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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。今日はですね、ちょっと前に話題になった、金星に生命がいるんじゃないかっていう話の関連の研究について紹介してみたいと思います。
実際に、そうですね、今回の研究の内容は、ちょっと前の金星のニュースって皆さん見ましたか?
金星からホスフィンって呼ばれる物質を研究者が見つけました。そのホスフィンっていうのが、生命が生存している中で自然と発生する元素だっていう話なんですね。
そういうことで、つまりは生命がいたからその元素が金星上に存在していて、そしてそいつを見つけたってことは、あれ、生命いるんじゃないのっていう話が話題になったっていう研究なんですよ。
これは詳しくまた別の日に紹介しようと思うんですけど、その生命ってどっから湧いて出てきたっていう話の予測をした研究っていうのがちょっと前に紹介されたので、今回はその話をしたいと思います。
確かに、今地球上にこうやって生命がいるっていうのもかなり奇跡的な話だっていうのは、いろんなところで聞いたことがあると思うんですよ。
じゃあ、そんな奇跡的な状況が金星でも起きるのかと。実際に言うとなかなか起きづらいですよね。
じゃあ、その起きづらいかもしれないって思ってるところで、どうやったら金星に生命を運べるのかと。
ちょっと答え言っちゃいましたね。外から金星に生命が運ばれたんじゃないかっていうのが今回、研究で提唱された説です。
じゃあ、どうやって運ばれたのかっていうと、地球から金星に異星物が飛んでいったんじゃないかっていう話です。
これ、ロケットとか飛ばしたのかとか、そういう話じゃなくて、例えば、黄泉の縄とか、ああいうのでよく近くを流星群とかじゃなくて、小惑星が通るとかっていう話ってちょくちょくニュースになると思うんですよ。
で、その小惑星が地球の表面ギリギリを通って、地球の空気の中とかにある物体をいくつかキャッチしてそのまま金星の方に飛んでいったっていう説を提唱したのが今回の実験なんです。
つまりは、金星でいたかもしれないっていう生命は、地球から小惑星が持っていった生命体で、そこで金星で少しだけ生存していた、だからホスフィンって呼ばれる物質が現在も金星の表面に残ってるんじゃないかって考えられてるんですね。
これはなかなか面白い話だと思うんですよ。だって地球に生命が生まれたっていう奇跡があって、その後さらにギリギリな地球上の生命を破壊するギリギリの小惑星みたいなのがぐわーっと通って、そいつが持ってった有機物がまた金星まで行ってみたいな。
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面白いですね。その時に地球上にいたらその小惑星どうやって見えてたんだろうとか、いろいろ考えられることはある。
実際にこの研究の中では、金星までたどり着くまでその有機物、微生物たちが生きてられたのかとか、そういう具体的な計算をしてあげてどうもイケてるなみたいな。
これじゃあ地球から持ってった可能性否定できないよねみたいな。基本的に天文学の研究ってこれが正解だっていうよりは、この可能性があるのかないのかっていうのをいろんなパターンで検証していって、ある、ないみたいな。
っていうのをやっていくんですよ。なんでなかなか一つの答えにたどり着きづらいとか、何パーセントぐらいの確率であるんじゃないかなみたいなことばっかりを言うので、なかなか不思議な世界ですよね。
そんな感じで、ちょっと前に話題になった金星にあった生命体の痕跡っていうのは、どうも地球から持ってったんじゃないかなっていう研究を今回は紹介しました。
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