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はい、では今日も引き続きマシュマロにいただいたお悩みに回答していきたいと思います。
今日もファッションのご質問というか、いわゆるイメコン診断についてのご質問でございますね。
こちらも結構前にいただいてまして、すいません、回答遅くなりましたが、読んでいきたいと思います。
こんにちは、いつも楽しく聞いています。パーソナルカラーや体型診断について質問させてください。
診断のプロの方のSNSで、パーソナルカラー春の芸能人はこの人、などの投稿を見ます。
ですが、診断結果が人によって違う芸能人もよく見ます。
私がよく診断結果が悪れているなと思うのは、あらがきゆいさんや石原さとみさんなど、美人で整っている方です。
芸能人なので直接見るわけじゃないから、ご診断なのかもしれない。
写真の撮り方によって顔の色味が違って見えるからかも、両方似合うタイプなのかも、と思うのですが、
実際にテレビで見ていても、この人何タイプの何色でも似合うし、髪型もどれでも可愛いなぁと思います。
もちろん、この色よりはこの色の方が似合う、この髪型の方が、と思うことはあるのですが、
結局顔やスタイルが良ければ、色も服も似合う範囲がかなり広いんだろうなぁと思います。
久野さんはどう思いますか?ご回答いただけると嬉しいです。ということでね、ありがとうございます。
今日はこのご質問に回答していきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりましたオシャレの呪いとくラジオ。
本日で577回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールオシャレの呪いをわざわざと解いていきます。
服装心理学をベースに、オシャレを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野理沙です。
本日もよろしくお願いいたします。
いやー寒いっすよ急にね、関東の方。
日本全国寒いのかな?どうなのかな?
なんかワールドカップもね、終わってしまったみたいで、私結局一回も見られなかったんだけど、やっぱりちょっと時間帯厳しいですね。
見た方は今日も寝不足なんでしょうけどね、また4年後ですか?
それすらも分かってない。本当にすいません。
次回はしっかり応援したいななんて思っております。
ということで、私の専門分野ですね、ファッションの方に行きたいと思いますけれども、
いわゆるイメコン診断ってやつですね。
似合う服を外見でね、外見の要素をもとにどんな服が似合うかっていうのを診断していくのがイメコン診断で、
だいぶね認知度が高くなってきて、SNSなんかではそれ専門に発信してる人もいたりとか、
プロじゃなくても一般の方でも自分なりに勉強したことをバッと発信したりするので、
かなりSNSではいろんな情報が手に入ると思うんですけども、やはりね、
SNSなんですよ。無料の情報なので、合ってるものもあればそうでないものもありますし、
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プロが発信するものでもやっぱりSNSって文字数に限りがあるものがほとんどですよね。
なので、正確になかなか伝えきれない部分がありますのでね、
その辺はなかなか情報を得る側としてもね、ちょっと注意していただきたいなというところはあるんですけれども、
カラー診断に関して確かに分かりやすいのでね、
芸能人に例えるというか、このタイプだったらどういう感じなんですかねっていうお客様の疑問に答えるために、
こう答えるといいんじゃないですかね、みたいなことで業界でよく言われている芸能人さんのあれはあるわけですよ。
あるといえばこの人は誰かな、みたいなのは結構あるんですけれども、
その中では、例えば雑誌とかテレビとかの企画で、私も企画で芸能人の方、何人か診断させていただいたことがありますけれども、
そういう企画で診断されたことがあって、一般的にこの人はこのタイプっていうのが知られているっていう人もいれば、
もちろんカラー診断のスキルがある人が雑誌やテレビ越しに見ただけで、このタイプじゃないかなと推測しているものもあります。
なので質問者さんの言う通り、誤診である可能性ももちろんあるということが前提ではあるんですけれども、
じゃあですね、そうは言ってもやはり芸能人の皆さんのような整った顔の方は何でも似合うかっていうと、
それはどうかなというところがあって、まず一つ知っておいていただきたいのは、
芸能人の皆さんは寄ってたかって手をかけていただいてます。本当にそれは各ジャンルのプロが寄ってたかって、
寄ってたかってって言い方どうかなと思いますけど、手をかけてますよ。商品ですからね。
なのでメイクさん、スタイリストさんとかね、あとは体系管理もご自身でももちろんされているでしょうし、
事務所通してプロの方を通じて体系管理もされているでしょうから、その上でですよ。
瞬間的に、例えば記者会見とかドラマとか雑誌の撮影とか、その瞬間的に美しく見せるのであれば、美のプロがね、
メイクとかスタイリストとかのプロが寄ってたかって手をかければ正直何でも似合わせることができるんですよ。
私も撮影である一人のモデルさんに全パーソナルカラーのスタイリングをして着てもらったことがあります。
もちろんその人はこのタイプっていうのは決まってるんですが、それ以外のものを全部着てもらって、全部美しく仕上げたことがあります。
それはもちろんカメラマンの照明の力も借りてますし、メイクさんの力も借りて似合わせるってことになるので、
プロがやってたかって言っちゃうけど、プロが集まれば何でも似合わせられるんです正直。
カラー診断とか体型診断といった、いわゆるメコン診断っていうやつは、
そういう寄ってたかってがなくても、自分で美しくというかオシャレに服を似合うように着るための技術なので、
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メソッドなので、運転で言ったらオートマなんですよね。
このラジオでも結構何回も言ってると思うんですけど、オートマ運転っていう感じで、
この条件さえ抑えればあなたはそんなに手をかけなくてもオシャレに見えますよっていうメソッドがイメコン診断なので、
マニュアル運転ができる人は別にこの色とこの色で使わなくても、全然違う色を使っても似合わせることはできるわけなんですね。
なので、いろんなジャンルの服を着て似合っているのか、芸能人が似合っているのか、その人が顔が整っているからとは限らないよと、
かなりいろんなジャンルの人の力の結晶であることも多いよっていうことは覚えていただけるといいと思うんですよね。
そう考えると、パーソナルスタイリングを受けるメリットとして、もちろん似合うのがわかるっていうのもあるんですけど、
似合わないものを似合わせてくれるってメリットもあるので、そのメリットを享受したければ、どんな方でもスタイリストにいらしてもらえれば、
本来は似合わせてくれるはずですので、そこはあんまり外見の良し悪しというのは関係ないのかなというふうに思いますね。
あとはカラーっていうことで言うと、似合う色っていうのは、外見の良し悪しというのは造形で言われることが多いと思うんですけども、
カラー診断って造形をもとに診断するわけではないので、あくまで色素なので、あんまり色素が整っているって言わないですよね。
いろんな色素がありますよね。なので、例えば一般的にどうでしょう、色白の方は美しいとされるのかな、
そういう価値観がある文化であったとしても、色白の白の種類によって似合う色はやっぱり決まってきてしまうので、
良し悪しでは判断できないかなと。ただ色素のタイプとしてもちろん幅広い色が似合いやすい人はいて、
その人は特定の色素が良し悪しというよりは、いろんなタイプの色素がミックスされている方が多いかなと。
肌色は黄みがかったイエローベースっぽいんだけど、髪色は真っ黒でブルーベースで、
唇もちょっと赤みが強くてブルーベースみたいな感じで、パーツごとにいろんな種類の色素が混在していて、
その結果結構どれでもいけちゃうよねっていう人は確かにいます。
でもそれも別に外見の良し悪しではないかなという感じですかね。
顔の場合にはいわゆる顔研究などで美人とされる顔はどういう顔かってよく言われるのは、
シンメトリー、左右対称で特定のパーツの大きさとかの偏りとかアンバランスさがなく、
配置バランスもごく標準的なバランスっていうのが美人という印象を与えやすいですよっていうのが顔研究でよく言われていますけれども、
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こういう顔であればやはり顔パーツ診断でいうとニュートラル、
つまり特定の偏りがない、まんべんなく似合うタイプだよっていう診断は確かにされやすいと思います。
でもこういう顔が質問者さんの言う良い顔かっていうと、そうとは限らないんですよね。
良い顔ってすごく個人の好みによるところも大きいので、
例えば石原さとみさんなんかはすごく美人美人と言われていますけれども、
その顔研究で言われる整った顔というかニュートラルな顔とは全然違うんですよね。
なのでそういう意味では石原さとみさんが良い顔だとするのであれば、
彼女が顔的に何でも似合うタイプかっていうとそうではない。
着こなしている本人だったりの努力、表情の作り方だったり、
その周りのプロ達の力だったりっていうところが大きいかなというふうに思います。
スタイルに関してもメリハリがある体型がうちでいうとX型っていう体型になるんですが、
そういう体型スタイルが良いとされるような体型ですけれども、
そういう体型は逆にずるっとしたルーズフィットの服が似合わないっていうところもあったりします。
なので結局いわゆる良しとされる体型、顔だからといって似合う範囲が広いとはやっぱり限らないかなというところがありますね。
なので幅広く着こなすためには着こなすための努力、表情の作り方だったり、
あとはファッションテクニックとかに合わせていくメイクの仕方とか、
そういうどちらかというと技術勝負だなと。
技術の結晶が芸能人、女優さんという形になって私たちの目の前に現れている。
その女優さんというのはいろんなプロの力の結集した成果物であるというふうに考えていただけると、
いろいろ納得できるんじゃないかなと。
もちろん女優さん本人の努力も含めですけどね。
その成果物、そのプロであるというふうに考えていただいた方がしっくりくるんじゃないかなというふうに思いますので、
そんな目線でもぜひ見てみていただけるといいんじゃないかなというふうに思います。
ご質問ありがとうございます。
ということでこの番組ではまだまだ皆さんからのご質問をお待ちしております。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。
