1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 8割のリフォーム会社はブラッ..
2024-03-05 16:14

8割のリフォーム会社はブラックです #1

#はじめまして #リフォーム #住宅リフォーム #リノベーション
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おはようございます。
現役リフォームプランナーの寸尺かんなと申します。
このチャンネルでは、リフォームの業界の内幕で、
いろいろ手に出てこないようなお話、そういったものを
ずれずれになるままに語ってみようかなと思いまして、始めることにしました。
よろしくお願いいたします。
ではですけれども、初めてですね、初回の放送ということで、
今日は、まずリフォーム業界ってどういう業界なんだろうというところから
話をしようかなと思います。
まずですね、もう皆さん、リフォームというものを全く今までに経験したことがないという人は
結構もう少ないのではないかなと思いますね。
非常にまだ若くて、新築の物件を買ったばかりであったりとか、
そういった方はまだしも、そういう方であってもですね、
全く新しい住まいに何も手を加えずに住むということは、結構ないんじゃないかなと思いますね。
例えば、最低でもカーテンはつけたりですとか、照明器具はつけたりとか、
いろいろちょこっとした工事というのは発生してくると思う。
一般的には、古くなってきた家を直していくということがリフォームというんですけれども、
リフォームというのはですね、もう本当に急激に需要がここ10年ぐらい増えてきた業界なんですよね。
なので、山のようにリフォーム業者が会社があって、
一体どこの会社にまず声をかけたらいいのかというところから、
依頼する側も本当に大変、業者をまず見つけるという行為そのものが非常に大変になってきているという状況だと思います。
これはですね、日本という国がですね、戦後急激に貧しかった戦争で負けて、
やけの腹だった状態からですね、どんどん子どもが増え、経済が発展し、
どんどん人口も増え、ニョキニョキとですね、新しい住宅が必要だというので、
団地だ、マンションだ、建て売りだというのが急激に増えていった中で、
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それが徐々に20年、30年、40年と古くなってきてですね、
そういった家をいよいよ回収しないとダメになってきているということでですね、
どんどんどんどん今までだったら、そこら辺の公務店のね、
おっちゃんとかがですね、ちょっと古くなったら直しに来てくれたりとか、
そういった増築、改築とか言われてた時代のリフォームではもうちょっともう手が回らないという状況になってきたということが一つと。
もう一つ、これはかなり重要なことだと思うんですけれども、
ライフスタイルと家族構成が多様になってきたというところが大きなポイントだと思います。
従来の日本の住まいというのは、4人家族、お父さんとお母さん、そして子どもが2人、
この家族構成でほぼ全ての家が考えられているという状況だったわけなんですけれども、
今こういう、しかもですね、お父さんが日中働いていて、専業主婦のお母さんが家にいて、
子ども2人を育てるっていう、このライフスタイルそのものもですね、ほぼ9割の人がですね、
こういった家族構成とライフスタイルだったというところがですね、
今やもうこのような家族の方がマイノリティーなんではないかなと思うんですね。
友働きですとか、生涯結婚せず子どもも生まないという人もいますし、
年を取った親と子どもが同居していたりですとか、片親と子どもが暮らしているですとか、
単身のシングルの人が一人で住むですとか、もう本当に多様な、もう10人いれば10人が全員、
その家族構成から住まい方まで違うという時代になってきて、
従来の昭和的な家ではもう賄い切れないという状況がありまして、
相変わらず新築の物件というのは従来のこの昭和的な家族構成を元に相変わらず家を建てているというのがありまして、
これではやっぱりもう満足に自分が楽しく快適に暮らせないという人が増えてきているんだと思うんですよね。
そうなるとどうなるかというと、中古の物件を購入し、新築の物件を買うよりも安く買えますので、
その差額分というか、それよりもしかしたら安く代々的なリノベーションをしても、
新築の物件を買うよりも安く自分の好みの間取りに変えた、自分にぴったりの家をオーダーして作ることができるということで、
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リフォーム及びリノベーションという名前で、こういった需要が急速に伸びてきたというのが背景にあると思います。
こうした背景で急激にたくさんリフォームの需要が増えたということで、たくさんの会社が出てきたわけですけれども、
ここで人の問題が出てくるわけですよね。
これだけ急速に需要が伸びてくると、たくさんリフォームアドバイザーという名前で、
これは実は営業職なんですよね。
営業職なんですけれども、リフォームアドバイザーですとか会社によって呼び方は違うんですけれども、
担当者が1人つくという形で、例えばAさん、リフォームしてほしい、お風呂がちょっと古くなってきたので変えたい。
となると、まずこの営業担当が現場にやってきます。
現地を調査して、だいぶ古くなっているので変えた方がいいですね、とかいろいろ言って、
現地調査して、どういうところがどうなのか、サイズを測ったりですとか、追い出し機能がついているのかついていないのか、
そういったところをいろいろ調査して、どういう商品がAさんのお家にはぴったりなのかというところを提案して、
後日、見積もりと提案内容のプランを持ってくるというのが、大体のリフォームの流れなんですけれど、
これがあまりにも10年ぐらいで急速に伸びてきた業界であるという背景があって、
ほとんど素人に毛が生えたような人たちが、現実にはこのリフォームアドバイザーという名前のもとにやっている人たちなんですよね。
リフォームの見積もりを取ったことがある人だとわかると思うんですけれども、
大抵、非常に若い20代から30代ぐらいの男性であることが多いと思います。
7割、8割が男性かなと思いますね。
中には女性もいるんですけれども、大体において多分若い方が来ることが多いんじゃないかと思います。
私なんかが依頼があって行くと、女性が来たということで驚かれたりすることが非常に多いので、
やっぱりリフォームというと男の人、しかも若いみたいなイメージが結構あるのがびっくりするところなんですけれども、
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実はですね、本当に常時人手不足なんですね、この業界は。
言いにくい話なんですけれども、めちゃめちゃブラックなんですよね、この業界は。
正直9割って言っちゃうとちょっと語弊があるので、8割ぐらいの会社って言っておこうかな。
8割ぐらいの会社はですね、ほぼブラックな会社が多い。
なのでですね、常に人手不足で人が必要なんですけれども、
ブラックであるがゆえに、なかなか人が居ついてくれない、すぐ辞めちゃうんですよね。
辞められるので、とにかくずっと人手不足だけども、仕事はもうじゃんじゃん来るという状況で、
もうみんな疲弊していてですね、大変というそういうところがある業界です。
これはですね、私もずっと長くこの業界にいるんですけれども、
本当に、求人なんか見てもですね、経験なくても大丈夫ですよって書いてます。
確かにそうなんですよ。
とにかく忙しい業界なので、もう半年もすればですね、
もうすぐに一通りのどういうところに気をつければいいのかというところはですね、
大体のことは覚えることができるんですね。
なんですけれども、先ほど冒頭でお話ししたようにですね、
実際リフォームというものは、それぞれの依頼されるクライアントのライフスタイルですとか、
好みですとか、どういったところにこだわりがあるのかというところが、
とても大事な業種であって、そういったところをヒアリングして聞き取っていく。
そしてそれを実際の住まいに落とし込んでいくっていう作業はですね、
正直誰にでもできるというものではないんですよね。
リフォームの中でもですね、トイレがちょっと古くなったんで変えたいとか、
先ほど言ったお風呂をユニットバスに変えたいとか、
こういうことですと、それほど正直難しくはないです。
なんですけれども、大きなリノベーションで窓りも変えたいし、
いろんな仕切り壁を取っ払ってですね、自分好みの空間に窓りに変えたいとか、
そういったことになってきますとですね、ある程度建築の知識はもちろんですし、
あとはやっぱりコミュニケーション能力っていうんですかね、
クライアントの困っていることとかこだわりとか、そういったところを聞き取って、
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それをちゃんとプランの中にですね、盛り込んでいくっていう、
非常に高度なカウンセリングとか、そういったスキルが必要になってくるんですよね。
なので、実は非常に難易度が高い仕事なんですけれども、
現状はそういった人材をなかなか確保できないので、
素人に毛が生えたような人たちとか、
そういった人材を確保できないので、
なかなか確保できないので、素人に毛が生えたような人たちがたくさんいるっていうのが、
大手のリフォーム会社に多い特徴です。
次が昭和的な従来の町の公務店さんのリフォームですね。
こういったところはどういう特徴があるかというと、
非常に熟練した工事、商品の性能ですとか特徴とか、
そういったところは非常に詳しい、作業着を着た年配の男性あたりが現地に来てくださってですね、
いろいろ見積もりしてくれたり、ここがこうだからこうした方がいいですよ、
とかっていうことを言ってくれたりします。
この人たちは先ほどの急激にこの10年で増えてきた大手リフォーム会社と違いましてですね、
非常にたくさん工事経験がある熟練の人が多くて、
工事面では非常に安心して任せられる人が多いと思います。
なのでトイレをただ変えるとか、お風呂がちょっと壊れたんで直してほしいとか、
そういった工事であればですね、こういったところがもしかしたら安心、任せて安心なのかもしれません。
なんですけれども、先ほどから繰り返し言っているようにですね、
最近のリフォームのニーズっていうのは、単に古くなったものを新しくするっていうだけではなくて、
このライフスタイル、家族構成が刻々と10年、20年住んでいる間にも変わってくる。
最初は子供と同居していたんだけれども、子供が自立して家を出た後、
夫婦だけが住む家になったりですとか、親が年を取ってきて、
若かったものが年を取ってバリアフリーにしたいですとか、
いろいろそのライフチェンジによってでもですね、住まい方が変わってくるっていうニーズに対して、
それからあとはそのいろいろインテリアですね、好みのインテリアで暮らしたいですとか、
このフローリングとこの壁紙だったらどんなカーテンが合うんだろうとか、
そういった本当にもっと深い提案を求めている消費者が増えている中でですと、
こういった昭和的、古武天的リフォームというのはですね、
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なかなかそこまで対応できるような人材は正直いないと思うんですよね。
となると、本当にもう星の数ほどあるリフォーム会社、古武天の中から、
一体どうやって自分好みのリフォームを安心して任せられるところが見つけられるのかっていうのは、
もう皆さん非常に悩んでいるところだと思うんですけれども、
今後はどういった業者がいいのか、これからリフォームを頼みたい人、
またはですね、今現状私のようにこのリフォームの世界で、
この建築業界で仕事している人も内外ともにですね、
ちょっと業界あるある話ですとか、そういったことを発信していけたらなと思っています。
またこの続きは次回また話をしようと思います。
今日はこのあたりで終わらせていただきます。
ではでは。
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