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2024-11-13 11:03

799.藤田浩治さん(声優事務所)

【声優業の新しい可能性と『声のコンサル』】

日本で最も歴史ある声優事務所「株式会社アル・シェア」の代表取締役、藤田浩治さんをお迎えしました。藤田さんは、「声が空間を変えていく」というモットーのもと、声優として、そして経営者として多くの人に活力を届ける活動をしています。アニメ、洋画、ゲームから企業・自治体のプロジェクトまで幅広い分野で「声」の力を活かし、事業の枠を超えた新たな取り組みに挑戦しています。

藤田さんの声優事務所は、東京、福岡、札幌に拠点を持ち、企業の販売支援や温泉地の催事でも声優の力を活用しています。催事場で声優が接客することで売上が40%も上がるなど、声の力がもたらす効果を実感し、さらにその活用を広げているのです。藤田さんの目指すのは、声の力で人々に元気を届け、明日も頑張ろうと思える環境を作ること。そして、その「声の力」が持つ新しい可能性を探っています。

また、藤田さんが提供する「声のコンサル」は、企業や自治体のための研修プログラムとしても注目されています。声の調整が組織の雰囲気や生産性に大きな影響を与えることを実証し、営業力の向上や退職率の低下、さらには生産性の向上に貢献しています。声に感情を乗せ、正しく伝えるスキルを身につけることで、職場全体のコミュニケーションが変わり、働きやすさが生まれるのです。

声優業を超えて人々の生活に変化をもたらす藤田さんのビジョンに興味がある方は、ぜひエピソードをお聴きください。「声のコンサル」によるコミュニケーション改革にもぜひご注目ください♪

【今回のゲスト】
声優事務所 代表取締役 藤田浩治(ふじた・こうじ)さん
声のコンサル: https://voice-consult.com/lp/

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声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、声優事務所代表取締役の藤田浩治さんにお話を伺いたいと思います。
藤田さん、よろしくお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
まずは、自己紹介からお願いいたします。
声優事務所を運営しております株式会社アルシェア代表取締役社長の藤田と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
どういった声優事務所であるのか、何か特徴の部分も教えていただけるでしょうか。
もともと私が声優を30年弱続けておりまして、
もともとの事務所が日本で一番最初に株式会社でできた声優事務所なんですね。
そちらに所属をしていたんですが、代表がなくなってしまいまして、
事務所が一旦解散になったタイミングで再度若手を集めてですね、
会社を再立ち立ち上げしようということで立ち上げをしたのが今の弊社になります。
創業から今59年目というところで、日本で一番最初に作った声優事務所というふうに言われております。
かなり歴史のある声優事務所ということで、藤田さん自身は声優もされていらっしゃったということですが、
声優になろうと思ったきっかけとかもあるんですか。
そうですね。やはり当時はアニメ、洋画というところが主流で、やはり子どもたちであったりとか、
見ている人に活力を与えられるような作品ということで、自分も見る側からやる側になりたいなというのをですね、
思ったというところから、続けてみたら結果ここにいるというような感じではあるんですが。
先代の社長さんのところからもやっていって、その同じような思いでこの会社も引き継いでいかれたという感じなんですかね。
そうですね。当時はやはりまだラジオであったりとか、洋画の吹き替えも生放送でやっているような時代からの話なんですけども、
そういうものを聞いてですね、先輩方の連綿と続けている日本の今、文化に声優業というのはなっているのかなというふうに思いますので、
それをどんどんですね、日本だけではなく世界にも広げていけるといいなということで、活動をしたというようなところがあります。
今までもいろんな作品にも携わっていって活動を続けていらっしゃるということですかね。
そうですね。本当にジャンルはアニメ、洋画、ゲーム、ナレーション、CMであったりイベントのMCであったり、声に関わるものはすべてやってきているというようなそんな事務所でございます。
確かに今言われてみるといろんなところに声の人質っていうのはやっぱりいろんなところにあるので、そういったところを支えられていらっしゃる会社なんだなということなんですね。
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そうですね。
最近ではこういったところを特徴的にやっているというような、御社の特徴なんかも教えていただけるでしょうか。
そうですね。もちろんアニメ、洋画であったりというテレビのキャラクター出演であったりナレーションというのは軸にはなっているんですが、
最近はですね、やはりその企業様であったりとか自治体様と直接協力をしていくというような、そんな体制を取るような事業展開をしています。
いろんな地域にもサポートされていらっしゃるということは、例えば具体的にどんなことをやっていらっしゃるんでしょうかね。
そうですね。弊社の場合ですと、今東京と別で福岡、札幌にも拠点を持っていまして、現地でイベントの運用であったりとか、例えば販売とかの支援をするだとかやっていまして、
最近は温泉地のですね、旅館の中で売店を販売支援したりとか、SNSで発信をすることで盛り上げていくというような、そんな取り組みをさせていただくというようなことをしております。
やっぱり声優さんがやることによって、やっぱりその販売店とかも活性されたりとかするんですかね。
そうですね。日本全国でやっているその催し物の中で、入り口に声優が一人立ってお声掛けしただけで売り上げが40%も上がったということが起きたんですね。
やっぱりその人間は人の声を聞いて、行動を変容させる、行動を変えるというところがですね、分かってきまして、私たちの声が人を引きつけることができるんだということで、
キャラクターだけではないその声の活用方法というのが、たくさんこう見えてきているのかなというふうに感じています。
確かにそうですね。普通に呼びかけられるよりも、なんかちょっと感情が入ってたりとか、興味を持てるような感じで声掛けられると、やっぱりそこに興味を持って、なんかちょっと行ってみようかなというふうに、なんか人の行動も変わりそうですね。
そうですね。やはりその私たちの声って、アニメも洋画もそうですけども、声を聞いて元気になって明日も頑張ろうと思っていただくために、私たちは演技をしていますので、それを別の形で使ったらどうなるんだろうかということで、今の日々ですね、実証実験を含めてやっているというような、そういう事務所になります。
意外とそういった利用シーンって、お願いできるシーンっていうのはあるんじゃないかって、いろんなところに潜んでいるっていう可能性はありますね、まだまだ。
そうですね。声でいろいろと発信しているものって世の中が実はたくさん多くてですね、声を聞かない日はおそらくないんですね。
街中を歩いていても音声流れていますし、動画を見ればウェブの中でナレーションであったり声が聞こえてくる世界なので、声を聞かないっていうことはおそらく生きていてほとんどないんじゃないかなと。
そこに全て私たちは携わっていますので、どこかで聞かれているんじゃないかなというふうに思っています。
そうですね。この番組は経営者の志という番組ですね。ぜひ藤田さんの志についても教えていただけるでしょうか。
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私たちの会社のモットーは声が空間を変えていくという言葉を大切にしています。
声というのはですね、やはり単純に音ということだけではなくて、感情表現をうまく伝える、自分の伝えたいことをシグナルとして伝えるということがとても重要かなというふうに思っています。
私たちの声を聞いて、例えば明日頑張ろうであったりとか、かなわないことを少し感じたときに、そこでまた奮起できたりとかですね、やはり声から伝わる感情で日本を明るくできるといいなというふうに思っておりますので、
声でその空間を変えていくですね、暗いところを明るくしたり華やかにしたり元気にしたりというところに私たちの声を活用していただければというふうに思って活動をしております。
確かに、声を聞くだけでその呼びかけだけで元気になれたりとか、感情が揺さぶられたりとか、本当にいろいろとやっぱり人間として感じるものはすごくあるなということがわかるので、そういったところを日常的に活用いただけるということなんですね。
はい、そして研修もされていらっしゃるということですが、ぜひそちらも教えていただけるでしょうか。
はい、私たちはですね、企業向けに自治体向けに研修を展開しています。どんな研修かと言いますと、表現力の研修という展開をしていまして、サービス名声のコンサルと言うんですが、企業の中でですね、いろいろな課題であったり問題がいろいろ起きています。
例えばパワハラの問題であるとかですね、せっかく採用できたのにすぐ退職をされてしまったり、組織の中がちょっと雰囲気が悪かったりというようなことが起きているんですけども、実はそこに関係するところに声というものが非常に大きくてですね、本人はそのつもりがないんですが、表現をした結果、例えば厳しく聞こえたり冷たく聞こえたり、怒っているというふうに感じられたりということが起きます。
これをですね、実はその感情表現の訓練をしますと、自分の思った感情を相手にうまく的確に伝えられるということですね。これを私たちは演技の訓練でやってキャラクターに投影しているということなんですけども、これもですね、一般企業の中で実は研修をやっていただきますと、皆さんがですね、身につけられる一つのスキルになっていくんですね。
これを身につけていただくことで、例えば営業力が上がったり会社の中のコミュニケーションが上がることで生産性が上がったり、採用した方の退職率が下がったりというようなところで、あらゆるところにその声というものの効果が出てきているというような、そんな研修を展開しております。
確かに企業の中でコミュニケーションってすごく大切だと思うんですけど、そこのコミュニケーションの誤解があると、なかなか上司に相談に行けなかったりとか、いや実は怒られてるんじゃないかって勘違いをすると、本当に会社の雰囲気ってあんまり良くなくなると思うんですが、そこを正しくコミュニケーションの感情が伝えられると、だいぶ会社の雰囲気が変わりそうですね。
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そうですね。会社の雰囲気が単純に変わってくると、生産性がやっぱり上がるんですね。例えば倫理の何か倫理書を持っていくときに、相手のご機嫌がどうかなということで、あんまり機嫌が良く聞こえていないときには、皆さんそれを時間を待っていくということをしています。
このタイムラグがですね、実は全く必要ないと。本人もしかすると、ただお腹が空いてるだけかもしれないんで、やっぱりそこの部分が感情表現が上手く伝えられると、この人は単純にお腹空いてるだけなんだなと。じゃあ今持って行ってお話しよう。結果的にそこは時間が短縮できますので、作業効率が上がったりとか、コミュニケーションが取りやすい環境というのが出来上がってくるんですね。
これを訓練で、実は皆さん持っているんですけども、出し方がわからないという方が日本人は大半なので、それをですね、私たちの表現訓練で直していきましょうねということをしております。
相当これね、皆さんが社員の方が訓練すると生産性が上がりそうで、会社としてはすごくいい取り組みになるんじゃないかなと思いますね。
こちらの研修、声のコンサルということで検索していただければ見つかるそうですし、このポッドキャストの説明欄にもURLを掲載させていただきたいと思いますので、ぜひそちらからチェックしていただいて申し込んでいただけたらなと思います。
今回は声優事務所の代表取締役、藤田浩二さんにお話を伺いました。藤田さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
11:03

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