1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 588. ウルトラマンの故郷を探..
2022-05-17 11:48

588. ウルトラマンの故郷を探れ!

シン・ウルトラマン大ヒット!ウルトラマンの故郷をピックアップ!

ブラックホールの写真でも話題のM87と似てるけど違う、

M78星雲を紹介します!



Youtubeチャンネルも復活決定!!

https://www.youtube.com/channel/UCHW6gg92z7E7hdnhbStpzT


Voicy

https://voicy.jp/channel/1726

Instagram(ryo_astro)

https://www.instagram.com/ryo_astro/

Twitter(_ryo_astro)

https://twitter.com/_ryo_astro

note

https://note.com/ryo_sasaki

00:00
今回は、M78星雲と呼ばれる天体を紹介していきたいと思っております。
今回、なんでこれを紹介しようと思ったか、大きく2つ理由があって、
1つは、今、シン・ウルトラマンという映画が公開されて大ヒットしているところだと思うんですが、
そのウルトラマンの故郷として命名されているのが、このM78という天体なんですね。
なので、そこで理由が1つ。で、もう1つは、先日、ブラックホールの写真を撮ったっていうような、
天の川の中心のブラックホールのお話が、かなり話題をかっさらっていったと思いますが、
あれって実は、ブラックホールの姿を捉えた2例目なんですね。
1例目が何かっていうと、M87と呼ばれるブラックホールなんです。
つまり、今回紹介するM78とは、この数字を入れ替えただけっていうような、
それだけちょっと似てるっていうだけの理由ではあるんですけど、
よく、そこが混同されて認識されてしまっている部分とかもあったりするので、
今回は、そこら辺の差だったりも含めでご紹介していきたいなと思って、
M78、こちら紹介していきたいと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
スペース、ブラックホール、ジャパン
佐々木亮の宇宙話
2022年5月17日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、最新の宇宙のトピックスをお届けしております。
というところで、今回でエピソード588を迎えることになる、この宇宙話なんですが、
皆さん、前回から前々回、2回分聞いていただけたでしょうか?
ゲストをお呼びしてのゲスト回というところになってましたが、
ゲストは日本放送のアナウンサー、吉田久典穴ですね。
で、こちらYouTubeとPodcast一緒に撮ってっていうような感じだったんですけど、
いかがですかね、これ僕的にはかなり評判が良かったのも嬉しかったし、
そもそも自分がこんなに聞き手の方の引き出し方によってこんな喋り方するんだっていうのを、
編集の時に気づかされてっていうところで、やっぱり聞き方ってすごい大事なんだなって思いました。
僕自身もこのPodcastでいろいろゲストの方呼んだりして、それこそ今後は天文学者の方をガンガン呼んでいったりとかっていう、
より専門家の人の良さっていう部分が出せる側面が増えてくるんじゃないかなというふうに思っているので、
そうなるとやっぱり僕の聞き方の力量みたいなのが大きく内容の面白さだったりとか、
皆さんに楽しんでもらうっていうところで関わってくる部分なんじゃないかなと思ったので、
今回自分がどういうふうに聞かれたからすごい楽しく答えられたのかだったりとか、
03:02
あとはそもそも喋り方の極意みたいなところはですね、またどんどん学んでいって、
ここからのPodcastの収録っていうところでも活かしていけたらなっていうふうに考えている。
そんな自分の人への話の聞き方だったりリアクションっていうのをものすごく考えさせられる、
そんな回だったので、僕自身の収穫が一番すごかったかなと思います。
で、ちょっと2日分で合計1時間弱ぐらいあるから、まだ聞き切れてないよっていう方は是非ですね、聞いてみてください。
吉田さんの聞き方のすごさっていうところもそうだし、内容的には僕自身の研究の話もそうだけど、
宇宙兄弟の裏話みたいなところも入ってて、結構盛りだくさんになっているので、
是非ですね、空いた時間にちょっと聞いていただくみたいな感じで、
ダウンロードして手元に置いておくとかっていうのがいいかもしれないですね。
いろんなトピックス混ざっているので、ゆっくり聞いていただけたら嬉しいなというふうに思っております。
そんな感じでコラボの中ではですね、今までのコラボで一番自分の勉強になったなっていうふうに感じる側面が多かった、
そんなコラボでしたというところで、是非皆さんに聞いてほしいですね。
それじゃあ早速本題に入っていきたいと思います。
今日の本題はもうズバッと1つの天体についてご紹介していくというところで、
M78星雲と呼ばれるものを紹介していきたいと思っております。
このM78星雲ですね。
なんでこの天体なのか。
そもそもこの星雲っていうところあんまりピックアップしてこなかったんですが、
一体どんな天体なのかっていうところをご紹介していきたいなというふうに思っております。
冒頭で今回のこの天体M78っていうのを取り上げる理由っていうのは紹介させていただきました。
簡単に言うとこの天体M78って実際に存在する天体だけど、
全く同じ名前でウルトラマンの故郷の星として紹介されることが多いんですね。
なので、今シンウルトラマンっていうところがやってる中で話題の天体だなと思って紹介させていただきたいと。
Twitterでもリクエストいただいたっていうところがあったので、
これ行くしかないなと思ったっていうのが1つ。
もう1つがブラックホールの写真を撮ったっていうときに、
今回は天の川銀河の中心だったんですが、これが2つ目なんですね。
2つ目で合ってるような、もう1個あったような気がするけど、もしかしたら3つ目かもしれないですね。
ちょっとこれどう忘れしちゃってますが、そんなふうにあった中で、
一番最初に取得されて世界中大騒ぎだった天体っていうのがM87と呼ばれるブラックホールなんですね。
この天体と混同してしまってる部分がある方も多いかなと思うので、
今回はM78っていう天体を紹介するよっていうところを強調していくとともに、
06:02
話題の天体に名前が似てるっていうところでピックアップさせていただいたというところが経緯になっております。
そもそもですね、このM78っていうのは星雲なんですよ。
星雲っていうのは星の雲って書いて、星雲って読む通り、
本当にドアップにするとそういった雲みたいに見えたり、
あとはドアップにしても結局はいろんな光の種類、
例えば私たちが目で見える光、可視光線って呼ばれるので見えたり、
あとは赤外線っていう、昔携帯の通信とかで使ってたやつですね。
ああいうのを使ってみるといろんな多様な姿が見えてくると。
そこで見える、本当に宇宙空間に雲があるように見える天体だったりするんですよね。
この雲っていうのはこの水素のガスだったりとか、
あとは天体から吹き出たそういうチリトガガスとか、
そういったところが見えていたりする。
そんなような天体になっております。
この天体は実はそんなに暗くもなく結構明るい天体なので、
ものすごくビューがいい、夜空がきれいに見えるタイミングだったりで、
双眼鏡とかを使ったら、夜でも普通に地上からでも見えるような、
そんな天体になってます。
距離が1350光年っていう、天文学者からしたら非常に近い距離にある天体になってます。
一体どこにあるのかっていうところで言うと、
これオリオン座なんですね。
オリオン座って実際は結構大きく引いてみれるんですけど、
代表的なのって星が3つ並んでるところだと思うんですね。
ポンポンポンっていう風に冬の夜空に3つの星が見えると、
あれがオリオン座って皆さん認識すると思うんですけど、
あのオリオン座にある星3つあるうちの、
きっと皆さん北半球であの星見てると思うので、
左下、右上から斜めに多分3つポンポンポンって言ってると思うんですけど、
左側の、一番左側の天体のちょっと上のところにあるのが、
このM78という天体なんですね。
なのでそこらへんを双眼鏡とかで、
夜綺麗な星を見えるときに見てあげると、
結構綺麗に見える天体なんじゃないかなと。
ただですね、北半球の皆さんに向けて話しましたけど、
北半球、今夏を迎えていて、
これオリオン座って冬の星座なので、
ちょっと見れないかなっていうところだけは、
肝に銘じておいていただければと思います。
この天体なんですけど、
いろいろ話せることはあるかなと思いつつ、
まずは地上から見えるよっていうところ。
あとは、星雲と呼ばれる天体って、
夜空を見上げて一個一個ポチポチ見える星とかとは少し違って、
09:01
宇宙空間に大きく広がっている天体でもあるんですね。
なのでどちらかというと、こういう星っていうよりは、
そういう領域っていう捉え方をして欲しいなというふうに思います。
これがM78、星雲と呼ばれる、
雲で覆われた領域のお話をしているからっていうところですね。
なのでこの天体、領域を指しているっていうところから、
その領域の中には様々な天体が含まれている状況が実際にあり得ます。
例えばティータウリ型星と呼ばれる、
比較的恒星の中では若い状態、
恒星っていうのは太陽みたいに自ら輝く星ですね。
これが比較的若い状態のことをティータウリ型星と言います。
星ができてから1000年とか、
10ミリオンなんで1000歳ですよね。
1000歳ぐらいまでの状況の星のことを、
こういったティータウリ型星というふうに呼んだりするんですけど、
こういう天体が今のところ45個ぐらい見つかっていると、
その星雲の中で。
これって冒頭でお話しした通り、
星雲っていうところ、雲に見えるっていうところから言われてたり、
英語で言うとネビュラって呼ばれるんですけど、
これなんでこんなに若い星がいるのかっていうと、
やっぱそれだけ星の材料になる部分が多かったりする。
それが実際に今まで散々宇宙話で話していた、
ガスとか塵ですよっていう話をしていたと思うんですけど、
なのでそこに材料がたくさんあるから星がたくさんできる。
そしてその材料がある状態が見れるっていうのが、
この星雲の面白さでもあるというようなところですね。
他にも珍しい天体とか、
そういったところがこういった星雲っていう領域の中に
囲まれていたりするので、
そのあたりは皆さんにいくつか天体とかを紹介しながら、
今回だったらM78っていう天体を紹介しましたけど、
今後も一つ一つの天体っていうところをピックアップして
説明していくのに付随して、
そこの中に一体どんな星が含まれているのかだったりっていうのを
ご紹介できたらなというふうに思っております。
ということでひとまず今回は、
ウルトラマンで話題、そしてブラックホールの写真の名前と
ちょっと似てる天体M78という天体を紹介させていただきました。
今回の話も面白いなと思ったら、
お手元のSpotifyのアプリでフォロー、
そしてその横にある評価ボタンよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問は、
Twitterのハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、
ちゃんちゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
11:48

コメント

スクロール