2021-06-28 16:48

第25回 『これから多店舗展開を進めていきたいと考えています。直営とフランチャイズ、どちらで展開すべきでしょうか。』

第25回 『これから多店舗展開を進めていきたいと考えています。直営とフランチャイズ、どちらで展開すべきでしょうか。』というテーマで店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が熱く語ります。   


【ハイライト】

・直営店とフランチャイズの違い

・フランチャイズならではのメリット

・今の時代だからこそ〇〇を減らす工夫を

・最近の日本のチェーン店事情

・FCのあり方の変化の動向について 


『多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所』のエピソードを文字起こしした版はこちらです。(株式会社常進パートナーズHPブログリンクにアクセスされます。)

https://johshin.co.jp/blog/7242


メインパーソナリティー:   

高木悠(株式会社常進パートナーズ代表取締役)   

「企業が高収益を生み出すための仕組み作りと社員が誇りを持って働ける環境作りをサポートすることで、店舗ビジネスの社会的地位の向上に貢献すること」を基本理念に、日々企業支援に尽力している。   

代表的な著書として、『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』(自由国民社)がある。   


パーソナリティー/ナレーター:   

田村陽太(社会保険労務士)  


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


~お知らせ~   

店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、「最速最短で年商30億・店舗数30超を実現する実証されたノウハウ」をコンセプトに、のれん分け制度構築、FC本部立ち上げ・立て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、整体院、美容院等の様々な店舗ビジネスの「多店舗展開」を加速させるために重要な事を、社労士の田村陽太と対談形式で分かりやすくお話しするポッドキャスト・ラジオ番組です。毎週木曜日更新です!  


【書籍案内】

本番組のメインパーソナリティの髙木悠がこの度出版した『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』のリンクはこちらです。

『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』

https://amzn.to/3vic8il

・のれん分けに興味がある方

・今後の店舗展開のあり方を模索している方

は是非ともお読みください。


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

↓↓↓↓↓↓↓↓  

https://note.com/shop_laboratory/n/ne92da9cf9fdb


株式会社常進パートナーズのHP   

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ポッドキャスト番組「聴くフランチャイズニュースコラム」 

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多店舗化・フランチャイズ化を考える、店舗ビジネス研究所、この番組は株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
店舗ビジネス専門コンサルタントの高木悠が、最速・最短で年賞30億、店舗数30兆を実現する実証されたノウハウをコンセプトに、
奴隷分け制度構築、FC本部立ち上げ、建て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、生誕院、美容院などの様々な店舗ビジネスの多店舗展開を加速させるために重要なことを対談形式でわかりやすくお話しする番組です。
こんにちは。パーソナリティの田村陽太です。配信第25回目となりました、本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの高木悠さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
高木さん、今日も元気にやっていきましょう。
本日の質問はこちらとなっております。
これから多店舗展開を進めていきたいと考えています。職営とフランチャイズ、どちらで展開すべきでしょうか?という質問なんですけども。
なるほど。
これは難しい質問なんじゃないですか、これは。
そもそも職営とフランチャイズっていう選択肢でいいんですか?
店舗展開の切り方で言ったら、ノレン分けとかあるんですけど、ノレン分けっていうのはフランチャイズと同じなので、職営かフランチャイズかでいいと思いますね。
わかりやすく職営とフランチャイズの違いを教えていただけると。
職営っていうのは、展開している店舗っていうのはすべて会社の店舗なわけですよね。
会社が店舗に投資をして、そこに雇用した人を送り込んで経営をしていくと。
だから、そこで起きたことっていうのは全部会社の責任になりますし、
その分、儲かったときに利益はすごく大きくなりますよね。
あー、はいはい。それなんでですか?
フランチャイズの場合っていうのは、加盟店に店舗を作ってもらって経営をしてもらうわけですよ、人も配置してもらって。
だから、会社に入ってくる収入って、売り上げは全部加盟店のもんですから、ロイヤリティ収入とかになってくるんですよね。
あー、その一部を本部に返すっていうか。
そうそう。だから、例えば1,000万円売っていて、10%利益が出ている店舗を職営店で持ってるとするじゃないですか。
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で、職営だと1店舗あったら100万円、1,000万円の10%で100万円入ってくるわけですよ。
だけどそれがフランチャイズ店の場合、ラーメン屋だとロイヤリティ5%くらいですから、本部に入ってくるお金っていうのは50万円になるわけじゃないですか。
そんなもんなんすか。
だからそう考えると、職営店の方が儲かってますよね、同じ条件だとすると。
そうですね。職営の方が良さそうですね、そしたらね。
だから利益の額だけ考えたら、これ職営の方が大きいわけですよ。
そうですね。聞いた感じだと絶対そっちの方が得ですね。
だけどフランチャイズのメリットっていうのは、まず店舗投資の負担とか、あと人員の配置とかっていうのを仮名店がやってくれるっていうところで。
だから本部はそこの投資のリスクを追わないわけですよ。
はい。
1つと、利益率が高いんですよね。
利益率。ちょっと利益率がちょっとわからないです。
だからさっきの話で言うと、職営店の場合1000万円で10%で100万円の利益なわけじゃないですか。
100万円って大きいわけじゃないですか。
フランチャイズの場合っていうのは、仮名店が1000万円売って、利益が10%くらい出てたとしても、そのうち5%だけ本部がもらうんですよね。
だから、額で見ると50万円で減っちゃうわけじゃないですか。本部の売り分っていうのは。
だけど本部の売り上げで見ると、本部の売り上げは50万円なわけですよ。リアリティ分しかないから。
だから利益率っていうのがめちゃくちゃ高くなるんですよね。
あー。
率で見るとですよ。売り上げ高はものすごい低いんですけど。
だから収益性っていう観点で言うと、どっちがいいかっていうと簡単には職営の方がいいとは言えないですよね。
中抜きってあれですけど、マージンみたいな感じですね。いろんな経費かかってないってことですね。
ビジネスモデルが違うんで、本部がノウハウとか提供して、その見返りとしてロイヤリティをもらってるんで。
だから効率はいいわけですよ。投資もしてないですから。
だからそれどっちを目指すかっていう話だと思うんですよね。
あーなるほど。職営とフランチャイズのメリットを教えてもらったんですけど、
これはタテンポ展開っていうのはどっちかに決めなきゃいけないんですか?職営で行くなら職営で行く、フランチャイズならフランチャイズで行く、みたいな感じなんですか?
まあ両方とも展開していくっていうところも結構ありますけど、
まず考え方と言ったら、フランチャイズっていう仕組みを導入するかどうかってことでしょうね。
職営テンポでの展開っていうのは基本的にこうしていくとして、
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そこにフランチャイズを主体にするっていう考え方でもいいと思うんですけど、
職営テンポで展開していきながら、今田村さんおっしゃったみたいにフランチャイズシステムを導入して、両方展開していくってこともできるわけですよ。
基本的に職営テンポっていうのは持ってるでしょうから、だから極論言ったらフランチャイズ化するかどうかでしょうね。
フランチャイズ化するかしないかっていうのは誰が決めるんですか?経営者が決めるべきなんですか?それとも市場的に見てやるべきなんですか?どんなふうに?
いやいや、経営者が決める話ですよ。だから職営テンポで展開していくと、本部の利益、儲かってる限りにおいては本部の利益大きくなりますし、
本部が自由に経営できるわけですよね、職営ですから。ただデメリットがあって、テンポの投資とか人材の確保を自分でやらなければいけないんで、
今回のコロナみたいな状況になると、やっぱり経営が重たいですから影響が大きいわけですよ。
だと最初にお金がかかったりするんで、そのテンポ展開スピードっていうのもそんなに急速にはいけない。フランチャイズっていうのは他人の資本とかお金と人を活用して展開していきますから、経営が軽いんですよね。
で、テンポを増やしていきますし、だから環境変化への適応も強いわけですよ。ただ、テンポの利益っていうのは本部と会社で分け合いますから、同じテンポ数だと仮定すると職営チェーンとフランチャイズチェーンで、
利益の額で言ったら、フランチャイズチェーンのが同じテンポ数だと少なくなる。その代わりそのテンポを急速にガーッと増やせますから、その分では利益も増やせるし利益率も高くなる。
で、どっちを目指しますかってお話ですよね。
おー、なるほど。それはやっぱり経営者自身が決めていくべきというか。
そうですね。フランチャイズの場合は加盟者がかかってくることですから、加盟店のコントロールってやっぱり難しいわけですよ。命令できないですから。
そうですよね。
その代わり、違うメリットがあるわけじゃないですか。だから、まずはそういったメリット・デメリットがあることを踏まえて、どっちを選びますかっていうこと。そこを考えていかないといけなくて。
で、今の時代にどっちですかってことですか。
聞いた感じだと経営が軽くなるフランチャイズと。
まあ、ですから今はやっぱりそっちの方向に流れていってますよね。
そうなんですか。
直営展開っていうのはどうしても店舗展開の速度が遅かったりしますし、経営も重たいと。環境変換の速度がどんどん速くなっていってるんで。
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だから今流行ってても3年後に流行ってないかもしれないですよね。
そうですね。
だから波に乗り遅れることもありますし、むしろ3年後にはもう全然収益が出なくて赤字になってるみたいなこともあり得るわけじゃないですか。
そういうことを考えると、今の時代って直営展開だけだと結構リスク高いんですよね。
これは店舗ビジネスに限らず、これからの経営ってやっぱりできるだけその固定費を抱えない。
経営を身軽にしておくべき時代になっていくと思うんですよ。
そういう観点で考えると、経営環境の状況から考えたらフランチャイズ化を少ししていった方がいいでしょうね。
そうですよね。
結構フランチャイズ本部をいっぱい抱えているような会社さんも今多いですよね。2,3個本部を抱えているような会社って多くないですかね。
そうですね。
多いですよね。
だからフランチャイズのあり方っていうのも変わってきてて、フランチャイズっていうとそもそも店舗を急速に拡大していくっていうことが基本思想で発展してきたシステムなんですよね。
はいはい。
だからフランチャイズっていうと、そういうフランチャイズのあり方をイメージしてしまうんですけど、私はそういう店舗展開のあり方っていうのも結構今の時代にはマッチしてないかなと感じるんですよ。
おー。時代の転換点というか。
そうっていうのはお客さんのニーズがよく多様化しているとかっていうわけじゃないですか。
はいはいはい。
これ商売によるんですけど、例えばその飲食店とかで、一つの店舗、同じブランドが1000店舗とか2000店舗とかそんなにあっても、他にも行くお店あるし、
そこにだけその店舗だけ大好きで行く人ってだからもう減ってきてるんですよね。
あーはいはい。
だから一昔前みたいに大規模に展開できる可能性ってすごく減ってきてる。
これから時代が経過していくに伴って、お客さんのニーズの多様化っていうのはまず間違いなく進んでいくわけですよ。
はい。
って考えたら、だから大規模チェーンが生まれる余地っていうのは今どんどんどんどん減ってきてると思うんですね。
ほうほうほう。
って考えると、大規模展開を前提にしたフランチャイズの在り方っていうのは、やっぱり時代遅れるようになってると思うんです。成功確率が低いってことですね。
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そのフランチャイズの在り方自身も変わってきてるってことですね。昔に比べると。
今の時代に私がお勧めしたいのは、経営を良くしていくため、自社の経営力を良くしていくためにフランチャイズシステムを使っていく。
店舗展開をすることを第一に置くんじゃなくて、さっきお話した通り、環境変化が厳しくなっていく中で、それに対応できる経営体質を作んなきゃいけないわけですよ。
そのためにはフランチャイズシステムを一部導入していく必要があると思うんですね。
はぁー。
それでそんなに展開していく必要はなくて、だから従業員さんに対してフランチャイズしてあげる、いわゆるのれん分けとかっていうものを使うことによって、
その直営展開の在り方だったものをフランチャイズを一部導入するとかね。
はい。
こういう時代になっていくと思いますよ。
はぁー。コロナとかいろいろ時代変わってきてる中で、フランチャイズの在り方も新しい方でやっていくっていうのがね、変わってきるんですね。
はい。
なるほど。先ほど高木さんからおっしゃってました直営とフランチャイズだったらやっぱフランチャイズの方がいいですよって話もあったと思うんですけど、
フランチャイズの在り方自身がやっぱり急速な多店舗展開よりも小さくやっていくっていう風な風潮がある中で、
これから企業さんがフランチャイズを始めるにあたってフランチャイズのやっぱり変化がやり方が変わってきてるので、
やっぱり難しいじゃないですか。どういう風にしてフランチャイズを進めていったらいいかって難しいじゃないですか。
はい。
どうやってやっていったらいいかっていうとそのワンポイントアドバイスというか、進め方のポイントをちょっと教えてもらえたらいいんですけど。
まずフランチャイズっていう言葉を調べると、ほとんどのケースが昔のフランチャイズを指してるんですよ。
ああ。
先店舗やるとかね。
はいはい。
だから先店舗やるとかやるといろんな仕組み必要なわけですよ。
はい。
だからなんか大げさなんです。
ああ。
いちいち。
はい。
僕はね、あんまり難しいこと考えないでいいと思ってて。
基本的にフランチャイズっていうのは、ある程度の確率で成功するようなビジネスモデルがあって、
あとはそれをやりたいって言ってくれる人がいれば、小さくはできるんですよ。
だからまずは自社にそういうビジネスモデルとか仕組みがあるかどうか、やりたいって言ってる人がもしいるんであれば、
これはそんなに難しく考えず、もっと気軽にフランチャイズシステムを使ってみる。
ああ。
そこにいきなりすごい手間かけたり、お金かけたりしないで、まだ小さくやってみたらいいと思いますよ。
おお。
こういう時代に私なっていくと思います。
ああ、そうですよね。
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高木さんが新しいフランチャイズの在り方っていうのを提唱されてるので、リスナーさんもこんな考え方もあるんだって結構びっくりされてる方も多いじゃないですか。
なかなか珍しいというか、画期的な考え方じゃないですか。
私もフランチャイズにずっと関わってきたんで、フランチャイズがこうあるべきだっていうのはやっぱりあったわけですよ、昔は。
中小企業の経営に触れていく中で、やっぱりちょっとギャップを感じるんですよね。
ギャップと言いますと?
中小企業の経営者で別に100店舗とか1000店舗とかやりたくないよと、だけど10店舗とか20店舗ぐらい展開をしたいなとか、
自分たちの個性を残しながら環境変化にも対応できるような店舗展開の在り方がないのかなって言ってるわけですよ。
だからそれって昔のフランチャイズとは全然合わないんですよ。
でも多分そういう時代になってるんですよね。
もっとフランチャイズの本当に重要な部分、それが結局ビジネスモデルと最低限の仕組みなわけじゃないですか。
仮面した人が成功できるための仕組み。
あとはやりたいっていう人がいるかどうか、ここだけなので。
シンプル。
そこに特化して、そこだけをちゃんと作って、小さくやってみるってことですよね。
また詳しくは高木さんの会社上進パートナーズさんに概要欄にリンク貼っておきますので、ぜひお問い合わせしてほしいですね。
とにかくフランチャイズをもっと気軽に使っていくと。
そんな考えでやっていただけるといいと思いますけどね。
分かりました。今日も貴重なお話ありがとうございました。
ありがとうございました。
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