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2020-08-04 11:50

34.パーソナルスタイリストになるには、アパレル未経験の方が有利?! from Radiotalk

本日のテーマ

「好きなファッションを仕事にすることを諦められない。でもアパレル業界で働いたこともないのに、パーソナルスタイリストになれますか?」

こういうご質問を頂くこと、それはそれはたーくさんあります。未経験の業界に飛び込むの、不安ですよね。

でもこの仕事、逆にアパレル経験が足を引っ張ることもあるんです…

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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34回目の配信となりました、おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
前回、32回って言ったけど、もう33回だったね。
ということで、今回が34回目の配信になります。
前回は、私がやっているフォースタイルパーソナルスタリストスクール、
パーソナルスタリストとかイメージコンサルターとかを養成するスクールを、
7,8年かな、ざっくりだけどやっているんですけれども、
その発表会だったんだよって話をしていたんですけれども、
年と年を重ねるごとに、生徒さんおかげさまで増えてくれていて、
こういうご時世なんでね、私がよく生徒さんにもお伝えするのは、
やっぱりスタイリストっていう仕事を、もちろんそれ一本で独立するのもすごく素晴らしいことだと思うんですけど、
私これからの時代は、いろんなところで言っているんですけど、
収入の柱をいくつか持っておくべきじゃないかなということを言っていて、
なので、うちのスタイリストスクールの卒業生さんというのは、
どっちかというと、スタイリスト一本でやっている人もいるんですけども、
結構どっちかというと、2足、3足のわらじを履いている人の方が多いんですよ。
なので、もともと勤めている会社に勤めつつ、週末にスタイリスト業をやっていたりとか、
もともとデザイナーをやったので、デザイナーをやりつつ、ファッションアドバイス業も始めたりとか、
あとは美容師さんが自分のサービスメニューを広げるという感覚でスタイリストの仕事をやったりとか、
そういう感じで、副業といってもサブという意味の副業じゃなくて、
いくつか持つという複数の意味の副業を今後やっておくといいんじゃないかなと思っていて、
というのも、特に今は特殊な時代でコロナというのもあって、
特にどんな業をしても結構厳しいところが多いと思うんですけど、
やっぱりそれでも、複数のターゲットに向けたビジネスをやっていたりとか、
複数の形態のビジネスをやっていると、片方がダメでも片方が大丈夫という感じで結構持ちこたえているところが多くて、
うちの会社もパーソナルスタイリングだけじゃなくて、私自身がいろんな講演活動とか研修とか、
あと執筆とか、ファッションという分野でジャンルは絞っているんですけども、
いろんな仕事をやっているというところで何とかうまくやれているというところもあるんですよね。
今の本業以外にもう一個何か仕事ってなった時に、やっぱり私は好きなことをまずやるべきだなと思っているんです。
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仕事が全部好きなことである必要はないとは思うんですけども、
既に何かお仕事を持っている状態でプラスアルファで始めるってなると、結構それなりにモチベーションも必要だし、
その仕事を習得するまでに結構大変なので、やっぱりそういう意味では副業、複数の仕事をやるためには、
新しく始める仕事は好きなことであった方がいいなと思っているんですね。
じゃあ好きなことということで、だから特にファッションを好きな人は、
特に今ファッションのプロじゃなくても、新しくパーソナルスタリストっていう仕事でファッションを仕事にするといいよっていう話はしてるんです。
でもそういった時に必ず質問を受けることっていうのがあって、
本当にファッションの仕事として、仕事としてはファッションを全くしたことないんだと、
本当に未経験なんだけど、それでも大丈夫ですか?っていう質問をよく受けるんですよ。
で、例えば最近だとファッション雑誌なんかも結構減ってきているので、
雑誌でスタイリストをやってた人が個人向けのスタイリストの方に仕事を代わって、
こちらの業界に入って流入してきていますし、
あとはそれこそアパレル販売員の人が休みの日に個人向けのアドバイザーとしてパーソナルスタリストをやっているというケースも結構あるので、
そういうのを見ている人からすると、未経験の人からすると、
本当にアパレル販売員さんとかスタリストとかたくさんいる中で、
全く未経験でも本当に好きなだけできますか?って聞かれることが結構あるんですけど、
これね、実はね、意外とアパレル経験者の方がパーソナルスタリストって仕事を目指す時に苦労したりするんですよ。
さあどういう点を苦労するのか。
今日迷いが長かったですね。もう半分ぐらい経ちましたけど、ちょっとその話を今日はしていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで今日は迷いが長かったですけれども、
おしゃれの呪いを解くラジオ、
今日34回目でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバッサバッサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久里さんでございます。
よろしくお願いします。
ということで、迷いが長かったんですけど、
今日解く呪いは、パーソナルスタリストとかイメージコンサルタントは、
ファッションの仕事をやっている経験者だけではできないのじゃないかという呪いですね。
これを解いていこうと思うんですけど、
そうなんですよ、この仕事ね、私まだこの仕事が日本国内で何人?3,4人?3人ぐらいあったかな?
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しかいないときに始めたんですけど、
本当にいわゆる黎明期からやってるんですけど、
もちろんその当時はね、たぶん私もそうは言ってもアパレル企画職の経験者ですし、
他の人もね、デザイナーさんあがりとか、やっぱり経験者が多かったんですね。
それがどんどんどんどん増えていくにつれて、
今ではね、本当に未経験の方なんかも活躍してる方結構いらっしゃると思うんですよ。
私自身も正直自分が始める頃は、経験者だからすぐできるだろう、すぐできるだろうとまでは思ってないけども、
そんなに苦労はしないだろうと思ってたんですが、ところがどっこいなんですよね。
やっぱりね、アパレル業界経験者だと、
例えばですね、これ雑誌スタリスト出身者の方にもよくあるんですけど、
やっぱりね、こういうファッションなら浮かないだろうって思っているファッション感度が、
意外と一般企業とか、あとは専業主婦の方とかとアパレル業界の人って結構ズレがあるんですよ。
これはね、聞いてるリスナーの皆さんの中で、
そのアパレル業界以外の方だったら、それそうだよって実感したことある方多いと思うんですけど、
ファッション雑誌でね、例えば着回し何週間なんて言って、
一般のOLさんの役をモデルさんがして、そのOLさんの着回し1週間っていう企画で、
いやいやこんな服会社に着ていけないよって感じたことある方多いと思うんですよ。
でもそれはそのはずで、やっぱりそのアパレル業界しかいない人って一般企業に勤めたことがないんですよね。
で、やっぱりルイは友を呼ぶじゃないんですけど、私自身もそうだったんですけど、
やっぱりアパレル企業に勤めてる人って結構やっぱりもともとオシャレが好きな人が多いから、周りもそういう人が多いんですよね。
そうなるとすごくオシャレにあんまり関心がなかったり、
あとは苦手だっていう人がそもそも周りにいなかったり、
本当に一般企業に勤めてるって人が少なかったりするので、なかなか感覚としてつかめないってところがある。
で、そこの感度を調整するのが結構苦労するんです。
逆にね、まっさらなスポンジの方がやっぱり吸収しやすいのと一緒で、
全くアパレル未経験な人が、一からファッション理論を吸収する方が逆にアパレル経験があって、
その知識はあるんだけど、ファッションってこれがいいよねって思っている価値観を変えることの方が、
はるかに時間かかって難しかったりするんです。
かえって固定概念を崩す方が大変で、何も知らないところの知識を入れる方が早かったりするんですよね。
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なので、うちのスクールって、未経験者の方は、
服飾専門学校の同等の知識をつけていただくために入門講座というのからスタートしてもらって、
その次に基礎講座で似合う服の選び方というパーソナルスタリッチの中でのことを勉強して、
最後の開業講座というところで、就客の方法とか、自分の事業契約立て方とか、そういうことを勉強するんですけど、
アパレル経験者の、それこそデザイナーさんとか販売員さんとかスタリッチさんとか、
服飾専門学校を出てて、アパレル業界に勤めたことあるよという人は、最初の入門講座をスキップできますよという仕組みなんです。
なので、基礎講座から経験者と未経験者が一緒になって、さあ頑張って勉強していきましょうという形になるんですよ。
その基礎講座の初めのうちに3回目ぐらいまでは、確かにアパレル経験者の方が課題なんかの出来も良かったりするんです。
でも、4、5回目ぐらいから未経験者の方に抜かれることが結構多くて、だいたい基礎講座が終わった段階でほぼ同じになることが多いんですね。
なので、もともとファッションの知識を持っているけれども、でも一般の方に対する共感がなかなかできなかったり、
ファッションはこういうもんだという先入観があったり、自分はファッションのことを知っているという思いがあったりした方が、
かえってそれが足を引っ張ることがあって、逆に未経験者の人はそういう知識がないっていうハンディーキャップはあるんだけど、
でもある意味ファッションに対する先入観みたいなのはなかったり、あとは一般の人の気持ちとか生活はよりよく分かったり、
なので結局アパレル未経験も経験もそれぞれにメリット・デメリットというかアドバンテージが違うだけで、
どっちが特に有利、どっちが特に不利かっていうことはないんですよね。
ある種そのパーソナルスタイリッチという仕事が結構特殊な仕事なので、どんな仕事をやってても活かせるところはあるし、
どんな仕事をやったとしても学ばなきゃいけないところがすごく多いので、
あまりそれは意識せずにやってみたいなと思ったら飛び込んでくださいってことをお伝えしています。
なのでぜひ好きなファッションを仕事にしたいって思っている方は、ぜひ飛び込んできてほしいなと思っております。
ということでこの番組では皆さんからのご質問を匿名で受けたまわっております。
マシュマロというサービスのリンクが番組概要欄に貼ってありますので、そちらをクリックしてぜひ入力して送ってみてください。
そして更新情報はラジオトークではクリップすると受け取ることができますので、ぜひぜひお聞き逃しのないようクリップしてみてください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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