1. 志賀十五の壺【10分言語学】
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2020-05-10 07:56

#79 数と数字のふしぎ3「英語編」 from Radiotalk

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#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育
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始まりました、志賀十五の壺。
今回のトークテーマは、前回、前々回と続き、数字のふしぎ、英語編ということでお話ししたいと思います。
もしですね、前々回、前回のトーク、お聞きになっていらっしゃらない方がいらっしゃったら、ぜひそちらも聞いてみてください。
このトーク聞いた後で構いませんのでね、そっちも興味深い話をしているので、ぜひお願いします。
で、今日は、英語の数字の話なんですけど、
まあでもこれ、結構知っている人も多いと思うんでね、
だからまあ、そんなこと知っているよお前って思う方もいらっしゃると思いますけど、
まあそこは生温かい目で、目で見ながらというか耳で聞きながらお願いします。
まあ最初、数字というか月の名前からいきますと、
まあこれもご存知の方多いと思うんですけどね、
まあジャニュアリーから始まって、1月から6月までは、
まあローマ神話とかそういう神話の神様から付けられているんですよ、月の名前ってね。
なので、1,2,3,4,5,6月までは神様の名前。
で、7月と8月は、実際の人名から取られているんですよね。
で、7月はジュライですけど、まあこれは皆さんご存知、シーザーというかカエサルですね。
で、カエサルの名前、ユリウスカエサルから来ています。
ユリウスのファーストネームから取ってジュライになっていると。
で、8月も同様にですね、オーガストっていうのはアウグスティスから来ています。
で、彼も有名で、初代ローマ皇帝として名を馳せた人物で、
世界史とかね、やったことある方でしたら、カエサルもアウグスティスもかなり有名なのでご存知だと思います。
まあすごいですよね、この何千年も前の人物が、よし、自分の名前月にしようって言って。
それが遠く離れたこの東の端っこの国では使われてないわ。
使われてないけど、7月8月って言っちゃってるから。
アメリカとかそういう新大陸でも未だ使われてるっていうね。
すげーな、こんな長く続くなんてね。
花高々でしょうね、あの世で。
で、7月と8月はそういうふうに人名由来なんですよね。
で、こっからが面白いとこでですね。
9、10、11、12は意味としては7、8、9、10なんですよ。
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2個ずれちゃってるっていうね。
なんで2個ずれたかというとお察しの通りですね。
さっきのカエサルとアウグスティスが自分の名前つけちゃったから、2個分ずれて押し出されて、
9月が7月、10月が8月の名前っていうふうに1個ずつずれてしまったと。
そこまでして自分の名前つけるのかみたいなことですけど、そういうことらしいです。
もともと1年は10ヶ月っていうカレンダー使ってたみたいなんですけど、いずれにせよですね。
9、10、11、12月は由来としては7、8、9、10になってると。
例えば9月はセプテンバーですけど、このセプテンはなんとなくお察しがつく通りセブンと一緒ですね、語源が。
あと10月のオクトバーのこのオクトは足が8本あるタコ、オクトパスとか、
あとは音楽でオクターブ違うっていうのは音が8つ違うっていうことなので語源としては一緒とか。
これね、いつもね、ノーベンバーはあんまないんですよ。あんま面白い話が思いつかないんですけど、
ディセンバーは例えば10年のことをディケイドって言いますよね、英語で。あれと一緒ですね。
実施競技のことをデカスロンって言ったり、あとはこれもご存知の方いらっしゃると思いますけど、
ボッカチオの作品のデカメロンのデカっていうのもあれと10日物語みたいなことなので、やっぱ10っていうことで。
いろいろ関係してる単語は散らばってるんですよね。
今デカスロンって言いましたけど、実施競技はデカスロンで、3つやるのはトライアスロンですよね。
泳いで走って自転車乗るやつ。逆か。泳いで自転車乗って走るのかな。
ありますよね。あれトライアスロンって言いますけど、当然このトライっていうのは3と語源が一緒で、
トライアングルとかと一緒ですよね。
今申し上げた通りですね。
この英語の月の名前は、今回詳しくお話してませんけど、1月から6月までは神話の神様の名前で、
7、8は偉い人が付けちゃって、9から12月は7、8、9、10だったのがずれちゃったと。
このことはですね、いろんな身の回りの単語を見てみるとわかるということなんですね。
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というわけで、前々回、前回、今回と3回にわたって、数とか数字に関する不思議な話をいたしました。
何か言い残したことないかな。
初回というか前々回お話ししたので、世界の言語を見ますと、五神法とか十神法とか十二神法、あるいは六神法っていうね、
だいたいこういうのがポピュラーなんですけど、パプアニューミニアの言語に六神法っていうのを使っている言語があるんですよ。
これは不思議ですよね。だから6行くと7は6たす1みたいな考えなんですよ。
だから我々が100っていうのがキリがいいように、100って10かけ10ですけど、6かけ6の36っていうのがキリのいい数字みたいな感覚があるらしいんですよね。
これは我々ちょっとイメージしづらいですよね。
そういうことで、こういう数の数え方って、我々十神法に慣れちゃってるから、あるいは人によっては二神法の方が慣れてるかもしれないですけど、
それがいいと思ってますけど、もしかしたらもっと我々の考えというか体というか感覚に合った数の数え方っていうのもあるかもしれませんよね。
ゼロの発見みたいにそういう画期的なものがまだあるのかもしれないということで、ちょっとワクワクした気持ちを残しつつ終わりにしたいと思います。
よろしかったら番組クリップお願いします。ではまた次回。ごきげんよう。
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