会話の中でついつ言ってしまいがちな「ちょっと考えてみればわかることでしょ」っていう言葉。その言葉の危うさについて話しました #声日記 #ちえラジフリートーク
サマリー
「ちょっと考えてみればわかることでしょ」という言葉を通じて、視点の違いや理解の相違について考察しています。このエピソードでは、普段の生活や仕事での経験を基に、相手の意図や背景を理解し合うことの重要性が強調されています。
視点の違いを考える
ちえラジChat木曜日始まりました。今回はフリートークということで、ちょっと考えてみればわかることでしょう、という言葉についての話をしようと思います。
他の人と話をしていたり、自分で何かを発見したりした時とか、あ、これちょっと考えてみればわかることだったな、ということもまあまああると思いますし、そういうようなことをね、他人から言われるってこともまああるんじゃないかなっていうふうに思います。
この間自分が経験したところだと、窓の隙間とかですかね、窓って高層ビルのはめ殺し窓などでなければ、片側だけは開けるようになっていると思います。
そしてあらかじめ想定された方向に開けば、隙間が残らないようになるんじゃないかなというふうに思っています。
ただ逆方向に開くと当然ながら隙間が開いちゃうんですよね。
それっていつも普段窓を開けたり閉めたりしている人からすると、結構その方向って割とちょっと考えればわかるっていうような感じだと思いますし、窓をよく見ればどっち開ければ隙間が開かないかっていうのもまあわかると思います。
ただ普段窓を触ってない人からと、そんなことわかんないよって話になったりするっていうね、そんなことがありました。
例えばパソコンの操作だってクリックするとこれはこうなりますとか、スマートフォンのこれをタッチするとこういう動作をしますとか、あとは料理とかもそうかな。
こんな調理方法するとこんな味になるよとか、そういうのって割と考えれば当たり前のことだけど、でもわかんない人にとってそれは当たり前じゃないよねみたいなことって結構あるんじゃないかなっていうふうに思います。
こういうことって共通して言えるのが裏側、いわゆる理屈を知っている人からすれば当たり前でも、それを知らない人から見たら当たり前でもなんでもないみたいな、そんなことなんじゃないかなっていうふうに思うんです。
自分は多少でもプログラミングができますし、Webサービスのことの仕組みはある程度知ってますので、とあるWebサービスがこういう動作をしてここが動かなくなりました、でもこっちは動いてますみたいなそういう仕組みっていうのはだいたい理由がわかったりするんですよね。
サーバーが違うとかネットワークがそもそも違うとか、そういうことでここはダメなときはこっちへ動けるんだよね、じゃあこっちにやろっかみたいな、そういう考え方っていうのはある程度できます。
ただそういうのを当たり前にいつも見ていると、つい自分が裏から見てるっていうことを気づかず、前から見てる人にもこれはわかるだろうみたいな、そういう感覚に陥ってしまうっていうことってあるんじゃないのかなっていうふうに思います。
その結果がちょっと考えればわかることでしょうっていう言葉になってしまうんじゃないのかななんて、こういうことって多分結構本当によくあると思うんですよ。
だからこそ、安易に「ちょっと考えてみればわかることでしょう」みたいな、そういう発言に移ってしまうことになりうる、これって非常に危ないなっていうふうには思うんです。
コミュニケーションの重要性
だって相手がわかってなかったってことは、ちょっと考えてもわからなかったってことだったってことですから、なんかね、不要意にこの言葉を使ってしまうと相手を苛立たせてしまうことにもなるんじゃないかなっていうふうに思います。
家族であってもそのぐらいの視点の違いって当たり前に生じるものなんですよね。だからこそ、そういう視点の違いっていうものを常に意識する必要がある。
それはどんなに近しい間柄の人であっても同じなんだなっていうのをここ最近すごく思うんですよ。SIDE BEACH CITY.の中でもね、本当にそういう行き違いが発生することはすごく多いので、自分自身も気をつけなければいけないなと思っているところです。
特にインターネット越しの誰かとかね、そうやって実際に会ったことがある人よりもきっと視点が違う可能性が大きいわけですから、そういう考え方ってすごく大事だよねっていうふうに思うんです。
はい、というところで今日の話はこれぐらいでおしまいにしようと思います。
明日は金曜日。週替わりテーマSIDE BEACH CITY.についてですね、お話ができればと思います。ではでは。
03:59
コメント
スクロール