アセスメントの定義
これまで、アセスメントの定義について触れてきました。
アセスメントを横文字の格好をつけたものでなく、
普段の私たちの身近な行動に言い換えてみると、
それは、ものの見方、捉え方になると思います。
豊かなものの見方があればあるほど、私たちの周りは価値だらけになるといえます。
アセスメントとは、意思決定の量と質を高めるためのツールとお話ししてきましたが、
それはつまり、ものの見方の引き出しをたくさん持つことに他なりません。
ものの見方と言い換えると、とても身近なことに感じますね。
でも、実際にものの見方をどう増やしていくかって考えると、正直あまりイメージが湧きません。
いつも率直な気持ちを素直に伝えてくれてありがとうございます。
具体的な実践方法の一つは、目の前の相手の意見に耳を傾け、
相手の立場になって考えてみることです。
なるほど、それならできそうかもです。
本当ですか?
え?どういう意味ですか?
そのままの意味です。
笑い、人は意外と相手の話を聞いているようでちゃんと聞けていないものです。
昔から、口は一つで耳は二つ。
だから、話すことの場合聞きなさい。
話すことの場合聞きなさい。
なんてことが言われるのも、話を聞けない人が多いからだと思います。
でも、これは自分にとっての戒めですね。
岩崎さんも聞くのは難しいと思われているのですか?
ちゃんと実践するのはとても難しいと思いますね。
多くの人がいかに話すかを考え悩むことはありますが、
いかに聞くかを真剣に考えることは少ないですよね。
特に、現代はSNSも流行していて、
誰もが発信できることでいかにアウトプットするかに目が向きがちなのかもしれません。
確かにどう話そうかと考えることはあっても、
どう聞こうかと考えることはないかもしれません。
少し話は脱線してしまいましたが、
ぜひ日頃からできる相手の話を相手の立場に立って聞くということを、
一つで物の見方を増やすトレーニングとして実践してみてください。
アインシュタインの常識に関する名言で、
常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションにあるというものがあります。
そのくらい自分が当たり前だと思っていることも、
他の人から見たらそうでなないということだと思います。
つまり、一人一人の認知の眼鏡を通じて見ている世界は全然違うということなので、
相手の立場に立つことができれば、それだけ多くの視点を得ることができるということです。
ちゃんと実践することで視点を増やすことができそうですね。
シンプルだけど決して簡単ではなさそうなので、
気を引き締めて相手の話を聞くことと向き合ってみます。