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古野光太朗
働ける時間を増やすっていうところを、僕たちが一番伝えたいところです。
実際に課題のところとしては、経営人であったりプロダクタマネージャーっていうのは、顧客コミュニケーションであったり社内コミュニケーションに時間を取られてしまっている。
それのせいで将来の売上を作るための投資的な時間の使い方ができていないと考えました。
顧客コミュニケーションっていうところは、顧客とのやり取りに割いている時間。
社内コミュニケーションっていうのは、部下への教育に割いている時間。
例えば様々な部下に同じことで何度も注意する、やったり何か教えてあげる。
ましてや同じ部下に何度も同じようなことを言うっていう機会があると思っています。
ここの課題を特に抱えているターゲットは、特にクライアントワークをしている。
かつ、従業員数が10から50人規模の中小企業の会社だと考えています。
ここのターゲットを選んだ理由としては、そもそも前提としてクライアントとのコミュニケーションが多いこと。
これはクライアントとの要望に対応するために社内コミュニケーションが多く発生する。
社員規模が10から50人の会社っていうのは、ワークフローがしっかり確立していない。
やったり組織構造がまだ明確ではないっていうところ。
ここのコミュニケーションコストがかなり多く発生していると思っています。
さらに、テレワークであったりフレックスタイムの導入をされている企業だと、
バラバラの時間にバラバラの場所で働いていることによって、
コミュニケーションが生まれづらいであったり、コミュニケーションにコストがかかってしまっている。
こういう会社がペルソナだと考えています。
これに対して既存の手段で行われていることとしては、主に2つあって、
1つがチャットベースでのビジネスコミュニケーション。
これがチャットワークであったりスラックと言われるところ。
次に2つ目としてあるのが、極めて対面に近いウェブ会議。
これはいわゆるZoomであったりGoogle Meetである。
これは時間を抑えるのに結構時間がかかったりするという課題もあると思っています。
ここの既存の手段の課題、一番大きな課題として挙げられるのが、
情報が蓄積されていないというところです。
これは実質的に蓄積されていないという意味で。
実際にスラックとかであれば過去の情報はある程度はまっているけど、
これを現在に活かせるのか、活かしているのかと考えたときに活かしていない。
あとZoomの録画とかも一応形状は残せるけど、
これを実際に部下に投げて、部下はしっかり見て噛み砕くのかと言われたら、
実際にそういうことになっているのはほとんどないというところで、
情報は実質蓄積されていないと考えています。
それの解決策としては、動画でフィードバックをして、
その動画を蓄積するというところです。
それの主な価値提供としては、ビジネスにおけるフィードバックであったり、
コミュニケーションを効率化して、さらに将来軸で再利用できるようにするというところです。
動画化にどんな価値があるのかというと、
動画化することで指摘が素早く質の高いものになる。
短い時間でできるし、日程調整もいらない。
古野光太朗
また動画化にすることによって、漏れがないフィードバックであったり、
コミュニケーションをすることができるというところです。
これは指摘のフォーマットをある程度活用することによって、
例えば顧客に対して、もしくは部下に対して、
もしくは新卒1年目の人に対してというフォーマットをそれぞれに使い分けることによって、
より適切なフィードバックができて、
さらにフィードバック後の行動まで促すことができるというところが挙げられます。
次に再利用。
再利用の価値は何かというところに言うと、
そもそも動画でフィードバックしたものを データベースに蓄積することができる。
これは簡単に言うと、動画を受けた側がここは重要だなというところを
すぐにファイル化できるようにする。
ここは重要な部分だというところを ファイル化するようにして保存できる。
この自分たちでデータベースを作るというところが
将来的な価値の源泉になるのかなと思っています。
これでデータベースを活用して、活用の方法としては チャットボット形式で活用することによって、
部下であったり顧客の課題に応じた解決策として その動画ファイルが見れるという状態になるというところ。
なので、これが今までストック情報になっていなかった、
ただ単に情報があるだけだったのが、 チャットボット形式によって引き出せることによって
フロー情報、将来的な価値につながると考えています。
ビジネスモデルとしては主に月額モデルで お金をいただいていくという形を考えています。
以上です。
そうですね。
山本敏行
まずフィードバックとしては、
よくわからないというのが一発のフィードバックがあって、
もちろん時間が無駄になっているとか、 もっと経営陣の時間を作るという。
それをもうちょっとピッチするときも、
イメージ、その課題がありますよねっていうのを 事例を挙げたりとか、
社内でこんなことで時間が潰れていませんか みたいな顧客との時間とか、
社内で教えるという話もしていたけど、
もうちょっと具体的な、
それめっちゃ使っているよねみたいな、
例えばチャットワークの効率化のツールだったので、
1人のビジネスマンで年間150時間ものを 探している時間に使っています。
100人いたら15,000時間ものを 探している時間になっているんですよ。
でもそれも仕事していることになっている。
やっぱり仕事に大切な時間を探している。
仕事していることになっている。
やっぱり仕事に大切な資料を出したりとか しているんで、
仕事だと思っているけれども、
100人いたら15,000時間無駄になっているんですよ みたいな。
それを例えばGoogleドライブに 全部スキャンして入れておくことによって、
その時間が一瞬で消せますと、その無駄な時間。
例えばGoogleドライブなんか全て スキャンして入れているから、
3秒で出てこなかったらそもそもなかったとか、
検索の仕方が間違っているというだけで 物を探すことがなくなるんですみたいな、
山本敏行
Googleドライブのプロダクトだったりすると そういうふうに言ったりとか。
またチャットワークのときに言っていたのは、
メールを書いている時間が仕事していると 思っているんですよという話をしていて、
社員が一生懸命メールを書いているけれども、
特に日本はお世話になっております。
先日ありがとうございました、ブラブラブラブラ みたいな本当に必要な情報って2割なのに、
残りの8割のところにメールを書いているから 仕事している時間になっちゃっているつもりなんですけど、
それは仕事じゃないというのを しっかりと言わないといけない。
だからそれをメールの文章を短くしましょうとか、
お世話になっておりますとか言わないように しようと言っても日本的にマナー的に難しいから、
チャットのツールに置き換えることによって、
LINEで長文を書く人いないじゃないですか、
LINEでお世話になっておりますって誰も 言わないじゃないですかみたいな、
そういう感じでチャットにすると、
特に日本人のビジネスの効率って上がるんですよね、
みたいな30秒、1分くらいで自分のプロダクトでパッと、
それは絶対そうだなっていうのが頭に思い浮かぶような ピッチにしていかないといけない。
だからこれってどういうことの時間が削減できるんだっけ っていうのがずっとわからないまま結構来てしまった。
その最後にチャットボットだったんだっていう。
チャットボットで過去の録画した動画とか、
ビジネスチャットの中のログを蓄積分析でAI化して、
その部下とかがチャットボットで相談、
これってこうなんですかねってチャットで聞いたら、
それに答えが返ってくるっていうプロダクトっていうことですね。
古野光太朗
そうですね、確かに一言でまとめるとそうなります。
山本敏行
なるほど、そうか。
僕もいろいろメンタリングするときに山本Botみたいなものを作って、
起業家の相談をフィードバック、チャットボットでできるようにしようと思ってる。
チャットPDFって知ってるかな?
古野光太朗
知ってます。
山本敏行
そういうPDFになってるテキスト情報を読み込まして、それで相談したら、
PDFの中にある情報をもとにチャットGPTが答えてくれるみたいな感じのプロダクトがあって、
それに近い感じなのかなと思いつつ、
そのチャットPDFの問題はPDFにない情報があったらチャットGPTがさも僕のように答えるんで、
僕じゃないアドバイスをしてしまうっていう問題がチャットPDFにはあるんだけれども、
一つこの問題点、このプロダクトのプールちゃんがやろうとする問題点は、
PDFって僕は投資家と起業家っていう本の書籍の原稿を読み込まして、
その中にあることをしっかりとチャットで出せるようにしてるんだけども、
本当に正しい情報というか適切な情報がアウトプットされてるかみたいな、
書籍だからめちゃくちゃ吟味されたテキスト情報とかを読み込ましてチャットPDFでやったけども、
山本敏行
今回のプロダクトだと普段のチャットのやり取りとか会議のやり取りとかを、
結構ノイズというか入ったデータベースになっちゃうんで、
チャットで相談した時に的確なフィードバックが出れるかどうかっていうのはちょっと怪しいんじゃないかなと思ったんだけど、
どうですか?
古野光太朗
そうですね、それに関してはおっしゃる通りだと思ったので、
そこに対しての解決策としては、やっぱり社内で活用というところがより重要なのかなと思って、
社外での活用だとやっぱりより正確さが求められる、ほとんど10割の正確さが求められる一方で、
社内だとフィードバックの時とかに関しては8割9割くらいの精度、
あとの残りの1割2割は人間の力で保管するというところ。
基本的に最終成果物を顧客に対して出す前に確認は絶対人の目で入ると思うので、
そこなんか8割9割を求めた時の時間を考えると、こういうチャットボットとかの方が時間的に見ていいのかなというのは思いました。
山本敏行
それは部下がチャットで、これわかんないけどまた相談したら上司の時間奪っちゃうからチャットで相談しようかな、
みたいな感じ。
古野光太朗
はい、それに近いです。
山本敏行
上司的には、もう俺に同じことなんかも聞いてくるな、みたいな、このボットに聞いとけ、みたいな、そういうことやね。
古野光太朗
そうですね。僕の中ではここ伝えきれてなかったんですけど、2軸あって、
1つがボットに聞いとくというのと、1つが上司に聞くけど、上司に聞いた情報は全部動画化して、
それがファイル化するというところ。
ここの循環が回る。チャットボットに聞いてわからなかったら上司に聞いて、
上司から得られた情報は全部チャットボットに流れる。
だからだんだんそのチャットボット上司がより強化されるというところ。
山本敏行
なるほど。
よく経営者ボットを作りたいみたいなニーズってやっぱり結構あるんで、
それ結構取り組んでる人が出始めてるなとは思っていて、
それを経営者以外のプロジェクトマネージャーとか部長とかわかんないけど、
そういう上司までそれにしちゃうっていうことなのかな。
なるほど。もうちょっと踏み込んで2歩3歩先のもっと、
今それだけだともうすでに何かそういうボット作りましょうみたいなのがいっぱい出てきてるんで、
その先の2歩3歩ところまでちょっと踏み込んで考えていった方がいいかもな。
古野光太朗
そうですね。僕のイメージで確かにボットはいっぱい出てきてて、
じゃあそこでどこが大事になるかというと、
いかにデータベースを作るのかというところが結構価値として高いのかなと思っていて、
古野光太朗
他の既存チャットツールからAPIで引っ張ってくるだけだと、
ほとんど自分たちの価値としてはあまりないと思っているので、
いかに新しいデータベースを作るのかというところで、
そのフックが動画というところ。
動画で今最近文字認識文字起こしというのはかなり発達してきていて、
文字としてデータに取れるので、
そこのフィードバックというところをフックに動画音声を文字化して、
新たなデータベースが作れてそれをチャットボットに生かすという。
山本敏行
新たなデータベースを作るところはやっぱりAIにとってはキーになると思うんだけど、
やっぱりそのチャットGPTが、オープンAIがマイクロソフトで提供したのは、
ビングの検索エンジンのデータを持っているからというところを学習できる。
イーロンマスクもツイッターがあるので、
外部の人に読み込ませないようにこれからして、
自分たちツイッターの情報でテキストでAIを作ろうとしていると。
なので例えばチャットワークとかスラックとか、
そういったチャットツールを提供しながらそういうことってやれるかなと思いつつ、
新しい動画を使ってもらう。
例えばZoomとか提供している会社だったら、
録画をそれにできますよみたいなオプションのアドオンでできるみたいな。
その新しい動画をいかにフルチャンのところの強みを活かして、
このチャットに新しいデータベースを突っ込んでいくっていう。
それフルチャンだからできるよねみたいなところがないと、
他のところがプロダクトいいなと思ったら、
データ持っているところがやっちゃおうかなみたいな感じに。
なるんで、もう一つ二つぐらいの、
なるほどそういう形でやっているのかみたいな、
あるいは参入障壁みたいなものを作ったりとか、
アイデアみたいなところを深掘りしていったほうがいいんじゃないかなと思いました。
古野光太朗
ありがとうございます。
いかにインパクトを大きく見せるのか、
どれくらい時間を減らしているというところを見せるのかと、
また参入障壁、他の会社との違いみたいなところを、
もっと深掘っていく必要があるなというのは思いました。
山本敏行
あとは本当にクライアントワークの10人から50人という会社の本当のペインみたいな、
ヒアリングとかもどんどんしていったりして、
チャットワークだったら本当に、
税理士業界から広がったっていうね、
やっぱり電話、メール、ファックス、訪問みたいなコミュニケーションが分散していたのが、
グループチャットで一つで全部集約できるというところで、
保守的な税理士さんが積極的に訪問先とチャットワークを使ってくれたことによって
広がったという一つを、
分かりやすいストーリーみたいなシナリオみたいなところがイメージできると、
それに合わせてそこにヒアリング行こうかとかできると思うので、
クライアントワークみたいなちょっとふんわりしたところでも、
例えば広告業界の何々とか、
こういうホームページ制作会社でとか、
そういうかなりパルソナーみたいな感じで限定して、
山本敏行
それでこのペインはめちゃくちゃ大きいですよねっていうのを、
しっかりとこれで解決できるんだみたいな感じで、
解像度を上げていくみたいなのが必要かもしれないですね。
古野光太朗
それと一つ質問で、
この税理士に使われるようになったっていうのは、
元から分かっていたのか、それともある程度ヒアリングするにつれて、
意外に税理士がいけるんだと気づいたのかみたいなのがありますか?
山本敏行
メールを代替するぞっていう感じでやってたので、
ビジネスメールを使っている全中小企業、大企業だと思って、
最初は全方位的にバーっていろんなところで、
ビジネスチャットですっていう感じでやってたんだけれども、
でもその中でもやっぱりあれみたいな、
ちょっとなんか想定外の業界、
ちょっと遅いかなと思ってたところの業界の人たちが、
なんか食いついてて、
かつもうホームページとかにチャットワーク導入してますみたいな、
チャットワークじゃない取引先はもうコモン受けませんみたいな、
税理士さんからお客商売なのにめちゃくちゃ強気なやってて、
それがまたお互いのためになるっていうことだと思うんだけど、
それでだんだん見えてくるっていうかね、
最初はバーってやりながらポコポコっといろんな業界で、
特に分かりやすい事例が税理士だったっていうことですね。
最初から税理士がいけるとは全く思ってなかった。
古野光太朗
なるほどです。
山本敏行
あんまり決め打ちしすぎて、やっぱりペインなかったかじゃなくて、
クライアントワーク以外でももしかしたらそういう、
この業界もあるかもみたいな仮説としてやっぱりしっかり持ちながら、
幅広く最初は薄くしながらっていうのも大切だし、
まずは今クライアントワークだと思ってるんだったら、
どこにある企業で、どんな業種で、その中の肩書きどんな人が、
このプロダクトどん底にはまるんだろうかみたいなところを見ていくといいかなと。
古野光太朗
ありがとうございます。
多分次回もまた何回か後かにこのようなピッチ機会をやるので、
その時までまたしっかり磨いていきます。
山本敏行
お願いします。
古野光太朗
山本さんで確かこんな感じでセブンのピッチを受けて、
そのままエンジェル投資家方々を集めて、
エンジェル投資をするっていうことを今座組としてやられてるんでしたっけ?
山本敏行
セブンはエンジェル投資家のコミュニティで150人ぐらいエンジェル投資家、
全員パワーエンジェル投資家っていってて、経営者中心としたエンジェル投資家で、
僕は日本のスタートアップの問題は、
企業数が少ないとかそういうことだけじゃなくて、
成功率をもっと上げる必要があるなと思ってて、
一番支援が必要なのってやっぱり初期の企業家、
フルちゃんもそうだけども、
ところにしっかりとしたアドバイスができる人がずっと
成功確率が絶対上がるなと思ってるけど、
でもまだまだそこからお金をもらうわけにもいかないし、