2025-02-18 04:01

自信について

自信についてお話しました。

サマリー

自信の概念やその価値について探求し、相対的な価値と絶対的な資産の違いが自信に与える影響を議論しています。特に、自信を生み出す要素としての特徴と資産の重要性が強調されています。

自信の定義と相対性
岩崎聡史(組織と個人のアセスメント専門家)
大分、価値と資産について理解してもらったようなので、一つ、違う角度から質問させてください。
アリアルさんは自信ってありますか?
アリアル
唐突ですねwううん。自信は学生時代はあったかもしれないですが、正直今はあまりないですね。
岩崎聡史(組織と個人のアセスメント専門家)
私も同じように感じたことがあります。
不思議じゃないですか、学生時代の方が、今よりも人として未成熟だったのに、自信は今よりもあったなんて。
アリアル
確かにそうですね。
岩崎聡史(組織と個人のアセスメント専門家)
ちょっと回り道のようですが、自信という言葉の定義から見てみましょう。
自信とは、自分を信じると書きますね。
では、自分の何を信じるのかこれを、自分の価値を信じると置いてみましょう。
そうすると、私アリアルさんの経験によると、自分の価値を強く信じれる時とそうでもない時があるということになります。
これは、価値は相対的なもので、資産が絶対的なものであることと関係しています。
うん。
ちゃんと説明しますね。
例えば、私が高校で野球部に入っていて、地下ともにその学校で一番野球が上手いとしますよね。
そしたら、私の自信はどうでしょう、多分自信を持っているはずですよね。
そうですね。
でももし、ひょんなことから大谷翔平と一緒に野球をすることになったら自信はどうなると思いますか、そこまで極端でなくても、
県大会や関東大会、全国大会と進んでいって比較する相手が変わっていったらどうでしょう。
アリアル
自分よりもうまい人を目の当たりにしたら、自信は弱くなってしまう気がします。
岩崎聡史(組織と個人のアセスメント専門家)
それが、価値は相対的なもの、ということです。
相対的なものとは比較するものと考えてもらって大丈夫です。
アリアル
なるほど。価値は相対的で比較するものだから、何と比較するか、誰と比較するか、何時と比較するかで変わってくるってことですね。
岩崎聡史(組織と個人のアセスメント専門家)
そう考えてみるとかつては自信があるように感じていて、今はそう感じていないことも理解できますよね。
なので、価値そのものを単体で捉えてしまうと、理屈上は世界一の人しか自信を持てないことになってしまいます。
資産と自信の関係
岩崎聡史(組織と個人のアセスメント専門家)
括弧はらい、ここで言う価値とは、私たち個人では強み、と言っているものと同じこととしましょう。
なので、相対的に変わってしまう価値や強みだけに目を向けてしまうと、自信の迷子になってしまうのです。
アリアル
とてもよくわかりました。でも、そうだとしたらどうしたらいいのでしょう。
岩崎聡史(組織と個人のアセスメント専門家)
そこで、絶対的な負担に目を向けたいのです。
学校の中で野球が上手いとしても、それを生み出している理由があるはずです。
野球がとにかく好きで情熱があり、学校の中では誰よりも練習をやっているとか、
肩が強くてボールが遠くまで早く投げられるとか、様々な理由が考えられます。
前に例に出したバスケと柔道で悩んでいた男の子の資産は、座高が高いことでしたよね。
座高が高いことで重心を低く保ちやすいというのは、特徴として変わらないものですよね。
このように、価値や強みを生み出している資産を見つけていくことで、
確かな手応えとして自信を一つずつ積み上げていくことができるようになります。
強みだけを見つけるのではなく、強みを生み出している特徴を見つけていくってことですね。
アリアル
特徴である資産を見つけていけば、それは比較して変わるものではないので、
自分の中に確実に積み上げていけるんですね。
そう考えてみると、今までとちょっと違った自信を感じることができそうです。
野球は自分の中に確実に積み上げていけるんですね。
そう考えてみると、今までとちょっと違った自信を感じることができそうです。
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