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はい、ということで今日は音楽からのスタートでございます。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で261回目の配信でございます。
いやー、GDP厳しいですね。なんかあんまり、このファッションのラジオなんでね、GDPって言葉あんまりこの内容にそぐわないかもしれないですけど、いやーすごいですよね。
戦後最大のマイナスですって。戦後最大、昨年トータルのGDPのマイナスもそうですし、今年1年から、今年1月から3月までのGDPのマイナスも戦後最悪と。
いやー、あれだよね。まさか自分が戦後最悪の中、ビジネスや会社経営してると思わなかったよね。まさか学生時代の久野梨沙は、そんなことは強いとも予想せずに、のんきにやってたなと思いますね。
まあでも何とか生きてますよ。生きていきましょうよね、皆さん。本当にね。そんな折ですがね、結構周りとかお客様の話とか聞いてると、割とそんな中でも頑張ってビジネスをちょっと縮小したのを再開したりとか、
あえてこういう時期だからこそね、会社を辞めてフリーランスになったりだとか、あとは会社経営してる方の中だと、新しい事業に挑戦したりとかっていう方が結構増えてきて、都内の百貨店もね、緊急事態宣言中ではありますが、15日ぐらいからね、服も生活必需品だということで位置づけて、
あの営業再開してきているところもかなりありますけれども、もうなんでしょうね、なんていうのかな。感染拡大しないように心がけつつ、やっていくしかないからね、ビジネスね。
だからまあ、百貨店もそうですけどね、百貨店でもありがたく開けていただくのであればね、お買い物同行に使わせていただきたいと思いますし、お客様の新しいそういう角で、船で、新しいビジネスに関してもね、できる限りサポートさせていただきたいなと思って、私も頑張るだけだなと思ってるんですけど。
そういうね、ビジネススタイリング、私のお客様は結構、会社経営されている方とか、あとフリーランスの方とか、あとは私業って呼ばれるね、侍業とかとも言いますけど、弁護士さんとか税理士さんとか会計士さんとか、あとはちょっと詩の字が違いますけど、お医者様、医師とかね、結構多いんですよ。
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いわば、自分が看板を背負ってビジネスをやっている人が何だかんだ多くて、このラジオはね、服装審査後のね、会員さんは、そういう感じではない、いろんな方がいらっしゃって、女性がメインで会社勤めの方とかがやっぱり多いんですけど、個人のスタイリングのお客様とそういうご自分が看板でそれを背負ってビジネスをしているという人が多くなるんですよね。
このラジオは、おしゃれの呪いを解くラジオって題名なので、結構服装審理学ということで、どっちかというとね、広くいろんな方に聞いていただこうということで、ことさらにビジネススタイリングに特化した話だけをするっていうことはあんまりしてこなかったんですけど、実際私のスタイリングはビジネススタイリングなので多いんですよ。
で、非常に私ビジネススタイリングやっぱり好きでして、とても大好きですね。何で好きなのかなっていうと、やっぱり性格なんでしょうか、難しければ難しいこと思えるんですよね。あとは答えが決まりきっていないものほど好きなんですよ。
で、やっぱりプライベートの洋服とか、一般的なビジネスっていう風にシーンを定めていない、一般的な全般的なファッションっていうのは、おしゃれであるかどうか、ファッション性が高いかどうか、トレンドかどうか、あとは似合ってるかどうかっていうのが割と一つの指標として、足を測る指標として言われがちじゃないですか。
でもビジネススタイリングって、シーンによっては逆におしゃれでなければないほどいい時もあるわけですよ。あとは微妙に似合わせないことがいい結果を生むこともあったりするので、そういう意味で微妙に似合わせないとか、微妙におしゃれからちょっとずらすみたいなものって、本当に逆に言うと本当におしゃれなスタイリングがこういうのであるとか、この人に本当に似合うスタイリングがこういうものであるっていうことが、
正確に私自身が理解できてないと、その微妙な調整ってできないんですよね。だからそういう、私自身がちゃんと理解できてるかどうか、ちゃんとスタイリングとしてできるかどうかっていうことが問われるようなヒリヒリした現場が好きなんですよね。なんだこれ、マゾか。わかんないんですけど。なので非常にビジネススタイリング好きなんですよね。
要はおしゃれだからいいとか似合ってればいいっていうものではないのがビジネススタイリングの面白さで、どんな人にどんなふうに見せたいかっていうのをまず設定して、それによっては今言ったようにおしゃれでないこととか似合っていない方がいいこともあるっていう世界、かなり面白い多種多様なイメージコントロールが必要になるから好きなんだと思うんですよね。
例えば、私のお客様にはさっき言ったように私業って言われる業種が多いんですけど、これあくまで一例ですよ。あくまで一例ですけど、例えば、そうですね、弁護士さんとしましょうか。弁護士さんっていろんな専門分野がありますよね。
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離婚みたいなもの専門、民事か刑事かどっちが専門かみたいなのもやっぱりありますし、企業顧問、企業ホームがメインの会社もあれば、個人でやってる方だと民事の離婚とかね、そういうのがメイン、相続とかがメインの方もいらっしゃればなんですけど、担当されてる業務の内容とかクライアントさんの層によっては、
仮に弁護士さんとしてすごく稼いでいたとしても、その稼ぎをフルスイングしておしゃれで高そうなスーツを着ればいいってものではないっていうのは大体想像つくじゃないですか。
例えば、相続問題ですごい揉めてるときに、めちゃめちゃおしゃれだけどすごい高そうなスーツ着て来られてもなっていうのは、私もつい最近相続やったばっかなんで、来られてもなっていうのが、依頼人から考えてみると、ちょっと嫌なときあるよなって思うと思うんですよ。
でも、例えば、稼いでる弁護士さんで、おしゃれが好きでスーツが好きな弁護士さんだと、意外とそれやっちゃいがちなんですよね。いいスーツだったらいいだろうみたいなね。そうじゃないんですよね。
なので、いいスーツを着ることがベストで、その結果クライアントさんにどういう印象を持たれてもいいっていうふうに腹くくってしまえばもちろんいいんですけど、なかなかそうではないと思うんですよ。
単純にそれがクライアントさんにどういう印象を与えるかっていうのをあんまり考えてないだけで、それが不利益をもたらすこともあると思ったら、やっぱり着たくないって思う人が多いと思うので、そういう情報をお伝えしつつ、見せる相手を設定して、見せる相手に対してはどういう印象が一番良くてっていうのを一緒に設定させていただくっていうのが、
ビジネススタイリングの一番初めの打ち合わせのメインの目的なんですよね。
その時にやっぱり、ビジネス以外だと、なんとなく洋服のスタイリングをプロに依頼するのであれば、やっぱりこう、まんべんなくいろんな人に好印象な服を求めてしまうものだと思うんですよ。
それはプライベートでできなくはないんですけども、やっぱりビジネスとなるとターゲットも絞られてくるので、やっぱり、よく見せる相手っていうのを選ぶ。
逆に言うと、それ以外の人、自分の客さんとなり得ない人からは、良い印象を得なくてもいいぐらいの取捨選択が必要なんですよね。
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多分これって、ビジネスにおけるブランディング全般層だからだと思うんですよ。
ファッションもそのブランディングの一環と考えていただきたくて。
だから、よくウェブサイトを作る時も、みんなに、なんとなく好印象なウェブサイトって意外とみんなに刺さらない。
誰にも刺さらない。誰の心にも残らないウェブサイトだったりするし、CMなんかもそうですよね。
強烈に誰かの心に刺さるCMって、その裏側で、すごいそのCMが嫌いな人も生まれちゃったりするわけなので、
そういう意味では取捨選択っていうのが非常に必要になってくる。捨てるところもある。捨てなきゃいけない部分もある。
全部欲しいではダメだっていうことがあるわけで、そういう意味でも非常にスタイリングする前の打ち合わせっていうのは、
非常に真剣に考えなきゃいけないし、ゴリゴリと希望を突き合わせて、私もかなり深くまで今後のビジネスの方向性まで伺ってやっていくっていう意味でも非常に面白いなと思うんですよね。
でも最終的にその取捨選択というか、何が欲しくて、誰からの好印象が欲しくて、誰からの好印象を諦めるのかっていう取捨選択は、最終的には決断はお客様にしかできないんですよね。
でもやっぱり決断が、私も曲がりなりにも経営者なので非常に痛感するのは、決断が一番エネルギーがいるんですよ。決めることが。
正直決めてから実行するフェーズって、そうでもなくってやっぱり決めるってことが一番エネルギーがかかるので、やっぱりそこをサポートしていきたいなって思うんですよね。
特にこのご時世、いろいろ決めなきゃいけないことは厳しい中でね、どれ選んでも負け戦じゃないかって思う時もありますよね。
でもそういう時に、それでもその中でも少しでもいいものっていう決断をちょっとでも助けたいなっていう思いがあって。
それがね、ファッションっていうところではありますけどね、ビジネスに直接的に関与しなくても、ファッションっていう間接的に何かいい影響が与えられる分野からサポートできるっていうことはすごく楽しいことだなぁなんて思って。
ここ最近ちょっとね、またそういう依頼が増えてきたので非常に痛感しております。
決断してもらった後のファッションにおける実行のフェーズはね、まるっとお任せいただいて、少しでも経営者の皆さんとか事業の皆さんのエネルギー切れを防いでね、いい仕事をしていただければななんて思っております。
いやー頑張りますよね。頑張りましょうね。くらいに嘘多いですけどね。
ということで、この番組はまだまだビジネスの話もお待ちしておりますけどもね、皆さんからのプライベートのお知らせの内容ももちろんお待ちしております。
番組概要欄にありますマシュマロからお気軽にお送りください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。