1月7日収録回の3回目
前回の最後にナズグルさんが本の話をチラッと出されてたのでその話を
三体という小説を全部読みました!ってことで…
収録日:1月7日
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サマリー
ポッドキャストでは、SF小説『三体』の詳細が語られ、特にその物語の深さや影響について触れられています。また、オーディブルを通じての読書体験や、他のSF作品に関する考察も行われています。さらに、SF小説『三体』や『マルドゥック・ベルシティ』についての感想が述べられ、読後の感情や作品の魅力が深く掘り下げられています。文学作品の読後感や読者の経験も共有され、現代社会における読書の重要性について考察されています。
『三体』の全貌
はい、ありがとうございます。 1月7日収録の回の3回目でございます。
で、一応トピックも今手元に準備はしてますけど、どうしましょうか。
>ナズグルさん、本の話を。 あっそうだ。
はいはいはい。 三体読みました。
三体全部? 三体全部読みました。 全部?すごーい。
三体? 知ってますか?あ、しゅらさんご存知なんで。
SF小説で。 あの三体陣? 三体陣のやつ? あーはいはい。 ネットフリーで映像化もされてちょっと話題になったんですけど、
あれを年末年始で全部読みました。 えーすごいね。
あんまりちゃんと把握してないぐらい長いと思ってるんですけど、 1、2、3ぐらいですか?
1部、2部、3部で、年末年始に読んだのが全部で2200ページぐらいですね。
うおーすげーなー。 小説なんで。
で、完結なんですか?3部で完結? 3部で完結です。
そっかー。 めちゃくちゃ面白いんですけど。
あーほんとですか。僕はあんまり得意じゃなかったんだよな。 あの、オーディブル?
オーディブル大変だね。 オーディブルで1ヶ月間お試しの時に、
1部だけ全部聞きました。 あー、1部、あー、みなごのとこで終わる。
うんうん。だからあんまり得意じゃないなー、この小説みたいな感じで終わりました。 僕の中では。で、2部に行く元気がなかったです。
まあ期間もなかったんだけど。
なんだかんだ円玉製が一番高いのは2部だったんで。 あーそうなんだ。
できれば2部まで。1部はやっぱり序章みたいな感じだったんですよね。 あーそうなんだ。
ここから物語から。600ページ読ませてここから物語が始まるってなんだよと思ったんですけど。
今年の初夏ぐらいに買ってあって、1部というか1冊目は。
全部で5冊あって、それぞれ600ページ近くあるんですけど。
少し読んでたんですけど、中止まってて。12月の頭から少しずつ読んでたんですよね。
1巻の半分ぐらい読んでたんですけど、年末年始入ったタイミングで一気に。
一度こそ初日の電車移動のときに結構読んじゃったよね。
ちょっとさっき話の中では出せなかったですけど、30日に大阪に行ったんですよね。
また未知の完全人間ランド界隈の大阪系ですね。
そうかそうか。テレ会。
オフ会を開いた会場の大塚さんやってるフガールさんと、みんなでカレー食って喋ってるみたいな感じで。
在来線で行ったんで、往復の電車移動の時間が6時間ぐらいあったんですよね。
ちょうど2巻が上下巻に分かれてるんですけど、
その2巻の上巻をちょうどその1機会でほぼ読み切ってしまって。
それが30日で、1日1冊のペースで年末年始。
すべて3体。すべてじゃないですけど、3体にほぼ費やしたような感じですね。
オーディブルの体験
すげえ。
おもろかったです。
おもろかった。
おもろかったんですけど、危険だなって思いましたね、ああいう本は。
危険。ハマっちゃうかな。
ハマっちゃうし、やめどきがないんで。普通に日常生活が破壊されますね。
そうですよね。
3巻の上は、夜10時に読み始めて朝7時まで読むみたいな。
うーん……。
積み鉄して読むみたいな、よくでもわからないわけでしょ。
すんや3時に飯を食うみたいな、一番やってはいけないこと。
1日しかできない。
おー、すげえな。
おもしろい。
1部を読んでというか、僕はオディブルだったせいもあんのかな。
とりあえずそういう感想だった人間が2部3部読んだら、その感想が覆える可能性はあると思いますか。
2部がね、3部はちょっと別問と言うとあれですけど、1部と2部でひとつワンセットって感じがしますね。
ああ、そうなんだ。
3体と人間の戦いみたいな観点から言うと、1部2部でひとつの、ある程度の決着を見るんですけど。
3部はね、そこからまたちょっと風呂敷というか、規模がとんでもないことになるんで。
空間的にも時間的にも規模がとんでもないことになる。かなりハードコアなSFですね。
でも、3部をいきなり出されたら、たぶん一般の人は絶対読めないと思います。
SFの中でも、古典的と言ってもいいぐらい王道なスペースなものなんで。
なるほど。
だけど、1部2部でいろんな経緯を経て、あの世界の歴史とか何があったかをわかっていて、
そして前提条件みたいなのが揃った状態で3部読むと、たぶん一般の人でもある程度読めるんだろうな。
他のSF作品について
一般の人ってあんまりSFとかなじみがない人でも読めちゃうんだよなーっていうのは思いましたね。
なるほど。
3部はいいですよ。
そっか、なんか聞いてるとやっぱ読みたくなってきちゃうな。
邪魔ですよ。
オーディブルがまた無料期間を復活してくれたら聞こうかな。
できれば2部、最初の2部までは。
2部はあんまりSFとかは読まないんですか?
SFとかでSFは。
SFはでも好きですけどね。
小説とかでは読まないとね。映像作品とか。
結構オールドで言うとスターウォーズとかがある。
あーそうですね。スターウォーズとか、マトリックスSFとか。
マトリックスもSFですよね。
SFは何がSFかっていうのは結構むずいですもんね。
ねー。僕SFってスペースファンタジーの略だって思ってた人なんで。
それも一つ真なんですよ。
ネットで検索したらそれでヒットするんですよ。スペースファンタジーでも。
サイエンティックフィクションを追い込んでる人が一定いるってことですよね。
サイエンティックフィクションと言う人もいれば、サイファイフィクションと言う人もいると思うんで。
司会?
サイファイフィクション、確か。
あー、はいはい。サイファイ中の。
高度な科学技術とかをテーマにした作品みたいなことでまとめる人もいる。
好きにしろや!って思いますわ。
ちょっと話が延びちゃうんですけど、実は去年もう一つSFの大作っていうか話題作を読んでて、
これももう出て5年ぐらいになるんですけど、プロジェクトヘイルメアリー。
いやー、初めて聞きました。
これもめちゃくちゃ面白かったんですよ。
プロジェクトヘイル?
ヘイルメアリー。
ヘイルってどういう意味ですかね。
ヘイルはあんまりよくないですけど、何々バンザイみたいな意味ですよね。
ヘイル、ヒトラーのヘイル、ハイルみたいな。
言わないようにしたのに言ってくれてありがとうございます。
あー、ごめんなさい。
石を蹴ってくれてありがとうございます。
いやいや、言わないようにするのもまたちょっと微妙な気がするんですけど。
言っていいんだっけってなっちゃった。
いいんですよ。
その作品の中の作戦なんですよね。
これがタイトルになってます。あれもめちゃくちゃよかったですね。
上下巻で、まだ文庫終わってないので、ハードカバーしかないですけど。
まあちょっとあんまり長くなってもらえないので、この辺にしておきますけど。
本のいいとこって、映像化とか漫画化とかしちゃうと結構いろんなとこにネタバレが出てくるんですよね。
ネット徘徊して。
言い上がってこの野郎とか、結構革新的なシーンが。
このシーンが最高でしたみたいな感じで、急にツイッターとかYouTubeに上がってきて。
なるほど。
まだ見てなかったってなることが多いんですけど。
本部とかそういうのがなくて。
しかも本読む人ってネタバレだってわかってるようなことは、ちゃんとゾーニングしているような感じがしてて。
ネタバレ的なとこでは存分に語るけど、そうじゃないとこではわかる人にはわかるみたいな感じで匂わせでやってるのがあるなと思ってて。
プロジェクトヘイルメアリーも3体も、物語の革新の部分なんかは、先知っちゃうと台無しになっちゃうような感じなんですけど。
その辺を全く前情報なしで読めるのっていいなと思いました。
これが面白いんだと。
なるほど。プロジェクトヘイルメアリー。
ちょっと後でメモしておきます。
というわけで年末年始はそれに費やした結果、生活が崩壊したっていう。
休み期間中に読み終えたってことですよね。
そうですね。読み終えないとまずいことになるってのは2年前に思い知ってたんで。
2年前になんかやらかしたんですか。
年末年始は、なんか溜めてた本を読むみたいな習慣があって。
去年はそれと同じで、一昨年は年末年始で読んだ本が面白すぎて、
別に短くしますけど、マルドックアノニマスっていうものを読んだんですけど。
え?マルドック?
マルドックアノニマス。
アノニマスっていう本を読んだんです。
あ、間違えた間違えた。マルドックベロシティだ。
ベロシティ?全然違いますね。
もともとあったのは三部作の上中下巻のマルドックスクランブルっていうのがあって、
その前日読のベロシティってやつがあったんですよね。
僕はスクランブルはもう大学生のときに読んでたんですけど、
前日読は読んでなかったんですよ。
スクランブルの続編も出てることは知ってたんですけど、
それってまあいいや、ぐらい感じで思ってたんですけど、
年末年始だけちょっと、本久しぶりに読もうかなと思って、
ベロシティに手を出したのが運の月で、
前日読も読んで面白すぎたもんで、スクランブルも読み直して、
そのあと続編のアノニマスも全部買って読んでしまってみたいな感じで、
結果、1月1日から読み始めたね、確か。
1月15日ぐらいまで生活が崩壊したんですよ。
そんなに。
やばかったです。あのときも2週間で15冊ぐらい読んだんですよ。
うわー。
すごいなー。
やっぱりね、面白いもんって危険だなって思いましたね。
いやー、でもやっぱ読書筋力がもともとあるんだなーっていうのが僕の印象ですね。
ないと思います。面白いもんじゃないと読めなくなってるのがやばいなって思ってます。
いやー、面白くてもやっぱ、
最近のすごい体感なんですけど、面白いなと思いながら読んでても、
小があるじゃないですか。
小の中でもさらにちっちゃいのに分かれてたりしますけど、
それが区切りがついたら、もう一旦止まっちゃうんですよね。
なんか他のことやりたくなっちゃって、
で、結局、また次の読むタイミングまで読まないみたいになっちゃうことがすごく増えました。
老眼になってから特に。
ほんとにね、読書筋力プラス老眼があるから、なかなか読めない。
そうね、どこで止めるかってのは確かにね、すごいな。
なんか面白すぎるもんだと、なんか章が終わって、
ちょっと次の章、どんなことが書いてあるかな、ぐらいのを覗こうと思って読み始めたのが運の月みたいな。
なるほど。
作品の感想と影響
えー、そうなんだ。
3体はいいぞっていう話でした。
でも今の感じで言うと、3体よりもその、何ドゥック?
マルドゥックスクランブルはね、結構なんか、ナノベ寄りな感じなんで、どっちかっていうと。
さっきの方は産方藤さんって、天地名札が結構いってた。
天地名札は江戸時代の専門学者でしたよね。
僕読んでないんですけど、映像家とかもされてたんですけど。
もともとはSFとかも書く人だったんで、
ライトノベルに近いような感じなんですけど。
でも、人生で読む中で一番嫌な気分になる作品でしたね。マルドゥック・ベルシティ。
え、嫌な気分になるのか。だけど気になっちゃうみたいな感じ?
読んじゃった。
へー。
そっかー。
新年からそういうものを読んで。
全部読み終わった後も、満足感より嫌な気分のほうが上回るみたいな。
正直言うと、結末が悲劇ってことはわかってるんですよね。
さっきの前日語なんで、その後の最初に出た方のシリーズで、
その前にかなり悲惨なことがあったよってことは語られてはいるんですけど、
わかっていてもこんな気分にさせるのかよっていうのは本当に恐ろしいなって。
そうなんだ。そっかー。
だからこれ以上やると、時間がいくらあっても止まらない。
なるほど。
たしかに今、しゅうさんにとって、本の辞め時みたいなのって結構あれなんですよね。
本って映像と違っていつでも辞められるんで。
ポッドキャストでも結構同じこと悩むんですよね。
いつでも止めれちゃうじゃないですか、ポッドキャストって。
特に流行りとかしてるときだったりすると。
でもなんかちょっとキリがいいとこまで聞いて止めたいじゃないですか。
できるとき聞きたいですけど、
何個の合間のときに切ったりすると、ちょっとここで切るかみたいな感じになっちゃうんで。
特に長いコンテンツとか、どこで切るかってのは、いつも悩みますね。
そっかー。あんまそこまで考えてないかもな。
ポッドキャストは特にもうぶつ切りで切っちゃって、
次聞き始めるときにちょっと巻き戻せばいいかぐらいな。
そうなりますよね。
面白いやつだとわざわざなんか回り道したりもして。
あーなるほど。
確かになー。
僕ちょっとさっきの本の話で、
他の番組でも一回ポッドキャストで言ったことあるんですけど、
高校生のときかな、
親戚のおじさん家にちょっと2週間ぐらい滞在しつつ、
予備校みたいなとこで美大の勉強するみたいな期間があって、
そのときにシドニー・シェルダンっていう人の書いた、
ゲームの達人っていう本がめちゃくちゃ売れてて、
これは売れてる本だよーって言って紹介されて、
貸してもらったから読んだんですよね、寄る暇だったし。
まあ確かにずっと引き込まれて、先が気になるから読むんですけど、
全部読み終わった挙句、僕の感想としては、
中身のねえ本読まされたーって思ったんですよ。
僕の感覚としては。
でもわかりますね。
わかります?
その感覚わかります。
出来はいいけど何も残らないものって感じ。
もう全然なんか、裏切りと資本主義的なところと、
ゲームの達人っていうのがそういう、
成り上がるためのゲームが上手い人が、
世代を超えて、
のし上がっていくというか、人に裏切られてそれを恨みを復習しつつみたいな、
そういうのをやっていくから、最後もハッピーエンドではなかった気がするし、
何が言いたいんだこの人はみたいな、
少なくとも当時の僕はそんな感想を。
なのに気になったから読んでしまったーみたいな感覚でした。
その感覚はめっちゃわかりますわ。
わかります?
読ませる力だけが強くて、
他のパラメーターが全部弱いみたいな感じがする。
いやーだから、
いやーわかんない。
めちゃくちゃ本当に売れた本なんで、
ちょっと僕の読解力がなさすぎるだけかもしれないですけど、
なんかそれをちょっと思い出して。
売れるもので、やっぱりなんか、
特に今回サンタ言うのって思いましたけど、
売れるものって、ちゃんと最後まで引っ張っていってくれないとダメなんだなって思いましたね。
そこの力が欠けてると、
やっぱり特にこの現代社会では、
なかなか売れるってとこまでいかないよねって思いました。
やっぱり特に働き始めてから、
ちょっと古典的な作品が読めなくなったのはそれなんだろうなって。
読書と現代社会
あーなるほど。
互通筆記とか読めないですもんね。
読めないというか、
読み切れる体力が、
体力っていうか、
読み切れる環境じゃないなって思いますね。
引っ張ってくれないみたいな感じですか。
要は時間と読む機会さえあれば多分読めるんですけど、
はい。
なんかその、
おもろいんですよ。
ただなんか最後まで引っ張っててくれるかって言うとそうじゃないよなっていう。
読みに行かないといけない。
あー面白い。
カフカンとかも、
カフカンの審判とかもだいぶ苦労して読みましたけど。
えー。
そっかー。
でもその辺はやっぱり、
今の現代社会だと、
読ませる力、
イコール売れる力みたいな感じで、
それを生み出すんだろうなって。
ね。
村上春樹さんはすごいよって思いますけど、いつも。
村上春樹さん?
読ませる力はすごいなって思いますね。
そっかー。
あんまり読んだことが。
一回も読んだことないな。
あ、一回も。
一回もはすごいな。
うん、村上春樹さんはいない、一回も。
なるほど。
うーん。
小説自体あんまり読まないなー。
うーん。
そうですか。
うーん。
僕は逆で小説。
まあでも、昔は読んでたかと言うか。
うーん。
いわゆるどっちかって小説しかほぼ読まないみたいな感じなんで。
ほうほうほうほうほう。
これで積んでた本がちょっと解消できたかなと思ったんですけど、
不思議なもんで増えるな、また増えてるな、年末年始、なんでだろうな。
解消されるはずが増えているっていう。
なんか本で、本の話が出たんで、なんか最近俺が書いたいと思っている本があって、
書いたいと思っている本っていうかタイトルではないんですけど、
なんか本屋さんで、あの、全く役に立たない本を見つけたいなと思ったんですよ。
めっちゃ面白そうなんですけど、役に立たないの?
役に立つ?
言っちゃってますね。
ちょっとオーバーしちゃった。
その話、次に引っ張りません?
引きとしては、役に立たない本。
そうしますか、そうしましょうか。
うまい、全然発想になかった。
じゃあ、全く役に立たない本は、次回をこうご期待っていうことで。
今週はこの辺で。
しゅらさんが語る、全く役に立たない本とは一体何なのかっていうことで。
次回をお楽しみに。
これが聞かせるかなってやつ。
どうかな。
失礼しまーす。
おやすみなさーす。
おやすみなさーす。
22:52
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