2022-09-23 45:23

第315回【対談】日々何かに打ち込むことが自分の新たな世界に繋がる! (前編、ゲスト:フランスまとめサイト管理人 伊藤圭さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』  

今回のゲストは、フランスまとめサイト管理人の伊藤圭さんと対談します。

伊藤さんは現在関西のインバウンド専門の旅行会社に勤務される傍ら、フランス語を使う仕事に就く事をメインテーマに、フランスに関する色々な情報を発信しているサイト「フランスまとめサイト」の管理・運営をされています。また伊藤さんは東京外国語大学大学院のご出身という事で、私と同じ大学のキャンパスでお勉強をされていました。


今回は大学時代のフランスでの留学のご経験や東京外国語大学大学院での学生生活、そして卒業後の社会人生活でのご経験から今現在のお仕事や生活する上で生かされている事や培った考え方・価値観、またどのような経緯で今のお仕事に行き着いたかのキャリアの変遷や働き方で大事にしている事をお聞きしたいと思います。

また日々フランス語を使って仕事に就きたい方のキャリア相談をされている伊藤さんに、是非とも若者のよくあるお悩み相談について是非ともお話をお伺い出来ればと思い、ゲストにお呼びさせて頂きました。


【ハイライト】

・伊藤さんが英語、フランス語のトリリンガルになられたきっかけ

・大学卒業から現在のお仕事に就かれるまでの経緯を振り返って

・伊藤さんが大学でフランス語が好きになったきっかけとなった予備校の先生の一言とは?

・伊藤さんが東京外国語大学大学院に入学を決めたきっかけと勉強されたこと

・大学時代のフランス留学で感じたこと

・東京外国語大学大学院で勉強されて今のキャリアに生かされていること

・今の伊藤さんのインバウンド事業のお仕事の事業概要について

・フランス人が日本への旅行・観光で求める事

・フランス語人材として仕事を就く事で良かったことについて

・コロナ後の日本のインバウンド事業を盛り上げるために重要な事とは?

・日本企業や各種団体がインバウンド事業で対応すべき事とは?


本エピソードの後編のリンクはこちらです。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000581046822


伊藤さんが管理・運営されているフランスに関する色々な情報を発信しているサイト「フランスまとめサイト」のリンクはこちらです。

https://francematome.com/

伊藤さんのTwitterリンクはこちらです。

https://twitter.com/kei_japonais


番組で紹介しました田村がプロデュースしているポッドキャスト番組「WHAT's YOUR IPPO ~あなたの原点おしえてください!~」のリンクはこちらです。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1601800730


「WHAT's YOUR IPPO ~あなたの原点おしえてください!~」伊藤さんの出演回のリンクはこちらです。

前編

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1601800730?i=1000556359367

後編

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1601800730?i=1000557412934


ゲストプロフィール:

伊藤圭さん

東京都江東区のご出身です。法政大学法学部政治学科を卒業後、東京外国語大学大学院総合国際学研究科をご卒業されました。大学生の頃に1年間パリへの交換留学を経験される等、フランスをこよなく愛され、英語フランス語を巧みに話すトリリンガルでもいらっしゃいます。また、オンラインフランス語スクールの先駆者である「アンサンブルアンフランセ」の公認インフルエンサーとしても活動されています。

インバウンド業界で8年以上、日々フランス語と英語を使って仕事をされる傍ら、現在は「フランス語の仕事に就きたい」という人々を応援するフランス語キャリアアドバイザーとしても活動されています。


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】
社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】 田村陽太です。
この番組は、社会保険労務士として活動する田村が、 普段の侍業という堅いイメージから外れ、
様々な分野で活躍する方や、その道の専門家、 スペシャリストと語るトーク番組です。
本日も素敵なゲストを呼びしております。
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭さんです。
伊藤さん、よろしくお願いします。
お願いします。
サニーデーフライデーに来てもらいました。 ありがとうございます。
ありがとうございます。
伊藤さんは、現在フランスまとめサイト管理人ということで、
フランスに関するいろんな情報を発信している サイト管理運営をされています。
お仕事は、関西のインバウンド専門の旅行会社で 勤務されているということであってますか?
間違いございません。
ありがとうございます。
伊藤さんは、本当にインバウンドを中心に お仕事されているということなんですけれども、
元々の伊藤さんとの接点は、
僕が今、番組をプロデュースしている 田中太一さんという方がいらっしゃって、
わっつや一歩という番組をやっているんですけど、
そこで僕がプロデューサー的な感じでやってるんですよね。
田中さんの番組に伊藤さんがゲストで来られて、
伊藤さんと田中さんとのやりとりを見ていたんですけれども、
伊藤さんは何より、伊藤さんの話が上手くて、
いきなりプレッシャーがかかってきますね、これはね。
そうですね。
僕はずっと編集とかもそうですし、 収録でも付き合っていたんですけど、
伊藤さんはずっと喋っていて、何にも淀みなく喋っているので、
この方はすごい喋りが上手いんだなという印象が強かったですよ。
嘘も得意かもしれないですね。
そうですね。
なので、伊藤さんの話というのは、
僕の番組サニーデイフライで働き方の番組なんで、
ぜひ働き方の方でポイントをフォーカスしたら、
どんなこと喋ってくれるんだろうなみたいなことがあって、
伊藤さんを今日お呼びさせていただいて、
これはプレッシャーですね。
そうですね。
本当に伊藤さんの番組で、
いろいろとお話を聞かせていただきながら、
ぜひリスナーさんに熱く伝えていただきたいなと思っています。
分かりました。頑張ります。よろしくお願いします。
ちなみに伊藤さん、僕の番組に出演してくださいとお願いして、
出てくれたじゃないですか。
出てくれたきっかけってどんなとこか教えてもらってもいいですか?
きっかけですか?
もう田村さんと前回お会いさせていただいて、
あの時はオンラインでしたけどね。
そうですね。
めちゃくちゃいい人だな、この人はと。
本当ですか?
お話上手で、聞き上手で。
いやいやいや。
せっかくこんないい方とご縁なので、
何かお手伝いできることがあれば、
ぜひともさせていただきたいなという思いが一番強かったですね。
いやいや、お手伝いとかもそんなこと言わないでください。
どちらか懇願してる感じなんですね。
本音もない。本当にありがとうございます。
いや、本当そうですね。
もう一回そのオンラインでの収録のその後にまた一回飲みに行って、
京都に飲みましたよね。
飲みました。美味しかったですね。
美味しかったですね、その時もね。
今日はもう3回目ということで、
本当にもうシラフでやってますけども、
どんな感じに進んでいくのか楽しみな感じはあるんですけど。
そうですね。確かに。
ちょっと酔っ払ってる感出さないようにしようと思います。
そうですね。
ぜひその辺もちょっとお話を聞かせていただけたらと思います。
お願いします。
私からリスナーさんに向けて、
伊藤さんがどんな方なのかっていうのを紹介したいので、
自己紹介文を持ってきましたので、
03:01
ありがとうございます。
紹介してもよろしいでしょうか。
もちろんでございます。よろしくお願いします。
ありがとうございます。
紹介させていただきたいと思います。
東京都江東区のご出身です。
法政大学法学部政治学科を卒業後、
東京外国語大学大学院総合国際学研究科をご卒業されました。
大学生の頃に1年間パリへの交換留学を経験されるなど、
フランスをこよなく愛され、
英語、フランス語を巧みに話すトリリンガルでもいらっしゃいます。
また、オンラインフランス語スクールの先駆者である、
アンサンブル・アンフランセの公認インフルエンサーとしても活動されています。
インバウンド業界で8年以上、日々フランス語と英語を使って仕事をされるかたわら、
現在はフランス語の仕事に就きたいという人々を応援する、
フランス語キャリアアドバイザーとしても活動されています。
ということで、随分と美しくまとめていただきまして、
ありがとうございます。
あってますか、これは。
間違いないです。
すごいですよね。
トリリンガルって英語と日本語って喋って勉強するじゃないですか。
そのもう一個フランス語を勉強して、
3カ国語喋るってすごいと思うんですけど、
それってどんな風にしてやられてきたんですか、今まで勉強というか。
そうですね。
恥ずかしながら、僕ちょっと英語があまり最初得意ではなくて。
本当ですか。
第二、外国語でフランス語を大学に入った時に選択したんですけれども、
もうね、当時のいろいろない頭で考えて、
高校生卒業の時に、
フランス語って国連で第二公用語らしいぞと。
しかもあとオリンピックでも、
オリンピックではこれ第一言語として使われてるらしいと。
アフリカでもいろいろと使われてるみたいで、
これフランス語勉強したら英語をやらなくてもいいんじゃないかなっていうのが、
最初のきっかけでフランス語を選びまして。
で、いろいろ勉強してフランス留学に行ったんですけれども、
その時ヨーロッパから来ている、他のイタリアとかスペインとか、
あとはどこだったかな、ドイツとかオランダもいましたね。
留学生と交流する中で決定的に僕と違かったのが、
彼らは英語を当たり前のように話すんですね。
当然ラテン語だからっていうのもあるんですけれども。
似てますよね。
その時にまだ自分留学したてだったんで、
当然自分は英語も苦手だったんで英語もできない。
それからフランス語もそんなに得意じゃない。
日本語しか今しゃべれない。
彼らは母国語もできて、英語もすごいペラペラできて、
フランス語も自分よりも全然できる。
これはやばいと思って、
当然留学中にフランス語を一生懸命勉強したっていうのもあるんですけれども、
留学するくらいの力はフランス語ついていたので、
じゃあそれを今度は英語でもやってみようと。
でも英語も一生懸命勉強して、
そうだったんですね。
で、フランス語を武器にするためには世界と戦っていく中では、
英語も絶対必要だと思ったので、
それで両方の言語を努力して勉強してきたっていう感じですかね。
でもあれですね、国際的に働きたいということで、
英語とフランス語ってある程度しゃべれれば世界中の人にしゃべれますから、
その辺ってすごい伊藤さんにとっては武器になってますよね。
06:00
確かにそうですね。
特にフランス語を話せる方っていうのがやっぱりそれほどは、
今の日本社会ではそんなにいらっしゃらないんで、
イメージないっすよね。
なんでそのフランス語ができて、
また英語も読みかけある程度ビジネスの言葉もできるので、
英語のベースがあってなおかつフランス語でコミュニケーションできるっていうのは、
結構自分の中では強みになってますね。
ありがとうございます。
この後にね、いろいろ伊藤さんがどんなきっかけで、
フランス語と英語のトリリンガルになったかっていうことも、
詳しく聞かせてもらいたいと思うんですけども。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
じゃあちょっと一個ずつご質問していきたいと思うんですけども、
伊藤さん最初は法政大学で法学部、しかも政治学科を勉強されて、
そこから今ではフランス語に関わるお仕事をされたと思うんですけども、
大学からどんな経緯で今のお仕事に就いたかみたいな、
そのキャリアの編成みたいなところもちょっとお聞かせもらいたいんですけど、
どんな感じで来たんですか?
なるほど。ありがとうございます。
今はインバウンドの旅行会社で仕事をしていて、
もうすごい8年以上経つんですけれども、
大学卒業後は東京外国語大学大学院に進学をしまして、
伊沢さん僕の先輩ですよ。
先生の方です。
特に立派な先輩でもないんですけれども。
その後に最初は全然英語もフランス語も全く関係ない、
もう本当に小さい30人くらいのベンチャー企業に入って、
毎日飛び込み営業をしていたんですね。
それはフランス語関係なかったんですか?全く使わず。
全く使わず。
なんというかフランス語のね、新卒でフランス語の仕事に就くのが、
すごいちょっと選択肢が限られていまして、
任せる仕事っていうか。
話せる仕事が。
最初はフランス語を軸に就職活動してたんですけれども、
全然決まらないと。
これはちょっとフランス語を軸にするのはやめようかってちょっと思ってしまったんですね。
そこは後々失敗だったなと思ったんですけれども、
要は就職したいっていう思いが先に行ってしまって。
どうせするんだったら営業の仕事をしたい、どの会社でも絶対あるだろうに。
その会社は特に営業会社だったんですけれども、入社をして。
残念ながらちょっと1年後くらいに給与遅延が発生したんですね。
そのベンチャー企業だからこそみたいな。
その時にここはちょっと将来もあるからと思って一度は辞めました。
思い切って辞められて。
ただフランス語の思いはあったんですけれども、
ちょうどその時、大学院の時に国際協力系のNPOでインターンをずっと2年間やってまして。
そうだったんですか。
その時にインターンしてた時の上司にたまたま連絡を取ったら、
そういう事情だったらうちで期限付きで職員募集するから、それしながら就職活動をしたらって言ってくださいまして。
そこのNPOに入って、フィリピンとネパールで農業技術支援みたいな国際プロジェクトをやってるところで、
そこの事務局員として6ヶ月間くらい勤務をしまして。
日本のNPOでですか。
09:01
そこで英語を使った仕事にちょっとなんとなくなったんですけどつきまして、
今回転職活動をした時ですね、やっぱり自分の気持ちに嘘をつくのはやめようと。
もう絶対にフランス語を軸に、とにかくフランス語が使えるっていう軸1本で行こうと決めて、
結局だからその時当時は東京に住んでたんですけれども、勤務地ももう日本全国どこでもいいと。
でも経済も別に契約社員でも何だったらアルバイトでもいいと。
業界ももう何でもいい。とにかくフランス語が使えるところって言ってバーって受けて戦いに今の会社があって、
それでたまたま受かったっていうような。
そうだったんですか。
差をしながら全然ですね。
ただ転職活動をした時は、新職な就職活動をしてた時の反省点っていうのを生かして、
フランス語っていう軸1本で就職活動したっていうような経緯がありますね。
すごいですね。大学、大学院で勉強したからこそ就職してもフランス語を使いたいなって気持ちがどっかにあったんですね。
ずっとありましたね。
なるほど。
ただ目先の就職を最初取ってしまって、
失敗したっていうと最初の会社の人には申し訳ないんですけれども、自分の中では納得にくる就職活動ではなかったかなと思いますね。
どうしても周りもありますしね。就職活動、日本ではすごい強いイメージありますし、就職しなきゃみたいなところもありますしね。
そうですね。あと周りがどんどん決まっていくと焦りっていうのもあってね。
焦りますよね。なるほど。ありがとうございます。
その前のとこ聞きたいんですけど、最初法学部で政治学科勉強したじゃないですか。
そこからフランス語に行き着いて、フランス語が楽しいなと思ったきっかけってどんな感じであったんですか?
これね、フランス語が通じたっていうのが楽しいなと思うきっかけでしたね。
たまたま2年生、1年生の終わりか2年生の初めの頃に、第二外国語でフランス語を取っていた時の先生が、ご自身で研修旅行みたいなのを毎年企画されていて、
フランスに2週間くらいだったと思うんですけど、研修旅行に行ったんですね。
向こうの現地の語学学校に入って授業を出ながら、週末に何かアクティビティをやるみたいな研修旅行だったんですけど、
そこで本当にスーパーで買い物をしたら、本当にボンジョー、スリムプレーとか簡単な挨拶だったんですけど、通じたんですね。
自分は本当に当時までずっと英語が苦手だったので、外国語は自分の話の方が通じるとは思っていなくて、
これが初めて通じたもんだったんで、自分でもやればできるんじゃないかと思ったのが一番のきっかけですね。
すごいですよね。
第2外国語がフランスってことは、第1外国語は英語だったんですか?
そうですねそうですね。
二階のフランス語って週何回くらい取ったんですか?
あれは週2回くらいだったと思いますね。
週2回でその研修旅行行こうってなるってすごいですね。
そのきっかけはね、僕は大学受験一課失敗して浪人一浪してるんですけど、
12:05
予備校の先生がすごいパンチのある先生がいらっしゃって、もっと暴走族の先生だったんですけども、
なんで先生やってるんですかね。
この先生が古文の先生なんですけどね、中国語がペラペラらしいんです。
そうなんですか。
予備校の先生になっても、中国とはずっと付き合いがあって、中国に友達がたくさんいて、
人生はすごい豊かだって。
変わったとそれで。
その先生が言ってたのが、
お前ら大学生になったら1日30分、いや20分、いや10分、いや5分でもいいと。
毎日4年間何かこれだって思うものがあったら、毎日一生懸命やってごらんって。
人生変わるよ卒業の時って言ってたんですね。
僕はすごいそれイメージがあって。
特に浪人してたんで、とにかく大学に入って早く勉強したいって思いがありまして、
だから大学に行ったら絶対自分のやりたいこと見つけて、
この先生が言う通りに、毎日30分、いや20分、10分、5分でも一生懸命何かできることを見つけて取り組もうと思っていて、
探してたんですか。
探していて、それで色々探してる中に、フランス語も候補だったんですけども、
通じたっていうのがきっかけで、もうこれやるしかないなって思ったような次第ですね。
研修旅行で結構変わった感じですか。フランス語楽しいなみたいな感じで。
だいぶ変わりましたね。大人外国語のフランス語を最初選択した時からも、
結構一生懸命勉強はしてたんですけれども、研修旅行をきっかけに本当にガッとスイッチが入ったような、そんな感じですね。
はあ、なるほど。それもすごいと思いますし、
中国語が好きな先生が、なんで古文の先生やってるかってすごい気になりますけどね。
確かに確かに。
はあ、なるほど。それで2年生くらいから研修旅行を行って、そっかくフランス語楽しくなって、
そっか3、4年生っていうのはどんな感じで、卒業までどんな感じでいたんですか。
卒業までは、まず大学の授業は普通にとっていて、
選択必修の単位は全部フランス語をとってたんですけれども、
追加でいろいろ語学系の学部のフランス語の授業をとって、さらなるブラッシュアップを目指してましたし、
ああ、そうなんですか。
あとは自分でフランス語の語学学校に通って、
ええ。
ベッドスの大学の授業とは別に、それで授業を受けてたっていうのもありますね。
じゃあその苦意じゃちょっと飽きたらないから、自分でお金払って勉強したんですか。
そうですね。
すごいですね。
いやもうね、やっぱり純粋に勉強が楽しかったっていうのが一番ありますね。
いやそうですよね。
周りの学生さんとかってフランス語勉強したい方ってどんな方が集まるんですか。
その伊藤さんみたいにやりたい方っていうかが多いんですか。
僕の授業には、受けてた授業、必修の授業には、15、6人いたのかな、僕含めて生徒が。
はいはい。
の中で情熱があったのは僕だけでした。
15:01
本当ですか。
いやもう伊藤さんはね、ほんとめっちゃ頑張ってるイメージありますけど、他の方はなんか来てるみたいな。
そうですね、もうただ単に苦いで何か選択しないといけないから、たまたまちょっと色々な選択肢の中でフランス語が一番良さそうだったから選んだっていう方々が多くて。
まあでもそりゃそうですよね。選択必修だから絶対取らないといけないからただ単に取ってるっていう方が大半でしたね。
まあそうですよね。
うんうんうん。
なるほど。
それでフランス語めちゃめちゃ頑張って勉強されましたけど、その後の質問なんですけど、その後東京外語大の大学院に進まれたじゃないですか。
はい。
それでどんなきっかけで大学ではフランス語を勉強してて、なんでその大学院に進んだのかっていうきっかけってあったんですか。
一番はすごい生意気ですけれども。
なんでしょうか。
留学中ですね、大学3年生の時に留学したんですけどね。
留学したんですね。
フランスに留学をして、その時にフランスの学生さんが、結論としてフランスの学生さんよく大学院にほとんど皆さん進学されるんですけど、結論として就職なんで、大学の3年間じゃ就職できないから、だから大学院に行くっていうそういう社会的な背景があったってことがわかったんですが、当時留学生はそれを知らず、みんながみんなもう大学院に進学をする。
しかもフランスの学生さんすごい真面目で、授業もかなりレベル高い。テストも小論文を本当に何枚も書かないといけない。きちんと自分の考えをまとめて論じることができるっていう姿を見ていて、将来自分を国際的に仕事がしたいと思っているけれども、ってことはライバルはこの人たちになるんだと。
そうですよね。
その時にこんなにすでに力の差がある中で、こいつら大学院まで行くと。自分今のままじゃこれは絶対将来的に海外で戦うとか無理だなと思って、大学院に行こうと決意しましたね。
彼らライバルのために勝つぞみたいな感じで自分も拍付けようみたいな。
そういうことですね。もちろんフランスの他の外交が専門だったんですけど、フランスの外交を勉強したいって思いも当然あったんですけど、一番はライバルに勝ちたいって思いが強かったですね。
そうですよね。やっぱり日本よりも進んでるイメージありますよね。自分のキャリアに貪欲みたいなイメージありますね。
そうですね。だいぶありますね。
そんな感じでしたか?留学してても。
そうですね。キャリアというか考えがはっきりしてますね。自分の考えをはっきり言うから、キャリアが定まってるというよりかは自分のやりたいこととかを日本人よりも明確に発信するので、そういう意味で定まっているように見えるあるいはより定まっているのかもしれないですね。
確かにそうですね。自分のこうなりたいことがあるからそのための手段はこうだっていうのが道筋がしっかりしてますもんね。
そうですね。ありがとうございます。東京外国語大学院ではどんなことを専門にされてたんですか?
フランスの外交を研究対象としていて、大きく言うと国際関係論ですね。その中でも僕は特に関心があったのが、ちょっと話飛ぶんですけど、僕のいとこが韓国国籍なんですね。
18:04
そうなんですか。
おじさんが僕の父の弟でして、おじさんとおばさんが韓国の血筋なんです。で、いとこは韓国はあまり籍を入れるっていうそういう文化がないんで、なんでいとこは韓国国籍なんですよ。
で、いとこ同士、僕もすごく仲がいい。韓国人とも別に普通に友達として仲がいい。政治的にはすごくいがみ合っていることがあるっていうのがなんでなんだろうかと思っていて、その時にフランスとドイツも毎回歴史的に戦争をしていて、復仏戦争とか、
第一次世界大戦、第二次世界大戦でも本当に戦っていて、
アルザス、ロレイヌ地方みたいな。
ドイツになったりフランスになったり、喧嘩をしまくっていた国が今すごく仲良くやっているんですね。あそこはすごく仲良くやっていて、どうして日本と韓国、あるいは日本と中国の親しい隣人とかは仲良くできないんだろうかと。
ドイツとフランスの関係を研究することで有話、特に有話の歴史を学ぶことで何かヒントが得られるんじゃないかなと思って、なので大学院ではそのドイツとフランスの有話をフランス側から見て研究をしていました。
面白いですね。日本と韓国は海で離れているからそんなにいがみ合うことはないのかなと思いますけど、フランスとドイツだったら隣の国ですからよりもっと身近なニュースとか事件がありそうですけど、そこを学べば日本と韓国とかの国際関係にも深されそうな感じがしますもんね。
そうなんですよと思って僕もそれを信じて研究してきましたね。 実際どうでしたか? 実際やっぱりいろいろ歴史的な背景が異なるので、あと政策の方針とか。なのでなかなか一筋縄にはいかないとは思うんですよね。
あと終戦の仕方。結局ドイツが終戦した時は圧倒的にドイツが悪いぞと世界中から叩かれてドイツももう反省しました。二度と悪いことはしませんっていう形でフランスと有話をしているのでドイツも譲るし、当然フランスも譲るとか譲るっていう関係なんですけれども、日本と韓国とかの終戦のあり方だと、もちろん日本反省したっていうのもありますけれども、どちらかというとその共産主義の流れを止めないといけなかったので
アメリカとしては終戦協定とかは早く終わらせて、もう裁判でもすぐやって、もう日本がダメだったっていう形にして、周りとの隣人の国とかの関係はもうそんなに大事にせず、まずとにかく日本を復興させて共産主義の流れを止めようっていう形だったんで、だからちょっと隣国との終戦の仕方がなかなか話を詰めた形で終戦できなかったっていうのがあるのかもしれないなと思います。
その中でフランスとドイツがどういう努力をして優和にいったのか、そこは日本と韓国できてないよねって部分はあるんですけれども、そういったことをもしも日本と韓国でもできれば解決できるんじゃないかなって思うようなヒントを得られたとは思います。
21:06
すごい深い勉強されてますね。
だいぶそうですね、自分が関心のある分野だったんで、そこは一生懸命勉強しました。
ありがとうございます。次の質問にも関わるんですけど、外来の大学院で勉強したことが今に活かされていることって良かったなってことあれば教えてもらいたいんですけど。
そうですね、良かったことは2つありまして、1つは終始論文を書いたので、それの経験がすごい生きてるんですけれども、終始論文を書くときっていうのは1つ仮説を立てるんですね。
例えば僕の場合はドイツとフランスの融和の決定的な原因は〇〇だった。イエスっていう仮説を立てて、それが本当に自分のその仮説がイエスなのかっていうのをあらゆる観点から分析をしていくっていうやり方になるんですけれども、これは今の仕事にすごい生きてます。
こういう形でこのゴール、この仕事を終えないといけない、この結果を出さないといけないときにこの方法はいいのかいけないのか、僕はいいと思うと思ったときにあらゆる角度から本当にこのやり方で合ってるのかっていうのを分析できるようにはなりました。
確かにそうですよね。やっぱり上に通すのもそうですし、下の人にも言うのもそうですし、ある程度自分がこう決めてそれに対してのエビデンスを作っていかないとやっぱり周りが動かないですね。
そうですね。が1つですね。2つは批判的思考っていうんですかね。よくかっこいい言い方をするとクリティカルシンキングと呼びますけれども。
かっこいいですね。アカデミックな感じですね。
アカデミックな感じですよね。これも論文を書く上で学んだことにはなるんですけれども、要は自分の仮説が本当に正しいのか。確かにAっていう理論の人はこれは正しいと言ってるけれども、でもBっていう理論の人はこれ正しくないと考えているから、これはなんで正しくないのかっていうのはやっぱり批判的な思考で見ていかないといけないよねっていう。
なので自分が考えたことが本当に正しいのかって疑うようにもなりましたし、これは上司の方はやりにくいと思うんですけど、上司の指示が本当にこれ正しいのかっていうのを疑うようにはなりました。
本当に伊藤さんに伝わっている論理的な説明なのかなみたいなところを考えてしまうみたいな。
そうですね。後の仕事をする上で大切にしていることって僕はお客さんのためになるのか、地域のためになるのか、それから自分たちのためになるのか。大見証人が言う三法四種ですけれども、本当にそれで目指せるのかっていうのは常々考えるようにはしてますね。
確かに自分だけがいいって考えてしまうと自分だけの論理になっちゃいますけど、いろんな第三者の視点、第二者の視点、その辺で本当にこれが正しいのかっていうのも自分が分かっていなきゃいけないですね。
大事なことですよね。
だいぶ大事なことを学びましたね。
ちなみに1個聞きたいんですけど、それってどうやって学んでいったんですか?なかなかそういうクリティカルシッキングとかって大事だと思うんですけど、自分で実践するって難しいじゃないですか。さっきの2つ大事なことってどんな風にして学んでいったんですか?
24:02
これは論文指導の先生のご指導の賜物ですね。
本当ですか。
すごく先生が、伊藤君はそれどうしてそう思ったの?その決定的に思うに至った理由は何なの?その意見は確かにそうだけど、反対派はこう言ってるよね。反対派の理論はなんでそういう風な理由になってるの?っていう聞き方をよくしてくれていて。
投げかけをしてくれると。
そうなんですね。論文指導の時もそうですし、授業中もそうでしたね。
そうだったんですか。
それを通じて身につけていったと思います。本当に先生のおかげですね。
先生に言われてるって考えも自然と身につきますしね。言われないより自分も努力しようってなってきましたね。
そうですね。
そういうところで今でも仕事にも活かされてきてるっていうのがあるんですね。
だいぶ生きてますね。
ですよね。さっきの話聞いて思ったんですけど、上司の方も上から言われるじゃないですか。いろいろ。この人の言ってることって論理的じゃないから自由に従いたくないなみたいな。そういう気持ちが広がっていっちゃうと会社の雰囲気がドヨーンってなるじゃないですか。
そういう論理的な方が増えてくると自分もちゃんと部下にも喋ろうとかお客さんにも喋ろうみたいな。そういうのが広まっていくと会社が明るくなっていく。透明的な会社になっていくのかなってすごい思いましたね。聞いてて。
そうですよね。働く人たち、後輩たちが納得してこれだったらこの目標のために頑張ろうってみんながみんな思えたら会社は良くなっていきますよね。
なりますよね。それを伊藤さんがパイオニアとして頑張ってるのかなってところを聞いてちょっと思いましたね。
優秀な先輩、優秀な仲間も多いのでパイオニアではないと思うんですけれども、でも確かに大切なことかなとは思ってます。
そうですよね。ありがとうございます。次の質問なんですけども、今東京外国語大学院を卒業されて仕事インバウンド関係のお仕事をつかれてると思うんですけども、今のお仕事についてのお聞きしたいの。
どんなお仕事をされてるのかなっていうのがお聞きしたいのと、あともう一個気になったのが最初ベンチャー企業に就職されてその後英語を使える仕事に行ったと。
その後自分は納得できないと思ってフランス語につく今の現職のお仕事に就いたと言ったんですけど、どんな感じで今のお仕事に就いたかみたいな、その後の編成も聞けたら嬉しいんですけど。
なるほど。まず今の仕事はインバウンド、法日外国人観光客の方々を主なお客様とする旅行会社に勤務をしていまして、
こちらでは僕はヨーロッパ、主にフランスとオランダを対象とした営業社員、海外営業の仕事をしています。
我々のお客様は海外にいる旅行会社、日本向けの旅行を企画したいと考えている旅行会社ですね。
要は自社で日本向けの旅行を商品として企画をして、現地のお客様に販売をして再興させたいと思っている方々で、我々はここに対して、必ずしもそういった方々が日本の地理に詳しかったり法律に詳しかったりはしないので、
27:13
こういったところに対して、まずあなたたちどういう形のコンセプトでそのツアーをやりたいのって聞いたら、じゃあそういう風な形コンセプトで持っているんだったら、こういった予定でやったらどうかという予定を提案したり、予定を提案した後に、この予定だったらこれくらいのお金が必要ですねっていう見積もりを提案したり、
じゃあこれで行ってくれ、これでもううちで企画するからって言って、じゃあ実際にお客さんが集まったら、今度は手配をしないといけないので、旅行の必要な手配を、手配をやってくれる専門のチームがあるんですけど、そこにしかるべき書類を書いて投げたりとか、そういったことをしていますね。
なるほど、今お仕事は関西が中心でされているっていう感じですか、全国の日本の案内とかもされているんですか?
そうですね、日本全国の予定を作ってはいるんですけれども、ヨーロッパの方々はですね、大体東京に到着したら大阪から出たり、大阪から入ったら東京から帰国されたりする、いわゆる周遊型と言いまして、日本に一旦入ったら回るんですね。
大体短くて7日か長ければ15日とか。 せっかく来たから回っていくんですね、全国各地を。 なので、そうなると当然行く場所も増えるので、全国を対象に予定は作っているような形になります。
伊藤さんのお仕事って全国のことを知れるっていうのは、日本のことも詳しく知れるってことですか?楽しいお仕事ですね。 だいぶ楽しいですね。日本には知らなかった魅力がたくさんあるので、仕事していて日本人でよかったなって思う瞬間も多いですね。こんなに各地にきれいな場所があって、おいしいご飯もあって、おもてなしの心もよくて。すごい日本人でいて誇りが持てるような、そんな仕事ですね。
なるほど。一個質問したいんですけど、フランスの旅行会社さんに対して日本の魅力っていうのを伝えていくじゃないですか。フランス人の方に日本の魅力ってこんなことだよってどんなことを伝えてますか?これが日本の魅力だよってどんなことを伝えてますか?
なるほどね。日本の魅力として伝えるというよりかは、向こうがですね、日本でどんなことをしたいのかっていうのを聞いた上で、それに合うような答えを出してるっていうのが正解ですかね。相手の意向に合わせて、言ってみればカメレオンみたいでなんか嫌な感じがするんですけどね。相手のご希望に合わせて出す答えは変えてはいますね。
確かにね。興味によって違いますからね。やりたいことも行きたいとこも違いますしね。 そうですね。
ちなみにフランスの方って日本に来られる一番のきっかけってどんなことなんですか?観光で。これが楽しみたいからってどんな感じの方が多いんですか?
そうですね。統計上にはなってしまうんですけども、出てくるのは文化に関心があるので異文化に触れたい。なおかつ日本は安全。それからテレビでね、フランスのテレビで日本の特集とかかなり流れているので、単純な憧れもあったりとか。
30:10
どんどん年齢が、今のはだいたい60代とか50代くらいの方々になるんですけども、だんだん年齢が下がってくるとそれこそポップカルチャーで、漫画とかオタクとかアニメとかメイドとか色々ありますね。そういったことがきっかけだったりはします。
やっぱなんか日本よりもフランスとかの方が日本の魅力というか、詳しいですよね。漫画とかアニメとかっていうのめちゃくちゃ詳しいですね。
そうですね。なんというか我々日本人にとって当たり前なことが彼らにとって当たり前ではないので、そういった意味では日本人が気づいていない魅力っていうのに気づいてくれてるかなと思いますね。
それありますよね。なるほど。ありがとうございます。一個質問したいんですけど、フランスの旅行会社さんとかオランダの旅行会社さんと今お仕事して、いろいろフランスのお客さんを誘致するお仕事してるじゃないですか。
そもそも入社した時からそのお仕事をしてたんですか?たまたまフランスにどんな経緯でお仕事に就いたんですか?
ありがとうございます。それが先ほど質問を受けたところにつながってくるんですけれども、入社のきっかけというか、ずっとフランス語の仕事を探していて、NPOでパートをしている時もずっとフランス語の仕事を探していたんですけれども、
この今回今勤めている会社の求人の案内にフランス語人材求むって書いてあって、そこに入社をしたらフランス語、要はフランスの旅行会社をお客様として仕事をするっていうことがもう約束されているようなそんな求人だったので、
なのでそこに応募をして、その求人の内容の通りフランス担当として配属をされ、たまたまもう8年ぐらい経つんですけれども、部署は途中で変わったりはしたんですが、今もずっとフランス語の仕事をしているっていうような、そういう感じですかね。
すごいですね。もともと東京にいらっしゃって関西でこれやるよって言った時に勇気を振り絞って関西まで来て仕事しようってなったんですか?
そうですね、勇気を振り絞ってそうですね、そういった一面もありますし、純粋に僕京都がすごい好きで、職場京都になるんですけれども、京都で働ける、しかも会社は引越費用とか出してくれる、最高じゃねと思って、それで来たので結構勇気というかウキウキ気分で京都に来てますね。
本当ね、今もご縁があってお仕事フランスでずっとされて、それがやっぱり今のフランス語も活かせてお仕事できるっていうのはすごいことですね。
これはでも本当にありがたいことですね。なかなかやっぱり今も自分のサイトでフランス語の仕事、特に日本にいながらフランス語の仕事に就くためにどういったことをすればいいかとかで、そういった仕事に就くための情報も出してますし、求人も探してホームページに天才という形で載せたりもしてるんですけれども、本当に見つからないので。
33:04
そうですか。 でもめちゃくちゃラッキーだと思いますね。
専門、英語とかに比べたらフランス語って喋る方で日本人では少ないですし、やっぱりそれってすごい専門的なことじゃないですか。ってなった場合って必要な人材ってその時にしか現れないって感じだから、やっぱり情報される人材って感じですよね。
そうですね。情報と言っていいのかあれですけれども、社内でもそんなにフランス語できる人はいないので、大体社員数500人近くになるんですけれども、フランス語できる社員は3人ぐらいしかいないんですよね。
マジっすか。それほどそんなにできる人が多くはない言語で、その中でビジネスレベルでやっぱり使えるっていうのは自身の中で強みかなとは思いますね。
だいぶ強みですよね。
その代わり需要もあんまりないので、フランス語人材っていうのは刺さるところには刺さるんですね。
めっちゃ刺さりますよね。
ただ広くないというような、そういう形ですね。
今日はフランス語の専門家の伊藤さんと喋ってるってなかなか貴重な機会だと思うんですけども。
とんでもない。どこにでもいるやつなんで。ご安心ください。
ありがとうございます。次の質問なんですけど、伊藤さんインバウンドのお仕事されてると思うんで、これめっちゃ聞きたいと思うんですけど、
今6月末の時点で収録させてもらってますけど、だんだんと新型コロナも落ち着いてきて、日本はまだマスクつけてますけど、海外とかマスクつけずにいろいろ旅行行きたいなみたいな感じでいろいろ旅行されてる方も多いじゃないですか。
日本もやっぱりインバウンド受け入れていこうっていうところの需要が高まってきてると思うんですけども、日本企業とか日本の国としてどんな感じでインバウンドに対して対策していったらいいのかみたいな、
インバウンドのお仕事されてる伊藤さんだからこそこういうことをしていったらいいんじゃないかみたいな、日本の方に向ける提言みたいなっていうのをちょっとしていただきたいなと思うんですけど。
コロナ前もインバウンドってありましたけど、結構課題もあったじゃないですか。いろいろね。それがコロナ迎えてまたいろいろ考え方変わってきて、こんなことが大事になってくるんじゃないかみたいな。
ちょっとワンポイントアドバイスって言ったらあれなんですけど、お話いただけたら嬉しいんですけど。
なるほどね。
どうでしょう。
そうですね。今の現状を考えて日本政府の方にこうしてくれたら嬉しいなと思うことは、今のガイドラインでは、ガイドラインが新しく6月1日に発表されて、6月10日から法日外国人の方々、一部観光条件付きで来日を受け入れるとなっていまして、ガイドラインがいろいろ出てはいるんですけれども、
このガイドラインがもうめちゃくちゃ複雑で。
そうなんですか。
基本的にはずっと日本の空港について税関を出て、一般のロビーまで来ました。そこからもう一回再び東上ゲートの方まで行くまで、日本にこの旅行を終えて帰ってくるまで、ずっと天井色をつけてないといけないですよっていうルールになってるんですね。
36:05
個人旅行は無理ってことですか。
ほとんどの場合が難しいでしょうね。
旅程もあらかじめ事前に決めて、それを然るべき形で保管をして、場合によってはそれを現地の大使館、領事館に出して、旅行者の方々はビザを取らないといけないっていう状況になってるんですけれども、これはやっぱり現実的にちょっとこれじゃ旅行はできないんじゃないかなと。
いや、そうですよね。時間も限られてますしね。
そうですね。ヨーロッパの方々はもうマスクを取って基本的には。
取ってますよね。
公共交通機関においてもマスクを外してますし、コロナと共存しようというような形になってますね。もう要はどんなに気をつけても、なかなか防ぐのは難しいと。
そうですよね。
今はもう新しいオミクロン株とかも出てきて、確かに蔓延はするけど、弱毒化していると。毒性が減ってきているってことは、もちろんそれで命を損される方もいらっしゃるんで何とも言えないですけれども、ただ重症ケースは落ちているから、なかなかどんなに防ごうと思っても防ぐことは難しいのであれば、
共に生きていこうというような形になっているにもかかわらず、日本はまだオープンにしないっていうことに対して、僕がこれは勝手に思っているのは、政治家の皆様はちょっと自身の票を当選できるかいないかっていうのを気にしすぎていませんかと思うんですね。
日本の一番の支持母体はお年寄りの方々ですね。
こちらの方々っていうのは、お茶の間のテレビとか見てればわかると思うんですけれども、お茶の間のテレビはまずコロナは絶対にかかってはいけないもの、感染をさせないもの、感染症対策をするべき、それがもう善だというような議論になっていますし、
それはなんでやっているかというと、当然お茶の間に支持されるからですね。視聴率が取れる。つまりどういうことかというと、そういったことを応援している人たちがとても多いということですね。
なんで逆に言うと、コロナの感染対策をちょっと緩和しましょう、人の流れをもっと増やしましょうっていうようなことを発言してしまうと、おそらく票が集まらない可能性がありますね。
そこを気にされているんじゃないかな、政治家さんはとはちょっと思ってますね。
本当になんというかこのコロナ対策が正しい対策なのか、口ではおっしゃいますね。経済と命の両方を守る、対策を両方守る。
でも経済がかなり逆に犠牲になっているんじゃないかなと。それに対してアクションを起こせるのは、法律とか変えられるのはやっぱり政治家さんなので、そこに対して本当に日本国民にとって正しいことをやってほしいなと思います。
39:02
確かにそうですね。伊藤さんの話を聞いて思ったんですけど、外国の人とヨーロッパ系と日本人の方のコミュニケーションの違いって、日本人って目を見て目がコミュニケーションツールというか、人を判断するところですけど、外国の方って口とか鼻とか下の方を見て判断するみたいな。
ヨーロッパの人とかはマスクつけてるとこの人が何考えてるかわかんないからコミュニケーションしにくいみたいなあったりするじゃないですか。僕もそうで、旅行とか行ったりとか人とか喋ったりすると目だけだとわかんないんで、人の表情とか見ての方がコミュニケーションしやすいので。
そうするとインバウンド来る時もヨーロッパの人たちも日本に来る時に旅行しにくいですし、日本人同士のコミュニケーションもあんまうまくいかなくなっちゃうんじゃないかなみたいな。それでこのマスク文化が続くのっていうのは感染の率って高まるかもしれないですけど、本来良かった日本人のおもてなしとかコミュニケーションが今後どうなっていくのかなってすごい心配にはなったりするなって聞いて思いましたね。
そうですね。日本の方々も多分マスクはもう取りたいと思ってるかもしれないんですけれども、周りの目とかもね、禁されたりするのかなとは思いますね。
確かに日本だとよくありますよね。めっちゃありますよね。
ただマスクをすること自体は予防学の面からはとても良いことなので、一概にマスクを嫌がらないっていうことが悪いことだとは思わないんですけれども、バランスは必要かなとはすごい生意気ですけど思いますね。
大事ですよね。ありがとうございます。
ちなみに観光客が日本に戻ってくるとするじゃないですか。日本企業さんが外国人観光客を受け入れる時の重要なことって何かありますか?これは大事な対策だよみたいな。
もし伊藤さんが仕事されてて、こういうことを観光客が求めてるなーみたいなことがあれば教えてもらいたいんですけど。
観光客の方が求めていることは結構その人によって異なったりするので、一概にこれが正しいとは言い切れないんですけれども、ありのままを見せてあげるのが結構良かったりするんですよね。
そうなんですか。
ただ演出は大事なので、なかなか言うことが難しいんですけれども、例えば観光地に行ってお手洗いがもうボロボロ、和式しかないとかっていうのはやっぱり観光の方、それはありのままの姿かもしれないけれども、そこはやっぱり現地の方々ちょっと嫌がりますね。
最低限求めていることは違うよね。
ただ無理やりに観光に来てくれたから、無理やりにおもてなしをしようってなると、それは逆に言うと作られた姿というか、それはそれでちょっと違うんじゃないかって、本物じゃないんじゃないかっていうのがあるので、
ありのままでいいけれども、大事なポイントはきちんと整備した方がいいんじゃないかっていうのは中傷的に難しいんですけどね。
でもそういうのって企業さんだけだと視点がわからないから、第三者というかそういうコンサルの方とか旅行会社さんとかそういう方からお話し聞いて、自分の今のままじゃダメだなって思うのをきっかけ作りってすごい大事ですよね。
42:00
そうですね。問題は旅行会社もそれがよくわかってなくて、インバウンドっていうのは比較的ちょっと新しい分野にはなるので、ずっと前からあったんですけど、注目され始めて、インバウンド、法日大国寺をどんどん伸ばそうっていうのは本当に最近の話ですね。
今まではなんでかと、バブルの時とかが特に顕著だったと思いますけど、日本人の需要だけでなんとかなったんですね。今も総旅行需要が取扱いが30兆円ちょっとだったと思うんですね、前世紀で。そのうちのインバウンドが占める割合っていうのは確か10%なんで3兆円ぐらい。
そのあとは27兆円は全部日本人のほぼそのうちの8割が日本人による国内旅行、1割が海外旅行ですね。でも言ってみれば日本人による海外旅行も含めると日本の総旅行需要のおよそ9割、日本人によって支えられているというようなそんな構図なので。
なのでインバウンドインバウンドっていうのはインバウンドが伸び率がすごかった。それから毎日外国の方々を見かけるように当たり前になっていったっていうのがあって注目はされてたんですけれども、いまだにその日本人の比率がすごい高いですね。
そうなんですね。インバウンドの需要が高まってるからインバウンド自体される観光客が多いのかなと思ったんですけど、まだ外国人観光客ってもうちょっとまだ伸びの需要自体は高い感じなんですね。
そうなんです。なのでインバウンドに対して本当に現場レベルで深くご存知な方っていうのはやっぱりそれほどいらっしゃらないですし、一応各地にDMOと呼ばれるデスティネーションマネジメントオーガナイゼーションっていう、要は各都道府県に外国人観光客を誘致するようなそういったポジションの組織があるんですね。
そうなんですか。
はい。そのDMOの中で本当にインバウンドの所有を理解している方っていうのはほとんどいらっしゃらないです。
そうなんですか。
はい。各旅行会社からも出向の方いらっしゃるんですけれども、この方々もインバウンドを現場で経験された方っていうのはいらっしゃらないので、どうやって法日外国人を呼んだらいいのかっていうのがわからない、そこに税金が投入されているっていうようなそういう状況ですね。
リアルで実務、伊藤さんも経験されてますし、そういうリアルな方っていうのがいかに国を巻き込んでいって、それが都道府県に降りていって、それがちゃんと国の政策として動いていくみたいな、そういうのがすごい大事になっていくのかなって今聞いて思いましたね。
そうですね。そういった人材が増えていけばいいなとは思ってます。
そうですね。ありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。次回もこのお話の続編をお送りいたします。魅力的なお話たっぷりです。お楽しみに。
45:00
シャローシラジオサニーデイ・フライデイ、DJの田村洋太でした。それでは次回もリスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。今日も気をつけて、いってらっしゃい。
45:23

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