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2025-02-11 14:48

【介護336】ケアマネとは「本来のその人」と向き合う為の手助けという仕事なのかも

#ケアマネ #介護
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サマリー

このエピソードでは、介護現場におけるケアマネージャーの役割や高齢者の支援が詳しく述べられています。特に、利用者の不安を取り除くことの重要性や、本人が主導で選択していくことの大切さが強調されており、真の自分に向き合うプロセスについても言及されています。

介護の基本的な役割
どうも、ボブです。今日は介護の話をしたいんですけれども、
僕は介護のケアマネージャーの仕事をしているんですが、
毎日、高齢者のご自宅を訪問して、高齢者ご本人さんだったり、ご家族の方に色々お話をします。
そこで、何かデイサービスに行きたいという方だったら、
こういうところがありますよとか、そもそも何のためにデイサービスに行きたいと思ってますか?
こういう風になりたい、体力が落ちないようにしたいとか、足腰強くしたいとか。
いやいや、そもそもね、もううちで何もすることない状態だったら、もうボケてしまうから、
だからもうおしゃべりをたくさんしてほしいとか。
家族の方が仕事をしているので、私が仕事に行っている間はデイサービスに行ってもらいたい、不安だからねということで、
デイサービス一つと見ても、色んな理由があって皆さん利用しているわけですよね。
そういう理由とかを色々聞いて、じゃあやっぱりデイサービスが必要ですねということで、
ケアプランというのを立てて、それでようやく介護保険と繋がるようになるんですね。
ケアプランというのがあることで、介護保険適用という形になるわけです。
なのでその方、1割、2割、3割の方がいますけど、
1割だったら通常かかるお金の1割でデイサービスに行けますよ、そんな風になるわけですよね。
相談してくる方は大体ご家族が多いんですよね。
最初に相談してくる方は、ちょっと最近母がちょっと心配なんです。
ちょっと前よりおかしいんですけど、みたいな相談が来て、そこから介護の認定が始まったりするわけですけど、
不安なんですよね。家族の方はこれから、今、認知症なの?どうなの?
これからどんどん悪くなったらどうするんだろう?
施設に行くお金なんてないけど、どうしたらいいんだろう?
いろいろと今起こってもない出来事を想像して、
いろいろあれこれあれこれ想像して不安になっちゃうんですよね。
なので一番支援者としてできることっていうのは、まずは不安を取り除くことがとっても大事なんだろうなぁとは思うんですね。
何か手段とかを提案するよりも、まず最初はしっかりどんな不安があるのかっていうのを本人も気づいてない。
その気づいてない不安も全部出してもらうっていうことが大事じゃないかなと思うんですね。
それを話すことで、そのご家族の方自身も自分ってこんな不安持ってたんだって分かったりするもんなんですよね。
それを色々聞いていく中で、本当にピンポイントで提案できることがあればご提案をするんだけれども、
気持ちとしてはあくまで本人が決めてもらう。
本人プラス家族の意見も含め決めてもらうっていうのがやっぱり大事で、
色々提案する中でこんな方法もある、こんな方法もある。
だけどあなたはどれを選びますかっていうことなんですよね。
あくまで主軸はもう自分の人生なわけだから。
その本人、母だったら母ですね。
ちゃんと自分が決めるっていうようなスタンスというかね、
そういう関わりを持っていくっていうのがとってもとっても大事なんだろうなと思いました。
不安の解消と選択の重要性
カウンセリングとか、セラピストとかそういったお勉強されてる方っていうのは、
やっぱりみんな同じように言うんですよね。
自分で決めてもらうんだと。
こっちがね、あれこれとこうしましょう、ああしましょうっていうのではないんだっていうことですね。
あくまで僕たち介護職支援者っていうのは、
手段はあったとしてもそれを選ぶのはあくまで本人。
こんなことはね、もう誰でも知ってると思うんですけど。
なんでわざわざ今こういうのをお話をしたくなったかというと、
なんかですね、誰しも人生今起こっていることすべてベストなタイミングで、
その人に必要があるから起きているんだっていうのが根底に、
僕の中では最近あるんですよね。
やっぱりそうだよな、そうだよなって思うことがいろいろあったので、
この現状に向き合う、プラス自分の内側に向き合うっていうことをやっていかないと、
外側外側で何か誰かこういう嫌なことが病気が起こって、
そして何か対処しないといけない。
じゃあケアマネさん、ヘルパーさん、デイサービスの人に何かしてもらおうと思って、
やって、でもうまくいかない、うまくいかない。
外側外側に何かを求めよう求めようと、
その本人がその意識でいる限り、
良くなるものも良くならない。
その人が必要があって起きているこの病気だったり介護の状態、
その家族にとって必要があるから起きているこの介護という現状、
忙しく不安があってそういう状況、
これを外側に全部求めている限り、
その人の必要があって起きているわけだから、
その解消にはならないんですよね。
自分の中で内側で考えていく、解消していく必要があるので、
なのでそこをね、
自分に軸を置くためにも支援者は、
あなたはどうしますか、あなたはどうしたいですか、
そっちをベースに考えていかないといけないと思うんですね。
その人が今病気なんだけれども、
病気じゃない時に本当は何をしたかったのかとか、
本当のその人の求めている生き方っていうのがあったとしてですね、
それから今ずれた生き方をしてきたことで病気が起こった、
そして病気が起こった後にまたその意識が外側に向いていて、
自分に向いていないことでさらに介護という状況に陥った。
介護という状況に陥った。
ここからずっとね、向き合うことなく外に苛立ち。
自分のね、傷つきたくないわけですから、
自分に向けるっていうのも勇気がいるわけですよね。
なかなか自分ごととしていろいろ受け止めることができないまま、
介護を迎える方もいるんだと思うんです。
でもどこかで自分のせいだと思う必要はないんですけど、
何か今メッセージなんだっていうふうに思うことができれば、
本人の意向というのをケアマネージャーは聞き出していくんですね。
一緒に作っていくっていうふうにもなると思うんですけど、
本当にじゃあ今の体で今の病気で、
改めて自分の最高の人生を生きるにはどうしたらいいんだろう。
自己認識と生活の質
もう年取ってやりたいこともないし、
この体で何したらいいの。そんなこと考えるのも馬鹿らしいわよ。
思うかもしれないんです。
でも改めて大げさな言い方を今しちゃってるからね、
僕ももっとね、その人の生活に即したというか、
その人にもっともっと寄り添った言葉で、
何かいい言葉がないかなと思うんですけど、
その人の本当の生きる目的というかね、
何しにここに生まれてきたんだっていう、
最後の最後何を残すんだっていう、
そういう部分を改めて考えていくっていうのが大事じゃないかなって思いましたね。
そのサポートをするっていうのがケアマネージャーでもあり、
介護職なんですけど、
なので必ずあなたはどうしたい、
自分はこういう提案はあるけれども、
何を選ぶのかっていうのを、
その本人にっていうのは聞いていくっていうのがとっても大事で、
その上で自分は何を求めているのかっていうのは、
改めて誰も聞いてくれる人はいないかもしれないので、
あえてお仕事としてこの介護職ケアマネージャーとかが聞いていくっていうのが大事なんだろうな。
最初はもう小さいことからでもいいのかもしれない。
一日の、一日何をしとれば一日いい、
今日は満足な一日だったなっていうふうに過ごせるのか、
そういうところからのスタートでもいいかもしれないですね。
小さなスモールステップを作っていくみたいな、
そういうふうにしていくことで、
自分を肯定的に考えられたりとか、
自分がちょっと達成できたとか、
意識を向けるだけ、
1ヶ月、どんな1ヶ月にしていきたいですかみたいなね、
そんなことを積み重ねていくと、
意識を自分に向けることができるのかもしれないなと思うんですね。
自分に向けてやっていくことで、
少しずつ少しずつ自分の感覚を取り戻していくのかもしれない。
自分ってこういうことしたかったかもしれないとかね、
今に感謝できるとか、
デイサービスの食事に文句を言ったりとか、
今のヘルパーさんの一言一言に文句を言ったりとか、
いろいろね、これって根底に、
自分を、
自分の今の生活全てに満足する力がないんですよね。
幸せを感じる力がなくなっている。
そういう部分から何か求めようと誰かに攻撃したりするんですけど、
でもそうじゃない。
それはあってもいいから、
少しずつ少しずつ自分に目を向けていくっていうことをやっていくと、
徐々に徐々に意識っていうのは変わっていくのかもしれない。
人間の意識って2種類しかないって言うんですね。
不安のある意識か不安のない意識。
この2種類。不安のある意識を持っている方が大半、
それが全ての種になっていて、
どんなに成功してる人でも不安の種、
不安のある意識っていうのを持っている限り、
どんな成功しても成功した感じを実感できないとか、
成功してお金はあるのに何か不幸だとか、
そういう方がやっぱり出てきてしまう。
そうじゃないんだとインドのね、聖者の方の教えで、
一ノ瀬共介さんという方から教えてもらったんですけど、
不安のない意識、ビューティフルステートって言うんですけど、
こういう心意識をいかに作るかっていうのが、
とっても大事になってくるんですよね。
それは一つは今の自分を肯定することだったり、
今の生活に一つ一つに感謝する、満足する、
幸せを感じるっていう意識をいかに持てるかっていうのが、
とっても大事になってくるんですよね。
なので、介護の中でもそういうのを日々の生活の喜びとか、
そういったものを見つけるっていう作業をね、
やっていくっていうのがいいのかなと思うんですね。
今訪問している中でもそういうことをね、
伝えれる方には伝えていったり、
ご家族の方で不安に潰されそうになっているような方、
そういった方にはいろいろお話をほぼほぼ聞きながらなんですけど、
なんかちょっとね、そういう意識を変えるお手伝いができたらなって思っています。
何の話をしてたんでしょうかね。
介護の中で自分が気をつけていることということでね、
お話をさせていただきました。
ご視聴ありがとうございます。
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