多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所、この番組は株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
こんにちは、パーソナリティの田村陽太です。配信第122回目となりました、本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの高木悠さんです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
高木さん、高木さんの会社の上進パートナーズさんのメルマガを公読させていただいているんですが、
高木さん、今年結構デカいチャレンジをされるかなって拝見させてもらってるんですけれども、なんと2023年に2冊目の書籍を出版されるってことですよね。
そうなんですよ。よく知ってますね。 ありがとうございます。高木さんのファンなんで、いつでもニュースは見てます。
2冊目の書籍っていうのはどんな内容のことを出版される予定なんですか?
これはね、小規模にフランチャイズ展開する方法に特化した書籍なんですよね。
だからフランチャイズの本ってすごくたくさんあるんですよ。フランチャイズ展開をしていくための本。
だけどほとんどの本はスピーディーに多店舗展開を実現するためのツールとしてフランチャイズシステムを捉えてるんですよね。
だから100店舗超とか1000店舗超をいかに早く実現するかみたいな考え方なんですよ。
だけどそれって結構大変なんですよね。そもそも実践できる会社が限られてるし、
やろうと思ったらそこそこの仕組みも作らなきゃいけないし、投資もしなきゃいけないじゃないですか。
だから中小企業がなかなか採用できる戦略ではないんですよ。
だから選ばれた中小企業の選択肢みたいな感じですかね。
それってフランチャイズシステムの有効性を確信してる私としてはすごいもったいないなと思ってるんですね。
別にフランチャイズシステムって100店舗をやらなきゃいけない理由ってないんですよ。
だからもっともっとフランチャイズシステムを活用していってほしいなと思ってるんですよね、中小企業に。
高木さんがよくスマートフランチャイズっていうのをご提唱されてますけど、そういう意味でも小規模に1店舗2店舗側でもFCができるっていうのは中小企業にとっては嬉しいことですよね。
そう。だからそういった視点で書かれた本とかっていうのが今まで多分私が知る限りないんですよね。
そうなんですね。
だから多くの中小企業が実践できるように、フランチャイズシステムを小規模に活用していくっていうところに特化している点が多分すごく特徴で、これでないと思いますよ、他にも。
画期的というかフランチャイズ業界の新しい展開というか、高木さんが第一線を走っていくみたいな感じの書籍になりますね。
はい。
中小企業の経営者が3店舗直営でやってると、働き手のマネジメントでちょっと限界感じてきたとか、そういうふうに悩んでる社長もいるわけですよ。
はい。
3店舗ビジネスって、店舗の投資が最基礎に出るから、店舗を増やしていくとどんどん借金が増えていって、しんどいんですよね、とか悩んでる社長もいるわけですよ。
それだってフランチャイズシステムをうまく活用したら、解決できる課題なんですよね。
僕らはそんな感じで、多くの中小企業がフランチャイズシステムを活用して、理念を共有できる仲間と一緒に経営していくとか、中小企業が抱えてる課題を少しでも解消するみたいな、そんなツールとしてフランチャイズシステムを提案していく。
もうあれですよね、1冊目がのれんわけビジネスの教科書ということで、のれんわけに特化した教科書でしたけど、2冊目はフランチャイズということで、高木さんの会社ののれんわけとフランチャイズのどちらもノウハウがビシッと詰まったものが出されるっていう感じですね。
そうそう、だからね、今回の小規模フランチャイズの中に実はのれんわけも含まれてるんですよ。
あ、そうなんですか。
そう、小規模フランチャイズで要は加盟者と想定してる人が3パターンあるんですよ。
おー、はいはい。
で、1つはだから社員ですよね。
はい。
一生懸命頑張ってくれた社員がこの店やりたいって言ったら、別に店舗拡大しなくたってやらしてあげればいいじゃんっていうのがのれんわけシステムなわけじゃないですか。
あー、そうですね。
でもそれ以外にもね、あるんですよ。僕の経験則だと2パターン。
ほうほうほう。
で、1つ目がさっきお話ししたお店のファンですよね。
本当にその店の常連で、いやーもう好きすぎるから自分でもやりたいみたいな人。
はいはい。
そんな人に経営してもらえたら最高じゃないですか。
いやー、そうですね。
そうでしょ。
はい。
で、あともう1パターンがあって、これはね経営者のファンっていうのがいいんですよ。
ほう、はいはい。
経営者がブログ書いてるとか、SNSで情報を発信してるとか、そういう系で、その人の経営的な考え方とかを見てて、
すごい共感したとか、その人の理念とかを聞いて、その人がやることを一緒にやりたいみたいな人。で、一緒に仕事したいですと。
これは最高じゃないですか。
最高ですね。まさにその高木さんがヤードさんの仮名を決めたっていうのもそうですよね。
そうそう。だからそれも、これは結局大規模なフランチャイズ目指しててもね、できるんですけど、
まあ大規模に展開しようと思ったら、やっぱり難しいのはたくさん集めなきゃいけないじゃないですか。
ああ、そうですね。
どうしてもそういうね、経営者のファンとかお店のファンだけで拡大していくっていうのは、やっぱり限られた人しかできないでしょと。
ああ。
できなくはないんですよ。でもできる人が限られてる。
だからそれを誰でもできるような形にするって言ったら、やっぱり拡大を前提としないで、本当にね、この人だったらやらせてもいいみたいな人が現れたらできるとかね。
ああ。
そういう人がやりたいって言われたらフランチャイズできるような、やっぱり考え方でフランチャイズシステムを使っていきませんかみたいな考え方なんですよ。
ああ。
いや、いいですね。そのフランチャイズ仮名をしたいっていうところにも、自分たちの社員だけじゃなくて、
いろんな関わってきてくれてるお客さんっていうのが対象になってくる。自分たちの事業の拡大の延長上にさらにフランチャイズっていう手段を使って拡大できるっていう。
すごい一石二鳥というか、どんどんどんどん自分たちの事業を拡大できるっていう意味でもFCってすごいいいのかなって思いますね。
そうで、それがね、やりやすい環境に今なってきてるんですよね。
ああ、はい。
昔は結局、仮名したいですっていう人を集める方法がどうしてもお金かかったわけですよ。
ああ、はいはい。
広告打たなきゃいけないかったわけですよね。
はい。
だけど今ってさ、すごい簡単に情報発信できて、一人や二人理念をね、思いを共有した人を生み出すっていうのは、頑張れば誰だってできる時代になってるじゃないですか。
ああ、そうですね。
可能性はゼロじゃないですよね。
はい。
だから前よりもそこのハードルがすごく下がってるわけですよ。
おお。
お金をかけずにできますよね。手間はかかりますけど。
そうですね。
そう、だからそういったところを、これが大変なんですけどね。
うん。
本にもね、そこの大変さはしつこいくらい書いてるんですよ。
ああ、そうだですね。
僕がね、この本を出すにあたって気になったのは、誰でもできるんですよ。
うんうん。
条件さえ満たしてれば誰でもできるんですよ。
ただね、簡単にできると思われたら困るんですよ。
ああ、フランチャイズ自体をってことですね。
そう、結局ね、あなたと一緒にやりたいって思ってもらうっていうのは、めちゃくちゃ大変なんですよ。
ああ。
経営者が相当思いをね、持ってなきゃいけないし、その思いに共感を引き起こさなきゃいけないじゃないですか。
そうですね。
そのためには、絶え間の努力が必要ですよね、情報発信とか。
そういったことができれば、できるんですけどね。
そんな注意点も結構書いてありますよ。
ありがとうございます。
今回出版する書籍っていうのは、フランチャイズ本部の方、フランチャイズ本部を希望される方が見るべき書籍ですか。
それとも加盟者、加盟希望者の方も読んでいい本になるんですかね。
第一のターゲットは、これからフランチャイズ展開したいとかね。
もしくは直営店舗の展開方法に何か限界を感じている、みたいな人に新しい選択肢として、その小規模にフランチャイズシステムを活用するっていう、そのやり方をお届けする本なんですよ。
ああ、はいはい。
でも、もう一個の視点があって、僕はね、フランチャイズの加盟者側から見ても、そういう小規模なフランチャイズ本部に加盟するメリットがあるって信じてるんですよね。
おお、ほうほう。
フランチャイズって言うと、100店舗とかあるところに加盟した方が安心なイメージってあるじゃないですか。
実績もありますしね。
そう、当然実績はあるし、100店舗を展開するまでにいろんな問題とかが出てて、それをマニュアルとかにしてきてるはずだから、ちゃんとした本部だったら。
ああ、確かに。
仕組みもあるはずなんですよ。
ああ、ほうほう。
そっちの方がいいじゃないですか。
まあそうですね。
良さそうに見えるじゃないですか。
はい。
だけど、大きい本部には大きい本部のメリットもあるんだけど、デメリットもあるんですよ。
例えばね、一例紹介すると、100店舗を超えてるような本部の社長と個別にコミュニケーションを取るっていうのは、かなりハードル高い。
てか多分できないですよ。
でもね、3店舗とかだったら、全然普通に社長とコミュニケーション取れちゃうんですよ。
高木さんの会社もそうですもんね、ヤードさんの社長とも本当に近くコミュニケーション取ってますもんね。
連絡取ろうと思ったらいつでも連絡取れるし、相談もいくらでもできるわけですよ。
それってでも、そうじゃないですか、相手からしたら少ない加盟者に不満を持たれたらもう最悪だし、逆に少ないからメモ届くし、それだけ経営者の本気度も上がりますよね。
100分の1か3分の1かだったらね。
そういうのって、小規模な本部だからこそのメリットなわけじゃないですか。
ああ、そうですね。
これが合う人合わない人ってのは当然あるんですよ。
だから必ずしも規模が大きいってことがそこに加盟すべきっていう理由には僕はならないと信じてて。
だからそういう意味では、そういう観点で小さい本部に加盟することのメリットついても結構書いてるんですよ。
こういうのはぜひね、これからフランチャイズ加盟を検討している人に見てほしいですよね。
ありがとうございます。
高木さん、今、執筆準備中かと思うんですけども、いつ頃書籍は発売される予定なんでしょうか?
もう原稿は一旦私の方で書き終わってて。
おめでとうございます。
いやもうこれが本当にしんどかったんですけどね。
そうですよね。難測の話だって話ですよね。
これは本当にしんどかったんですけど、でも年明け早々ぐらいに書き終わって、今編集してくださる方に渡してるんですよ。
ここからチェック入って、原稿の修正とかしていくんですよね。
でもスムーズにいけば、多分春ぐらいにはいくんじゃないですかね、前回の年明けの本のスケジュール感にいくと。
前回確か3月とかに書き終わって、7月の頭ぐらいに発売だったんですよ。
4ヶ月間ぐらいで行ったんですよね。
今回1月の頭に終わってますから、同じぐらいの間隔で言ったら4月の頭とかね、それぐらいには出るかもしれないですよね。
じゃああれですね、4月に入って桜もちょっと待ってきて、新しいこと始めたいなっていうところのお供に、上進パートナーさんの2冊目の教科書をぜひ読んでほしいですね。
いや最高のタイミングですよね。今回の本はね、本当にフランチャイズに興味がある人には当然読んでほしいんですけど、
フランチャイズ化を考えたこともなかった人とかにぜひ読んでほしいですね。
そうですね。
こういう選択肢があったのかと。
キャリア選択棒みたいな感じですよね。自分の新しいキャリアをつかみたい方もこの本読むといいのかなっていうのを聞いてて思いましたね。
いいと思いますよ。やっぱり一番読んでほしいのは、これからね、今の経営でなんかこうモヤモヤしてるとか限界感じてて、方向性を模索してる。