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こんにちは、採用の仕事をして13年、ワーキングマザーのわかまろと申します。
今日はですね、育児系の話題なんですけれども、私がやっていて良かったなと思うことをシェアをさせていただきます。
やっていて良かったなっていうのは、完全に自分のため、ママである自分のために、
やっておいて良かったなと思う、その育児の中での取り組みについてお話をさせていただきたいなというふうに思っております。
取り組みが何かということなんですけれども、3歳までに1万冊の読み聞かせって聞いたことありますでしょうか?
すごく有名ですし、なんだその話かと思ってここで聞くのをやめないでいただきたいんですけれども、
3歳までに1万冊の絵本の読み聞かせっていうのは何かっていうと、もともと苦文が言っている言葉なんですよね。
3歳までに語彙をですね、できるだけ言葉をたくさん覚えてすごく賢くなるということで提唱されているものだそうです。
ただですね、この3歳まで1万冊の読み聞かせを実際に世の中に広めたというか、有名にしたのはおそらく佐藤ママという方だと思うんですよね。
佐藤ママがどんな方かというと、4人のお子さんを持つお母さんなんですけれども、
4人全員にですね、3歳までに1万冊の読み聞かせをそれぞれ行い、他にもいろいろ取り組みをされてたんですけれども、
結果的に4人のお子さんが全員東大に入ったっていう、教育ママ業界ではすごく有名な方になります。
私もですね、この3歳まで1万冊の読み聞かせっていうのを初めて知ったのは佐藤ママの本でした。
正直ですね、学歴とか東大に入ったっていうのは確かにすごいことなんですけど、
学歴っていうのは結果論でしかないかなというふうに思ってまして、
本の中でですね、佐藤ママのお子さん一人一人に対する向き合い方というか、
書ける愛情、情熱、母親の凄みみたいなのを見て、すごく面白い方だなというか、
こういうお母さんがいるんだなと思って、佐藤ママの本を何冊か私は読みました。
そこからですね、絵本っていろんな効果があるんだなっていうことを知って、
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読み聞かせに関する本は10冊ぐらい読んだと思いますね。
読み聞かせを否定する本ってないんですよね。
で、絵本の読み聞かせをすることで何がいいかっていうと、
子どもにとっては、親が自分に語りかけてくれる。
親とコミュニケーションになるので、感情とか情動を発達させる部分がすごく良くなって、
自己肯定感とか非認知能力を育んだりとか、
あと親子関係を良好にしたり、将来の学力を上げてくれたりとか、
そういう情緒的にもすごく良い影響があるっていうふうに言われていますし、
母親からしてもですね、本を読み聞かせている間は、
コミュニケーションを司るのがすごく発達をして、
その親子関係が良好になるっていうのを、いろんな本で読みました。
そこからですね、私も3歳までに1万冊を目指そうと思って、
目指して読み始めたんですよね。
その読み始めた理由なんですけども、
絵本が良いのは分かったと、絵本が良いのは分かったけれども、
他にも多分、育児においてやると良いことってたくさんあると思うんですよね。
例えば、モンテスソウリとかで言われる、手先を使って遊ぶとか、
自然に、身の回りの自然に慣れ親しませるとか、
体を鍛えるためにたくさん歩かせるとか、
育児の中でいろいろやった方が良いことってたくさんあると思うんですけども、
私はその中で絵本を、3歳までに1万冊っていうのを目指してみました。
これ、何で目指そうと思ったかっていうと、
絵本がですね、読み聞かせた回数っていうのが定量で分かるから、
私にとってはすごく良いなと思って始めています。
定量で分かるって、どういうこと?って思われると思うんですけど、
これ私の今の仕事からですね、背景をお伝えしますと、
私って営業職なんですよね。
新卒前入社してから営業1年13年になります。
営業職ってどんな仕事かっていうと、
深いところまで話すとすごく奥深い面白い仕事なんですが、
表面的には会社から与えられた売上目標を達成する仕事なんですよね。
達成するために日々の行動件数とか行動目標とか、
いろんなものが決まって、細かいものが決まっていて、
KPIって呼んだりするんですけど、
そういった一つ一つの指標をクリアしていって、
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プロセスも良し、そういう風にしていくと、
結果的に売上が上がるっていうような仕事になっています。
なので私の仕事っていうのは、
定量で全部評価がされるものなんですよね。
例えば先月の売上何十%とか、
私の今マネージャーをしてますので、
私のグループの売上目標が、
例えば削退費何%とか、いくらいくらとか、
メンバーの皆さんの評価っていうのももちろん定量でつけています。
急になんで絵本の話から仕事の話になったかって、
思われると思うんですけれども、
この定量で評価するってすごく気持ちいいんですよね。
気持ちいいというか、精神安定につながるなと思っています。
例えば今日顧客に電話を5件できたなとか、
提案書を1個書けたなとか、
それで全部定量なので、
達成未達成っていうのはすごく分かりやすいですよね。
私は数に対して達成したか未達成だったかっていうのをずっと追ってきてたので、
定量の指標がないものっていうのはすごく気持ちが悪いんですね。
お気づきになった方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
育児って定量で目標を持つ。
なので今日が良かったか悪かったかっていう判断をどういうふうにしたらいいのかっていうのが、
私は子供を産んでからすごく自分の中で気持ち悪かった、
解消しきれなかったっていう部分になります。
私は娘が1人目の子供ですし、
育児ってやったことがなくて予想よりもすごく大変なことが多かったです。
ただやっぱりいいお母さんでいたいとか、娘と良い関係性でいたいとか思ったときに、
今日の自分が母親として丸だったのか三角だったのか×だったのかっていうのを評価したくなってしまったんですよね。
毎日毎日子育てて、永遠とゴールのない仕事をしていると達成感もないですし、
ちょっとした喜びもあるけれどもそれ以上にストレスもあるし、
育休中は達成感のない毎日がすごく辛いと感じることも結構あって、
何かしら自分の中で目標を立てたかったっていう形になります。
そこで、さっきの冒頭の話に戻るんですけれども、
3歳までに1万冊の読み聞かせっていう言葉に出会って、
それを1日で割ると、だいたい1日10冊読めばいいんですよね。
ここで定量の目標ができたなと思って、
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1日10冊絵本を読むっていうのを、
小っちゃい赤ちゃんの時代から設定をして、それをクリアできたら、
今日は私はお母さんとしていいお母さんだったっていうふうに丸をするようにしています。
逆に例えば5冊しか読めなかった、1冊しか読めなかったってなっても、
それでダメなお母さんとはならなくて、
今まで毎日毎日蓄積してきた何千回って読んだ分の実績がありますし、
0点ではなかったなって思うんですよね。
例えば1冊読めたら、1冊読めたからいいかっていう感じで、
数値で見える自分の実績っていうのができてきているのが、
自分的にはすごく気持ちがいいので、
毎日点数つけられる目標っていうのを置くために、
絵本っていうのを指標に1つ置いています。
これが例えば状態目標だと結構きついんですよね。
例えばおいしいご飯を作るとか、栄養あるご飯を食べさせたとか、
娘に何歩歩かせるとか、
それって娘という相手があること、
娘の気分によっては達成できたりできなかったりっていうことがあるんですけども、
絵本っていうのは純粋に私が読めばいいだけですね。
娘が聞いていようといなかろうと、
子どもは背中で聞いているっていう言葉もありますので、
とりあえず私が音読するのを1日10冊っていう形で目標を置いてやっています。
今日のお話に関しては、あんまり共感してもらえる方って少ないのかなと思ってまして、
営業で定量目標を置かないと気持ち悪いっていう環境の方って少ないかなというふうに思ってます。
ただ子育てって達成感がない仕事であるというより、
達成感を得るにはすごく息の長い、
毎日毎日よしこれ達成したって思えるような仕事の種類ではないっていうのは、
結構お母さん、皆さん共通してるんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
子育てっていうのは当然子どもっていう相手があることで、
自分のコントロールできない範囲っていうのがすごく大きいですよね。
自分がどんなにこういうふうな子育てがしたいと思っても、
子どもの性格とか性質とか体調とか、
そういうのによってはコントロールできないことが多いんじゃないかなというふうに思います。
そうなった時に、人間の達成できたできなかった、
今日はよしできたぞって思えるものを何か一つ作る。
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その一つっていうのは自分がコントロールできる範囲内のものを何か一つ作るだけでも、
お母さんっていうのはすごく楽に育児できるんじゃないかななんていうふうに思ってます。
例えば、朝笑顔でおはようって言えたとか、
夜寝る前にギュッてできたとか、
そういうことでもいいんですけど、
具体的に自分がやれば自分のコントロールの範囲内で達成ができること、
それさえできれば今日は○っていうのを何か一つあるといいんじゃないかななんていうふうに思っています。
といっても、私もまだまだ2歳、まま歴2年半の新米ですので、
もっとこういういいやり方があるよとか、達成感を得るために、充実感を得るために、
こういう考え方がいいよとか、そういうアドバイスがあればいただけると幸いです。
ということで、今日は私が自分のために育児にやっておいてよかったことっていうのをお話ししました。
それっていうのは、もともと育児の達成感のなさに苦しんでいた私が絵本を読むことの効果がすごくあるということを知り、
そこから定量で絵本を何冊読むという目標を置いて、
それを積み重ねていくことで、自分の自己満足なんですけれども、
自分がいい母親でいられているっていう自己肯定感につながっているよっていうお話でした。
このお話がどなたかの参考になれればいいなと思いながら話しております。
ということで、今日も最後までお聞きいただいてありがとうございました。