
良くないっすね。
Drinkers Lounge
良くないっすね。僕なんですけど。本当に良くないっすね。
A whisky lovers diary
いや僕もそうですよ。
こんなもんだろうと。
Drinkers Lounge
そう。
A whisky lovers diary
なんかその殻を壊そうと頑張るんですけど。
Drinkers Lounge
そうっすよ。
A whisky lovers diary
なんかまだ壊せてないみたいな。
Drinkers Lounge
そうですね。ちょっともっといろいろ飲んだりとか。
同じところを何週もしているようで
ウイスキーの経験と成長
Drinkers Lounge
実は全然違う進み方をしているっていうところあるじゃないですか。
僕その知識が深まるところっていうのは
みんな知識が深まるっていうことに関して
なんかいろいろと自分のなりに考えて考えてるっていうか
これが正しいんじゃないかと認識することがあるんですけど
平面的に見ることですよ。
知識が一周するっていうじゃないですか。
知識や経験が一周したなって。
ウイスキー飲んでたりでも別に構わないですけど
他のことでもいいんですが
一周をするっていうことがあると思うんですよね。
とりあえず一通りやったなみたいな。
それは平面的なXとY座標の平面で考えているのであれば
それは一周なのかもしれないんですけど
例えばもっとその道一筋じゃなくてもいいですけど
何かについても少し深い見識のある人たちっていうのは
A whisky lovers diary
違う分野でってことですか。
Drinkers Lounge
違う分野でもある何か
ウイスキーで例えますけど
ウイスキーの経験を一周するっていうのは
実際に言うと割と頑張ればすぐできるんですよ。
1年くらいやれば
飲めばその一通りの飲みを体験することは
多分できるだろうなと思うんですけど
そこからがスタートというかですね
2週目3週目がある
その2週目3週目っていうのは
平面で見てると同じところをぐるぐるしているのが見えるかもしれないんですけど
A whisky lovers diary
ちょっとZ軸を立てと
Drinkers Lounge
そうするとですね
Z軸方向にぐるぐる回りながら
三次元的に伸びるんですよ
だから平面的に見ると
とりあえず一周したなっていう人と
何週も何週もしましたっていう人は
まるで同じところにいるように見えるんですよ
Z軸の概念を導入することによって
実は全然違うところにいるってことが分かるんです
A whisky lovers diary
分かるようでちょっと分からないというか
具体的な例1個挙げられます?
Drinkers Lounge
具体的な例ですか
A whisky lovers diary
言わんとしていることは何となく分かるんですけど
Drinkers Lounge
例えば外科手術をするっていうのだったとします
やり方を覚えて
うまく手術ができて
よし僕もうできる
次からは一人でもできるぞっていうところと
何年もその手術をやっていて
やっている人とまるで全く同じような結果が出ているように見えて
そこには結構大きな差がある
あとカクテルもいいかもしれない
あるバーテンダーが
先輩バーテンダーにカクテルの作り方を教えてもらって
試行錯誤しながら
なるほどこれかとコツをつかんで
よしできた
一振りができたぞって
いったその地点と
おめでとうこれで
君も自分で作れるようになったね
っていったその先輩バーテンダーの作るカクテルの地点というのは
一見同じようで
ちょっと違う地点にいるというかですね
そういう感じですね
同じところをぐるぐる回っているようで
ただ見えてる地点の高さというかですね
世界の広がりというのは
A whisky lovers diary
だいぶ違う気がしますね
Drinkers Lounge
結構違うんですよね
あとそうだせっかくなんで
これはこの考え方はですね
インテリジェンスってわかります?
言葉ははい
インテリジェンスっていう
インテリジェンスっていう
仕事の分野だとか学問の分野だとかみたいなのがあって
それに関する本を読んだ時に
知識の広がりみたいなものというのは
螺旋を描きながら
時間軸のところに先に進んでいくみたいな
感じのことが書いてあったような気がして
A whisky lovers diary
結構それに似ているというかですね
Drinkers Lounge
同じところを回っているようで
立体感のある紙があるものなんだよっていうようなことを
書いてあったみたいなことがあったような気がして
したりしなかったりとかしたんですけど
結構それと似ているというか
A whisky lovers diary
ごめんなさい僕がうまくキャッチできないような気もするんですけど
近い状況を思い浮かべると
成長する時に直線上で成長するんじゃなくて
ある日突然グググっと伸びてることってあるじゃないですか
あのグググっと伸びる前って
違う方向に伸びてる気がするんですよね
Drinkers Lounge
どういうことですか?
A whisky lovers diary
要は手応えを感じる伸びる前の
急激に伸びる前夜みたいな
爆発する前夜みたいな伝わりますかね
Drinkers Lounge
わかりますわかります
A whisky lovers diary
あれって今の話とちょっと似てるんじゃないかなと思ったりしたんですけど
違う方向にグイグイと
違う視点から見たらすごい伸びてるけども
まだ結果が出てないとか
Drinkers Lounge
なるほど確かに
視点を変えたら伸びてたぞっていうことに気づくその瞬間ってことですか
A whisky lovers diary
そこが実感するまでにラグがあるんですけども
実はそれが蓄積されていて
違うスポットライトの当て方をすると
実はずっと伸びてるみたいな
なんかそういうイメージなのかなという
Drinkers Lounge
そうですねそんな感じですね
結構いろいろ積み重ねてる本人より
積み重ねてるっていうかいろいろグルグル回ってる本人よりも
本人ってお前とグルグル回ってるしかないんじゃない回ってるだけなんじゃないかみたいな
不安があったりとかする時期もあるんですけど
A whisky lovers diary
そういうのありますね
Drinkers Lounge
そうじゃなくて
予想から観察してる人の方が先に気づきますよね
いや待て待てお前すげーことになってるぞみたいな
A whisky lovers diary
あるんですよね
Drinkers Lounge
他人から指摘されて気づくみたいなこととかもある
A whisky lovers diary
その中でやっぱり思うのは
自分がどんどんやっていくぞっていう風になった時にですね
伸びる実感が得られるって
これちょっと話ずれるかもしれないですけども
ある知識とある知識が繋がる時のような気もする
Drinkers Lounge
いやそれはほんとそうですよ
A whisky lovers diary
繋がりが見えた時の楽しさったらないですよね
結局なんかこう分かるって
僕グルーピングだと思っていて
でそこが得られるまでの
なんか枝葉がどんどん伸びてるけど
なんかガシャンと繋がってない感じのもどかしさっていうところは
一見ドリダリスさんの言葉から言うと
2次元で見ると分かんないけども
3次元には伸びてるっていう状態なのかなと
である日突然そことそこ
なんかAとBがガチャンって重なった時に
あれってなるっていう
そんなイメージが
Drinkers Lounge
いやそれは
いやありますありますあります
そういうのほんとあります
それでほんとに
その広がりというか
新しいものと繋がって
それが大きなグループになるっていうのを
繰り返し繰り返し
一回それ分かると
またここでも出てきた
あそこでも出てきたっていうような
楽しみ全然あるんですよね
A whisky lovers diary
でこれを
これすごい最初に戻りますけども
多分こういう趣味で得られるっていうのが
なんか持続する趣味のコツだと思うんですよ
単なる消費ではない
趣味のコツだと思うんですけども
そうそれはある
ただこれって
例えばあるボトルがおいしいよね
だからこれだけ飲んでりゃいいんだとか
これが正解なんだと思って飲んでるやり方は
ただその趣味を消費してるだけなので
そこに繋がらないんですね
そこっていうのは
広がらないんですよ
どんどん深く掘り下げていって
何かが結びつくとか
3次元的に伸びてる
どういう表現でもいいと思うんですが
学びがどんどん深まっていって
何か趣味に深みが出るっていうところに
Drinkers Lounge
多分それだけではたどり着かないので
学びの深みについて
A whisky lovers diary
そうですね
それを何かしらの形で
多分僕もドリルディさんも感じたことがあるので
それってもったいなくないって
時間もお金もかけて
得られないやり方やってんじゃないっていうことに対して
もやもやしてるのかもしれない
Drinkers Lounge
それは本当あります
もしくはフラクタルとかでもいいかもしれない
例えば
Drinkers Lounge
確かにそういう言い方もあるんですね
要はいつもどこまで拡大しても
もしくはどこまで縮小しても
まるで同じ形が連続するように見えるけれども
その同じことを繰り返し繰り返しやってるように見えるけれども
どんどんどんどん
実はそれは一つ前よりも
大きな塊を作っているので
あなたは無限に大きく書いてますよ
っていうような感じですよね
A whisky lovers diary
そういう広がりとか深掘り方をしていく
その深掘り方のコツっていうのを
知らないとなかなかうまくいかないんだろうなって気がしますね
コツなんかあります?
僕はですね
ちょっと違うって言われるかもしれないですけど
ちょっとずらすのがいいと思うんですよ
Drinkers Lounge
そうそう何回も言ってますもんね
ずらすのはめっちゃ確かにありですよね
A whisky lovers diary
僕にまでも違うじゃないかっていう
僕がちょっと違うと思っている言葉があってっていう言い方変ですけども
一緒の人を恐れよっていうとか
一緒の人を憐れよとか
そういう言葉があるんですよ
Drinkers Lounge
一緒の人を恐れよ
A whisky lovers diary
これも僕の聞いた時の解釈が違うんじゃないかっていうところの可能性はあるんですけども
座右の書を持つ人はすごいっていう解釈らしいんです本来は
僕はそれはいいと思うんですよ
自分の元となる何かのベースとなる核となるものを持ってるっていう本があると
それは僕はいいと思うんですけども
なんか昔僕聞いたときに
一つの本を極めることは重要だみたいなと言われて
そういうふうにこれを解釈して聞いたことがあってですね
多分それは間違った解釈なんですけども
それはちょっと違うかなと思っていて
なんかこの例えよくないかもしれないな
Drinkers Lounge
誰の言葉?
A whisky lovers diary
これ誰の言葉なんですかねよくわかんないんですよ
Drinkers Lounge
どういう感じかってます?
A whisky lovers diary
一書の人、一つの書ですね
ラテン語のことわざらしいですね
哲学者トマス・アッキーナス
一書の人を恐れる、一冊の本の男を恐れる
もともとは
Drinkers Lounge
自分自身の座右の書を持つ人は
いかに時代や社会が変わっても惑わされず
自分の道を進んでいく力を持っているよという意味ですと
ブログみたいなところに書いてありますけど
A whisky lovers diary
一冊の本を熟読しなさいっていう意味のシーンですよ
Drinkers Lounge
そうですね、一書の人を恐れよ
書を読め、書に読まれるな
自己を作ることだ、それには熱烈される勇気が必要だ
A whisky lovers diary
でも僕なんかちょっと人生観としてちょっと違っていて
Drinkers Lounge
一冊の本を読むスキルってあるよねと思っていて
だから繰り返し繰り返し読みましょうって話だと思いますよ
違っていると僕結構一書の人を恐れよ
A whisky lovers diary
そうだ、僕受験生の熟講師とかよくやってたんですね
大学受験の
そうすると科学とか物理とかで
14問題集って問題集があるんですよね
14問題集、3週しました、4週しましたってやつ
全然頭に入ってないやつ結構いるんですよ
あれは一書の人を恐れよになってないんですよ
Drinkers Lounge
なるほど
それは確かにそれは一書の人を恐れよって
多分そういう意味じゃない
A whisky lovers diary
そういう意味じゃないんです
Drinkers Lounge
同じ本だけとりあえず何回もやって大丈夫だよじゃない
A whisky lovers diary
じゃないんですよ
それをどういう風に調理するかっていうスキルをちゃんと習得して
最初よく分からなかったけどどんどん深掘りしていって
で問題飽きたらそこの問題をもっと深掘りして
なんでこれこうなってんだろうとか
見てできる人はすごいよっていうことであって
そういうことですよね
多分この一書の人を恐れよっていうところの真意って
Drinkers Lounge
本当そうですよ
まずその自発性というか主体性っていうのは
A whisky lovers diary
マストだと思うから
そうなった時に例えば何でもいいですよ
例えばグレインフィリックを反復的に毎日ずっと飲んで
味わい深く知りましょうだけで得られるものって
すごく少ないなっていうのを思うんですよ
Drinkers Lounge
一書の人を恐れる
その一書の人は様々な本を読んでも一書に帰ってくるはずなんですよ
A whisky lovers diary
そういうことですね
そういうのが大事であって
例えばフラクタルとかそういう人の例えで間違ってほしくないのは
同じものだけを追求していくっていうことではなく
ただずっと反復していれば深掘りしていくよってわけではなくてですね
一書の人を恐れよの教訓
A whisky lovers diary
基準点があってどっか外に出てまた基準に戻るというか
そうですね
Drinkers Lounge
それは本当にそうです
A whisky lovers diary
そうやって往復をしていくことでどんどん手元にある
自分の基準が深掘りされていく
Drinkers Lounge
そうなんですよね
A whisky lovers diary
そうっていうことだと思うんですよね
ボトラーゾーンなんか飲んだらラフレグ10年を基準としたら
ラフレグ10年の良さに気づけるし
っていうことは僕の解釈として間違ってほしくないなというか
Drinkers Lounge
そうですね
僕も確か他の言葉で言うのはあれですね
深いを知りつつ深さと狭さを知るというか
一つのことを突き詰めるっていうことの
究極の先には広がりがあるということを知ることができるし
広がりがあるということを知る先には
そういったものがすべて繋がった何かがあるみたいなことを知ることができる
北都心圏はいい思想でんだけど
南都政権はたくさんの流派に分かれたけれども
そういう感じ
A whisky lovers diary
あんまり僕は北都の県を知らないんですが
Drinkers Lounge
北都の県で言うと
南都政権の奉義は同じかって言われたら違うんです
似たような部分
北都南都古波流北都流撃団みたいな
A whisky lovers diary
修羅の門で言ったら
無通延明流と不和延明流があって
Drinkers Lounge
僕は読んでないですけどたぶんきっとそれです
A whisky lovers diary
2つの流派に分かれたけども
不和延明流の方が新しい技があったけども
無通延明流の奉義をやってれば奉義をやった方が勝つみたいな
Drinkers Lounge
そういうことですねきっと
総作ですけど例えるならば
全く逆方向の思想を持って
価値観の提案
Drinkers Lounge
物事を突き詰めていった結果
それぞれの奉義が同じだったみたいな
A whisky lovers diary
それはありますね
Drinkers Lounge
方向性に関しては
あまり気にせず
結局世界の広がりを知ることになるし
それぞれの差異も知ることになるし
だからとりあえずちゃんと突き詰めてみようっていうか
他の人の言葉に惑わされず
自分自身の一生ですね
って言ってあげるといいのかもしれないですね
A whisky lovers diary
そうですね
おもしろい話になったんじゃないでしょうか
Drinkers Lounge
趣味の楽しみ方って
これが一番いいと思いますよね
人生も豊かにしてくれますよ
A whisky lovers diary
本当にそうですよね
偉そうなこと言うかもしれませんけど
社会とかに出て仕事とか家庭とか
家庭なくても仕事に突き進むとかいろいろあると思うんですけど
一つのことってうまくいかないこととかあるじゃないですか
そういったときに趣味としての
別の顔があると
気分として安定するというか
そういうのはあると思うんですよね
実際これ数年前に読んだ本で
ブルシッドジョブっていうクソみたいな仕事
っていうのでちょっと流行ったのが
英語版ひろゆきみたいな人が書いた本ですけどね
要はクソみたいな仕事は
精神的にも害であるっていうのが書いてあるんですよ
そういうのブルシッドジョブって言うんですけども
ブルシッドジョブになっても
気分が安定してる人
の例の一つとして
趣味をすごい頑張ってる人
は仕事がクソでも元気だと
ずっといわゆる窓際族みたいな状態
何も仕事されないとみんな病んでいくんだけども
趣味に一生信じる人は何も病まないと
なぜなら趣味があるからと
でもそこで多分消費するような趣味をやってると
そうはならないと思うんですよね
Drinkers Lounge
そうですね取り組み方の問題かもしれないですけど
確かに取り組み方に
A whisky lovers diary
今言ったようなちょっとずれて
深掘りしていくっていうことをやっていると
そこ自体の達成感みたいのをやっぱり得られるので
Drinkers Lounge
そう何かが身につく
オーセンティシティなんだろうか
身につきますよ本当に
A whisky lovers diary
仕事だけでは得られない何かというものが
あれは知的公直心というか
仕事でもそういうのを得られる仕事もあると思うんですけども
仕事100%とか家庭100%にしてると
予測不可能な未来の中には
うまくいかないことなんてあるので
勝手に思ってるんですよね
なのでもったいないなと思っちゃうんでしょうね
Drinkers Lounge
消費してる趣味を見ると
趣味を消費だけで脅かないで
もっと本当にさまざまな広がりの探求であったりとか
差異の認識だったりとかっていうのに
A whisky lovers diary
せっかくだから落とし込んでみようじゃないかっていう
最後に繰り返しますけど別に批判してるわけではないです
別にそういうやり方も間違いではないんですよ
Drinkers Lounge
別に合ってる合ってる間違ってるのは
A whisky lovers diary
ないですよね
僕らはそういう違う味わい方を
知ってしまってるので
なんかもったいないなっていうのを
喉からもう手が出そうになる
あとはこういうのもどうかなっていう
提案ですよね
こういう価値観もあるよっていうところで
Drinkers Lounge
良かったらやってみたら
それでどう思ったか教えてっていうまでありますね
A whisky lovers diary
長くなっちゃいましたけども
勝手になって頂ければという風に
視点の一つとして頂ければというところですかね
いい話だった気がします
Drinkers Lounge
そうですね結構でも今日いい話だった気がしますね
いい話だった気がする
A whisky lovers diary
僕もなんか
ウイスキーに対する
関わり方を見つめ直すきっかけになったかなと思うので
そうですね
なんかこうポッドキャストをやることだって
良かったなというか
Drinkers Lounge
こういう見つめ直しができて良かったなと思う
A whisky lovers diary
良い機会だったなと思います
もしこういうのに悩んでる方がいるとしたら
参考になればいいなと思います
そういう方々のおかげで僕らも
いろんな視点を考えるきっかけだったので感謝ですね
ということで
今日はここぐらいにしておきたいと思います
ではお会いしては
Drinkers Lounge
ウイスキーラバーズダイアリーと
ドリンカーズラウンドでした
ありがとうございました
A whisky lovers diary
ご視聴ありがとうございました
47:09

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