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2022-06-12 15:27

#90-2 商品をファンに売るな の意味(書籍紹介:ファンベース 佐藤尚之著 後編)

Sell “through” the Community の意味。パレートの法則やNPSの活用などについて話しました。
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ここで、具体例が少し出てるんですけども、カゴメさんとか、あとソニーの一眼のアルファ、ミラーレス一眼のアルファシリーズとかが例に出てるんですけども、例えばカゴメさんだとしたらですね、
上位2.5%のコアファンが全体の30から40%の売り上げを作ってるって言うんですよね。
これめちゃくちゃなんかすごくないですか。
2.5%、要は100人いたら2.5人の人がめちゃくちゃカゴメのジュースとか買ってくれていて、売り上げで見ると2.5%の人が全体の30から40%の売り上げを作っているんだということですね。
やっぱりカゴメっていうのはファンに支えられているビジネスとしてすごい有名なんです。
あとは株式とかも結構ファンユーザーみたいな人が買ってくれてるらしいですね。
それぐらいカゴメという企業の考えている価値とか価値観、そういったものに共感してくれている人がカゴメのことをずっと好意的に支持してくれていて、
上位2.5%の人が3から4割の売り上げを作っているというところですね。
それを加速するために&カゴメというコミュニティも作ったというところで、ここからコミュニティの話に入ってくるわけですよね。
パレートの法則っていうのがあって、パレートの法則っていうのは2割の顧客が8割の売り上げを作っているってことが、いろんな業界とか会社によってよくあることっていう。
なので、実はこの2.5%が3、4割の売り上げを作るっていうことは、そんなに珍しいことではないっていうところですね。
パレートの法則っていうのは、新規のお客さんが8割の売り上げを占めるみたいなビジネスよりも、むしろ2割のお客さんが8割の売り上げを作っているっていう、いわゆるコアな人たちが売り上げを支えているっていうビジネスの方が安定するっていうんですよね。
このパレートの法則は、この売り上げの話じゃなくて、いろんなところでよく言われることなんですけれども。
これ、興味ある人はぜひ調べていただければと思うんですけれども、このパレートの法則っていうのはやっぱりだいたい正しいということなんですよね。
お店の話とかするとすごくわかりやすいかなと思うんですけれども。
例えば、僕が住んでいる図市っていう町でですね、居酒屋さんみたいなのがあったとして、例えば夏休みに来てくれる団体客っていうのと、毎週来てくれる地元の家族っていう2つのお客層があったときに、どっちを対戦するべきかわかりますか?みたいな話ですよね。
これは多分何を言いたいかすぐわかると思うんですけど、夏休みだけ図市にちょっと海に遊びに来て、20人ぐらいのグループでガッと来てくれると。
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で、顧客単価は例えば1万円だとしたら10万円払ってくれるわけですよね。
その団体は10万円払ってくれる団体。一方、家族だとしたら4人で2万円使ってくれる家族だと。
10万円のお客さんと2万円の家族、普通に考えたら10万円の団体を優先したくなると思いがちですけれども。
そういった中で、夏休みだけ1回、その顧客は結局は10万円しか使ってくれないんですよね。人数は多いけど、10人いるんだけど。
でも家族は4人家族なんだけど、2万円使ってくれます。ただ毎週来てくれるんです。
なので月に8万円使ってくれるんですね。一年ずっと来てくれるんで、ざっくり言うと100万円ぐらい使ってくれる。
10倍お金使ってくれるわけですよ、その家族は。
ってなった時に、毎週来てくれる地元の家族を観光客よりも優先した方が飲食店、居酒屋さんの経営が安定しますよねっていう話。
まさにパレートの法則っていうのが、そういった夏休みだけ来るお客さんよりも地元の家族で毎週来てくれるところが売り上げの8割を支えているみたいな話が起きるっていうことですね。
さらに地元で毎週来てくれる家族って多分ファンなんですよね。
ファンっていう言葉が適切かわかんないですけれども、やっぱりそこの飲食店をすごく好きでいて好意的に支持してくれている人ですよね。
こういったイメージで地元の居酒屋がどうやってやってるかとか見るとすごくわかりますね。
なので安定しているお店ほど予約しないと入れなかったりしますよね。
毎週来てくれる人とかって予約してまで入りたい人なんで予約の人を優先したりとかね。
ただやっぱり観光客メインで運営しているところはあえて予約取りませんっていうふうにやるわけですよね。
いきなり来てくれる人を大事にした方がいいかなっていう。
別にどっちが正解っていうことはないんですけれども、こういった例で話すと面白いですよね。
そんなところでですね、LTVっていう考え、顧客障害価値っていうものから考えてもやっぱりファン、好意者、支持者を大事にしていくっていうのはすごくビジネスにとってもプラスですよっていうところですね。
さらにそこからですね、ファンがファンを作るというような流れも起きるんでやっぱり重要ですよと。
さっきどちらかというと中長期で繰り返し買ってくれる人を作るためにファンを作っていく話をしたんですけど、実は新規で獲得するときにもファンが非常に力を持ちますよと。
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よくこのコミュニティのマーケティング、ファンマーケティングみたいな話をするときにAmazonのAWSっていうですね。
これについてあまり説明すると長くなるんですけれども、いわゆるサーバーみたいなものですね。
オンラインサーバーを売るときにコミュニティをうまく活用したというふうに言われていて、その人がよく言っているのが、セールツーザコミュニティじゃなくてセールスルーザコミュニティと。
何が言いたいかというと、コミュニティを通して売り上げ上げるんだっていうところですね。
なので、コミュニティの人にコミュニティ作って、その人たちに対して新商品出ましたぜひ買ってくださいねじゃなくて、コミュニティを通して売ると。
つまりコミュニティのコアのメンバーたちが自分たちで買ってくれるっていうよりもむしろ、その人たちがどんどん他の人に紹介してくれるっていう流れが生まれていくというところが、
コミュニティとかファン作りの強さっていうところですね。
やっぱり、自分と価値観が近い人からのオススメって最強っていう説がこの本にも書いてありました。
これだけ情報に溢れている世の中じゃないですか。
もう楽天とかAmazon見てもどれ買ったらいいかわかんないから、とりあえずAmazonのオススメみたいなやつポチるみたいな感じになるんですけれども。
本当にいいものを選ぶなんてもうできないと。
その時にやっぱり自分と価値観が近い人からオススメされたものを買うっていうのがより濃くなってきてるんですね。
この本でも類ともは最強のメディアっていう風に言ってるんですけども、このSNSの時代とかでやっぱり自分が仲良くしている人とか、自分と価値観近いなって思っている人がオススメするものこそ買うし、
それが一番のメディアになっているというところですね。
こういった面からもやっぱり企業に対して好意的に感じてくれる人がどんどんオススメしてくれることによって、その周りの友人とか家族っていう人たちが新規で買ってくれるというところですね。
なのでファン作りっていうのは継続購入だけじゃなくて、新規の購入獲得にもすごく効いてくるというところですね。
100人のファンがそれぞれ自分が持っている100人の類ともにですね、告知をするだけで1万人に届きますみたいな話がすごくわかりやすいところですよね。
1万人に広告かけようと思ったら大変だけれども、その人たちを通じてどんどん広がっていくことによって、またさらにその先の人が拡散してくれるってこともあるじゃないですか。
1万人からさらに100万人とかね、どんどん増えていくっていうところで、やっぱり継続だけじゃなくて、新規にとってもファンが大事ですよという話をされています。
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ファンがファンを作っていくっていう流れを、数値的に見ていくときによく用いられるのがNPSっていうやつですね。
これもマーケティングやってる人はよく出てくる単語なので、LTVという言葉と一緒にNPSということをぜひ覚えていただくといいかなと思うんですけども、これはネットプロモータースコアっていうものですね。
推奨者数みたいなところのスコアですね。
よくこのサービスを友人とか知人に紹介したいですかっていうアンケートとかをやったことあるかもしれないですけども、それはNPSを取ってるんですね。
10段階で取るんですけども、10と9を選んだ人っていうのは推奨してくれる人ですね。
ある意味さっきで言うファンみたいなものに近くて、7と8ですよね。
7と8っていうのは中立で、6以下は批判者だというふうに言われてるらしいですね。
なので、このスコアを取り続けて、推奨してくれる人、つまり友達にも紹介したいと思ってくれるような9とか10の人がどれぐらい増えたのか、あるいは減ってしまったのかっていうのを見ることによって、数字的にファン作りみたいなものを形にできるというところですね。
こういったところもこの本にはいろいろと書いてありました。
もうちょっとですね、細かいどうやってファンを育成していくのかっていうところで、共感とか愛着とか信頼、そういったものをいかに高めていくかっていうテクニカルなところもこの本にはいろいろと書いてあるので、
ぜひですね、ファン作り、ファンベースでビジネスをやっていくっていうことに挑戦したい方は、もう本当にバイブル的に読める本かなというふうに思います。
僕自身もですね、何度もこちらに戻ってですね、読んでみようかなというふうに改めて感じました。
はい、ということで最後にというところなんですけれども、やっぱりですね、この説明をしていくと、やっぱり企業がどうやって売上げを上げるのかっていう手法の一つとして、ファンっていうものですね。
ファンっていうのもついつい猛進的な人みたいな思っちゃうんですけども、どっちかというと企業を支持してくれる人とかね、ブランドを支持してくれる人っていう話だと何度も書いてあるんですけれども、やっぱりこういった方々でいかに売上げを上げるかっていう話になりがちなんですけれども、やっぱりですね、これは個人のファン側の視点から見ても非常に幸せにつながってるんですよと、一番最初に僕が話したところですね。
企業とファンのつながりが人々の幸せや健康に直結していたら素晴らしいと、やっぱりそういう世界作りたいですよねっていうところですね。
自分で仲間をつくっていく、そういった人々がすごく幸福だったというような一つの話を用いてですね、やっぱりそもそもこういうファンをつくっていく、コミュニティをつくっていくことが、それ自体が社会貢献であると。
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僕自身もライターゼミっていうですね、オンラインコミュニティをもうかれこれ1年半以上ですね、運営をしてきているんですけれども、なんかあんまりファンづくりだとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、
どうしたら幸せだと思えるかな、みたいなところをずっと考えながらやってきて、結果的にですね、やっぱりそういう人たちがライターゼミだったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、
どんどんPRしてくれたりとか、最近だともうメディアみたいなものもこう作り始めて、僕が全く関わってないところで、自分でやってきて、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、
自分たちでライターゼミの価値を上げるようなメディアを作ろうというふうに動き出したりとか、それぞれそれをやることで自分のスキルアップとか経験につながるっていうところも、もちろんあるんですけれども、それがですね、トランスフォーメーションというものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、
そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そう
そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そういったものがあったりとか、そう
そのコミュニティを通じて、ファン、要いわゆる支持者というものを人たちをつくっていきですね。それでその人たちの幸せとか健康を実現しながら企業も成長していくということを
健康を実現しながら企業も成長していく ということを、いろんな企業がどんどん取り組んでいくっていうことがですね、本当に今後この日本中、世界中で起きていくとすごく素敵だなというふうに最近感じています。
これから僕もいろんな企業にですね、参画をする中で、そういったコミュニティづくり、ファンづくり、そしてそこからしっかりと事業成長につなげて、そこから雇用が生まれて、社会が良くなって、こういった流れをですね、どんどん作っていけるといいかなという個人的な思いも最後共有しまして、今日は以上としたいと思います。
15:18
はい、お聞きいただきありがとうございました。また来週お会いしましょう。おやすみなさい。
15:27

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