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2019-08-23 43:50

SBCast.#05 NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 杉浦裕樹さん

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ゲストお二人目は、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 杉浦裕樹さん。ラボが運営するさまざまなWebメディアについてや、ラボの活動拠点についてのお話を伺いました。
00:01
高見知英
NBO法人まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組、SBCast.です。
この番組は、様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介。
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.としてどのように関わっていけるかということを話し合っていくポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、フリーランスとしてIT関連活動、アプリ開発、講師、出席出版などを行いながら、このNBOの理事を務めている高嶺智恵です。どうぞよろしくお願いいたします。
この番組は図面の出力、製本ならお任せください。株式会社トレースのサポートにてお送りいたします。
では杉浦さん、どうもよろしくお願いいたします。
杉浦裕樹
はい、よろしくお願いします。
高見知英
それでは、まず杉浦さんがやっているNBO法人の横浜コミュニティデザインラボということですが、こちらの団体が何をやっている団体かということでまず教えていただけますか。
杉浦裕樹
はい、僕たちのコミュニティデザインラボという団体はですね、横浜をフィールドとして名前の通りコミュニティを作っていこうということで、2002年から活動を始めて2003年にNBO法人になった団体です。
一言で言うと、まちづくりっていうのが大きなキーワードなのかもしれないですね。地域のコミュニティにいろんな人たちが参加して、地域がもっともっとよく楽しくなっていくということ、そういうことを目指して活動している中間支援組織というタイプのNBO法人です。
高見知英
対象としているまではどういうNBOとか団体とかになりますか。
杉浦裕樹
そうですね、まあそういう意味ではもうオールジャンル、例えばNBOの分野というと、環境とか福祉とか国際交流とか文化芸術とか、もう本当に様々な分野の非営利活動、地域の活動というのがあると思うんですけど、僕たちはそういう中でどこかこれだけということではないんですね。
まあいろんな団体との連携の中で、地域に思いを持って地域をもっと良くしていこうというような人たち、そういう人たちと僕たちが力を合わせて何ができるか、みたいなことを考えて実践していくというような活動をしています。
高見知英
では、まずはこの団体としてどういうところを目指していきたいとか。
03:05
杉浦裕樹
そうですね、横浜がみんなが住み暮らす街よね、もっと良くなる、そこにみんなが何らかの形で参加するというような状況を作っていけたらいいかなと思うんですよね。
参加というのも本当にいろんな形があると思うんですけど、いろんな中でまず知るということが大事だと思うんです。
例えばその地域でどんなことが起こっているのか、どんな課題があるのか、またどんな活動があるのか。
僕たちはそういうことを横浜の人たちに伝えるというミッションを持っていまして、そういう意味ではメディアの活動という活動、これを通じて横浜で今何が起こっているのか、
高見知英
どんな人がどんな思いでどんなことをやっているのかというのを伝えていくということ、そのことが活動初期、2002年、2003年、2004年、立ち上がり初期の頃は一番大きなキーワードだったかもしれないですね。
そういえば結構活動として横浜経済新聞とかも結構いろいろやられていると思いますけれども、そちらの方とかも一応紹介を合わせてしてもらってよろしいでしょうか。
杉浦裕樹
はい、僕たちは2004年にインターネットのニュース、特にその横浜のローカルニュース、僕らストリートニュースなんていうふうに言ったりもしてますけど、
街の中で何が起こっているのかということを取材をして、記事にして、それを配信していくというメディアを作ったんですね。
カタカナで横浜、漢字で経済新聞というふうに書くんですけど、これ実は2000年に渋谷経済新聞というのが立ち上がりまして、僕はその頃渋谷でいろんな活動をしている中で渋谷経済新聞と出会いまして、
僕たちNPOを作った時に最初のプロジェクトとしてウェブメディアを作ろうと。コミュニティデザインラボってラボなわけですけど、ラボっていうことはリサーチ&デベロップメント、つまりいろんなことをリサーチしてキャッチアップすることが必要だと考えたんですよね。
リサーチするために、いわゆる調査予算みたいなのがあれば、いろんな人にいろんな調査をしてもらってというのもあるんですけど、僕たちは方法論としてメディアを運営するということを考えたんですね。
メディアを運営することによって、いろんな人たちにお話を伺って、何でそんなことをやっているのか、どうして始めたのか、今後どういうふうにしていきたいのか、みたいなことを聞く中で地域のいろんなプレイヤーの人たちの存在や思いを知ることができ、それと関係ができていくわけですよね。
06:11
杉浦裕樹
一回取材してお話をする中で、僕らのことも知っていただいて、今後何かあったときに次はこういうことをやるんですよということをお知らせいただけるような関係を作っていくと。
そういう活動を横浜経済新聞が立ち上げて2004年からだからもう15年やってきていて、すでに1万本以上の記事をここから出していますね。
高見知英
2004年ですか。
まずその経済新聞の内容とかも聞いてみたいんですけれども、まずはちょっと先に一個進めちゃって、この団体が立ち上げた経緯とか理由を教えていただければと思うんですけれども、大体それがどんな感じになるんでしょうか。時期も含めてちょっと。
杉浦裕樹
そうですね。一つはですね、横浜っていうところを舞台として考えて、一番最初そのICTをもっともっと街づくりに活用できたらいいなというふうに考えているんですね。
もちろん今も変わらない一つの軸ではあるんですけど、当時2000年代の前半ってインターネットがだいぶ市民のものに、いろんな人たちが自分でメールアドレスを持ったりとか、会社や団体であればホームページを作るっていうのがもうだいぶ当たり前になってきだした頃かなと思うんですよね。
街づくりをやっていく上で、どこでどういうことが起こっていてということをいろんな人たちに知ってもらう、また自らがメディアを持って情報を発信していくということがね、インターネットができる前はなかなかいろんな意味で難しかった。
コストもかかるし、届けるということ自体が大変だったんですけど、インターネットが広まってきたんだし、これを街づくりの一つの有効なツールとして活用していくと、僕らは中間支援組織としてそういったことを支援していくと。
情報をいろんな人たちに届けるっていうところのお手伝いができたらいいねっていうのは一つの軸だったんですよね。
それで2002年に中心的には3人で、当時ワールドポーターズっていう港未来の商業施設にNPOスクエアっていう、今のNPOに特化した、ソーシャルに特化したシェアオフィスができたんですよね。今もあります。
高見知英
そうですね、そういえばなんかありましたね。
杉浦裕樹
そうなんです、今もあるんですけど、そこに机を1つ月額1万5000円で借りたんですね。言い出して3人が月5000円くらいだったら出せるよねということで、出して始めたのがまだNPO法人の登記をする前でしたけど、一番最初のスタートですね。
09:13
高見知英
そこってNPOになる前ということもありがれるんですね。
杉浦裕樹
そうですね。翌2003年にちゃんと法人化した方がいいねということになって、11月に登記完了して正式にNPOとしての活動が始まったって感じですね。
高見知英
そういう流れだったんですね。
なんか、予感コミュニティジャレンラボは拠点を過去に、ワールドポーターズの後がバンカートンでしたっけ?
バンカートンの次は、
杉浦裕樹
ちゃんと順番で言うと、ワールドポーターズの6階にNPOスクエアというのがある。そこが一番最初に活動を始めたところですね。
2番目が、ちょうど2002年に横浜市の市長選があって、中田博士さんが市長になったんですよね。
その時に馬車道の、今の入り口の信号の脇のところには、旧富士銀行という銀行の建物があって、そこは横浜市が持ってたんですけど、活用されてなかった。
今現在、東京芸術大学の校舎になっているところですね。そこに横浜市市民活動共同オフィスというのができまして、そこが2番目の拠点になります。
3番目は、そこは期限付きだったんですよね。その後、横浜産業貿易センタービルというパスポートセンターがあるところですよね。
そこの1フロアには、うちの仲間が事務所を置いていたので、そこに机を2つ借りて移転したというのが、そこが3箇所目です。
その後、バンカート1929というNPOが、森ビルが所有していた北中ブリックと北中ホワイトという、これも馬車道駅すぐ近くのところに、古い絹の貿易の事務所や会社が入っていたビルを借りたので、
その北中ホワイトというところに移転したのが、4箇所目ですね。
そこにしばらくいた後に、日本大通りに財務、旧関東財務局をリノベーションして、市民活動やクリエイターの拠点にするということで、横浜市の芸術文化振興財団が設置した財務に入ったのがその次です。
12:06
杉浦裕樹
財務を出た後に、バンカート1929という団体が、神奈川県警のすぐ隣の海っぺりに、バンカートスタジオNYKという大きなアートスペースを運営していたんですね。
そこの3階の一角に部屋を借りまして、そこは短かった、半年くらいかかる、拠点を置いていました。財務を出て、その後バンカートNYKになったんですね。
その次、初めて館内の外、館外エリア、若葉町にジャック・アルベティという映画館があるのをご存知ですかね。
あそこのすぐ近くに、ミデヒワークスという横浜の現代美術家の稲吉さんという方が、ビルを一度借りて、リノベーションして拠点にしていたんですけど、そこに移ったのが7カ所目かな。
そしてその後に8カ所目が今いる、ここの体制ビルというところですね。
高見知英
そんなにいっぱいいってたんですね。
杉浦裕樹
館内のある内を、ここは8カ所目。この中でも部屋を移転したりしているので、でも拠点としては8カ所移り住んでいるという感じですね。
高見知英
結構あちこち行ってらっしゃるんですね。
基本はなんで、館内と、ちょっと行って日野でちょうどその辺ですね。
杉浦裕樹
そうですね。小金町、日野に若葉町というエリアに一時期届けば全部館内と違うんですね。
高見知英
ちなみにこの番組を聞いていただいている方向けに、館内と館外の違いについてということで、そちらをご説明いただいてもよろしいでしょうか。
杉浦裕樹
日野さんご存知だと思うんですけど、ペリーが今の象の花テラスとか象の花パークとかってあるところに上陸したわけですよね。
横浜は江戸幕府が開いた港の一つで、外国人距離浴ができるわけですけど、長崎の出島みたいに館内のエリアって川と運河で囲まれてたんですよね。
そこに関所を作って、当初は外国人も日本人も往来が自由じゃなかったんですよね。
一応もちろん開国はしてるんですけど、外国人距離浴に入るには関所を通らなきゃいけない。
15:00
杉浦裕樹
その関所の内側が館内という名前になっていると、今館内の名前の由来としてはそういう風に言われています。
高見知英
一応今だと館内エリアだけれども、関所の外というのが館外という扱いになっているということですよね。
では話を戻しまして、横浜経済新聞のことなんですけど、
横浜経済新聞で実際に囲われて何かができたとか、そういうような団体の話があれば聞きたいなと。
杉浦裕樹
僕らだというよりは、英語で言うとエンパワーメントって言うんですけど、
まず僕らメディアをやるという上でね、事件とか事故とかそういうの扱わない。
泥棒だとか不祥事を暴くとか、そういうようなことを考えていたわけではなくて、
僕らから見て地域の中で面白いなとか素敵だなとかいいなとか、行ってみたいなとか、買ってみたいなとか、
人がアクションを起こすようなこと。
行ってみたら、地域の価値ある出来事とか、拠点とか、人とか団体とか、
そういうものをもっともっとみんなで共有できるようになったらいいよねと。
それを見て、その人が何かアクションを起こして、その団体や人や店や拠点とつながると。
そういうことを目指して始めたものなんですよね。
だから僕らのそういうメディアの発信のおかげで、
それがまたインターネットでね、2004年、5年ぐらいからミクシーが始まって広まっていったり、
また2007年、8年ぐらいからツイッターやフェイスブックというのがじわっと広まってきて、
僕らが出した情報がさらにいろんな人に発信されるような状況がどんどんできてきて、
そういう意味ではいろんな人たちがそれによって、
結構メディアの人とか役所の人とかそういう人たちも見てくれているメディアになっていまして、
それを見て、例えばいろんな問い合わせが入って、さらに取材されたりとかね、
いろんな連携が始まったりというような事例はすごくたくさんありますね。
高見知英
それは行政関係の方からも問い合わせが?
杉浦裕樹
行政ももちろんありますし、民間同士ももちろんありますね。
なんかね、共有材を増やしていくっていうのかな、
僕らから見て人に伝える価値がある情報、結局メディアってお金取って書いてるわけじゃないので、
一つのポリシーとして、僕らがいいなと素敵だなと伝えたいなと思うものを言ってみたら、
18:00
杉浦裕樹
僕らが自腹で記事を作って出しているわけですよね。
だから僕らもそういう意味ではリソースが限られているので、
その中で作る時に自分たちの価値フィルターで、
これはいいな、これは素敵だな、面白いなと選ぶわけですよね。
それをオンラインに置く、インターネットで出すということはこういう時代ですから、
すぐに届かなくても、誰かが関心を持ってキーワードをいくつか入れていくと。
例えば横浜で子育てで〇〇とかね、いろんなキーワードを組み合わせで入れていくときに、
通常の新聞が消えちゃうのが多いじゃないですか、新聞記事って。
そうですよね。
でも僕らの記事っていうのは2004年の創刊の時からの記事がすべてアーカイブされているんですね。
だから関心を持って探すような人がいたら、それがいつまでもそこにあるから、
どっかのタイミングでその記事と出会って、
記事と出会うとそれを読んだ上で大抵団体のリンクとか貼った、
もっと興味があればそこの団体のところに直接ウェブを見に行ったり、
人によってはそこからアクションを起こして足を運んでみたりとかね、
そういうことが起こるじゃないですか。
そういうようなメディアになっているかなというふうに思いますね。
高見知英
では割とここまでいろいろと予感経済新聞の話もあって今更な感じもあるんですが、
ITについては今後では何かどういうふうにやっていきたいなとか。
杉浦裕樹
そうですね、今僕たちのNPOの活動の中で、
ローカルグッド横浜というウェブのプラットフォームを2014年から運営しているんですよね。
これはアクセンチュアというグローバル企業がありまして、
主にITに強いコンサルみたいな会社なんですけど、
そこのいわゆるCSR、
彼らはコーコレートシティズンシップという言い方をしているんですけど、
企業市民としてアクセンチュアの地域社会への貢献ということで、
人と予算をつけて応援してくれている。
それで作ったプラットフォームですね。
ローカルグッド横浜ということで、地域のグッド、いいこと素敵なこと、
それをそこに集めたり、またそういう活動をしている人たち、
さまざまな分野で活動している人たちに経営資源を結びつけていくということ。
よく言う人、物、金、情報っていうじゃないですか。
そういうものをウェブのプラットフォームを通して、
持っている人と求めている人をつないでいくというような、
このローカルグッド横浜の活動をもう一段バージョンアップしたいなというふうに思っているんですね。
21:06
杉浦裕樹
もう運営を始めて5年になるんですけど、
ここでその運営体制とか参加の仕組みとか、
あとはコンテンツの作り方とかですね、
あとウェブと連動して実施するリアルな学びと連携のための場作り、
こういうことを刷新して、
いろんな人たちとの参加連携によって運営をしていくという体制にシフトしていきたいなと思います。
そこが重点事業かな。
高見知英
ローカルグッドの話も出ましたけれども、
せっかくなのでそちらの方も実際にどういうものがあって、
現在どういうふうに動いている、周りの人がいるとかもちょっとお話を伺えればと思います。
杉浦裕樹
今一番更新頻度が高いのはイベント情報かな。
やっぱり何月何日ある時間にどの場所でどんなことが行われるのかというね。
イベント情報ですから未来の情報ですよね。
それを知った人がそこに足を運んでくれたらいいなと、
そういう場を作っている人を応援するという意味で、
イベント情報は結構僕らもアンテナを張って、
これは参加したらいいんじゃないかという常にアップするという感じになっています。
それとニュースですよね。
ニュースは横浜経済新聞でもうずっと15年やっていますけれども、
いろんな現場にも例えば僕らが足を運んだ時に、
それのことを紹介する記事を作ったりとか、
新しいプロジェクトが始まったりとかそういうことをニュースにしています。
大きな特徴としてはクラウドファンディングの機能を持っているというのが、
ヨーカルグット横浜の中では一番の特徴といってもいいかもしれないですね。
これまでに23件、4件、それくらいの市民初のソーシャルな公益的なプロジェクトを応援してきています。
合計すると1600万ぐらいですかね。
1600から700の間ぐらいだと思うんですけど、
各団体、小さいところだと数十万から大きなところでも百数十万ぐらい。
そういう金額を集めるのを僕らのNPOの総力を挙げて、
クラウドファンディングに挑戦した人たちがそれを達成できるように
伴奏支援をしていくということをやってきています。
一応、打率10割なんですよ。
これまで最低目標金額として出してお金をきれいに集めるんですけど、
24:05
杉浦裕樹
全ての団体が最低目標を達成していますね。
高見知英
ちなみにローカルグットのイベントページと経済新聞の違いについても
ここでお話しいただければと思うんですけど。
杉浦裕樹
経済新聞って今うちのNPOは2つやっていまして、
カタカナで横浜、漢字で経済新聞、横浜経済新聞と
広北経済新聞というのを2つやっています。
広北経済新聞というのは旧広北区、今4つに分かれていて、
広北、青葉、続木、緑という4区ですね。
編集部は続木区の中川というところに、駅の近くに
ハウスクエアという住宅展示場があって、
そこにシェアリーカフェというコミュニティカフェがあるんですね。
そこに広北経済新聞の編集部を行ってやっています。
横浜経済新聞は横浜といっても、僕ら最初カタカナにしたのは、
漢字の横浜だと横浜全部なんだけど、
あえて都心臨界部にフォーカスしようということで、
僕らが自転車で行けるくらいの距離を取材してやろうということなので、
主に中区、西区、横浜駅のちょっと行ったところ、神奈川区とかね、
あとは羽生寺あたりぐらいまでの南区、
中区、西区中心に神奈川区南区がちょっと入っていると、
それくらいのところを取材範囲にして、
日々面白いことにアンテナを張って出していくというのが横浜経済新聞ですね。
基本的には新聞のスタイル、新聞の記事のスタイルというのがあるんですけど、
5011当然のこととしてファクトチェックして記事を作るというのをやっていまして、
ここで作っている記事というのは、ヤフーニュースをはじめ、
ニフティとかブーとかそういう大手のプラットフォームにニュース配信をしたりとかしている純粋なニュースメディアですね。
一方でローカルグッドというのは、まずは横浜全域をカバーエリアとしているということが、
エリア的にはそういう設定をしていました。
それと単にメディアということだけじゃなくて、
本当にいろんな人たちのプロジェクトマネージメント、
事業の構想段階からそれを実施するというプロセスを、
僕らの持っているつながりやいろんなノウハウ的なことを結びつけて成功させていくということが大きな目的なんですよね。
そういう違いがあったかな。
27:02
高見知英
どちらかというと、これからの成長を期待する団体はローカルグッドに行くという感じですかね。
杉浦裕樹
横浜経済新聞のニュースとしてもこれは面白いなということがあれば、
イベントであれ商品やサービスの開発であれもちろん紹介はしていきますけどね。
高見知英
両方に乗るというのも可能性としてはあるという感じですかね。
杉浦裕樹
たくさんありますよね。
高見知英
じゃあ今回、まちづくりサイドビジティとしてITについてということでいろいろとやっていますので、
そちらについて一緒にやれるようなことは今も結構やっていますけれども。
杉浦裕樹
2つあると思うんですね。まさにICTを活用したいろいろな事業やプロジェクトということと、連動するリアルな場作り。
うちのNPOの場作りというのも、特に2011年にここの大正ビルという、館内の亜佑町というところなんですけど、
地区50年くらいの古いビル。そこをリノベーションしてシェアオフィスを始めたんですけど、
そのビルの中にスペース事業としては、アブラボという3Dプリンタやレーザーカッターという電子工作機器を備えた
市民参加型のものづくり工房みたいなのをやっていたり、
あと同じうちのビルのビルオーナーが通りを挟んだ、館内桜通りという通りを挟んだ1階の路面展を持っていたので、
そこを仲間と一緒に借りて、大正ポーチフロントというコミュニティカフェを借りているんですね。
これはSBCさんも借りていただいて、いろんなイベントを使っていただいたりしていますけど、
そういう意味ではリアルな空間とICTを面倒とした取り組みというのをいろいろやっていきたいなというのが今ありますね。
特にローカルグッズをこの秋にバージョンアップしていこうということを考えていまして、
SBCの皆さんが持っているネットワークや人材とも連携してコンテンツやシステムを考えて作っていくというようなことができたらいいなとそういうふうに思っています。
高見知英
うちのホームはサイドビッチコーヒーということで、大正ポーチフロントでたまにイベントなんかもやらせてもらっていますので、
そんな感じでもまた企画はしているんじゃないかなと思います。
結構本当にラウはコミュニティ大のラバさんいろいろとやられているんですけれども、
30:03
高見知英
ここにまとまっていますというのは特にそれぞれのところを見ていただければという感じですかね。
杉浦裕樹
そうですね。横浜経済新聞というメディアはぜひTwitterもFacebookもやっていますし、RSSも配信していますのでウォッチしてほしいなと思いますし、
また僕らの活動全般に関しては横浜コミュニティデザインラボの公式ホームページ、
そこを見ていただくとそれぞれのプロジェクトで出している発信をRSSで引っ張って最新の投稿がトップページで見れるようになっていますので、ぜひそこを見ていただければなと思います。
高見知英
それでは一番はコミュニティデザインラボの中心のホームページを見てもらうという感じなんですね。
杉浦裕樹
そうですね。最近今年の6月から横浜市の中区にあることぶき町というエリアがあって、
そこのことぶき共同スペースという名前の横浜市が設置した150平方メートルぐらいの拠点があるんですけれども、
そこの運営も始めてまして、こないだコミュニティデザインラボのホームページにもそこの最新の投稿が表示されるようにというので、
1個RSSに加えましたので、まずそこに行っていただけるとそれぞれのメーカーはわかるんじゃないかなと思います。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
最後の方になりましたが、これを聞いている人がこちらの横浜コミュニティデザインラボに関わりたいと思ったら、
じゃあまずはどうしてほしいなというふうにありますか。
杉浦裕樹
はい。一昨日もですね、館内にある体制工事フロントというところで、うちのNPOの活動説明会をやりました。
説明会の前日に告知したにも関わらず、20人ぐらいの方が来てくださいまして、
僕らは参加の仕組みとしては、会員制度をとっています。
NPOなんで、議決権というのが正会員が持つわけですけど、正会員、あとは参助会員といって議決権はないけど、会員と同じサービスが受けられる制度。
また学生会員、団体会員というような参加の仕組みを持っています。
入会金は0円で、正会員が年3000円、参助会員は2000円という、月にしてみたらもう本当に200何十円みたいな、
そんな額の会費なので、ぜひ入っていただけると、会員向けに情報が届きますので、
その中でいろんなAIや学びがきっと何かあるんじゃないかなと思うので、ぜひ会員として参加していただけたらありがたいと思います。
33:06
杉浦裕樹
その他、最近プロ語のというキーワードがあると思うんですけど、自分は何かが得意ですと、
例えばデザインが得意とか、経理や会計が得意ですとか、いろんな得意分野があると思うんですけど、
そういう自分が持っているスキルを地域で活かしたいという方、
そのボランティアやプロ語のという形で参加していただくことも大歓迎ですし、
またプロジェクトによっては有償で、例えばライティングが得意で経済新聞の記事を書いてみたいとか、
ローカルグッドというところで何か発信するので役に立ちたいとか、そういうような人たちも歓迎です。
まず一度気軽にその説明会を訪れていただいたり、
あとはさくらワークスという拠点と、ことぶき町のことぶき町のスペースというところ、
ここはうちのスタッフが常にいますので、そういうところをちょっと覗きに来ていただいて、
情報を持って帰っていただいたり、うちのスタッフとコミュニケーションしていただけたらありがたいなと思います。
そうですね。ではさっきのとおり、これを聞いている人には会員になるなり、
イベントとか拠点に来てもらうとかしてもらえればというような感じでよろしいですかね。
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。では他に何かこれは言っておきたいキーワードとかってありますか。
そうですね。一つ夢がありまして、今クラウドファンディング、ローカルグッズでクラウドファンディングをやっていますけど、
いろんな人たちが地域に参加するのの一つの形態として、
杉浦裕樹
ちょっと自分の出せる範囲でお金を出していくということ、
こういうのがもっともっと広まっていくといいなと思っているんですね。
横浜市って日本の中でも最大の人口がいる自治体というか政令市なわけですよね。
374万人以上の人たちがいるわけですよ。
そのうち選挙権を持っている人が300万人いるんですよね。
18歳以上を死ぬまで。
その300万人の人は仮に月100円なんか応援するよということで出してくれたとするじゃないですか。
300万人ですから毎月3億円になるんですよね。
それを一つのファンドのように考えて、
いろんな地域の中で素敵な良いことをやっている人たちにそのお金が届いて、
その活動をエンパワーメントできるというようなそういう状況を作れたらいいなというのは、
36:01
杉浦裕樹
ローカルグッドを始めてから特に思っていまして、
そういう地域に参加するという時には、
一つは寄付の文化みたいなことね。
これがもっと広まっていくといいなというふうに思うんですね。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。やっぱりそういう寄付の仕組みもせっかくあるので、
寄付も色々と付き合ってくれるといいなと思います。
杉浦裕樹
そうですね。皆さん自分自身の生活のこと、仕事のこと、家族のこと、
本当にそれは自分ごととして大事にしていることっていうのは必ずあると思うんですよね。
でも他人ごととして自分にはあんまり関係ないなというのがあるじゃないですか。
例えばアニソンでもいいしコミケでもいいし、好きな人は本当に好きで、
そういうのがあれば派生さんじて、
そういう仲間とコミュニティを作って色んな情報交換したり場を作ったりなんていう人たちもいるけど、
人によってはアニソンは全く関係ないなという人もいますよね。
また福祉や介護っていうふうにいった時に、
身内にそういう人がいれば介護っていうのが大事だなとか、
自分もそういうところで役に立てばいいなって思う人もいるけど、
確かに大事なことだし偉いなとは思っても、
自分自身の時間やお金や何かをそこに投下したり支援したりはしないっていう、
そういうこといっぱいあるじゃないですか。
誰もがそうだと思うんですよ。
例えばNPOの活動分野で言えば、
例えば国際交流とか文化芸術の支援とかスポーツの振興とか、
もう本当に色んな分野あるじゃないですか。
当然ですけど、全部に時間とお金なんか使えるわけはないから、
結局自分が何に使うっていうのが絞られてるんですよね。
僕らは他人ごとって自分には関係ないし、
自分のリスクを取らないっていうことと、
自分ごと、自分自身の仕事、生活、家族のこと、
そういうことの間に自分たちごとっていう要因がある。
自分たちごとっていう領域があると思うんですよね。
このことは自分たちのことだ。
例えば町内会に入っている人は、
このエリアが安心で安全で綺麗で、
いろんな意味で活性化するっていうことは他人ごとではなくて、
自分たちごととして時間や会費払ったりするわけですよね。
そういうふうに考えた時に、さっきの寄付の話もそうですよね。
横浜に100円出すっていうことで、それが本当にうまく使われれば、
39:05
杉浦裕樹
自分が住み暮らしている横浜に自分自身も貢献しているし、
そのことで少しでもいろんなことがグッとなっていくっていうかな。
そういうふうになっていけばいいなというふうに思っているっていうのが今の感じかな。
高見知英
そうですね。やっぱり自分たちごとっていうのがすごくいいかなと思います。
杉浦裕樹
はい。
高見知英
ここまででNPO法人横浜コミュニティデザインラボの理事長の杉浦さんでした。
どうもありがとうございました。
杉浦裕樹
はい。ありがとうございました。
高見知英
今回は横浜市の様々なNPOサポートのほか、
横浜経済新聞などのメディアによる情報発信、活動拠点の提供など、
非常に幅広い活動を行っているNPO法人横浜コミュニティデザインラボの杉浦博さんをお招きし、
各種活動拠点やメディアの紹介と活動のきっかけについてお伺いしました。
NPO法人横浜コミュニティデザインラボは、
横浜市仲区管内にあるシェアオフィス、桜ワークス管内や、
同じく仲区の琴吹町にある琴吹共同スペースなどの拠点運営のほか、
横浜経済新聞、ローカルグッド横浜などのメディア発信、
その他周辺で活動するNPO法人のサポートなど、非常に幅広い活動を行っています。
私たち町づくりエージェントサイドビーチシティも、
桜ワークス管内をメインオフィスとして利用していますので、非常に近しい存在でもあります。
横浜のNPOの中では、比較的複雑で長い歴史を持つ横浜コミュニティデザインラボ、
活動開始の経緯や移動の流れなどについては、
比較的最近になって関わりを始めた私にも非常に興味深い内容でした。
地域のことについて、自分ごとでもなく他人ごとでもなく、
自分たちごととして捉えるという考え方は、
常々杉浦さんがおっしゃっていることではありますが、
今回のお話を聞いてその意味と考え方がようやく理解できました。
環境や社会に関することをいきなり自分ごととして考えるというのは、やはり抵抗があると思います。
とはいえ、自分に全く関係がないというわけではない。
そういうものは今、世の中にたくさんあるんじゃないかと思います。
まずは自分ごととして考えるという前に、
42:03
高見知英
自分たちごとだと思って考えてみるというのも良いかもしれませんね。
最後に感想の受付ですが、このポッドキャストの感想は、
ツイッターやフェイスブックなどで受付しております。
ハッシュタグSBCAST045で投稿いただけると幸いです。
それらが使えないという方は、
まちづくりエージェントサイドビーチシティサイトのお問い合わせフォームなどからご連絡いただければと思います。
今後もこの番組では様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にてポッドキャストの購読、ないしチャンネル登録などをして次をお待ちいただければと思います。
それでは今回のSBCASTを終了します。
お聞きいただきましてありがとうございました。
この番組は図面の出力、製本ならお任せください。
株式会社トレースのサポートにてお送りいたしました。
43:50

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