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2023-05-12 13:47

映画「スーパーマリオ」はゲーム映画の黄金時代の幕開け? #411

映画「スーパーマリオ」の大ヒットが予感させる、ゲーム映画の黄金時代
https://news.yahoo.co.jp/byline/tokurikimotohiko/20230508-00348706
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ゲーム映画の歴史
今日はですね、映画スーパーマリオが非常に大ヒットしてますんで、ちょっとゲーマーとしては今後期待しちゃうということで、ヤフーにちょっと飛ばし気味の記事を書いてみました。
映画スーパーマリオの大ヒットが予感させるゲーム映画の今時代ということで、これねゲーム映画、まあもう本当この30年以上ゲーマーをやっている人間からすると、
ゲーム映画って本当裏切られるやつが多かったんですよね。
ゲーム映画は歴史上いっぱいあるんですよ。いっぱいあるんです。いっぱいあるんですけど、まあ失敗が何つってもね多いんですよね。
日本だとポケモン映画が23作品とか出てますからね。
ゲーム映画っていうのは実は定番物になっていると思うんですけど、ハリウッドが作ったゲーム映画って結構ね、滑ったやつが多いんですよね。
最多の例がスーパーマリオの実写化で、これが93年に50億円を投じて歴史的な大失敗と言われたっていうスーパーマリオの実写映画があるんですけど、
日本だと実は多分スーパーマリオの映画があったことを僕も実は初めて知ったんで、知らない人が多いと思うんですけど、日本で有名な事例は映画ファイナルファンタジーですよね。皆さん知ってますかね。
ファイナルファンタジー2001年に150億円以上投じて、その翌年スクエアーが130億円の特別損失を計上することになったっていう、ギネスに載ってる失敗事例なんですよ。
フルCGで、僕はファイナルファンタジー好きだったんであの映画は悪いなと思ったんですけど、興行的にも大失敗で。
あれでスクエアーは会社がおかしくなってニックスと合併せざるを得なくなったんじゃないかと言われているぐらい、歴史を長く残している映画があるんですけど、
それ以外にもハリウッドが作ったゲーム映画って結構ね、あるのはあるんですけど、あんまりヒットしなかったんですよね。
ハリウッドにおけるゲーム映画のヒット率
唯一例外がバイオハザードで、バイオハザードは結構多分シリーズ、いわゆるミラジオウィッチのやつだけでも多分6作品ぐらいあって、
それ以外にも多分ゲームをベースにしたやつが3つ4つ、映画だったりドラマだったりいろいろ作られてるんで、バイオハザードは成功事例だと思うんですけど、
バイオハザードも実は日本だと比較的よくコマーシャルやってるんで売れてる感じあると思うんですけど、実は興行収入って最高でも3億ドル台なんですよね。
3億ドルはヒットです。ヒットなんですけど、トップ200に入らないんですよね、3億ドルだと。
過去の興行成績トップ200に入ろうと思うと多分5億ドル以上とかは売れてないと入らないんですけど、バイオハザードは入れてないんですよね。
僕もドッキリ入ってるのかなと思ったんですけど、意外に入れてないです。
トゥームレーダーとかアンジェリーナ・ジョリーがやって、トゥームレーダーもゲームなんですけど、トゥームレーダーもまあまあヒットしたんですけど、それも3億ドル台でした。
ただ、ここ最近ちょっと変わってきたんですよね。2019年に名探偵ピカチュウが4.3億ドル。
2022年はアンチャーテッドをソニーが作ったり、セガがソニック・ザ・ムービーの2作目を出して、これ両方4億ドル超えてるんですよね。
だから徐々にちょっと波きてるかなっていうのを実は僕も期待してたところに、今回スーパーマリオが今10億ドルを優位に突破して、この記事書いた時には工業収入がたしか43位とかになってたのかな。
今多分24位くらいまで上がってきてる。日本でも1週間で65円くらい叩き出したみたいですからね。今累計で世界で1500億円くらい超えてるのかな。
日本初映画としては多分最大のヒット。制作してるのはイルミネーションですし、配給はユニバーサルなんで、日本映画と呼ぶかどうか別ですけど。
でもね、映画見た人は分かりますよね。オープニングで任天堂のロゴが出てから映画が始まるってちょっとゲーム攻めがたまんない感じの映画になったんですけど。
個人的にはこれによってゲーム映画のステージが一気に変わるんじゃないかなっていうのはちょっとすみません。僕はゲーマーなので期待しすぎですけど、期待してます。
それは結構裏付けはあって、3つポイントを記事では挙げてみました。
まず重要なのはKM世代が大人にも広がった。これはもう言う必要ないと思うんですけど、やっぱりそれこそスーパーマリオの最初の実写映画は93年ですかね。
93年って本当にいくらマリオでもまだ子供しかプレイしてなかった頃だと思う。93年ですからね。
ファイナルファンタジーも2001年なんで20年以上前なんですよね。だからやっぱりまだゲームがゲーマーのものだった頃で、
この頃の失敗をもとにやっぱりゲームを好きな人はゲームをするのが好きなんだって映画には見に行かないんだみたいなのが結構論調として、結論として出ちゃった時代があるんですけど。
もうね、今回のマリオなんかも象徴ですけど、大人が子供にドンキーコングとかスーパーマリオブラザーの前にマリオブラザースってゲームがあったことを説明するっていうシーンが全国の映画館で展開されてると思うんですけど、
今世界のゲーム人口って実はもう37億人って言われていて、世界の2人に1人がゲームをプレイしているっていう。
映画化の流れ
ゲーマーっていうほどゲームをしていない人の方が当然多いと思いますけど、大人もゲーマーが大人になったって言った方がいいんですかね。
だから当然マリオの映画をやると子供が行きたいっていうのと同時にお父さんも行きたいみたいな、我が家なんかはそのパターンでしたけど。
当然市場がもう20年前から比べると劇的に広がってるって、これがもう一番わかりやすいですね。
もう一個やっぱゲーム会社側の映像化のノウハウが確立されてるのがすごく大きいと思っていて、
名探偵ピカチュウなんかは任天堂というか任天堂のグループ会社であるポケモンがワーナーと一緒に作った映画になりますけど、
これなんかは結構多分恐る恐るだったと思うんですよね。
やっぱりその任天堂としての映画、アニメのポケモン以外はうまくいってなかった、実績があるところを実写のポケモンを作るっていうかなりの挑戦だったと思います。
これやっぱりスマッシュヒットしたのが大きくて、このヒットを受けるかのようにソニー側も実はプレイステーションプロダクションズっていう映像会社の子会社を作ってるんですよね。
これが去年アンチャーテッドを生み出してヒットしていて、実は今HBOかな、ザ・ラスト・オブ・アスのドラマシリーズも作っている。
これも多分ユーネクストの中でも人気ドラマになってますけど、グローバルでも非常に人気のドラマシリーズになってて、今度は9月にグランツーリスモの映画をやるんだそうです。
プレイステーションプロダクションズのページ見に行くと、めっちゃ実はいっぱい映像プロジェクト控えてるんですよね。
めちゃめちゃ本気で映像コンテンツ作りに入っていて。
またこれにおけるように任天堂側もダイナモピクチャーズっていう会社を買収して、任天堂ピクチャーズ株式会社を設立してるんですよね。
昔の映像化ってどちらかというとゲーム会社よりも映画会社の方が力があったんで、何となく権利だけ持っていかれて映画会社側が勝手に作るっていうのは、
漫画にしてもアニメにしてもゲームにしても日本のコンテンツはハリウッドに行くととてつもなく別物になるっていう時代がありましたけど、
今回のマリオなんかもイルミネーション側がめちゃめちゃ宮本さんをリスペクトしてるのがいろんなインタビューから伝わってきますからね。
そこをちゃんとその任せっぱなしにせずに二人三脚で作るって、今回のスーパーマリオも任天堂側から何人かスタッフ出してるらしいですから、
それによって映画の中でゲームを感じられるっていう世界観が作られてるんだと思うんですよね。
映画鑑賞の変化
もう一個僕が個人的に一番大きいんじゃないかなと思ってるのが、映画鑑賞自体の意味みたいなのが変わってきてるんじゃないかっていう点ですね。
今回海外でマリオスーパーマリオブラザーズの映画が公開された時に、映画評論家の評価がこぞって低かったっていうのが結構日本でも紹介されてますけど、
あれが結構象徴だと思うんですよね。やっぱり映画評論家が評価する映画っていうのは、いわゆるアカデミー賞を受賞するようなストーリーがいろいろ深いものがあるみたいな映画が中心だと思うんですけど、
もうマリオはストーリーがないって結構きつく批判されてますけど、これやっぱりゲーム体験映画だと思うんですよね。
本当、ゲーム応援映画って言った方がいいのかな。今映画に求められているのって実はそういう応援する行為なんじゃないかと思っていて、映画館で見る映画はですね。
結局ストーリーを重視するような映画って、結局そういう本当のコアな映画好きの人が、それこそネットフリックスとかユーネクストとか契約して、家でのんびり見ればいいモードの時代に入っている気がしていて、
映画館に見に行かなくちゃいけない映画ってどういう映画かっていうと、やっぱり応援とか体験だと思うんですよね。
ワンピースフィルムレッドみたいに音楽ライブ的な音楽を聞きに行くファンがいるものとか、
ファーストスラムラングみたいにどっちかとスポーツ観戦をある意味映画館にしているぐらい応援する映画とか、
コナンみたいに推しキャラを応援しに行くみたいな、どっちかともライブ感覚なんじゃないかなみたいな、
この辺を思ったのは鬼滅の刃、劇場版鬼滅の刃をみんなが煉獄さんを応援するために行くみたいなのが、
僕の中では映画を考える分岐点になっていまして、
皆さん忘れてると思うんですけど、2020年頃、映画館はもうオアコンだって言われてたんですよね。
それが今や偶然のこのマリオにしろコナンにしろスラムダンクにしろ、
もう歴史を塗り替えるような成功している興行収入の映画が連発してるんですけど、
これやっぱり映画館に行くっていう意味が変わってるって話な気がするんですよね。
なんかツイッタースペースの議論なんかでも、映画を行くこと自体が晴れの日を体験するような経験なんじゃないかと言ってる方がいたんですけど、
映像を見に行くだけだったら別に家でももう見れる時代なんだけれども、
映画館でみんなで見る意味がある映画の興行収入が、やっぱりその歴史を塗り替えるようなヒットになっている気がしていて、
ゲーム映画とYouTube、SNSの影響
やっぱりゲーム映画の場合には、そういうゲーム放映とかゲーム実況的な文脈で考えると、
冷静に考えると、今YouTubeでメインな人気のコンテンツはゲーム実況ですよね。
そのゲーム実況の人気が実はテレビにも波及していて、
有吉みたいなテレビ番組でゲーム実況がされる時代になってたり、
それこそバロラントのeスポーツの大会とか、埼玉スーパーアリーナが満員ですからね。
普通にスポーツ観戦と同じようになってるんで、
そう考えるとゲーム映画っていうのは、実は映画館にとっては非常に良い映画になってくるんじゃないかっていう。
実はゲーム映画こそが映画館で見る主役の映画になっちゃうんじゃないかな、みたいなことをゲーマーとしては今回ちょっと感じてしまったりしています。
5年後に振り返ったらゲーム映画でヒットしたのはマリオだけだったねっていうパターンになる可能性もなくはないんですけど、
個人的には宮本さんのインタビューがすごい印象的で、
宮本さんがゲームウォッチのインタビューで、
ゲームの映画化って大体面白くならないんですよ。
なぜならゲームとはインタラクティブなものであり、物語はプレイヤーの中で自然と出来上がっていきます。
ゲームはやっぱりプレイするからこそ楽しいんであって、
見て楽しい映画を作るのは難しいんだっていうのは宮本さんの話だったんですけど、
たぶんね、その辺がやっぱり見る側も変わってきてるし、
今回制作側もそこの乗り越え方みたいなノウハウがたまってきてる気がするんで、
ゲーム映画の今後の可能性
個人的にはこれから映画の共有収入ランキングに、
いよいよゲーム映画がマリオ以外も入ってくる時代になるんじゃないかなっていうのは、
ちょっと期待してますっていう話でした。
他にもこんな視点ありますよっていうのがありましたら、
ぜひコメントやツイートで教えていただければ幸いです。
今日はありがとうございます。
13:47

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