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毒親育ちサポーターのたまこです。私たちは知らず知らずのうちに、これは当たり前だよねって思ってしまっていること、いっぱいありますよね。
例えば、今朝もオンライン英会話でフィリピンの先生と話をしていました。先生がある生徒に、あなたはいつも会社に行くとき何時に家を出るの?と聞いたんだそうです。
その生徒さんは、9時46分ですって答えたのよ。46分よ?そんな細かい数字まで普通言う?みたいな感じで、ちょっとびっくりして笑っていらしたんですよね。
確かに、日本って電車がめっちゃパンクシュアルに来るじゃないですか。帝国に来ますよね。1分でも遅れたら、申し訳ありませんってお詫びのアナウンスが入るような国です。
だから、46分に家を出たら、駅に何時に着いて、何時の電車に乗って、何両目のこのドアのところから乗って、そしてなんとなくみんな同じ時間帯に通勤する人たちは毎日同じように顔を合わせて、この人はどこの駅で降りるから、その人の前に立っていれば座れるかもしれないとか、そんなことを日本人は考えるのよとかって言って笑っていたんですけれども、
それって世界から見たらすごく稀なことなんですよね。同じように、この前アメリカ人の方に、日本人って一生一社同じ会社に勤め上げるよねっていうこともびっくりされていました。
それから沖縄でお会いしたニュージーランドから来たポールさんっていう陶芸家の方がいたんですが、その彼も東京って住みやすいって聞くんですよ。確かにすごく便利だけれども、もうちょっと自然はあった方がいいかなってお答えしました。
彼はやはり自然豊かな沖縄に窯を構えて、そこで作品を作って生計を立てるっていう方が自分には合ってんだよねっていうようなことをおっしゃっていました。そんなふうに自分の住む場所から職業から自分の好感性に合わせて自由に選んで描いていくっていうことが、私たち日本人はもしかしたらちょっと苦手なのかな、結構型にはまっちゃってるのかなっていうふうに思いましたね。
そういうことに気が付くようにするには、やっぱりこういろんな人と話をすること、それからたくさん本を読むこと、そして何かいい映画をたくさん見ること、そんな感じでいろんな体験をすることで、あれって気が付けるかもしれませんよね。
空に閉じこもるのではなくて、いろんな体験をしていくこと、外に出ていくことがやっぱり自分の人生を豊かにすることなんじゃないかなって感じました。ということで、珠子でした。おやすみなさい。