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2025-02-18 12:26

847.鶴賀太郎さん(株式会社フリーライフ)

【企業の流れを整え、成長を加速させるコーポレート・ファシリテーションとは?】

今回のゲストは、コーポレート・ファシリテーションを手がける株式会社フリーライフの代表取締役、鶴賀太郎さん。

企業が成長していく中で、組織のエネルギーの流れが滞ることは珍しくありません。ビジネスモデルの整理、人間関係の構築、コミュニケーションの円滑化。これらがスムーズに流れることで、企業は本来の力を発揮できるようになります。鶴賀さんは、まさにこの「流れを整える」専門家として、経営者と共に企業の成長をサポートしています。

例えば、ある出版エージェンシーでは、社長の思いと意図をスタッフに浸透させていきながらビジネスモデルを磨き上げることにより、スタッフの日常業務と内発的動機が整合し自発的行動を促せるようにしたり、フランチャイズ展開を進める企業では、加盟店が増えることによってビジネスの本質がブレないように発信すべきメッセージを言語化する支援を行いました。会社が次のステージへ進むとき、内部のエネルギーの流れをスムーズにすることが、スピード感を持って成長するための鍵になります。

企業に流れるエネルギーには、主に3つの要素があります。

1.ビジネス(ビジネスモデル)の流れ
2.人間関係を含めたコミュニケーションの流れ
3.お金の流れ

コーポレートファシリテーションでは、上記の1.2.の流れを重点的にサポートします。経営者は日々の業務に没頭していると、客観的な視点を持ちづらくなり、変化の必要性に気づきにくいものです。鶴賀さんは、野村證券、外資系広告代理店、インテル、さらにはグアムでの飲食店経営と、多様なキャリアを経験してきたからこそ、物事を俯瞰し、企業の課題を整理する視点を持っています。

また、資本主義社会の中心でキャリアを築いてきた中で、「豊かになっても人々が幸せになっているのか?」という疑問を抱き、ポスト資本主義のあり方を模索し始めたと言います。ティール組織(自主組織)の考え方にも触れながら、企業と経営者が幸せに成長していくためのサポートを行っています。

企業が変わろうとするとき、経営者と社員の間にはどうしてもギャップが生じることがあります。その溝を埋めるために、ワンクッション置く存在として寄り添いながらサポートするのが、コーポレート・ファシリテーションの大きな役割です。

「会社の成長とともに、組織がギクシャクしてきた」
「経営者として社員に思いを伝えたいが、なかなか伝わらない」
「新しいビジネスモデルを作りたいが、どう整理すればいいかわからない」

こんな悩みを持つ経営者の方は、ぜひ鶴賀さんに相談してみてください。コーポレート・ファシリテーションを活用することで、企業の成長を加速させるヒントが得られるかもしれません。興味のある方は、ぜひ気軽にご連絡ください。

【今回のゲスト】
株式会社フリーライフ 代表取締役 鶴賀太郎(つるが・たろう)さん
Web: https://www.freelife-verse.com

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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は株式会社フリーライフ代表取締役の鶴賀太郎さんにお話を伺いたいと思います。
鶴賀さん、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
まずは、どんなことを実施されてらっしゃるのか、会社の概要から教えていただけるでしょうか。
はい、私ども株式会社フリーライフは、コーポレートファシリテーションと呼ばれることを主にやっております。
これ、なかなかね、ちょっと聞き馴染みのない言葉だと思うんですけども、一言で言うとですね、
企業のエネルギーを良くする、エネルギーの流れを良くするお手伝いをしている会社ですね。
そうなんですね。いろんな経営者の方とご相談しながら、会社のお悩みとかそういったところを対応されてらっしゃるということなんですかね。
そうですね。実際にカウンターパートと言いますか、私どもが直接取引させていただくのは一義的には経営者の方が多いです。
そうなんですね。例えば、こういった方でね、こんな企業があって、こういうふうにして改善していただく。
何かもし具体例とか実績なんかあれば教えていただけますか。
いろいろなんですね、形でサポートをさせていただいてるんですけども、例えばある出版エージェンシーに関しては、ちょうど何て言うんでしょうね、
組織としてでき始めてるばかりで、それまでは業務委託、業務委託でやっていたのを、
組織としてチームにしなければいけないというときに、社長があまりにもカリスマだったわけですね。
そうすると、スタッフの方との隔たりが大きくなってしまうということがあったので、そこの間を社長の思いも伝えながら、ビジネスモデル自身も整理する、お手伝いをしたりですね。
あるいはある会社がサービスをフランチャイズ化しようとするときに、それをいかに言語化、整理して発信していくかというようなことを通じて、ビジネスを伸ばしていくとかやってます。
本当に会社の立ち上がりだったり大きくなっていくとき、そういったときにさまざまな課題があるので、そこを一緒に相談しながら解決していくということなんですね。
そうですね。ステージとしては中小企業が経営者と直接お仕事をさせていただくことが多いですね。
最初に会社のエネルギーの流れを良くするというふうにおっしゃったんですが、会社のエネルギーっていうのは具体的にはもう少しイメージしやすいことで言うと、どんなことなんでしょうかね。
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会社のエネルギーというような言葉を使うと、なんかちょっとスピリチュアルっぽいかなというふうに感じになるかもしれないですけども、
私たちが考えている会社のエネルギーは3つあります。
1つはビジネス自体、ビジネスモデルがうまく回ってるかということですね。
逆に言うとそこの滞りというのをボトルネックというような言い方をしたりするかもしれませんが、ビジネスモデルの流れですね。
そして人間関係を含めたコミュニケーションの流れ。
そしてもう1つがお金の流れですね。
こちらは資金繰りとか財務とか。
このビジネスモデルの流れ、人間関係の流れ、そしてお金の流れの3つあるうちの中で、財務とか資金繰りに関しては我々はタッチしないんですけども、前の2つ、ビジネスモデルや人間関係やコミュニケーションに対しての改善、流れを良くするというようなことをしております。
確かに組織が大きくなれば、やっぱり人間関係を含めたコミュニケーションの課題って出てくると思うので、この辺りもやっぱり会社としては解決しなきゃいけないことになりますね。
そうですね。
これ、鶴川さん自体はどうしてこの辺りを特にサポートしたいなというふうに思われた、何かきっかけとかあるんですかね。
ここにたどり着いたまでは、ある意味ちょっとたまたまというようなところがありまして、もともと会社員をやっておりました。
新卒で野村商圏に行った後に、その後、外資系の広告代理店に行って、インチェルに行って、それから10年間グアムでレストランをやってたんですけども、
そこから帰ってきて、自分でビジネスをするときに何ができるかなということで、最初プレゼンテーションとか講座を作るのが得意なので、そういうお手伝いをしていたんですね。
なぜ得意かということを考えてたときに、結局ある程度物事を俯瞰で見られるというのがありまして、これはもしかしたら野村商圏や広告代理店時代にいろいろなビジネスやビジネスモデルを見てきたということもあるかもしれないんですけども、
その結果、入り口としてはセミナーとか講座を作るというところから入っても、結果的に経営者の方のお相談を受けて、もう少しがっつり関わってもらえないかというようなお声掛けをいただく中で、今の形になりました。
やっぱり今までの経験がかなり活かされた、そういった内容として今サポートされていらっしゃることなんですね。
そうですね。なので、このコーポレートファシリテーションということは、やってること自体は一見コンサルとかコーチングに非常に近しいこともやっています。
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ただ、多くのコンサルとかコーチングがゴールに向かってやっていくというのが主な目的になるのに対して、このコーポレートファシリテーションはいかに流れを良くするかと。
結果、当然そのゴールというのは達成するというのは目指していくんですけども、その意図の部分が違うという特徴があります。
そうなんですね。だから、こういったビジネスのビジネスモデルを考えたりとか良くしたりとか、あと人間関係を含めて流れを良くするという、この辺りをすごく力を入れてやってらっしゃるということなんですね。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ鶴賀さんの志についても教えていただけるでしょうか。
僕自身ですね、先ほどお申し上げた通り、証券会社とか広告代理店という、もう資本主義のど真ん中のようなキャリアを歩いてきたんですが、ある時からこのポスト資本主義的な世界というのが非常に興味を持つようになりまして、
やはり今のこの資本主義がものすごい高度に進んでいる中で、豊かにみんななっていると思うんですけども、幸せになっているかというと、なかなかそれは、どんどん例えばシステムとかが洗練されていけば、
世界ほど効率的になって、遊びがなくなって、もうその分人がギューギューとしてしまうというところがあるので、何か違う形はないかなというのをずっと考えていたんですね。
その中で、例えばこの5、6年ぐらいから前からに話題になったティール組織とかあります。
ティール組織というのは自主経営と言いますか、自創するようなものなんですけども、これ一見、組織が自創するとか自立するということばかりが注目されているんですけども、
実はその裏にもう少しこの著者のフレドリック・ラルーさんという方がいらっしゃるんですけども、その方もやはり同じような思いを持っていらして、
もともとマッキン勢にいて、その後、エグゼクティブコーチとしていろいろな方にお話を伺っていく中で、経営者がみんな幸せそうじゃないと。
経営者が幸せそうじゃないと、当然、社員の方も幸せそうじゃないというのがあって、
じゃあそうじゃない会社はどうかっていうのの中で、出てきた、注目した企業というのはそのティール的なものなんですね。
なので、そういう同じような志を持ったような経営者の方と、ちょっと大げさな話をすると、
今の資本主義の次の形の会社の在り方といいますか、そこをそういう思いのある経営者の方と一緒に模索できたらいいなというふうに思っております。
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そうですよね。今どんどんどんどん世の中の変化も激しかったりとかするので、やっぱり組織の在り方っていうのもここで見直さなきゃいけないかなと思うんですが、
やっぱりそれ経営者だけではなかなかどうやってやっていけばいいんだろうという分からない部分もあると思うので、そういったときにいろいろとご相談できるということですかね。
そうですね。やはりビジネスモデルもそうですし、組織もこの強固なものであればあるほど変わりにくいっていうのはありますよね。
そうですね。
ですけど、今この時代ってもう変わらざるを得ないといいますか。そうなったとき、やはりもう良くも悪くも経営者の方ってその世界線にどっぷりはまり込んでしまっているので、なかなかわかりづらいと。
コープレートファシリテーションをするときは非常に具体と抽象を行ったり来たりするっていうことをするんですね。その感覚が経営者自身の方も身につくと、先ほど言ったティール的な組織に移行するにしても非常にヒントになるかなと思うので、そういう思いのある経営者の方と一緒に仕事ができたらいいなというふうに思っております。
しかも経営者の方だと、ある程度その事業がかなりできる方が経営者されていると思うので、社員とかスタッフの方との意識の違いもだんだん広がっていく可能性があるから、そうするとコミュニケーションの問題も大きくなってくるのかもしれないですね。
おっしゃる通りですね。本当そうなんですよね。
その中でもいろいろな経営者の方がいらっしゃいまして、そういうもんだというふうに諦めてしまう方もいらっしゃいますし、あとどんどん思いを伝えていけばなんとかなると思ってけどなかなか伝わらないでという方もいらっしゃいますし、そこに対してワンクッションを置けるような存在になるというような形でサポートさせていただいていることもあります。
そうですね。当事者だと見えにくいところも鶴賀さんが一緒にサポートすることによって組織が回り続けるという、そういった関係性になっていくのかなというふうに思いました。
ぜひ今日のお話を聞いて、一度鶴賀さんと詳しくお話をしてみたいとか、問い合わせしてみたいという方がいらっしゃいましたら、このポッドキャストの説明欄にホームページのURLを掲載させていただきますので、ぜひそこからお問い合わせいただけたらなというふうに思います。
ありがとうございます。本当にすぐお仕事どうこうじゃなくても、そういう思いのある方と話してるだけでも非常に僕もワクワクしてくるので、お気軽にお連絡いただけたら嬉しいです。
はい、ぜひお願いいたします。本日は株式会社フリーラフィー代表取締役の鶴賀太郎さんにお話を伺いました。鶴賀さんどうもありがとうございました。
12:06
ありがとうございました。
声を想いを世界中に届ける。ポエロ本。
12:26

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