Decentraland 2.0の特徴
こんにちは、Web3 デザイン トークスのテクノグリフスです。
本日もニューヨークからお送りします。
このチャンネルでは、Web3 テクノロジーや 3D タイプグラフィーといったデザインについて
共有していきたいと思います。
プロフィールには、デザインコミュニティー用の ディスコードリンクもあるので、ぜひチェックしてみてください。
はい、ということで、本日は、つい先日、 ローンチがされた Decentraland 2.0 について
さっそく少し触ってみた感想について お話をしてみたいと思います。
まず最初に、Decentraland について、 簡単に説明をさせていただくと
こちらは、分散型の仮想世界プラットフォームで、 いわゆるメタバースと呼ばれるものです。
様々なメタバースの形態があるんですけれども、 この Decentraland の特徴としては
いろいろなものがブロックチェーンと紐づいていて、 そこでマナと呼ばれるネイティブトークン
ネイティブトークンというのは、この世界の中で 使われている仮想通貨なんですけれども
これを利用して、土地を買ったり、名前を買ったり、 ウェアラブルと呼ばれる洋服を買ったり
そういった経済活動をすることができます。
このマナはイサリウムとポリゴンに 紐づいているので
購入するには仮想通貨の暗号取引所などを使って 交換をする必要があります。
あと最初に始めるときに関しては、 ボレットが必要になるので
メタマスクなどそういったものを用意して、 そこでプロフィールを設定すると
その中に入ること自体はお金がかからないので、 そこで一回ちょっと触ってみて遊ぶということが可能です。
これを触ってみた感想なんですけれども、 今回は主に3点に絞ってお話ししようと思います。
アップデートされた点がたくさんあるんですけれども、
個人的にすごく印象に残った部分について ピックアップしてお話ししようと思います。
1点目はグラフィックの向上ですね。
これはもう何よりと言ってもいいかもしれないんですけれども、
ジョインすると美しさに圧倒されるかなと思います。
個人的に一番いいなと思ったのは光の表現がより綺麗になっていて、
前も時間の概念はどれぐらいあったのか分からないんですけれども、
夜とか昼とかあったと思うんですが、 時間が変わっていく感じですよね。
夕方になったりだとか、光の感じの空の色だとか、
あと人が立っているところの影が落ちるんですけれども、床に。
そういった表現とかも相まってすごく自然で綺麗だなって思えるような、
そういったグラフィックにアップデートがされていました。
あと遠くまで見えるようになったんですよね。
これまでは何メートル先までしかローディングされなくて、
そこから先は空き地みたいになっていたんですよね。
それはローディングする際のデータの容量が一気に読み込めないという
そういう制限があるからなんですけれども、
それがもっとさらに遠くまで読み込めるようになったという感じでした。
ただちょっとこれどうしてもまだマシンに負荷がかかってしまうので、
僕もこれ触っているときファンが結構回ってしまったので、
刃車のアイコンから設定をいじることができるんですよね。
そこで解像度、スクリーンサイズを小さくしたりだとか、
パフォーマンスをローに変えたりだとか、
遠くまで見える距離を短くしたりだとかすれば、
マシン自体のファンが回ってしまう現象は抑えることができました。
なのでマシンパワーが強い方はそこをうまく利用して、
遠くまで見えるような設定を維持したまま、
よりリッチな体験をすることができるんじゃないかなと思います。
あとはビジュアルの表層的な部分ではないんですけれども、
見たことのない建物が増えているなという感じがしました。
これはもしかしたら前からあった建物かもしれないんですけれども、
一番最初に到着するジェネシスプラザというところから出てすぐに
すごいでかい建物があったりとかして、
多分これはなかったと思うんですけれども、
今まで見たことのないような建物もすごく増えているような気がして、
あと草とか色が変わったりとか木の色も変わったりとかしていて、
全体的に雰囲気はあるものは前とそんなに変わってないと思うんですけれども、
全体のレイヤーとか新しいものがポツポツとアップデートされているので、
そういった意味でフレッシュな印象が持っていました。
そういった見たことのない建物を探すのが個人的には楽しくて、
グラフィックの進化
ジェネシスプラザに出たすぐにあるでかい建物の上まで登ることができたんですけれども、
そこまで登ると上からプラザ全体を見下ろすことができて、
そこは個人的に眺めがすごく良くていいなと思える場所でした。
ということで2点目に移ろうかなと思います。
2点目はUI、ユーザーインターフェイスがより洗練されてすっきりしたなという印象です。
ログインして遊んでいるときってどうしてもUIと呼ばれるアイコンだとかボタンだとか、
そういったものってあんまり視界に入らないほうがより没入感があると思うんですけれども、
これが結構すっきりしたなという印象ですね。
全体的に左のほうにバーでアイコンとかでまとめられていて、
もしかしたら気のせいかもしれないんですけれども、
アイコンとかも若干小さく調整がされていて、
あまり遊んでいるプレイ画面を邪魔しないような設計になっていたりだとか、
あと自分自身のアバターを設定する設定画面も結構きれいになったなという印象があって、
特にまだ古いバージョンにもログインすることができるんですけれども、
それと比べるとやっぱり違いがより分かりやすいですね。
以前遊んでいるときはそんなに気にならなかったんですけれども、
一回新しいほうを遊んでから古いほうを見たりすると、
やっぱり全体的にすっきりしたなという印象があって、
その点がすごくいいなと思いました。
個人的にはアバターをエディットする画面がより洗練されて、
ゲーミフィケーションの導入
背景も紫のグラデーションみたいな感じで、
ちょっと締まった感じになっていいなと思いました。
最後に3つ目になります。
3つ目は全体的にゲーミフィケーションと呼ばれる、
ゲームっぽさみたいなのが増されたのかなという感じがしました。
具体的に言うとバッチの機能が追加されたみたいですね。
おそらくこれは前はなかったと思うんですけれども、
よくこの何々を立ち去りクエストみたいなのを達成するとバッチがもらえるという、
そういったゲームとかプラットフォームとかあるんですけれども、
そういったそれに似たようなものがディーセントラランドにも搭載されたという形です。
これは先ほどもちょっと話に出たプロフィールの画面から確認することができました。
多分これ今まで、でも持ってなかったのかな。
なんかそのディーセントラランドの市民権みたいなのだとか、
トラベラーっていう名前であったりだとか、
あとそのウェアラブルのクリエイターだとか、
そういったもののバッチが何か増えてて、
多分前はなかったと思うんですけれども、
そういったものが可視化して見える、
そのビジュアルとして見えるっていうのが結構いいなと思いました。
あと特定の先ほど話したトラベラーとかですね、
そういうのってバッチがもらえたら終わりっていうわけじゃなくて、
その中にもグレードがあるんですよね。
最初はブロンズから始まってそこからシルバーとか、
だんだんとグレードが上がっていくんですけれども、
それはそのログインした回数だとか、
どれぐらい中を歩き回っただとか、
そういった内容に応じてグレードが変化していくみたいです。
個人的に面白いなと思ったバッチは、
なんていうんですかね、エレベーションって書いてあったんですけど、
どれだけ高いところまで登ったかみたいな、
それのバッチがあって、
それはちょっと面白いなと思ったんですけれども、
一回のセッションで500メートル以上上がると
何かもらえるみたいなことが書いてあったので、
そういったところも面白いなと思いました。
さっきのでっかい建物の上まで登ったんですけれども、
そのバッチはまだ僕はもらえてなかったので、
あれ以上さらに高い建物があるのかどうなのか、
それはまた探検しないとわからないんですけれども、
そんな楽しみ方もあるのかなと思います。
またウェアラブルと紐づいたバッチとかもあって、
それはクリエイター用ですね。
以前僕はウェアラブルでミシックと呼ばれるトレート、
種類のウェアラブルを作ったんですけれども、
それがもらえていました。
これも作り取ってほしいとしては何かチャレンジしようという、
そういったモチベーションがありますよね。
他にもランドに関わる建物とかだと思うんですけれども、
そういったものを作った人がもらえるようなバッチとか、
そういったものもありました。
はい、ということで本日はディーセントラランド2.0について、
さまってみて面白いと思った点についてお話しをさせていただきました。
もし今回の内容が面白いと思っていただけたら、
ぜひ画面下のいいね、また感想などもコメント欄に書き込んでみてください。
またこのチャンネルは週3回、日本時間の火曜日、木曜日、土曜日の午前8時を目処に配信をしています。
フォローしていただけると通知がされるので便利かと思います。
最後におまけトークになります。
おまけトークは今10月の終わりに差し掛かって、来月はもう11月なんですけれども、
11月になるとサンクスギビングとかサイバーマンデみたいな、
そういったセールがすごく増える時期っていうのもあって、
これからハロウィンが終わった後にもしかしたらそういうメタバース空間でも、
何かマーケティングのような、そういったものが増えてくるのかなと思って、
そういったもの、どんなものがあるのかなっていうのがちょっと気になっています。
以前も話したんですけれども、割とそういうメタバース空間でマーケティング活動とか、
どういったものができるのか、どういった可能性があるのかなっていうことに結構興味があるので、
企業だったりとかブランドとか、そういった方がどういった方法でプロモーションができるのかっていうのを見てみたいなと思っています。
はい、ということで本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次のトークでお話しします。
ではまた。