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声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
本日は、株式会社一番大切なこと代表取締役の大野栄一さんにお話を伺いたいと思います。
大野さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、自己紹介からお願いいたします。
今、紹介預かりました株式会社一番大切なことの代表の大野と申します。
声だけだと見えない部分で言うと、身長が186cmありまして、
最近、ちょっとウェイトも絞ってまして、今、5kg、6kgおろちょろしている感じになります。
年齢的には、昭和42年生まれなので55歳。
息子が今、2歳と6ヶ月になります。
結構かわいい年頃ですかね。
本当に目に入れても痛くないという状態ですね。
お仕事の方は何ですか?
ビジネスで言うと、ビジネスコーチをやらせていただいておりまして、13年目になります。
主には、経営会議をやっている会社が多いと思うんですけど、経営会議にお邪魔して、
経営の改造度を上げて、改造度が上がると今まで荒くて見えなかったものが見え始めるので、
経営の力量が上がり始め、やがてはマネジメントの質感も変わり始め、
そうしますと、本来持っている組織の能力が最大化されていく中で、
今現状平均で言うと、クライアントは2年僕のセッションをやり続けていただくと、
だいたい売り上げで言うと5倍ぐらいになっているのが、僕がやっているサポートになります。
そうなんですね。これは大野さんが経営会議に一緒に出席されると、
そこで経営の改造度が上がると言うと、具体的にどんなイメージになりますかね。
なるほど、そうですよね。ほんの一例なんですけど、2つぐらい上げると、
通常は売り上げから経費を引いて、残ったのが利益という着想になると思うんですけど、
これちょっと改造度が僕からすると低くてですね。
これはだと低いということなんですね。
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そうなんですね。ちょっと生意気に聞こえちゃったら恐縮なんですけど。
これを売り上げから、まず望んでいる利益を先に引いていただいて、
残ったもので、県資源として再配置していくみたいなアプローチなんですよね。
逆なんですね。
逆ですね。
逆は、最近に経費とかそっちは引くんだけど、
理想とする利益がこれぐらいなんだっていうのを、まずそこを確保するっていう。
その通りです、その通りです。
これ何が大きく変わってくるんですかね。
そうですよね。
まずそもそもこれは、いわゆるマネジメントの神様のピーター・トラッカーが、
利益ってのは必要経費あると。
ここで止まってほしくなくて、必要経費ってことは利益先に引いといたほうがいいよねっていう、
そのパラドックスなんですけど。
例えばですけど、直接的な答えになってないかもしれないんですけど、
売り上げが100億円ですと。
でも利益が出てなくて、今ちょっと赤字なんです。
だから大野さんのコーチング買いたいけど、今現状買えないっていうふうにたまにあるんですよ。
でもちょっと待ってくださいっていうふうに申し上げて、
100億円で赤字ってことはですね、
年間いくら使ってるのか。
100億以上使ってる。
そうですよね、赤字っていうことは。
僕のセッション費って年間でだいたいざっくり言うと1400万ぐらいなんですけど、
1400万だけ見るとちょっと高額に聞こえるかもしれないんですけど、
100億のうち、年間100億使ってて1000万を再配置できないとするとですよ、
これまでのお金の使い方でこれまでと違う結果っていうのはなかなか得にくいので、
あと100億分の1000いくらっていうのが、
これがないっていう景色が売上から経費で残ったものが利益で赤字っていう、
この思考系思考だと思うんですよね。
これがまず一個です。
引き算じゃなくて見回りで考えるっていうふうに僕はお伝えしていて、
見回りってちょっとこの時間でガイドできるかあれなんですけど、
簡単に言うといわゆるライフタイムバリューっていうのがあると思うんですね。
生まれてから死ぬまでのお客様の間に、
本社にワーストケースで悪いケースで平均どれぐらいの収益を期待できるのかってやつですよね。
プラスそれに対して一人当たりあるいは一社当たりの顧客の獲得コスト、
ここの兼ね合いで、例えば5万かけて一社獲得できれば一人獲得できるので、
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一人獲得さえすればワーストケースで極端な10万円の収益をもたらしてくれるとなれば、
あとはもう獲得に5万どんどんかけていけば、
さっぴいても5万利益が残るっていうことになるので、
これがいわゆる見回りの着眼点になります。
そうすると経費がこれぐらいしか使えないんだっていう発想じゃなくなってくる。
あとは資金調達。そうなんです。これがまず見回りの部分ですね。
だからそもそもの考え方がそこを変えていかないと、
売り上げって言ってそこで今使えないようじゃいくらだっても進まないけど。
その通りだね。
じゃあ先に何を使っていきたいかっていう。
大野さんにコーチをお願いするのかとか、
これ投資してもっと売り上げを上げていこうがいいのかっていうようなところ。
そういったとこで解像度がやっぱり全然違うようになるという。
おっしゃる通りです。
あともう1個だけ決定的に僕はすると多くの企業が抜け落ちてるのが、
強みを伸ばせとかいうわけじゃないですか。
ビジネスは掛け算なので、例えば売り上げっていうのは掛け算でできてますよね。
お客様の数×年間の平均取引額×取引頻度。
お客様の数っていうのはどう増やすかって新規と既存だと思うんですけど、
ここもダブルクリックしたときに、
例えば商談数×クローズレートとかここも掛け算になってくる。
そういうことですね。
で、強みを伸ばすっていうところに重きを置いちゃってる企業が多いんですけど、
悪くはないんですけど、掛け算の観点からするとそれはちょっとNGで、
解像度上げていただくと弱みに着目して弱みをいじった方がいいっていうのは明らかになるんですね。
はい。
ということがあっていうと、1×3×5っていう結果があるじゃないですか。
そうすると15ですよね。
そうですね。
で、強みにアテンション払っちゃうと5を7とか8にするっていう世界になります。
じゃあ仮に2個あげて7にしたとするじゃないですか。
1と、弱みの1と普通の3はそのままで強みを5を7にしました。
さっきは15だったものが21になります。
そうですね。
じゃあちょっと僕の理論でいくと、掛け算の仕組みは弱いところに着目せよだから、
1を、さっき2個、5を7で2個あげたんですけど、1を1個だけあげる。
で、あと3と5はいじります。
そうすると何が起こるかっていくつになりますか。
30で倍になりますね。
30なんですよ。
さっき21だったですよね。
5を7にして、そうするとこれが掛け算の仕組みってやつなんですね。
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だから弱いところだと少し上げるだけで掛け算の効果が大きく効いて、効果がかなり出てくるっていうことなんですね。
その通りです。
なるほど。
っていうのが、もっとたくさん無数にあるんですけど、っていうのが経営の解像度を上げるっていう。
いや、これだけの、今短い時間だけですけどいくつもあるような、そういったところをどんどん解像度をいろんなところで上げていくことによって、その会社さんがもっと良くなっていく。
ブレークシリーズしていくと。
そういったことをされてらっしゃるっていうことなんですね。
そうするとマネジメントの質感も全然変わってくるっていう。
ということですよね。確かにこれだけ解像度を上げていくと、いろんなところが質が変わっていくので。
おしゃれ通りです。
それがどんどんどんどん社内に波及していくっていう。
おしゃれ通りです。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ大野さんの志についても教えていただけるでしょうか。
僕の志ですね。
これちょっと多少重たくなるかもしれないんですけど。
まずどっから行こうかな。
マネージャーとかリーダーはね、僕はある基準を求めるようにしてるんです、クライアントには。
それがスタンダードになればいいなと思ってることが強くあって。
それは何かっていうと、あることを打ち明けられる存在になるべきだっていうのは僕の持論なんです。
部下を預かってる立場の人は、仮に部下が一人だとしても、あることを打ち明けられる存在になろうよっていう。
あることを打ち明けられるって何かっていうと、悲しみを打ち明けられる存在になるべきだと思ってるんですね。
喜びとかはね、人を選ばない。場合によっては特に選ばないで済むんですよ。
ところが寂しさとかね、場合によっては怒りかもしれないし、悲しみっていうのは人を選ぶんですよね。
で、残念ながら家族にすら打ち明けられないっていう状態の中で人生を生き抜こうとされてる方も多くて。
そうすると、職場に行って会社に行って、悲しみを打ち明けられる存在の人がたった一人でもいればね、
自主を選ぶ人は間違いのかえるし。
僕はある出来事からその結論に行き着いたわけなんですけど、
ところがしてみたら、そういうマネージャー、リーダーを世の中に一人でも多く増やしていくっていうのがまず1個ありますよね。
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やっぱり会社でもそういった存在となる人がいれば、何らかしらそういった相談をしていって打ち明けられたりする。
そういった人になっていければっていうことですね。
そうなんですよ。そうなんですよ。
岡田さんにもいるでしょうし、これを聞いていただいてる皆さんにも一人や二人いると思うんですけど、
ご縁そのものがね、あるいは出会いそのものがまるで自分の人生を祝福してくれてるかのようだみたいな、
そんな存在の人っているわけじゃないですか。
だからビジネスっていう生存性とか合理性だけじゃなくてね、
存在そのものが、出会いそのものが、ここに会社に入ってこの人に出会えたことそのものが、
まるで私の人生を祝福してくれてるかのようだみたいな存在になれたときに、
売上利益なんてね、上がらないほうがおかしいと僕は思ってるんですよ。
そういう質感のマネージャーを、僕の大したことないですけども、
持てる技術を駆使させていただき、本来その人たちが持ってる生き生きさとかね、
強さみたいなのが広がっていったら嬉しいなっていうふうに思ってますよね。
今日のお話を聞いて、大野さんのお話、前半の解像度とかそういった質感とか、
そういったところにすごくこだわっていらっしゃって、大切にされていらっしゃるんだなっていうのがすごく感じられましたね。
大野さんは、実は書籍も出版されていらっしゃるんですよね。
私も読ませていただいたんですが、ファシリテーション実践講座というかなり実践的な内容で、
こういうふうにして会議を進めればいいのかなっていうような感じで、
いろいろと会議の参考になるような書籍でしたので、
ぜひ興味ある方はこのポッドキャストの説明欄にもリンクを貼っておりますので、
よかったらチェックいただければと思います。
ありがとうございます。
そして大野さんのお話、もっと詳しく聞いてもらいたい。
あとはもしかトライアルで体験してみたいという会社さんがいらっしゃれば、
ぜひお問い合わせいただけるといいですよね。
ぜひ嬉しいです。
本社に出向いて幹部の方集めていただければ、
2時間だろうと3時間だろうと無料でトライアルのセミナーをやらせていただければと思うので、
お気軽に。
連絡いただければ。
このポッドキャストの説明欄に大野さんのFacebookのURLも掲載させていただきますし、
また弊社の方に連絡いただいても大野さんをおつなぎできますので、
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ぜひご連絡いただければと思います。
やっぱりそこでも本当に今日お話しいただいたような会場の話とか、
実際に体感いただけると、どんな感じでやっていただけるのかってより分かりやすいですもんね。
そうですね。
儲かることの逆説ってあって、儲かってくると途端に忙しくなるじゃないですか。
そのまま放置しておくと、それ以上何もできなくなるってことが起こって、
そうすると売り上げできた友達になるんですけど、
おまけに幹部も社員も疲弊したりするので、
そんな現実を、儲かってもさらに儲かるし、しかも時間にゆとりが生まれる。
そうすると未来に投資できる組織になる。
こんなことがもしきっかけとして作れたとしたらいかがですかっていうのは、
ちょっとお伝えしておきたいな。
ぜひ興味ある方、ご連絡いただければと思います。
本日は株式会社一番大切なこと代表取締役の大野栄一さんにお話を伺いました。
大野さん、どうもありがとうございました。
こちらこそ小林さん、ありがとうございます。