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2022-06-06 12:20

365.小林裕幸さん(職務分析・職務改善のコンサルタント)

【職務分析から企業をサポート】

仕事について向き合うことは、社員にとっても会社にとっても大切なことだなと感じました。
業務がしっかり分析されていれば、何をやるべきなのか、何に対して評価されるのかが明確になり、効率も上がり、モチベーションにも繋がることがわかりました。

ぜひ、業務効率に悩んでいる方は無料相談してみてください♪

special thanks to 岩永丈幸さん

【今回のゲスト】
職務分析・職務改善のコンサルタント 小林裕幸(こばやし・ひろゆき)さん
オフィスえいむ人財労務サポート
https://aim-roumu.net/

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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、職務分析・職務改善のコンサルタント、小林裕幸さんにお話を伺いたいと思います。小林さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まずは、自己紹介からお願いいたします。
職務分析・職務改善のコンサルタント、実は社会保険労務士の小林と申します。
今、私は企業のですね、仕事について、お仕事、職務についての分析、職務調査、職務分析を通じて、その会社の問題点を洗い出して、そういったことを通じて業務改善につなげる、そういったコンサルティングを行っております。
この職務分析とかっていうのは、まずはどんなことを分析されていらっしゃるんですかね。
まず現状のお仕事の流れですね。それを詳しくお聞きして、そのお仕事をするための知識、技能、それからどのぐらいの時間かかってやっているのかとか、そのお仕事の難易度ですね。
そういったことを客観的に分析していく。そこで伴って出てくるようなリスクですね。よく出てくるようなミスを発見する。
なるほど。
そういったことを分析して洗い出していくということを行っています。
これ、そういった分析をして洗い出していくと、そこからは次どんな感じになっていくんですかね。
はい。例えばその作業を進めていく過程で問題の箇所があれば、それを改善するための作業を付け加えたり。
逆に複数の人が分けて行っている人を1人の人が通じて行った方がもっと効率が上がるんじゃないかとか、いわゆる古い言葉でですね、職務再設計という言葉があるんですけど、
効率よく仕事を進めるためにもう1回ちょっと流れを改善していきます。設計し直していきましょうということにつなげていきます。
社会保険労務省さんというと、ちょっと私、今までの社会保険労務省さんとイメージが違ったんですけど、そういったことをメインにやられている理由はあるんですかね。
もともと私、人事評価制度にすごく関心があって、開票当初の頃、自分で人事評価についての勉強をしようと思いまして、ある先生について教わったんですが、
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お名前出してもいいんですけど、有名な方について教わったんですが、その方が提唱していたものがいわゆる職務級という職務強化基準での人事評価制度。
最初に教わった先生がその先生だったので、私はそれが当たり前だと思っていたんですけど、いざ社労士になってみると、世の中で行われているのは全部職能級で、職務級というのはあまりないということが現実に。
これちょっと詳しく教えていただくと、職務級と職能級ってどういうふうに違うんですかね。
職能級っていうのは、いわゆる人を基準にして、人の特性だったり能力、そういったものを基準にして賃金を決めて評価をしていく。
職務級っていうのは、仕事の難易度、仕事そのものを評価して、仕事に対して価値を決める。
この仕事をする人にはこの金額。海外では職務級が当たり前になっている。
実は日本はまだまだ今まではそういったのが少なかったっていうことですね。
そうですね、少ないし。
じゃあそこの部分を色々変えていこうという、人事評価制度に興味があってその辺りを入れてらっしゃるってことですかね。
そうですね、職務級を導入しようと思うとその仕事を分析しないといけないんですよ。
そこで、いわゆる職務分析ということに入っていって、それをどう改善していくかということを企業でコンサルティングをしていくということになっていたんですけど、
結局、そのことだけでもかなり価値があるということが実際にやってみるとわかってきまして、
人事評価をしなくても職務分析、職務改善するだけで随分会社が変わってしまったということを何時か経験したものですから。
これ職務分析するとどういうふうに会社は変わっていかれるんですかね。
職務分析をするためにまずいろんな方からいろいろ仕事の流れとか今どういう仕事をしているかをお聞きして、そこでどういうミスが多く発生するとか、
営業であればどういうところで営業していて問題が発生するとか競合に負けてしまうとか、そういったことがどんどん見えてくるわけですね。
その時、よく成績が上位の人の話を聞いてみると、ここではこういう知識が必要で、こういう手法があってということも一方では見えてくる。
管理者の人たちがそういうことを自分でできている人がよく仕事が効率よく進められる人の話を聞いていく中で、
自分で自分のそういうやっていることに気づいていなかったという方も。
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当たり前にやっているから、その業務を本当にやっているという意識なくできてたんですかね。
そういう方が管理職だったりすると、自分の経験上何年もかかって身につけているもので、何もあるんだけど、なぜこの人たちできないのか。
何度も感覚で痛むものだから、うまく伝えられなかった。
これ素組み分析をしていく中で、それをどんどん実際にやっている作業を順番に分析していくと、
ある管理職の方が私に、途中で、私が何も今まで部下に指導していなかったことがよく分かりました。
逆に分析をしていって、部下に何を伝えなきゃいけない、何をしなきゃいけないということがやっぱり明らかになりました。
そうなんですね。この職務分析することについて、業務に、仕事に対して向き合うことができるので、
それで何をやっていくのかというのが、より明確になっていくということなんですね。
そうなんですよね。
上司から言われたままやっていた人からすると、自分の作業が次にどこにつながっていて、
どこの部署の誰につながっていてということを見てから、自分はどういうところに貢献しているんだとか、
どういう価値のある仕事をしているんだということも全部見えてくるし、
もっと上のレベルにいこうと思ったら、こういう知識、こういう技能を身につければ、
もっと上のランク、上の仕事を増やしていけるんだなということも明確になってくる。
そういうことですね。でも今のお話を聞いて、なかなかこの仕事について向き合って分析してやるのって、
いろんな仕事がある中でやろうと思うと結構大変なんじゃないかなと思うんですけど、いかがですかね。
大変です。
大変なんですけど、やっぱり世の中でいろいろ働き方改革とか、
休暇を減らしましょう、休日を減らしましょう、残業を減らしましょうですけど、
今一人当たりの日本の生産性というのはすごく低い状態の中で、
働く日数、時間を減らすだけでやっぱりますます経済はうまく回転しない状態のまま進んでいくし、
やはり今日本の経済問題になっている賃金を上げるためにはやっぱり生産性を上げていかないといけない。
そうすると仕事の効率を上げる、生産性を上げる、これはどうしたらやっぱり必要になっていくし、
いわゆる同一労働、同一賃金、働き方改革ということが近年よく言われていましたけど、
それを本当に実現するためにはやっぱり仕事と向き合わないと、お休みを増やすだけでやっぱり生産性が上がらない。
そうですね。やっぱりそのあたりを本当にちゃんと向き合うかどうかってめちゃくちゃ大切なのはすごくよく分かりました。
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この番組は経営者の志という番組なので、ぜひ小林さんの志についても教えていただけるでしょうか。
最近よくワークエンゲージメントという言葉を聞かれる方も多いかと思います。
ワークエンゲージメントっていろんな方がいろんな形で使われてるんですが、
やはり福利構成ですとか会社の居心地の良さが非常にクローズアップされていて、
肝心な仕事についての価値とか、どう自分がそこでキャリアを上げていくかということに
面と向かって向き合っているようなコンサルティングが増えては来ているんですが、まだ少ないなというのを感じています。
私はですね、実は自分が幼い頃はほぼ母子家庭に近いような状態で、
非常に教育を受ける母親が非常に苦労していたのを万にあたりにしていたりしたので、
今、若者が貧困が原因で教育を受けられないということに非常に心を痛めていまして、
非正規労働者の方、それから正規労働者の方、そういった区別なく、
日本のそういう労働者の方たちが、自分がやったらやった分だけちゃんと報えてもらう。
経営者の方もよく仕事をしてくれる人には報いたいということをおっしゃる。
そのためにやっぱりお仕事と面と向き合って分析をし、それを改善し、業務改善につなげていく。
経営生産をつなげていくということを、これが日本の世の中を良くする若者未来につながっていく。
そういったことにつながるんじゃないかということで、自分の今やってる仕事に対して誇りも持っています。
なので、ぜひ一度ちょっと話をしてみたいなという方にぜひご連絡いただければなと思います。
そうですね。今日のお話を聞いて、日本の成長のためにもめちゃくちゃ大切なことだし、
仕事に向き合うということって、業績を上げるためには必須な考え方なんだなというのはすごくよく分かりました。
ぜひ、このポッドキャストの説明欄に小林さんの会社のホームページのURLを掲載させていただきますので、
そこからお問い合わせいただいて、無料の個別相談とかもあるんですかね。
はい。
受け付けているみたいなので、ぜひそこからお申し込みいただければなと思います。
本日は職務分析、職務改善のコンサルタント小林博之さんにお話を伺いました。
小林さんどうもありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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声を思いを世界中に届ける。POELABON。
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