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こんにちは、わかまろです。採用支援を行う会社の営業マネージャーで、現在は産休中、3歳・0歳娘の育児をしています。
記憶喪失になりそうなくらい慌ただしい毎日の中で、日々の気づきを忘れないため、そして同じく忙しい日々を送る同志の皆さんと、このドタバタを楽しみたい、そんな目的でこのチャンネルをお送りしております。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。初めて聞いてくださる方もいらっしゃるので、自己紹介を復活させてみました。
色々試行錯誤をしてみたいなと思うのですが、聞きづらいところなどあれば率直に教えていただけると幸いです。
今日は、心の性質を理解すると、現実を直視、正しく認識できるようになって、楽になれるよねっていうお話をしたいなと思います。
今、生きづらいと感じていたりとか、日常に何か不満があったり焦りがあったりする方は、気に留めていただけると、もしかしたら少し楽になるお助けができるかもしれません。
昨日の放送で、20代が辛かったですっていうお話をさせていただきました。
理由は、何も持っていない自分に当てていたことと、他人の目が気になっていたからっていう2点をお話ししたんですけども、
これってつまり、自分の人生は素晴らしくあるべきとか、有意義であるべきっていう執着がもたらしていたものだなっていうふうにも言えるなと思うんですね。
この執着って結構恐ろしい感情で、皆さんは今、悩み事って何かありますか?
もっとお金があったらいいのになとか、仕事がやりがいがなくてすごい辛いとか、親御さんとかパートナーとの関係が良くないとか、
まあまあ、あれこれ悩みがない方っていうのはいないんじゃないかなと思います。
これ何が苦しくさせているのかなって分解してみると、これでつまり何かに執着している状態なんですよね。
勝手な理想、今現実にはない理想っていうのを思い描いて、そことの差異で苦しんでいる。その理想が叶わないから、まあ悩んでいると言えるわけです。
じゃあその理想を思い描いたり、そこに執着しなくなると楽になるかもしれないですよね。
そこでまあおとすきになるんじゃないかなと思う本をですね、ちょっと一冊ご紹介したいなと思います。
タイトルが、反応しない練習、あらゆる悩みが消えていく、ブッダの超合理的な考え方という本です。
いきなりブッダ?仏教?どうした?と驚かれるかもしれないんですけども、もうちょっとお付き合いいただければと思います。
この本はですね、ブッダの教えをもとに現代人の悩みを解決していきますよっていう本なんですけども、
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仏教の世界では苦しみの原因っていうのは執着にあるっていうのを語られるんですね。
さっきの話もそうですよね、例えば自分の人生は有意義で輝いていてほしいっていうのは一つの執着ですし、
他にも例えば美人でいたいとか、お金持ちになりたいとか、あとこんな理解のあるパートナー、今のパートナーが理解がないことに悩んでいたとしたら、
理解があるパートナーがほしい、理解のあるパートナーでいてほしいっていうのが執着になるかなと思います。
ブッダはですね、苦しみをもたらすものは喜びを求めてやまない、求める心なのだと言ってるんですね。
その求める、求め続ける心っていうのが自分の苦しみをもたらしていると。つまりいつまでも求めているからいつまでも渇いていて満たされないから苦しいんだよっていうのを言っています。
いやいや求めたくなっちゃうよ、執着しなくなる方法があるなら教えてくれって感じだと思うんですけども、
その解消するにはですね、それは心の性質を理解するのがすごく大事っていうのをブッダは言っています。
心は求め続けるものなんだと、そういう性質があるんだと理解することがすごく大事とされているんですね。
つまりこのままではいけないとか何かが足りないっていう、得体の知れない欠落感とか焦りだったり心の渇きみたいなのが心の性質を理解することによって収まって、
人生とはそういうものなんだよねっていう大きな工程ができるようになるとちょっと楽になりますよっていうのが言われています。
追い求め続けてしまう心が生んでいるんですね。
私たちが一番、現代の私たちが一番欲として持っている多い切実なテーマっていうのが承認欲と言われています。
承認は承認欲求の承認欲ですね。これは人間にだけあって他の動物にはないものなんだそうです。面白いですよね。
人間だけがその承認欲っていうのを持っていると。承認欲っていうのは子供の頃は親に愛されたいっていう素朴な欲求として現れて、
子供の頃は褒められたい、優等生でいたい、勉強できるようになりたい、人気者になりたいみたいになっていって、
大人になると人に尊敬されるような地位が欲しい、キャリアアップしたいとか、お金持ちになりたい、美人になりたいとかどんどんなっていって、
これが欲と表裏一体となって、欲をこじらせると自分はダメだっていう追い求めとか劣等感に繋がっていったりします。
先ほども申しました通り、仏陀の考えの基本っていうのがまず理解をするっていうことなんですね。
苦しみの正体については正しく、ちゃんと理解することで苦しみの原因が立つことができるんじゃないかっていうのが言ってます。
なので何か求めて苦しいときは、まず心はそういう求め続ける性質があるんだっていうのを認めるっていうことと、
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そして先ほどの私には満たされてない承認欲があるんだなっていうふうに認めてしまうことが大事だということです。
それを受け入れた後、ちゃんと心の喪失と性質と承認欲が自分にあるんだっていうことを受け入れた後に、
いやでも待ってよと、その承認してほしいと思っているその人、例えば家族とか世間とかに認められたからといって、それが一体何なんだろうっていうのを自分に問いかけてみてくださいと。
それだけで楽になれると言ってます。
実際そうなんですよね。例えば美人になりたい、綺麗になりたいって周りの人から認めてほしいっていう欲求だと思うんですけど、
その周りの人に承認されたからといって、だから何なんだっていう話なんですよね。
例えばキャリアアップしたいっていう欲があったとして、このは誰に承認されたいと思っているかというと、
これも世間だったりとか、あと身近なパートナーだったりするわけです。その人に実際にキャリアアップしたとして認めてくれるかどうかなんてわかんないのに、
そんなことにこだわって、認められたからといってそれが一体何なんだろうかっていうのは、自分に問いかけてみると、実際は大したことじゃないな、実際は大した悩みじゃないかなっていうのが気づけるかもしれません。
なのでまとめると、何か悩みがあるときはその原因を求める心なんじゃないか。でもそういえば心っていうのはもともと求め続けるっていう性質があったんだな。
じゃあ求めちゃうのは仕方がないんだなっていうのを思い出すっていうことと、そしてその苦しみっていうのが承認欲から来てるんじゃなかろうかと疑うこと。
その承認欲は誰に承認されたいと思っているのか、その人に認められたとして何の意味があるんだろうかっていうのをご自身に問いかけてみると、ちょっと楽になるかもしれません。
ということで今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。ちょっと今日の話にまつわる余談なんですけども、私はですね、高校が仏教の高校だったんですね。
で、なんかお念仏を唱えたりとか、なんか社教したりとか、あとなんかその 仏教の教えを行うというか、教えられるような時間が授業であったりとかして、結構ユニークな高校だったんですけど、
真面目に勉強してこなかったんですよね。で、今日ご紹介した 反応しない練習っていう本はですね、社会人になってからドハマリしまして
何回も何回も読んだんですね。で、この本はまあ 仏陀っていうのはまあ宗教
ので、仏教を始めた人で有名ですけれども、 その考え方が非常に合理的でクールで、現代人の悩みも論理的に解決してくれるよっていう本なんですよ。
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なんかもっと高校の時勉強しておけばよかったなってすごい思いました。 で、この本はですね、本当に面白いので、ちょっと内容についてまた別の回でも改めてちょっとお話をしたいな
と思いますし、結構読みやすい本ですし、その 人間が何で苦しいのかとか、人生はそもそも苦しいものであるとかですね、
人間関係の悩み、仕事上の悩み、解決するにはどうしたらいいか、 みたいな話が書いてあってすごくお勧めですので、もしご興味ある方は読んでいただけると幸いです。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。 また次回も聞いていただけると幸いです。