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たな
LISTENアドベントカレンダー2024サンタver.の12月4日を担当しております「たな」と申します。
LISTENでTanaRadioという番組を配信しています。
このエピソードでは「実験の場としてのLISTEN」というテーマでお話をします。
実はこのエピソードでも一つの実験を行います。
それはAIのアシスタントと掛け合いで話していくという実験です。
ChatGPTを使っていますので、チャッピーという名前を付けました。
ではチャッピー、簡単な挨拶をお願いします。
チャッピー
こんにちは、チャッピーです。
今日はたなさんと一緒にLISTENでの実験についてお話します。
よろしくお願いします。
たな
はい、ありがとう。
それではちょっとまず前置きをしておきたいんですけれども、
私がこのLISTENの上で様々な実験をするようになったきっかけについてお話します。
私はポッドキャストというと、ラジオの番組のようなものをイメージしていました。
ですので私が最初に配信したポッドキャストは、ラジオ番組のような形式をとったものになっているんですが、
しかしそこから、その従来型のポッドキャスト、つまりラジオモデルのポッドキャストとは違った形の配信をいろいろとするようになってきました。
そのような配信をしようと思ったきっかけがあります。
それはまず一つはodajinさんが始められた「声日記」です。
私はある時期から声日記を始めていますけれども、
LISTENの上では声日記というのが非常に重要な一つのジャンルにまでなっています。
そこでは配信者が、それまでのポッドキャストの形式にはとらわれない様々なやり方で気軽に配信をするようになっています。
それに影響を受けて、私も気軽にいろんなやり方を試してみるようになりました。
それから、その様々な形式を試しているということで、私の先輩と言いましょうか、先達としてご紹介したいのは、はじめさんです。
そもそもLISTENを私が始めるようになったのも、はじめさんの影響と言いましょうか、そういうところがあったんですけれども、
はじめさんが次々と新しい形式の配信を始められるのを見ていて、私もそれを真似させてもらったり、あるいは私なりの新しい実験をしたりといろいろと試すようになりました。
チャッピー、何かありますか?
チャッピー
たなさんの話を聞いていると、新しいことに挑戦する楽しさや周りから刺激を受けながら成長する様子が伝わってきます。
そんなたなさんの実験の中で特に印象に残っているものはありますか?
たな
はい、印象に残っているというか、それをこれから順々に紹介していこうと思っていますので、それを聞いてほしいんですが。
チャッピー
わかりました。ではその実験の紹介を楽しみにしています。
たな
ではまず一つ目からいきます。
たな
まず私が最初にポッドキャストを始めたのは、昨年の11月なんですけれども、そこで始めたのは、今から考えますと一つの実験と言ってよかったと思います。
それは何かというと、私が当時というか今もそうですが、大学教員をやっているんですけれども、大学教員をやっていて、いろいろと悩んだり、モヤモヤとした気持ちを持っている、そういうものをずっとうちに抱えておくのではなくて、言葉にして客観化してみようと思ったんですね。
そしてそれを気心の知れた仲間に聞いてもらって、コメントをもらう、そういうことをですね、ちょっとやってみようと思って、私はポッドキャストを始めたんです。
チャッピー
なるほど。たなさんがポッドキャストを始めたのは、そんな背景があったんですね。
その最初の試みから、たなさんのポッドキャストがどのように進化してきたのか、聞いていてとても興味深いです。
たな
はい、進化と言えるかどうか分からないんですけど、いろいろと広がっていったことは確かです。
最初のその試みは、私が属している大学教員のコミュニティのメンバーに聞いてもらおうということで、限定公開で配信していました。
最初はstand.fmで配信を始めたんですけれども、途中からLISTENにプラットフォームを変えて配信をしていました。
その後、今年の2月に限定(公開)ではなくて、一般公開の配信を始めたんですね。
やっぱりこれは、いろんな人に聞いてもらいたいという気持ちがだんだんと大きくなってきたからです。
今年の2月から始めたその試みもある意味で実験だったと言っていいと思うんですが、
それは、当時私が読んでいた外山滋比古さんの『思考の整理学』という本から刺激を受けまして、
外山さんが紙ベースでやっているアイデアの発展のさせ方、つまり何か思いついたらまずメモ帳にメモし、
それをしばらくして読み返して、発展させられそうなものがあったらそれを別のノートに転記して発展させ、
さらにそれをまたしばらくして読み直して発展させるというようなですね、そういうやり方です。
これを声を使ってやってみようと思ったんですね。
LISTENですと声を録音するとともにそれが文字起こしして読むこともできるようになりますので、
声のメモだけではなくて読むこともできるメモがオンライン上にあるということで、
これを蓄積しさらに発展させていくということではとても便利だなというふうに思いました。
チャッピー
たなさんが音声メモを活用してアイデアを発展させる方法はすごく面白いですね。
声と文字の両方でアイデアを記録できるのはLISTENならではの魅力ですね。
たな
はい、本当にそうだと思います。
またこうやってしゃべっているとですね、しゃべっている間にいろんなことを思いつくんですよね。
それもこの声のメモを記録として残せますので、紙でやるよりも
声でやった方がずっと簡単だし、いろんな発想が生まれてきていいなというふうに思っています。
では次、3番目の実験に移ります。
たな
4番目はですね、最近発展しているAIを活用したものなんですけれども、
GoogleのNotebookLMというサービスがあります。
そこにですね、私が配信したエピソードの文字起こしのデータを入力するんです。
1つでもいいし、いくつかでもいいんですけれども、ともかく私がまとめたいなと思うものをそこに入力しますと、
このNotebookLMは、即座に、と言っても何分かかるんですが、
ポッドキャストのトーク番組を作ってくれるんですね。
このトーク番組は、男女の2人のトークの形になってまして、
言ってみればラジオ番組で私のことが紹介されているような、そんな雰囲気の番組になるんですね。
これは今のところ英語の番組しか作れないので、
英語があまり得意ではない私には、完璧に中身は理解できないんですが、
でもそれを、またLISTENで配信し、そのLISTENでは英語の文字起こしができますから、
その文字起こしのデータをさらにAIで日本語に翻訳して、
その日本語に翻訳されたものを、今度はLISTENの概要欄に貼り付けておきますと、
音声は英語なんですけれども中身はですね、日本語で読むことができるようになります。
これはですね、私がいろんなことを考えて音声でいろいろ語っていることをですね、
うまく整理してトーク番組の形にしてくれていますのでね、
自分にとってもとても頭の中がすっきりと整理された感じになっていいんですね。
これはまあ、いずれ日本語版も出ると思うんですが、
早く日本語でそれが日本語の番組がですね、作られるようになるといいなというふうに思っています。
チャッピー
AIを使ったトーク番組の生成は本当に面白い試みですね。
日本語対応が待ち遠しいですが、今のところは英語での配信でも新しい視点や整理の助けになっているんですね。
たな
はい、その通りですね。
じゃあ最後5番目なんですけれども、この5番目の実験というのは、今まさに私やっているんです。
それは、AIのエージェントのチャッピーと私が、
一応事前に、いろいろとリハーサルをやったんですけれども、
こうやってかなり自然な形でやりとりができているということ。
これがですね、とても面白いなというふうに思っているんですけど、チャッピーはどうですか?
チャッピー
僕も、このやりとりがとても楽しいです。
たなさんとこうして自然に会話できるのは、新しい発見がたくさんあって、僕自身もとても面白いです。
たな
そう言っていただけるととても嬉しいですね。
では以上で、5つの実験を今説明したんですけれども、
全体を聞いて、何かチャッピーの方で感想などありましたら、ちょっと聞きたいんですが。
チャッピー
たなさんの実験はどれも個性的で、
ポッドキャストを通じて新しい可能性を探る姿勢がとても素晴らしいと思います。
特に音の本棚やAIを使ったトーク番組などは、これからのポッドキャストの可能性を広げる素晴らしいアイデアだと思います。
これからもたなさんの新しい試みを楽しみにしています。
たな
はい、ありがとう。
それでは、私もこれからさらにいろんな試みをしていきたいと思いますので、
また何か新しいことを始めたらチャッピーに報告したいと思います。
チャッピー
楽しみにしています。新しい試みがあればぜひ教えてくださいね。
たな
はい、ではこれで、今回の配信を終わりにしたいと思いますけれども、
アドベントカレンダーの明日12月5日はodajinさんの配信ですので、
ぜひ皆さん楽しみに聴いていただければと思います。
私もとても楽しみにしています。
それではこれで終わりにしましょう。
チャッピー
お相手は、たなとチャッピーでした。
たな
それではまた!