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2021-06-06 30:39

第13回「6月の課題本選定会議」

「ツイてるブッククラブ」今回は6月の課題図書を決める回。今月はどんな本が選ばれるのでしょうか?番組の感想、紹介した本の詳細は、Twitter @tsuiteru2020 へどうぞ!#ツイてるブッククラブ ※一部、通信環境の都合で、音が途切れる箇所があります。

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ツイてるブッククラブ それでは、
ツイてるブッククラブ、今日は12冊の候補本を、1人3冊ずつですけどね、合計12冊を紹介しあって、どの本を全員で翌週に読んでレビューするかを決める回です。
それでは、第1弾、石谷さんから行ってみましょう。
はい、僕はですね、ちょっと前回の話の実は今回は続きになってまして、例のノイマンの哲学の本で、ちょっとわかりにくかった、
なんであの時代の人たちはあんなにドイツというものを恐れているのかっていうのは、どこから来たのっていうのを参考になる本を、固いのか柔らかいのか含めて3冊出してみました。
前回のフォン・ノイマンの本とつながっているってことですね。
フォン・ノイマンを理解するためには、なぜその世界中がドイツをそんなに恐れていたのかっていうのを理解しないと、
ノイマンが原爆を落とせみたいなことを言っているのは、どこから来ているのかっていうと、それだけドイツが怖かったってことなんですよね。
ドイツが落とすかもしれないから、それより先にやらなければいけない、ほっとくとドイツにやられてしまうっていう、
その世界中の空気を反映しているノイマンの行動なんですよね。
わかりにくいのが、要は第二次世界大戦でナチスが台頭してからドイツが怖いわけじゃないんですよ。
ドイツの怖さっていうのは、第一次世界大戦の前から始まってるんですよね。
要はビスマルクの時代からヨーロッパの中で、軍隊としてはドイツ最強だったわけですよ。
それがどこから始まってるのかっていうところから一応紐解かないと、
要は5年10年でドイツが怖くなったわけじゃなくて、もっと長い時間をかけてドイツが強くなっていった。
要は第一次世界大戦の巨大な賠償金のせいで、ドイツ経済がおかしくなってナチスが台頭してっていう順番なので、
ということは、なぜドイツがあんなことになったのかっていうのは、どこから始まったのかっていうところで言うと、
このドイツ参謀本部っていう本なんですね。
で、この本自体も実は結構古い本で、今Amazonに出てるのは復刻かな、確か。
もともとは別だよな、確か中古新書かなんかで出てた本で、僕確か高校生ぐらいの時に読んだ本なんですけど、
ビスマルクがいて、モルトケっていう参謀総長がいて、史上最強のドイツ参謀本部っていうのがいかにできたかっていう本なんですね。
参謀本部があるからドイツ軍は最強だったっていう話なんですよね。
だからここからスタートしないと、なぜみんながドイツを恐れたかっていうのがわかりにくいっていうのがまず一点で、
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なのでまずドイツを理解するためにはこの参謀本部の恐ろしさを理解しなきゃダメで、それはビスマルクからスタートしてるっていうところなんですよね。
なのでまずはこれ。
で、次が硬いんですけど、これはイワナミで上中下の3冊っていう、1ヶ月で読むにはとても無理な量なんですけど、
これはそのドイツ参謀本部のさらに前、ナポレオンで変わってしまった戦争に対してドイツという国変強の、当時フランスから見た場合はその敵国だった国は、
ナポレオンという強い軍隊に対してどう対応しなきゃいけないかっていうので、クラウザビッツっていうやつがいて、結局こいつの考えた戦争論っていうのを元にしてドイツ参謀本部っていうのが出来上がってるんですよね。
で、今の戦争に置き換えても、いわゆる核の部分、核ミサイルの部分を取り除けば、今でもこの戦争のほぼほぼ有効であるって言われてる本なんですよ。
なので、要は国際戦争とはどういうことなのかっていうのを定義して、国際戦争で戦争に勝つっていうのはそれまでの前の戦争とは全く違うんだよっていう。
要するに戦争とはとにかく国と国との争いを解決するための最終手段の一つだっていう定義から始まってるんですよね。
だから個々のどこどこの民族と民族の争いみたいな話じゃないんですよね。
要するに国家間戦争の話を多分初めてひも解いて考えた人。
で、ドイツ参謀本部の本の、さっき紹介したドイツ参謀本部の中にも何箇所も引用されていて、
やっぱこのクラウド・ビッツの戦争論っていうのは結構いろんなところのいろんな考え方のベースになってる本なので、
これも全然読んで本、本当に損がない本の一冊です。
で、最後が全然違うんですけど、少し前にアニメにもなってた幼女戦記っていう、非常にタイトルで勘違いをされる本なんですけど、
これは、いわゆる異世界転生ものなんですよ。
異世界転生ものなんだけど、転生した先が帝国なんですよ。
帝国に、帝国のエース、空を飛ぶ軍隊がいて、エースとして二つ名を持った、要するに勲章を持ちの幼女として転生してしまうって話なんですけど、
要は、頭の中は中年サラリーマンで、現代の男なので、これをほっとくと世界戦争になってしまうっていうことを常に危惧しながらやってるっていう話で、
この帝国っていうのが要は何をモチーフにしてるかというと、要はドイツなんですよね。
で、この帝国の中でも、非常にこの三望本部っていうのが話の中でも何度も何度も出てきて、
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これは明らかにドイツ三望本部を参照している。
だから、若干変化球の理解の仕方なんですけど、ここで話されているのは、昔のドイツの三望本部の話なんだと思って読むと、非常に幼女選挙は面白い。
だから、帝国で共和国っていうのが出てくるんですけど、それは明らかにフランスのことで。
あと、合衆なんとかっていう国が出てくるんですけど、それも明らかにアメリカのことで。
そういう当時の第二次世界大戦当時のところが異世界になった場合に、どう話が転がっていくのかっていうところを参照していて。
漫画、原作の小説がかなり読みにくいので、これに関してはアニメか、もしくはコミック。
コミックライズが非常に優秀なので、どれをとりあえず読むんだったら一番いいかなというのが、このコミックライズが一番いいです。
ただし、もう20巻も出てるっていうね。
完結してるんですか?
まだ終わってない。
そろそろ多分、帝国が敗れます。
だからちゃんと一線一線ちゃんと描いているので、これは多分あの戦いを参照してお話を考えてるんだなとか、そういうのがやってて。
いわゆる異世界転生物の中ではかなり広派な実は物語の作り方をしていて、僕はすごく好きですね、これ。
アニメを見るっていう手もあります。アニメもめちゃくちゃ出来がいいので。
ということで、ノイマンの複読本として、最後は幼女戦記になっちゃいましたけど、上げさせてもらいました。
はい、ありがとうございました。
それでは次、辰夫さんよろしくお願いします。
今回は世界史というテーマで3冊上げています。
まず1冊目はコーヒーの世界史ですね。
これは最初の頃の選定会の時でコーヒーの科学というのを推薦して、それのリベンジ的な感じです。
やっぱりコーヒーについてみんなで語りたいなというところがありますので、何か新書で読みやすくてコーヒーあるかなっていうと、このコーヒーの世界史っていう本があって、
結構評判も良いし、新しめな本ということなので読んでみたいなというふうに思ってあげています。
コーヒーをメインにして、それの時代背景とかを色々解説していきましょうみたいな、面白いかなと思いました。
2冊目が会計の世界史ですね。
これ金セリで売れた、2010年に売れた本ランキングとかでもちらっと出てきて、その時も触れたかもしれないんですけども、
会計の世界史、イタリア、イギリス、アメリカ500年です。ちょうどフラッシュ・グラッシュの次だったからあんまり特に出さなかったんですけど、
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ちょっと読みたいなと前々から思っている本なので、これを機に。
長坊の世界史っていう文集文庫から出ている本もあって、そっちも面白そうではあるんですけれども、
こっちの会計の世界史の方がAmazonのレビュー数も多いし、ちょうどその大きい。
もういいし、その2020年の売上ランキングにも上がっているってことなので、
ちょっとこっちの方をまずは読んでみたいなと思って、今日あげました。
3冊目はですね、お金の流れでわかる世界の歴史という本で、
これも会計の世界史とかとちょっとかぶるのかな。お金の歴史をそういう見方で見てみよう系の本ですね。
という感じでちょっとあっさりですけど、私からコーヒーの世界史と会計の世界史と、
お金の流れでわかる世界の歴史っていう歴史っぽいもの3冊を持ってきました。
ありがとうございます。以上です。
はい、ありがとうございました。
それでは、セイコさんよろしくお願いします。
はい、僕が紹介する本の1冊目は、鈴木優さんという方が書いた最高の体調っていう本ですね。
この本はどういう本かと言いますと、
現代人って皆さんストレスが多いとかちょっと太り気味だとか、
いろんな悩みっていうか健康上の悩みって抱えてる方多いと思いますし、
割と共通してるものが多いと思うんですけども、そういうのを解消していければいいなっていう本なんですけども、
この鈴木優さんという方は別にお医者さんとかそういう方ではなくてライターの方なんですけれども、
自分でブログやられてまして、他に本もいろいろ出されてるんですけど、
割といろいろ最近シリコンバレー式最高の体調とか、最高の食事とかいろんな本ってすごい出てると思うんですけれども、
割とそういうのから言葉悪いですけど、いいとこ取りしたような本でですね、
一つの本でいろんな面を見れるんでいいかなって、
むしろお医者さんとかの本で統計データが細かく書いてある方が信頼もできるのかもしれないけど、
別にその医者の理論とか、僕、医者になるわけじゃないんで、知ってもあれかなっていうもんで、こうわかりやすくてですね。
で、この本に書いてて面白いなって思ったのが、健康になるためには感動するのがいいっていうのがあってですね、
感動するのがいいと自然の素晴らしさに触れるとかですね、アートの素晴らしさに触れるとかですね、
あとさっきフォン・ノイマンのあれなんですけど、偉人に触れるっていうのもあって、
偉人の読書をするのも健康にいいみたいなことが書いてあってですね、
なるほどなーと思ってちょっと思いました。
で、あといろいろ、炎症っていうものがいろいろこう人間の健康に大事みたいで、
食べ過ぎたり、そうすると胃が炎症を起こすとか、
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そういう昔は、石器時代は短期的に直接的な炎症が多かったみたいですけど、
殴られるとか傷をつけられるとか、この頃はなんかじわじわ蝕むようなタイプの炎症が多いらしくて、
その炎症を解放するためにはどうすればいいのかって書いてるんですけど、
原始時代っぽい食事をすればいいとか書いてるんですけども、
それも大体ね、いろんな健康本に書いてると思いますけども、
脂肪分少なくしたり、身体に良さげなものを食べるといいみたいなこと書いてあるんですけど、
意外に一冊でいろんなことが網羅的に書いてあるんで、いいなと思いました。
で、2冊目ですね。
日本の構造、50の統計データで読む国の形って書いてまして、
著者は橘俊明さんって方なんですけども、
この方いろいろ日本の格差社会とか、男女間の格差とか年齢間の格差とか、
地域間格差とか本もいろいろ書かれてる方なんですけども、
いろんな問題について統計データから少子化が進んでるとか、
格差社会が進んでるとか、そういう教育の面とかまで広く浅く扱ってる本ですね。
面白いなと思ったのが、
摂取でよくお医者さんの子供はお医者さんだとか、お坊さんの子供はお坊さんだとか、
農家の人の子供は農家だとかっていうふうに摂取多いようなイメージあると思うんですけど、
お医者さんとかもそれなりに多いんですけど、それでも3割ぐらいの人ぐらいで、
まあ普通の職業に比べればだいぶそれでも多いんですけど、
そんな意外にそんなでもないなーって感じで、
あとお坊さんとかになる人も、親がお坊さんとかじゃない人が7割でしたね。
だいたいお坊さんの子供しかいないのかなと思ったら、意外に新規参入がお坊さん自体はあるみたいで、
だからといって、お寺を持てるかどうかっていうのはまた別な問題かもしれないんですけども、
意外に、逆に農家は90何%が親が農家っていうのが多くて、
逆に農家になりたくても親が農家じゃなきゃなれないっていうのがあったりとかですね。
それがまあちょっと面白いなって思った。
あと意外に、最近あの、昔ブータンが世界の中で幸福度ランキング1位っていうことで、
本もいろいろ、幸せな国ブータンという本が出たと思うんですけど、
最近通信技術が発達して、なんか諸外国の状況を庶民が知るようだったら、
幸福度が一気に下がる。
なんか今すごい90何位とかで全然超ランク外になったみたいだけど、
意外に面白い。
他との比較をしなきゃ幸せだけど、
家族、家庭、意外な便利になればいいことだけじゃないなって。
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かわいそうだな。
意外な発見があって、それなりに面白いなと思いました。
昔、こういう本って2,3時間で読めるから、
新幹線とか出張のときちょうどよかったんですけど、
この頃そういうのもあんまりなくなって残念ながら、
本屋に行ったらちょっとあったんで読んでみました。
あと最後が、「読書大全」っていう本ですね。
世界のビジネスリーダーが読んでいる経済、哲学、歴史、科学、200冊。
200冊。
最近、
要は知らなかったっていうだけなんだ。
すごい分厚い本が流行ってて、
「ドンキ・ボンブーム」とかっていうフラスなんですけど、
ニュースとかワイドショーなんかでもやったり、
ネットニュースとかでもありますけれども、
読書ザルさんが出したりとかですね。
いろいろすごい分厚い本が出てるんですけど、
これもその中で、そういうジャンルっていうのかな、
の一冊として取り上げられることが多いんですけども、
堀内勤さんっていう著者の方は、
北京大学を終えてハーバード大学に留学し、
日本工業銀行に入りっていう、
花々しい経歴の方なんですけども、
ただその銀行時代にちょうどバブル崩壊とか、
大倉庄接待問題とかがあって、
結構つらい感じもあったりしてですね、
その間の浮き沈みで、
明日自分の銀行潰れるんじゃないかとか、
逮捕されるんじゃないかっていうのもあって、
いろいろ悩んだ時期も相当あったみたいで、
そのようなときに、本に救いを求めるというか、
昔の歴史は繰り返す的なのを勉強したりとかですね。
あといろんな人とビジネスのお付き合いで出会うんですけども、
そういうときに、君はこれを読んだほうがいいよって言って、
その一冊が人生を変えたみたいなことが多々あったりしてですね、
良い人は良い本を知ってるんだなっていうのが分かる本で、
紹介されている本は割と古い本というか、
本当に名著と言われているような、
ギリシャ時代とかからすごい古い本から最近の本まで。
最近の本は割とちょっと売れてるから紹介してるのかなみたいな本も多いですけど、
さらに付録でですね、
後世に残したい300冊っていうのもあって、
それもまたすごいなって思ったけど、
あと面白かったのが、世界史の年表みたいのがあって、
それと並行してこの時代の代表的な本みたいな、
本の年表みたいのがあってですね、
それがちょっと面白くて、
意外にそういう視点で見たことがなかったなと思って、
ちょっと勉強になりました。
はい、僕からはこの3冊です。
はい、どうもありがとうございました。
じゃあ最後が私ですね、はい。
えっと、
はい、1冊目がですね、「ジーニアス・ファインダー」っていう本です。
18:05
山口陽平さんっていう、
かなり有名なコンサルタントであり、
投資家であり、企業家でもあるかな、
が書いた、「ジーニアス・ファインダー 自分だけの才能の見つけ方」
っていう本で出たばっかりですけれども、
皆さん知っていると思うんですけど、
ストレングス・ファインダーってありますよね。
一時期話題になった。
ウェブで質問に答えると、
自分の強みがわかるっていう診断キットありましたよね。
これはストレングス・ファインダーは、
よくある強みをいくつか見つけてくれるっていうものでしたけれども、
これは自分の天才性を発見する診断キットなんですね。
1冊本を買うと、1IDが付いていて、
それでウェブで診断ができるんですよ。
あなたはどういう天才なのかっていうのを、
80の質問に答えると、
その本質を教えてくれるっていう本です。
だから、読むだけでなく、
そうやって診断を受けるっていう楽しさもある本なんですね。
全員が何らかの天才性を秘めているっていう前提で書かれてるんですけど、
例えば、描く能力、思う能力、感じる能力、見る能力っていう4つの方向性っていうのがあってですね、
さらに8つのポジションを、
2軸をもとに8つのポジションを作っていくんですけれども、
そのどのタイプなのかというのを教えてくれるっていうものなんですね。
で、私やってみたら、私の天才線は4番のシステムを描くタイプっていうので、
有名人だとソ連建国の父レイニンが近い。
で、算数と社会が得意なタイプであると。
で、具体的にそれはつまりどういうことなのっていうのは本を読めばじっくり書いてあって、
どういうことかわかっていくんですけども、
で、ジーニアスファインダーは他にもいろんなワークショップ的なものを用意してくれていて、
自分の棘を抜くセッションとか、自分の人生で刺さっている棘を抜くと自分がわかるみたいな。
あと天才性を発掘するワークシートとか、
あと生活と仕事を整えるためのワークシートとか、そういうのがいくつか用意されていて、
やっていくと自分を改めて知ることができて、
ストレングスファインダーが好きだった人はジーニアスファインダーも好きっていうやつです。
かなり面白い本でした。
あと内容がとても現代っぽい。
これからの産業ではこういう分野が重要だから、例えばAIとか、
そういうAI産業に行くんだったら、あなたはこういうことをやったほうがいいっていうふうに、
21:01
その天才性に基づいて、
直近の、これから5年10年へのアドバイスまでくれるっていうね、
そういう非常に具体的なものがあったっていう本でした。面白かったです。
2冊目。2冊目は文章読本。谷崎純一郎著ですね。
新潮文庫だと陰影雷さんと文章読本が一緒になってます。
で、私が今回勧めたいのは文章読本の本なんで、そちらです。
谷崎純一郎の文章読本ですから、もう誰も文句のつけようがないというか、
日本を代表する作家がどんなことを考えて文章を書かれるんだろうと思うわけですが、
これが今読んでもすごく面白くてですね、例えばそのまま引用しますけど、
なおまた口で話す方はその場で感動させることを主眼としますが、
文章の方はなるだけその感銘が長く記憶されるように書きます。
なるほど。口で言うときはその場で感動させるけど、文章ってのは長く感銘、感動させるっていうこととかね。
あと次の文章が肝なんですけど、この本の。
文章に実用的と芸術的の区別はないって言うんですね。
素晴らしいなぁ谷崎。
その後のロジックがちょっとひねくれていて、まず実用が重要であるって言うんですよ。
目で見て美しいこととか耳で聞いて心良い自分よりも、分からせるように書くことが重要なんだと。
ブロガーにも通じるかな。だから無駄な形容詞とか副詞は省けと言うんですけど、
言った数ページ先でひっくり返すんですよ。と言っても分からせるにも限度があるのである。
音楽的効果と視覚的効果等を全然無視して良いはずはありませんと言い始めて。
なんでかって言うと、分からせるように書くには記憶させるように書くことが必要である。
そのためには音楽的効果とか視覚的効果が必要なんです。
ナナガオ上手いですよね。複雑なことを伝えようとしている時に、そうやって2段階で書いてるところがすげーなと思った。
で、あとね、なんか意外にこの人は西洋コンプレックスがあるの?とか思ったのは、
西洋の文章と日本の文章の違いっていうのを語るんですけど、
これね、富崎以外が言ってるのを知らないんですけど、日本語は言葉の数が少ないって言うんですよ。
基本的には中国語や英語と比べて。
で、あと私たちは国民性がおしゃべりではないと。
で、日本の歴史上、雄弁の偉人、すごいスピーチで有名になった人が見当たらないと。
だから、そもそも私たちは昔から雄弁の人を軽蔑する風があったとまで言ってですね、
24:05
だから、なんかその日本の国語っていうのは言葉足りないんだっていうことを言っていて、
いろいろその後諸説を述べているんですけど、
そんなことを言っていて、おーちょっと面白い独特なロジックですねと思いました。
なんか私からすると日本語っていうのはね、ある程度人口も歴史も長いから、
なんか語彙も豊富な気がしているんですけれども、
種崎みたいな天才からすると、そうじゃないんだと足りないんだっていうことを言っているっていうことが面白かったです。
で、最後の本ですね。最後が英語の音声変化が学べる洋楽を歌おうⅡっていう、
やすぶうちさん、やすたけうちさんかな、ひろしさんっていう予備校の先生が書いた本です。
要するに、英語で歌うっていうことを指導していく本なんですけれどもね。
8曲入っていまして、
江戸シーランのパーフェクトとか、エアロ・スミスのミスアッシングとか、エルトン・ジョンの僕の歌は君の歌とか、
アラジンのホール・ニューワールドとか、あとテイラー・スイフトとかですね、8曲入ってるんですけど、
これらを主にカタカナに直してくれるんですけどね。
でも結構丁寧にやってくれていて、その余分な母音とか、母音の強弱とか、あと繋がって音声変化するところとかを、
ポイントを示してくれて、結構それがわかりやすい。
特に1曲目の江戸シーランのパーフェクトって、私最初ミュージックビデオを見たときすごい感動した歌で、
しかも江戸シーランって結構発音わかりやすいので、バラードで歌いやすいっていうのがあって、
これを歌ってみたいなと思ってたら、ポイントを見事に教えてくれる本で、結構これは良いなと思いました。
エアロ・スミスのミスアッシングは、超絶高いし激しくて、
なかなかやろうと思っても口ずさみにくい曲ですけど、
でもそれも上手く、特に余分な母音を教えてくれる、ここを減らすんですよ基本的にはね。
っていうのがわかりやすくてですね、非常に楽しく発音を学べて、面白かったなと思うものでした。
CDも付いてます。そこがポイントかと思います。
というわけで3冊終わりました。
では12冊聞いてきたわけですけど、皆さんそれぞれ心は決まりましたでしょうか。
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あれ以上2冊ですよね。そうですね2冊、1位と2位を教えてくださいということになります。
それではさっきのプレゼン順位で。なるほどはいはい。
じゃあ石谷さんからですね。どっちを1位にしようかな。
1位が、さっきの紹介でうなってしまったので、谷崎の文章特報。
2位が、会計の世界史です。
あれ理由は細かく言わなくていいですよね。そうですね。
次が。
次達夫さんですね。日本の構造ですね。50の統計データで読む国の形。
これは実は買ったばっかりなので、読むかなと思って。
それと2つ目は幼女戦記。最近いろいろ長めなコミックを読むようにしていることもあって、これもちょっと気になってたものなので。
はい、以上です。
それでは聖子さんどうぞ。
僕1番目はですね、ジーニアスファインダーですね。
2番目がね、コーヒーか会計か悩んだんですけど。
コーヒーですね。知らないから。
なるほど。
割れてますね。
えっと、
私なんですけれども、1位はですね、
読書対戦ですかね。
で、2位が、
日本の構造50の統計データ。
でもなんかそうしちゃうと、
集計できない。
いや、構造が2票。
日本の構造入ったんだ。
日本の構造になります。
日本の構造1位か。
じゃあ日本の構造ですね。
良かった良かった。
弱いながらも。
辛うじてって感じ。
2位が2票と推薦者がいますからね。
日本の構造は最近の本ですか?
最近です。
これ最近の本ですよ。
なんかね、私いいかなと思ったのは、
50もあるから、
なんかそれぞれポイントを拾いやすいかなと思ってですね。
30:00
そうですね。こういう討論にはちょっと向いた本。
そう、ブッククラブに向いた本。
論点があるので。
新書だし。
読みやすい。
良かった。
決まらなかったらどうしようと毎回思いました。
そんたくが聞いた。
最後の人の意見があるんですよ。
というわけで、
無事12冊から1冊が選ばれました。
どうも皆さんお疲れ様でした。
次回は、
日本の構造50の統計データで読む国の形、
後段者現代新書、
橘俊明著を
みんなで語りたいと思います。
ありがとうございました。
30:39

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