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ラジオネームレイさんからのお便り。
4月から会社の人事異動で、女性の間ではセクハラで有名な男性の唯一の女性部下になることになり、とても不安に感じています。
人目のないところをデートに誘う、触れてくるなど恋愛系のセクハラをする人だそうです。
私は周囲から気が強いと言われることが多いのですが、
見た目がX型、パーソナルカラー、サマー、そして顔パーツがフェミニーヤングと女っぽいです。
少しでも女らしさを減らしたくて、髪をバッサリ切ってショートにし、
服装もなるべく体のラインが出ないもの、パンツスタイルなどを考えています。
こちらが頭を悩ますのも変な話ではありますが、私は過去にも嫌な目に遭っているので、
今回こそは最初からさっぱりとした上司部下の関係を築きたいと思っています。
久野さんご自身のセクハラサバイブ法などありましたらお聞きしたいです。
ということで、今日はこのヨタルに関してお話ししていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりました。
おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で244回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
本日もよろしくお願いいたします。
さあこのヨタルね、実は3月下旬にいただいていてね、
もう4月もね、半ば過ぎてしまったということで回答遅くなってしまって申し訳ありません。
どうかな、もうね4月からの移動ということで、
もう移動してもうすぐ3週間くらい、もう3週間か経ってますよね。
今どんな感じなんでしょうかね。
ちょっとね、今からでも遅くない部分もあるかもしれませんのでお話ししていきたいと思いますが、
セクハラね、結構シリアスな内容なのでね、
梨沙もね、ちょっと気を使っていただいて、
私自身のセクハラサバイブ法って書いてくださっているので、
あくまで個人的な話と、もちろん皆さんに使える話ではないと思うんですけど、
まず私の個人的な話からさせていただこうかななんて思うんですけど、
どうでしょうね、女性であればですよ、
誰しもセクハラとか性的被害っていうのかな、
全くあったことないっていう人のほうが珍しいんじゃないかと思うんですよね。
これって男性には理解してない人多いんじゃないかと思うんですよ。
というのは、セクハラとか痴漢とかに会うのは、
女性の中のそばにいてもほんの一握りで、
ほとんどの人がそんな被害に遭わずに暮らしているよね、みたいな。
交通事故が多いけど、遭わずに一生を過ごす人も多いのと同じように、
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女性に対するセクハラとか性的被害もそうでしょって思っている男性、
結構多いと思うんですけど、女性は分かりますよね、そうじゃないですよね。
本当に日常的に会いますよね、痴漢とか。
全くあったことないっていう幸運な人のほうが珍しいんじゃないか。
それは、会う女性側に非があるわけでは全くなく、
こういう外見だから、そんな格好してるから会いやすいんだろうとかって言い方よくありますけど、
そんなことないですよね。本当にない。
なので、誰しも会ったことあるんじゃないかと思うんですけど、
そういう中で言うと私は少ない方かなと思います。会ったことがあるのは。
でもゼロじゃないよ。それがすごいよね、ゼロじゃないのが。
会ったことがあることがゼロな人が少ないっていうことを、
そもそも男性は知らない人が多いんじゃないかなっていうのも問題なので、
はっきり言っていかなきゃなと思うんですけどね。
とはいえ少なく済んだのはなんでかなって、サバイブ法ってことなので、
なんでかなって自己分析してみると、こういう仕事なので、
起業したばっかりの時に立ち振る舞いに関して専門の先生についてもらって、
観察してもらってアドバイスしてもらってた期間があるんですよ。
ファッションのことはわかるんですけど、やっぱりこういう仕事、
人前に立って講演会とかする仕事もあるので、話し方とか歩き方とか、
立ち振る舞いは厳密に言うと専門分野外なので、
ちゃんとプロの方に聞かなきゃっていうことで指導をしてもらったときに、
私の立ち振る舞いのもともと持っている特徴というか癖を聞いたことがあって、
多分それが私がこういう被害にあいづらい理由なんじゃないかなって思い当たることがいくつかあって、
まず非常によく言えば堂々としている。悪く言えば偉そうに見えるって言われて、
当時起業したばっかりの時は29歳、30歳だったので、その年齢にしては非常に堂々としているね。
悪く言うと偉そうに見えるって言われることがあって、
それは一番大きいのは喋り方だと言われました。
まず声が大きい。
普通に喋っていてもすごく私声が大きいんです。
これはまた元々のものなんですけど、声が大きいし、
あとはハキハキしてるって言われたんだけど、
もうちょっと具体的な言葉を言うと、多分語尾が強い。
ちゃんと止める。語尾がしりきれとんぼになったり伸ばしてフェードアウトして終わったりしないってことだと思うんですけど、
語尾をちゃんと止めたり、間を開けたりするっていうことが一番大きい。
あとは結構相手の目をじっとカッと見るっていうことだと言われました。
それは起業する前から元々の私のやり方、話し方の癖だったので、
多分その辺があっておそらくうるさそう。
何か被害になった時にすぐ人に言いそう。
黙って引き下がらなそうっていう雰囲気があって、
セクハラとかパワハラも含めて、あとは痴漢とかにも相づらかったんじゃないかなと思います。
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よく聞く話としては、髪の毛を金髪とかにした瞬間に痴漢に相づらくなったなんて話も結構あるじゃないですか。
それもそんな気がするんですよ。
なんか黙ってなさそうみたいな雰囲気っていうのは、まず相づらいポイントなのかなという気はします。
なのでレイさんがおっしゃってる、女性らしくなくする、つまり中性的にするというよりは、
中性的な見た目でもやっぱり大人しそうに見えちゃったらあんまり意味がないと思うので、
仮に女らしかったとしても、すごく気が強そうみたいな感じにした方がもしかしたら効くのかなという気は、
私の経験からはしています。
でもね、やっぱりこれは絶対伝えとかなきゃなって、今回このレイさんからのお便りを見て思ったのは、
こういう問題で被害者側が被害を未然に完璧に防ぐのって不可能なんですよね。絶対不可能。
だって気が強くてもそんなこと気にしないっていう加害者だったら気にしないですもん。
誰に何を言われようが、今加害してしまいたいからするっていう人。
結構そういう性的な犯罪者とかセクハラとかするような人って、ちょっと依存症の傾向がある人が多いので、
依存してしまっている人は、後に何が起こるかとかも考えられないっていうのが特徴なので、
後で誰かに言い付けられたらどうしようなんて考えてやる人は、やる人の方がもしかしたら少ないかもしれなくて、
そういう意味で言うと、本当に完璧に防ぐのは不可能なんですよ。
これやっぱり、犯罪に遭うのを完璧に防ぐのが不可能なんて同じことなんですよね。
あとは交通事故に遭うことを完璧に防ぐのも不可能じゃないですか。と同じことなんですよね。
だから何が言いたいかっていうと、今私が言ったサバイブ法を参考にしたり、
あとはレイさんがご自身で考えてさっぱりとした関係を築こうと思って、コミュニケーションとか見た目とか色々工夫することはいいと思う。
その工夫することでメンタルが安定するってこともあると思いますしね。
だけど、もし仮に工夫した上で被害になってしまった時に、絶対自分を責めないでほしいんですよ。
私が、私の工夫が足りなかったからとか、私の対策が足りなかったとかっていうのは絶対思わないでほしいと思ってて。
だから正直ね、自分自身の、私自身のセクハラサバイブ方法を聞かれたんだけど、話すのもちょっとためらったんですよね。
これ言っちゃったら、私が、久野さんが言ったこともちゃんと頑張らなきゃって思って、
もし被害になった時に、教えてもらえなかったことを完璧にできなかったのかもしれないなんて思ってほしくないからね。
そんなこと絶対ないんだから。何があったって、どこまで行ったって、
もしセクハラに本当にあったのとしたら、セクハラに押した方が100%悪いに決まってるんだから。
なので、未然に絶対防ぐぞっていうこと、防ごうってしていること、その行動自体が自分を支えてくれるのであれば、
全然やることは止めないんだけど、でもそれで防げなかった時に、自分が足りなかったからだって絶対思わないでほしいんだよな。
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お願いね、本当にそれは。だってやる方が絶対あるもん。
だからそういう意味では、防ぐことには繋がらないけど、やっぱり相談できる人をぜひ作っておいてほしいんです。
やっぱりセクハラとかって受けた時に、私が至らなかったんじゃないかとか、こんなことで騒ぐの私はおかしいんじゃないかって絶対思うんですよ、初めに。
そういう時に、あなたがおかしいんだよって変に言わない人、安心して心を開いて相談できる人を、できれば社内にいた方がいいけど社外でもいいから、
ぜひ今のうちに相談先をできるだけたくさん、依存先は多い方がいいんです。
毎回このラジオで言ってるけど、たくさんのところにちょっとずつ依存していたら、それは依存なんないんですよね。
なんか自立してるっていうのは、たくさんの依存先を持っていることなので、だからたくさんできるだけ相談できる場所を作っておいてください。
いろんな人に相談してるなっていう空気が出る、結構オープンな空気が出ること自体がもしかしたら、県政に繋がるかもしれない。
できれば社内にできるだけ一番いいのは、自分の上司、セックハラマガイのことをする疑いがある上司と同じくらいの権力を持った他の部署の誰かに相談できると本当はベスト。
そうすると、あそこの部長のマルマル部長とこの人仲良いなって思わせておくとか、もしかしたら県政になるかもしれない。
何かあった時にやっぱり社内に相談できる人がいるっていうのは本当に心強いと思うので、できれば他の部署に相談できる人を作っておいてほしいな。
それができなくても社外でもいいからね、身近な人でできるだけ相談できる人を作っておいてください。
怒った時に素直に相談できるようにね。
とにかくね、やばいと思ったら逃げてください。本当に逃げてほしい。
理不尽だけど悔しいけど、人は変わらないので。
セクハラを繰り返し進める人にやっぱり心的に何らかの問題があることが多くて、それを矯正するのは専門家でも非常に難しいので、
本当に変えようと思わずに、相手を変えようと思わず、自分が至らなかったって責めずに最終的には逃げるしかない時もある。
けど逃げるが勝ちなんだよ、本当に。
悔しいよね。悔しいキャリアを積み上げてきて、なんでこんなことで私が逃げなきゃなのって思うと思うけど、
相談してそれでも変わらなかったら逃げてください。本当に早くできるだけね。
本当にレイさんの身が一番なので、それだけはぜひお願いします。
いやー今頃相談してみたけど、そんなに急だったなって思ってくれてるといいんだけどね。
もし気が向けばその後の報告をいただけるととても嬉しいです。
ご相談ありがとうございました。
ということでこの番組ではまだまだ皆さんからのお悩みご相談お待ちしております。
番組概要欄にありますマシュマロのリンクからお送りいただくか、
ラジオトークでお聞きの方はお便り機能を活用してお送りください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
