1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2020-09-18 09:49

4.【地球外生命体】地球に似た星で。。。!?【恥ずかしいクオリティーなので最新話へ】

【恥ずかしいクオリティーなので最新話をぜひ!】

地球外生命体が誕生している可能性を、2017年発見で話題をかっさらったTRRAPIST-1という星で検証!

はたして、地球のような惑星を3つも持つTRRAPIST-1の周りでは、地球外生命体が誕生している可能性はあるのでしょうか?


元のお話はこちら!

https://note.com/ryo_sasaki/n/n9e0b142ae0ac



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00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。今日はですね、宇宙で見つかりそうな生命の起源についてちょっと話していこうかなと思います。
これ最近結構論文とかでもよく出ていて、実は先日、金星で生命発見の可能性があるようなものが見つかったみたいなニュースがあって、結構盛り上がってると思うんですけど。
それ関連の話で、今回は金星みたいにすごい近いのではないんですけど、トラピスト1っていう30光年ぐらい離れてるような星の周りにある惑星の話ですね。
そこに実際に地球に似たような惑星があるので、そこで本当に生命が誕生しているのかどうかみたいなところを書いている論文が出ていました。
今回はそちらを紹介したいと思います。冒頭に話した通り、そういう生命の話なんですけど、実は最近結構宇宙で地球外生命体の痕跡を見つけようという話って結構ホットに出てきていて、
NASAが公式で出した論文の中でも、この後10年ぐらいの間に生命がありそうな可能性のある星をどんどん見ていきましょうみたいな声明が出されていて、これ前回のポッドキャストでも話したのでそこの話ですね。
今回注目するトラピスト1ってご存知ですか皆さん。実はこちら2017年頃、だいたい3年前ぐらいに一時期すごいニュースになった星で、どういう星かというと太陽に割と近い温度、少し違うんですけど、
そういう温度を持っている星で、それの周りに惑星が7個見つかったんですね。惑星が7個見つかって、その7個のうち3つがハビタブルゾーンといわれる生存可能な惑星に分類される惑星だというので、一時期すごい注目を集めました。
このハビタブルゾーンって何かっていうと、単純に地球って太陽からある程度いい感じの距離感を取って回っているから、表面の温度とかもちょうどいい、少し安い星だなという分類をされているので、
そういう単純な計算で真ん中の星、真ん中の恒星に対して周りの惑星が、ここら辺にあったら地球みたいに生命が存在できるような環境なんじゃないのっていう計算式を満たしている惑星が何とそれの周りに3つもあると。
ということは単純に3つの星。その星をずっと観測していたら、他1個しか惑星のない星に比べて3倍見つける可能性もある。そんなような状態の星ですね。
03:12
実はそれ、ネイチャーの論文に載っていって話題になったんですけど、そのネイチャーの後から実はあんまり新しい続報っていうのがあんまり出ていなくて、先日また新しく論文が出ていました。
これどういう研究かというと、実は地球の表面に生命が誕生したきっかけになっているのが、実は太陽から降り注いでくる紫外線の量がかなり関係しているんじゃないかと最近は言われています。
紫外線って日焼けしちゃう美白除染の天敵だと思うんですけど、それが大量にある程度地表にずっと降り注いでいると、あるタイミングで生命を作り出す最小単位であるDNAとかRNAを作るような有機物をパッと生み出す可能性があるというのがいろいろな計算からわかってきました。
なので、そういうふうにいい距離感にある惑星と真ん中の星が出す紫外線を見てあげて、より表面に生命が誕生しているのかどうか、また死ぬのかっていうところを議論してあげたいっていうのが最近結構話題になっています。
しかしですね、トラピストアンっていうのはもう一時期話題を重なったおかげでですね、紫外線の量とかもがっつり測られていて、よくよく見るとそこまでかつ紫外線の量が多い星ではないと。
そこまで多い星じゃないってことは、今のままでは生命を誕生させることができない星っていうふうに分類されてしまいます。
そこでもう一つ調べる方法を偉い先生が提案しました。
それがずっと紫外線を当てているんじゃなくて、星の表面で起こる爆発、フレアって呼ばれる現象なんですけど、そのフレアが頻繁にボコボコボコボコ起こっていると、その都度紫外線の量がバッバッと多くなるんですね。
単純に爆発するから、その爆発の勢いでいろんな光がダーッと出ると。
なのでフレアのその満たしてない量の紫外線をフレアたくさん見つけてそれを足し合わせたら、実は生命誕生の誕生を促す量に達するんじゃないかっていうような目論みがあって今回の研究がなされました。
ということでトラピスト1に対して望遠鏡で2年間ずっとトラピスト1を見続けてあげて、2年間の間でどれくらいの規模のフレアをどれくらいの頻度で起こすのかっていうところを調査したのが今回の研究の内容になります。
06:16
これ2年間ガーッと観測していった結果、なんと太陽で今まで起きてた爆発よりもさらに10倍大きいフレアっていうのが4.4回も、1年間に4.4回も発生しているってことがわかったんですね。
これってすごいことで、この太陽の最大フレアの10倍って何っていう話なんですけど、こちらも結構Natureとかで注目されている内容で、太陽のこれまで見つけられてきたフレアの10倍以上大きいもの、エネルギーが10倍以上大きいもののことをスーパーフレアと言います。
これ何が注目かっていうと、地球の表面って今電子機器とか人工衛星とかかなりすごい量がはびこっている状態なんですが、この巨大なフレアがもし地球に向かって起きた場合は、そこで飛ばされてくる電気を帯びた粒みたいなのが地球に突撃すると電子機器をのきなみ破壊してしまうっていうような非常に怖い現象があります。
実際に太陽ではまだそういうのは見つかってないんですけど、他の太陽に似た星でそういうスーパーフレアと呼ばれる太陽よりも10倍以上大きい爆発が見つかっていて、非常にフレアというのは怖いっていう話なんですけど。
そういうフレアがなんと1年間に4.4回もトラピスト湾で起きています。これは非常に怖い、本当に住みたくないような星だなと思うんですけど。
こういう大きいフレアが4.4回起きる。そうすると10分の1くらい小さいフレアというのはもっと10倍、100倍くらい起きるということになるんですね。
なのでそうするとこれめちゃめちゃフレア起きてるから、実は普段紫外線は弱いのにそういう小さいフレアの重ね合わせみたいなので、実は生命誕生してるんじゃないかなって言って計算してあげたんですね、研究者の方々が。
そうしたらすごいここまで持ってきましたけど全然足りないと。全然足りないので生命はここではできてないんじゃないかっていうのが今回の研究のオチになります。
すいません、かなり煽って煽って実はなんでもなかったという話で、なので2017年ぐらいからこうやって注目を集めてきた生命誕生あるかないかみたいな話はここで結構ケリがついてしまったんじゃないかなっていうような論文の紹介になります。
09:00
なのでですね、今回これからはまたどんどん違う星が見つかって違うところで、ここの星には生き物がいる、いないっていう話が出てくると思いますが、そういうところに注目していただければ嬉しいかなと思います。
今後もこういう内容ノートとかでどんどん発信していくので、もしよければフォローいただければ幸いです。
こういう細かい情報っていうのは基本Instagramが一番頻度高く更新しているのでInstagramの方フォローしていただければいいかなと思います。
リンク貼っておきます。アカウントの名前はryo__astroですね。ぜひフォローよろしくお願いします。それではまた。さようなら。
09:49

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