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根本Deacon雅子
こんにちは、根本 Deacon 雅子です。
根本Deacon雅子
本日のテーマは、ご自分自身が部下の望みを聞きすぎて、上司になってしまって困っている、そんなことありませんか。
うっかり部下の望みを聞いてしまっていて、ご自分自身が上司として伝えることがなんだか半分ぐらいしか伝わってないな、あるいは伝わってきてないな、ってそんな感覚ある方いらっしゃるんじゃないでしょうか。
そこで困っているという方、よくセッションにいらっしゃいます。
こちら側から、やはり期待だとか、あるいは指示を一方的に伝えるということは、部下の信頼を得るということは難しいですから、それはよろしくないことですから、皆さんなさっていないから、そういうお悩みになってるんでしょう。
あるいは、ついうっかり言いすぎてしまって、強い誤聴になっていって、それがハラスメン的な対話になっちゃう。そんなことを恐れて、こちら側が言うべきことが言い切れてない。ついうっかり部下から言われることを聞いてばっかり、望みをばっかり聞いちゃっていて、どうやったらこちら側が伝えるべきことが伝えられるんだろう、そんなところが悩みなのかもしれないですよね。
でも、根本的に伝えるべきことが伝わらない、伝えてないって言ったところで、どこかで自分自身が良い上長だ、良い上司だというふうに思われたいというふうに、そんな自分がいるんじゃないでしょうか。
誰でも人間嫌われたくないとか、良い人で思われたいっていうのは、そういう心理があって当然なんですけれども、その心理があると、どうしてもご自分自身がチームのメンバーを喜ばそうというふうにしていらっしゃいませんか。英語だと、プリーザーという表現があるんですけどね。自分自身が人から喜ばれる、そういう人になっているんじゃないのか。
そして2つ目に、ご自分自身がアサンティブに伝えるべきことを伝えることということは、自分自身が居心地が良くないフェーズを通ってしまうことになるんですよね。このアサンティブというのは、ご自分自身が明確に、きぜんときっぱりと伝えるべきことを伝えることなんです。
このアサンティブに伝えるということが、自分が良い人だというふうに思われたいといったそのご自分とはいつもの自分のパターンとは異なることによって居心地が良くないというふうに思っちゃうかもしれません。でもその居心地が良くない、そのフェーズを通るということが必要なステップなのかもしれないです。
そしてその次が、ご自分自身のパワー、ご自分自身のバリューを、ぜひ上司である皆さんご自身が認識をしていただきたいんですよね。皆さん自身が伝えるべきことだと思っていることは、メンバーの個々の皆さんにも、そしてチームの全体に有益であることですよね。そのことにご自分自身が自信を持っていただきたいんですよね。
何かこんな言い方だったら伝わらないのかな、こんなこと言っちゃって嫌われちゃったらどうしようとか、こんなこと言い過ぎちゃったら言い過ぎにならないかな、そういうことを心配しているのではなく、自分が伝えることには自分自身の中でバリューがある、そこに自信を持っていただきたい。そこで伝えるべきことを伝えるということと、しっかり聞くということの両方のバランスをどう取るかですよね。
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根本Deacon雅子
このしっかり聞く、門構えの聞くではなくて、この形調の調が使われています。耳へん、そして作りには銃の目が横になっていて、銃の目で心を持って聞く。そして伝えるべきことを伝える、この両方のバランスなんですよね。
根本Deacon雅子
これがあったら、何かが違う関係性が作れるんじゃないでしょうか。そして、何か伝わらないなとか、ついうっかり部下の言いたいことを全部言われたい放題になっちゃってるな、そんな関係じゃない次の関係に行けそうですよね。
根本Deacon雅子
このバランスがあることによって、ご自分自身がしっかりと銃の目で心を持って聞く、そして明確にきれいに伝えるべきことを伝える、このバランスから理解の合意が生まれます。
そして、冗長として部下の皆さんにどんなことを期待なさっているのか。部下のAさんだったらこんなことができるっていうような期待があるんだとしたら、その期待値を改めて再定義してお伝えする。要はその期待値もアサーティブにお伝えするといったところがポイントになってきます。
この時に聞くパワー、銃の目で心を持って聞くパワー、聞きながらご自分自身の、私もついうっかり体を使って何かお伝えすることがあるんですけれども、ご自分自身のボディランゲージ、それからご自分自身の声のトーンといったところにも意識をしてみてください。
どこかで聞いたことがあるかもしれませんけども、人間というのは言葉だけではなくて、目で見えてくるもの、それから耳で聞こえてくるもの、そのすべてを持って人間とのコミュニケーションというのは成り立っていきます。
ですから、皆さん自身が聞きながら皆さんがどんなボディランゲージをするのか、そして相手がどんなボディランゲージをしているのか、そして相手はどんな声のトーンなのか、そしてそれに対して自分自身がどんな声のトーンでお答えするのか、そこまで意識をしてみてください。
ですから、メンバーをしっかりと自由の目で心を持って聞いて、明確に毅然と伝えるべきことを伝える。そんなところから新たな関係性信頼関係の構築といったところから、なんだか言われ放題になっているなといったところではなくて、アサーティブにこちらの意見が伝わる。そんな関係性になりそうです。
根本Deacon雅子
それでは何かコメント質問がありましたら、こちらのYouTubeのコメント欄にご自由にお書きになってください。あるいはXKUでもご質問等なさられてください。本日もありがとうございました。