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はい、今日はですね、マシュマロからいただいたご質問にまた回答していきたいと思います。
こちらもね、ちょっと2週間前にいただいたのかな、すいません。
回答遅くなって申し訳ありませんが、読んでいきたいと思います。
ラジオネーム書いてないですね。はい、読みます。
久野さん、こんにちは。いつも楽しく視聴させていただいております。
今日は一つご質問が…。
私は普段ナチュラルテイストなスタイルが好きなんですが、
それとは真逆のような、ポップでカラフルなアイテムにもすごく惹かれます。
例えば、大大の靴下、緑×白のギンガムチェック柄のワイドパンツ、
マルチカラーの花模様の帽子など。
なぜこんなにも対照的なテイストを同じぐらい好きになってしまうんでしょうか?
私は二重人格なのか?って思ってしまいます。
ちなみに、ポップなアイテムたちは惹かれるものの
持っている服、ナチュラルテイストと対照的すぎるため、
眺めるだけにしています。
でも好きなので、インスタの保存画像はポップなアイテムばかりです。
質問になっていなかったらすいません。
久野さんのご意見をいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
ということでね、質問者さん、ご質問ありがとうございます。
今日はこの話題についてお話ししていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりました。
おしゃれの呪いを解くラジオでございます。本日で266回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込み
イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野です。
本日もよろしくお願いいたします。
最近私がやってるオンラインサロンの服装心理ラボの会員限定のチャットで
話題になったものとか質問があったこととかを
私からの返答としてはラジオで結構返すことが多くて
確か昨日も会員さんの持ちかけてくださった話題をネタに
ラジオを配信させていただいたんですけども
ラジオを配信したらほぼ同じくらいの時間に
ラボのメンバーさん、ラボメンさんと呼んでるんですけど
ラボメンさんが聞いてくれてまたひとしきりその話で盛り上がるっていう感じで
なんかすごい実況中継じゃないけど
なんかひとつのもの、ドラマとかもそうですけど
ひとつのものをみんなで見てそれについてやいのやいの楽しいじゃないですか
なんかそういう感じで楽しんでいただけてて
なんかこれもいいなというか
月1回のライブ配信でリアルタイムに
同時に皆さんと顔を合わせて話すのも楽しいんですけど
私がこういうふうにコンテンツを発信して
それについて皆さんがまたいろいろ考えたりとかっていうのを
また意見交換できるっていうのはすごい楽しいなと思って
私自身もすごい勉強になるんですけど
やっぱり同じラジオを聞いても
なんか共通で皆さん感じることもあれば
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全然感じ方が違うこともあったりして
それをラボメンさん同士で感じてるのも
多分楽しいんじゃないかなと思うんですよね
同じことを聞いても
全然違うことを考える人もいるんだなみたいな感じで
なのでこのラジオを2倍3倍楽しむためにも
多分服装審査法はすごい有効だと思いますので
ぜひぜひ興味がある方は
月変わってからの
5月の総会のライブ配信の動画を見たかったら
今月中がおすすめなんですけど
月変わってからがキリがいいかなと思いますので
また告知しますけれども
もうすぐ6月になりますので
ぜひぜひまた入会していただければと思います
さあということで
今日のご質問は
全然真逆なテイストのジャンルのスタイルが
好きになってしまう
そんな私は二重人格なのかっていうご質問を
いただいたんですけれども
さあこれどうでしょうかね
これを考えるには
ちょっと違う角度からちょっとお話を
心理学的な二重人格なんですかね
っていうご質問だったんで
心理学的なちょっと切り口から
お話ししようかななんて思ったんですけど
これを考えるには
じゃあそもそも人間の性格とか好みというのは
ある程度統一されているのが普通なのか
っていうことが分かれば
これに対しても解決が
回答が出そうですよね
人間の好みとか性格がある程度統一されていて
同じ方向を本来向いているものなんだよ
ということであれば
このリスナーさんのナチュラルテイストも好きだし
ポップでカラフルなアイテムも好きだっていうことは
ちょっとあれおかしいね
なんでだろうね
ちょっと理由を考えなきゃいけないかね
っていうことになりそうじゃないですか
じゃあこれの回答はというと
人間の性格
心理学ではパーソナリティーなんて言ったりしますけども
性質とか気質とか能力とかを含めた
いわゆる性格って言っていいのかな
っていうものを測る検査というのが
心理学にはたくさんあります
パーソナリティー検査というんですけども
パーソナリティー検査が今どんな風になっているか
っていうのが分かると
実はこの人間の性格とか好みは
一つの方向性を向いているべきなのか
っていうのが分かるんですけど
パーソナリティー検査ってね
大きく2種類に分かれるんですよ
ちょっと言葉難しいんですけど
一つは類型論とされるもので
類型分かるかな
類型論ですね
もう一つは特性論と呼ばれる2種類があります
類型論っていうのは
いわゆるパーソナリティー検査
性格検査
心理テストみたいなものですよね
をした時に
その結果をどれか特定の一つのタイプに
仕分けるもの
言ってしまえば
全然心理学のパーソナリティー検査はないですけど
例えば血液型占いあるじゃないですか
A型は真面目
B型は独創的みたいな
O型はオーラか
A、B型は変わった人
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ごめんなさい
A、B型の人はログナーたどってなかった
何型はこれっていうのが
いわゆる類型論というやつです
パーソナリティー検査も類型論っていうのもあって
昔にはこういう体質をしてたら
神経症になるみたいな
結構今考えると
すごい大雑把な生き方したねみたいな
そういうテストもあったり分け方もあったりする
これが類型論です
もう一つ特性論というのは
これは人間の心の中に
いくつかの性質があるものとして
その性質のそれぞれ
どれくらいあるのかっていうのを量で示す
パーソナリティー検査
これ特性論って言います
実はこの番組でも何度かお話ししている
うちが作った複層心理診断
これは特性論に入ります
この複層心理診断の具体的な説明すると
特性論がどういうものか
分かりやすいと思うんですけど
複層心理診断は
人間が洋服を選ぶときとか
オシャレをするときに関連する価値観を
5つ挙げてまして
独創性
個性的なものが好きだったり
ちょっと好奇心が強かったり
独創性
そして規律性
こだわりが強い人
そして愛着性
これは人にも物にも情が厚い人
そして合理性
これは機能性とかコスパ重視の人
最後は一般性
これは周りから浮かないことを重視する人
この5つのうち
全部40点満点で
どれがそれぞれ何点ずつか
というのを測って
五角形のグラフを作る
というのが
複層心理診断になるんですね
その回答のために
正式診断では
100問の質問に回答をして
それぞれの点数が何点か
というのが算出される
というものなんですけども
こういうふうに
いくつかの性質が
人間の心の中にはあって
どれが強いかどれが弱いかが
人にとって違うから
それを点数で表そうね
というのが特性論になります
今の心理学の中では
特性論のパーソナリティ検査の方が
主流になっています
つまりやっぱり
人間の性格を
どれか一つのタイプだけに
分類するのは難しいねと
人間の中には
いくつかの性質要素があって
それが喧嘩したりとか
しながら性格ってできてるよね
という考え方がメインになるので
特性論がメインなんですね
ということは
この質問者さんが
ナチュラルなテイストが
好きな自分もいれば
ポップなカラフルなアイテムが
好きな自分もいる
というのは
これは普通のこと
ということなんですよ
これもしかしたら
服装心理診断とかでやったら
ナチュラルテイストというところで
愛着性も30点あって
ポップな目立つものが好き
毒素性も30点あって
その両方が上位で
他は全部点数が低い
みたいな結果で
もしかしたら
現れるかもしれないですけども
そういうふうに
人間の心の中って
いろんな自分がいるんですよ
これ心だけじゃなくて
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外見も同じことなんですね
外見に似合うものを診断するもの
パーソナルカラー診断とかね
うちで言うと体型診断とか
いろいろありますけど
ああいう診断って
どうしても
類型論になりがちなんですよ
つまりタイプ分けになりがち
あなたはパーソナルカラー
サマータイプ
みたいな感じで
一つのタイプに診断されがちなんですけど
実は内面と同じように
外見もいろんな要素があるんですね
完全に全員パーソナルカラータイプ
4タイプのどれかに
がっちり分けられるか
というとそうではない
なのでうちでは
服装心理診断が類型論でなくて
特性論であるように
外形診断
フォースタイル診断と呼んでますけども
顔パート診断
体型診断
パーソナルカラー診断も
正式診断に関しては
結構特性論的なアプローチを取っていまして
サマーで
例えばパーソナルカラー
診断するんですけども
一応1位から4位まで
全部順位をつけて
それぞれどれくらいの重みか
という点数
順位化をすることで
比べられるようになっていますし
体型診断も
4タイプに分けはするんですけれども
数値でどれくらいの
それぞれ割合なのか
というのが出ますし
顔パート診断も同じように
数字で比べられるということで
人間の外見も
どれか1タイプに
完全に分かれるものではない
というのが
うちの診断の正式診断の
結構面白いところになります
なので
そういういろんな要素が集まった
集合体である自分
ということが分かると
その内面的にも外見的にも
いろんなファッションを楽しめる
それこそ
本当は実はこういうものも似合うんだ
という可能性が広がったり
こういうものも楽しめるんだ
という可能性が広がっていくので
なんかそういういろんな面の自分を
見つけてもらうことも
すごくオシャレな楽しみの
一つであると思いますので
質問者さん全然二重人格とか
二重人格多分ネガティブな感じで
言ってるんだと思うんですけども
そういうネガティブなことでは
決してないので
いくつかの面を持った
奥行きのある自分を
ぜひ楽しんでいただければと
思っております
やっぱりこういう奥行きのある人を
診断できるスタイリストを
育てていくっていうのも
私の目標としてやっぱりあって
この質問者さんがこういうふうに
全然逆のテイストを
同時に好きになっちゃってるのって
おかしいのかなって悩んじゃうのも
やっぱりそもそも
いろんな似合う服の診断とかが
このタイプだけっていうふうに
診断されてしまいがち
という点もあると思うんですね
なのでそうではないんだよと
いろんな側面をみんな持ってるんだよ
っていうところは
ちょっと私としても
もうちょっとしっかり
お伝えしていきたいなと思いましたし
スクールでもしっかり教えていきたいな
なんて改めて身の引き締まる
思いでございました
ご質問ありがとうございました
ということでこの番組では
まだまだ皆さんからの
ご質問をお待ちしております
番組概要欄にあります
マシュマロからお気軽にお送りください
それではまた次回の配信でお会いしましょう
おやすみなさい