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2024-03-25 10:06

『リノベ』という言葉をかっこつけて使いたくない理由 #21

リフォームとリノベーションの違いって?
私がリフォームという言葉にこだわる理由をお話しします。

21回目の配信を迎え、サムネイルを替えました。
お聴きいただいている皆様、ありがとうございます✨
これからも、よろしくお願い申し上げます。

#リフォーム
#リノベーション
#建築家
#みんなみんな同じ建設業者だよ
#私のルサンチマン
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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、私がなぜリフォームプランナーと名乗って、リノベーション、リノベという言葉を使っていないかということをちょっとお話ししようと思います。
これ、皆さん、リフォーム、リノベーション、どう感じておられるでしょうかね。
結構、ネットとかの検索をすると、リノベーションとリフォームってどう違うんですかっていうね。
結構、ヤフー知恵袋とか、そういったところでも、この言葉の違いについて、結構検索される人が多いみたいで、よく出てくるんですよね。
英語では、リフォームっていうのは、こういう家を直したりっていう建築の用語としては使わないんですよね。
単語としては存在しているんですけれども、こういった日本の完全な、よくある和風英語の一種なんですよね。
全然、本来ならリフォームっていうのは、新たに構築し直すとか、そういった意味合いなんです、本当はね。
それを勝手に、家の改築っていうのをリフォームって呼ぶようになっているんですよね。
そこへリノベーションっていう言葉、本当に割とごくごく最近ですよね。
5、6年?4、5年とかそんな感じですかね。急に普及してきた言葉で、
こちらの方が本来の英語の日本人が使っているリフォームと同じ意味合いなんですよね。
リノベーションっていうのは、古いものを新しく直すっていう意味で使う英語なので、
こちらが本来のリフォームに該当する言葉としては正しいんですけれど、
私はですね、今回この配信を始めるにあたって、もっとおしゃれにリノベのなんとかとかね、
そういうタイトルをつけることもできたんですけれども、全く迷いなくリフォームっていう言葉にしたんですよね。
これはもうかなり私のこだわりっていうんですかね。
ある種のちょっと反骨心みたいなものがここにちょっと出てるんですよ。
あのこだわりの部分なんですよね。
また寸釈、まためんどくさいこと言い出してるぞって思われるかもしれないんですけれども、
なんとなく、本来リノベーションっていう単語は正しいようやく英単語がですね、
この触手に対して使われるようになってるんですけれども、
日本でこのリフォームとリノベーションっていうこの言葉の、2つの言葉の使い分けに、
私はちょっとね、やっぱり違和感を感じるんですよね。
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っていうのが、リフォームっていうのは従来のリフォーム。
リノベーションって言うと、ちょっとねここに、ちょっとねオシャレとかね、ちょっとスタイリッシュとかね。
なんかね、ちょっとそういうまた、以前私無印の会でちょっと言ったんですけれども、
ちょっとねここにイズムをね、イズムっていうのは主義、主張を感じるんですよ。
なんかちょっともうそこらのリフォームとは違うんだっていうね。
ちょっとねブランディングをね、しようとしてる匂いがするんですよね。
でもね、結局リフォームもリノベーションも同じですし、やってることは全部全く変わらないんですけれど、
その会社のカラーをリフォーム会社っていうのと、やっぱりリノベーションやってるデザイン事務所ですとかね、
設計事務所ですって言った瞬間にですね、とってもオシャレな会社っていう雰囲気になるんですよね。
それがね、私なんかね、すごいあんまりオシャレでもないし、
すごい売れてるかっこいい設計事務所じゃないっていうひがみにね、取られるかもしれないんですけど、
私ね、この建築の世界におけるこのなんか独特のね、このなんか、
なんでしょうね、このちょっとエリート意識みたいなのがね、どうにもこうにも好きじゃないんですよ。
例えばもう建築の先生って絶対スーツ着ませんよね。
で、必ずちょっとこの衿がね、立ってるカラーが立った爪衿っていうんですかね、シャツ着るんですよ。
そして女性の建築家はもう極力中性的なファッションの人が多いんですよね。
特にちょっと前の世代の人たちですよね。
もう浮っ端に眼鏡かけてたりとか、もうあまりお化粧してないか、
もうしてないぐらいのメイクしかしなかったりですね。
非常にアバンギャルドなね、ファッションで、
なんて言うんでしょうね、本当に女性性を感じさせない、全然もうセクシーの反対みたいなね、
ファッションをあえてされてるという感じなんですよね。
これにはいろんなちゃんと意図が当然あると思います。
私たちはもうそこらの人とは違うっていうね。
で、わかるんですけれども、やっぱね、もう私はこれ本当若い時から、
以前一番最初に私が就職した会社が照明の会社だっていうことを言ったことあるんですけれども、
ここは本当に大御所のですね、建築家の方たちがたくさん出入りしている会社だったので、
いっぱいね、本当に日本の建築士に名を残すようなすごい先生方とかね、
いっぱい遠まきに知ってるんですけれども、
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もうね、本当に残されてる建築そのものは立派ですよ。
そこはもう完全に私も分けて評価してます。
本当に素晴らしい建築で、こういった日本が誇るべきものがたくさんあるんですけれど、
この方々もね、本当に建築家っていう川の下にはですね、
もう本当にただの俗物がいるんですよね。
全然私、俗物を批判してるわけじゃないんですけれども、
単なるすけべ親父だったりするのにね、
本当に建築の大先生って顔してるのがね、もう嫌で。
女の建築家は建築家でやっぱり独特の臭みがあるんですよ。
これがね、もう本当に苦手なんですよね。
話がちょっと大きくなってきたんですけど、結局このリノベーションっていうのもですね、
いわゆる泥臭いリフォームっていうね、
一般大衆の改築業とはちょっと違って、
こっちはもう本当にアーキテクトの建築の方に近い、
デザインがより重要視される仕事なんだっていうね、
ちょっとそういう感じの差別化をね、
間違いなく測ってるんですよ。
誰もまことしやかに言わないですけれども、
私はもうそれは感じます。
というか、絶対間違ってないんですよ、ここは。
なので、もう何が言いたいかと言いますと、
とにかくちょっとね、本来あるものをそれ以上に見せるっていうことにね、
やっぱりすごく私、あんまりそれに嫌なんですよ。
あるものをあるがままにならいいんですけど、
あるものをなんかもうそれ以上にすごく立派なこと、
なんか気取ったものっていうのがね、本当にもうちょっと根っから嫌なんですね。
若い時からそういう、なんて言うんでしょうね、
そういう競泳のね、なんて言うんですかね、
そういう表側をね、結構飾っている人たちをたくさん見たせいかもしれないんですけど、
なのでやっぱり結局ね、そのリフォームにせよリノベーションにしろ、建築にしろね、
一番ね、末端でやっぱり作業をしたりね、工事したりしてる人たちっていうのはね、
本当に泥臭く、もうね、血を這うような仕事をしてて、
その一番てっぺんでね、私が設計しましたとかね、
私がプロデュースしましたって言って威張ってる人たちっていうのはもう、
もうクソだなっていうね、その私の思いがありまして、
本来私はこういう日本人が作るこういう変な英語とかって、
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ちょっといつも違和感感じるし、
使い慣れてない英語をいっぱい使うのが多いですよね。
なんかエビデンスとかね、なんだよっていうね、
エビデンスとか、なんかもうそういう使い慣れてないとか、
本当に意味わかってんのかとコンプライアンスとかね、
もうあんなの大嫌いなんですけれど、とはいえね、
本来リフォームっていうのはだから、家を直すって意味じゃない英語なんだけれども、
私はやっぱりもうこの一般的に普及している、
改築業を表すリフォームっていうのをちゃんと名乗りたいっていうか、
私はここに、たとえこれが末端の底辺の仕事だとしても、
これの一端を担って仕事してるってことに誇りを持っているので、
絶対リノベとかカッコつけて言いたくないっていうのがあるんですよね。
というわけで、リフォームとリノベーションは何も変わらないぞっていうお話をしました。
ではごきげんよう。
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