00:00
今日は、3年ほど前に、ごくうま簡単ソーメンレシピという、ソーメンのレシピ本をですね、不走者から出したんですが、その時は64のソーメンレシピをね、検証させていただいたんですが、
実はその大元になっているのがですね、僕がもう小学校4年生ぐらいに、実は自由研究でね、ソーメンのレシピを発表して、模造紙に書いてね、壁新聞みたいな感じで発表していました。
なぜかというとですね、僕のルーツはその、ソーメン屋なので、親戚が上田製麺所というのをやっています。だからまあ夏は当然、年中やっぱりソーメン食べてるんですね。
だから非常に飽きると、もう小学校4年生ぐらいでもうソーメン飽きていて、またソーメンみたいな、いう感じだったんですね。夏だともうほんと毎日じゃないですか。
なんでその、自分でソーメンは飽きないような工夫をしていたんですね。ちょっと麺つゆにツナ缶を入れてみたりね、するとめちゃめちゃソーメン美味しかったんですよ。
なんでそういったことをいろいろ組み合わせるようになってですね、新しい食べ方っていうのを自分なりにね、作っていたんですが、大人になってですね、これちゃんと発表しないといけないなというふうに思ってレシピ本を出したんですが、
まあ麺つゆワンパターンで食べていると、まあこれ飽きますよね。ワンパターン地獄に陥ります。なんで脱麺つゆですよ。脱麺つゆ宣言ですね。なんで麺つゆで食べるのはいいんですが、最初ね、そこからちょい足ししていきますよね。
まあ薬味もありますね。みょうが、大葉、生姜。これ薬味三兄弟って私言ってます。これ関西と関東、ざっくり言うとわさびで食べる人、生姜で食べる人って分かれるみたいですよね。僕はそばの場合は絶対わさびですけど、そうめんの場合は生の生姜をすりおろして食べます。
わさびでほとんど食べたことないかも分からないですね。みなさんどうでしょうか。意外とでもわさびでそうめん食べるっていう人多いんですよね。生姜で僕食べてますよって言ったら、生姜でなんか食べたことないですよという方もいらっしゃいます。
なんでね、これ家庭によってそれぞれの食べ方スタイルがあるんで、意外とね、みなさん違うんです。まああとはちょい足ししていくとなるとですね、めんつゆに何を足したらおいしくなるか。これね、まずはやっぱ缶詰ですよ。それもね、さっき言ったツナ缶ももちろんいいですね。ちょっとツナ缶とオリーブオイル入ってますよね。ノンオリのやつもありますけど。
03:16
オリーブオイルちょっと入ってるやつあれいいですね。あれをオイルとツナ缶でちょこっとめんつゆの器に入れつつ、一緒にそうめんをずらっと食べると。そしてサバ缶もいいですよね。これサバ缶はね、あの水煮のやつではなくて、水煮はちょっと味があまりついてないですよね。
それよりもちょっとしっかり味がついてるものがいいですよね。もう100円で売ってますけど、最近だともうサバ缶でもちょっと高級なラインナップのやつが増えてます。僕はね、特に好きなのはあの木の屋石巻水産さんっていうね、ここの缶詰サバ缶ですね。とんでもなくおいしいですね。
そしてあと高木商店さんっていうところね。ここのね、サバ缶もね、かなり割と味がしっかりついた塩のサバ缶っていうのがあって、めちゃめちゃおいしいんですよ。これをね、ちょっとつまみながらそうめんをずるっといくというのは、僕はもう定番のスタイルですね。家では。
で、このサバとそうめんっていうのは実はご縁がありましてね、これ長い歴史がありまして、焼きサバそうめんなんていうのが、実は古い時代からのレシピとして、これは滋賀県に残ってるんですね。これも戦国の武将、豊臣秀吉が愛したって言われてるサバそうめんっていうのもありますね。残ってます。
そのサバそうめんを出すお茶屋さんとかね、が実際にこれあります。滋賀県に行くとね。で、これはもともと滋賀県の農家ではですね、昔から焼きサバを持って突入で行くと、突いた先に焼きサバを持って行って、嫁入りするというような風習が残っているそうです。
なぜかというとですね、農家の方、野良仕事でこれ忙しいんですよ。そうするとお客さんがパッてきた時に、おもてなしの一品がすぐ出せない。でもこのサバを煮込んでですね、焼きサバをもうこう作っておくと、さっと出せる。
そしてそうめんはね、すぐさっと茹でられますから、それとそうめんと一緒に焼きサバを上にどんと乗せてですね、焼きサバそうめんっていうのを出す。焼きサバをつまみながらね、ちょっと一杯飲んだりしながら、そしてそうめんもつまんでいくと。
これ、めんつゆがないね。煮汁で食べるんですよね。これは本当においしいですね。ですから焼きサバとそうめんっていうのは非常に相性がいい。そしてもう一つ缶詰でですね、缶詰っていう缶詰のシリーズがたくさんあるんですけど、マテチャドリのオリーブオイル漬けっていうのがあるんですよ。
06:26
もう聞くからにおいしそうでしょ。マテチャドリのオリーブオイル漬け。これもね、オリーブオイルにしっかり使っていて味がしっかりしているブラジルの鳥ですよね。マテチャ。で、マテチャをこう食べてるね、飲んでる。肥料にして食べてる鳥なんでしょうね。
これもね、この鳥がしっかり煮込まれててオリーブオイルに使っていてですね、ほろほろなんですよ。もうこの鳥自体がね。でもそのオリーブオイルと実はそうめんってすごく合うんですね。で、ちょこっとだけめんつゆ入れたらさらにいいと思うんですが、これでずるずるっと。全然ね、油っぽくないです。
エクストラバージンオイルの味がついたオリーブオイルなんでとんでもなくおいしいんです。マテチャドリのオリーブオイル漬けでございます。
そして、去年テレビでいろいろコロナ禍でしたけどね、テレビに出させていただいたときに作ったそうめんというのがあってですね、キムタクそうめんと私は名付けております。
キムタク、キムチたくあんの略でございまして、キムタクそうめん。これ中身は何かと言いますとですね、納豆、わさび、めんつゆ。そこにキムチ、たくあんを細かく刻んだもの。
それでちょっと生姜なんかも入れてもいいと思うんですが、これキムタクそうめんと言います。なぜか、あのキムタクさんが、木村拓哉さんがなんと、宮そうめんが非常にお好きだということで、去年の夏にですね、インスタグラムで、インスタでそうめんの投稿されてたんですよね。
そうめんうめー、ひょー、いくらでも食べれる、ずるずるみたいな。そこでその納豆とわさびとめんつゆというそうめんを食べられてたんですが、せっかくだからね、そこに僕はキムチとたくあん、発酵系ですよね。
納豆とキムチとたくあん、これ発酵系のものって相性いいですから。それを刻んで入れて、ちょっと混ぜて、ずるずるずるっともうどんぶるにぶっかけて一気に食べると。
よくお寿司屋さんで、最後に締めで、ねばねばもののね、ねばねばの、なんていうんですか、納豆とかいろんなものが入ったマグロとか、それをブチュクチュッとかき混ぜて、のりでまいて食べる。そういう締めメニューってありますよね。
09:22
お寿司屋さん行ったら食べたことないでしょうか。それのそうめんバージョンみたいなもので、ねばねば系は非常に締めにいいでしょうね。ぜひ、キムタクそうめんでございます。
あとはですね、最近スーパーに行くとよく見かけます。サンバイズであえてあるメカブ。これ結構あるんですよ。最近見ますね。もうパックで売ってるんです。
これね、もうメカブサンバイズで味がついてますから、ここにそうめんかけるだけで一緒にずるずるずるっとすすれる。メカブサンバイズ、これめちゃめちゃありますね。
そして、これもテレビでよく作って紹介させていただくんですが、昔の文献なんかを調べておりますと、室町時代とか江戸時代のどういう風にそうめんを食べていたかという、そういった資料が残っていたり、言い伝えとしてあったりします。
その中で僕は室町時代にどういう風に食べていたかと、室町時代はまだ醤油がない文化でした。醤油は江戸時代の元禄の頃から作られたと言われてますが、じゃあ室町時代どうやって食べていたかというとですね、お酢とからし。
そこに味噌とか梅肉とかにんにくなんかを混ぜてですね、そこにくるみを砕いてトッピングでかけてですね、そうめんを食べていたというような言い伝えのレシピがあります。
これね、食べて実際作ってみて食べました。これテレビでも作ってタネットさんとかに召し上がっていただいたら大好評だったんですが、ちょっと冷やし中華のからしごまだれみたいな、そういう味なんでしょうね。
僕はひょっとしたらこのもともとそうめんの食べ方としてあったこのお酢とからしのタレっていうのがそれをね、冷やし中華がパクったんじゃないかなと、実は密かに思っているんですけどね。
僕はこれ室町風そうめんと言っておりますが、これもね、市販の売っているごまドレッシングとかそこにごまドレッシングにからし、お酢、そしてにんにく、わさび、ごめんなさいわさびは入れないですね、にんにく入れる、梅肉です。
12:13
そしてそれをもう混ぜて、そしてもうそうめんに茹でたそうめんにかけるだけでいいと思います。ちょっとサラダっぽい感覚かもわからないですよね。これはぜひお試しください。
そしてそうめんってね、茹で余りの問題があります。たくさん買ってね、乾麺のまま残るっていう場合もありますけど、茹ですぎちゃってちょっと残っちゃったなっていう場合どうしようかな。
それはですね、もう次の日にお好み焼きとして使ってください。そうめんお好み焼き。お好み焼きもね、簡単です。小麦粉を入れて卵を溶いて、そして冷凍で水で戻すだけで使える海鮮の具が売ってますよね。冷凍の。
あれめちゃめちゃシーフード、冷凍のシーフードのやつですよ。あれ水で戻すだけでそのお好み焼きの粉に入れて混ぜてもらって、小麦粉はちょっと少なめにしてもらってね、余ったそうめんをフライパンに敷き詰めて広げてですね、丸くして。
両面を焼くと。そしたらこう出来上がって切った時にね、その断面がやっぱそうめんですから、ちょっと食べた時の食感とか違います。ね、それガッと切ってみたら、うわぁそうめん入ってるって言ってね、子供も喜ぶんじゃないでしょうか。
これまあそうめんもとも小麦粉ですから、これはもう当然お好み焼きと相性いいですし、ちょっと感触が変わっていい。そしてそうめんの余り問題が解決します。
まああとはおつまみで、酒のつまみにいいのはね、僕その余ったそうめんね、それ野菜と一緒にかき揚げしてもらったらいいですね。玉ねぎとかね、ちょっと葉物とかとね、一緒に人参とかね、かき揚げ、野菜かき揚げをしてもらって、それそうめんを一緒に揚げる。
これね、パリッとしてね、ちょっと酒のつまみとして、夕飯にも合うんじゃないでしょうかね。ちょっとコロリアンさんっぽい雰囲気が出ると思いますよ。
はい、そんな感じでいろいろぜひともそうめんの新しいレシピをね、もう余りもんとかでいろいろね、やってください。冷蔵庫に余っているものでチャンプルーとかね、してもらってもいいでしょうし、どんどんそうめん食べていただきたいなと、年中そうめん食べていただきたいなと思っております。
15:14
今日はそうめんの新レシピでございました。