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はい、ということで始まりました。
おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で351回目の配信でございます。
今日はですね、センス、ファッションセンスって言葉よくあるじゃないですか。
なんかそのお話を改めてしようかなと思うんですけど、
なんかね、もう351回目やってると、前何喋ったか覚えてないので、
多分ね、ファッションセンスの話もこのラジオの初めの方にね、
配信始めたばっかりの初期の頃にも一度お話ししたいの気もするんですけど、
最近ね、また改めてお客様とか、
うちの服装シンデレラ部の会員さんなんかも見ていて、
改めて感じたこととか、わかったことがあるので、
その辺をプラスして、また皆さんに共有できればなと思ってお話をするんですけどね。
ファッションセンスって言葉よく言われるじゃないですか。
お客様からもすごくよく聞かれるのは、悩みに相談されるのは、
やっぱり私ファッションセンスがないので、っていう風に相談されることが非常に多いんですよね。
何かファッションセンスが生まれながら持った才能家のように思われている方が非常に多いなと。
それは私がパーソナルスタイリッシュの仕事を始めた当初から非常に思っていたことなんですよ。
でも実際にはこのファッションセンスってもともと持って生まれたものではないというか、
肯定的に身につけた人がほとんどだろうなということも同時に私は感じていて、
単に今現在ファッションセンスと言われるようなもの、
そういう名前がついているようないくつかの能力の総称だと思うんですけど、
例えば色使いの色彩の理論の基礎が自然に分かっているとかね、
あとは形のバランスの美しさが分かっているとか、
学んだつもりはないんだけど、いつのまにか身につけていたそういった能力、選択眼というか神秘眼というか、
そういったものを総称してファッションセンスって呼んでいるんだと思うんですけど、
それがもともと生まれながらにして備わっていた人がどれくらいいるかというと、
いるとは思いますよ。いるとは思うんですけど、そんなに多くはないと思っていて、
ほとんどが経験で身につけてきたものだと思うんですね。
ただファッションセンスがない人、ない人って言っちゃいますけど、
ない人、本人がないと思っている人なんですけど正しく言うとね、
正式に言うとそうなんですけど、ない人がファッションセンスがある人を見たときに、
身につけてきた経験、経験を積んできた過程は見えないじゃないですか。
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人の経験は見えないので、だからなんとなく生まれつき、
人の経験は見えないけど、人の経歴は見えたりするので、
この人、その服飾の専門学校を出ているわけでもないのに、
そしてファッションの仕事をしているわけでもないのに、
オシャレなのは、きっと生まれつきファッションセンスがあるからだ、
っていう考えになっちゃうわけですよね。
それは経歴は見えるけど、その人がこれまでの人生で培ってきた経験は、
やっぱり目には見えないからだと思うんですよ。
でもやっぱり多くの人がファッションセンスというのは、
仮に学んでなかったとしても、やっぱり経験で身につけてきた人がほとんどだと思います。
ですから今現在自分にファッションセンスがないなと思っている方は、
たまたまそういう経験を積んでくる機会がなかったというだけの差だと思います。
例えばじゃあどういう経験っていうと、アラフォー世代なんかですとね、
今現在ファッションセンスがあるとされるような人たち、
おしゃれが得意な人たちっていうのは、
おそらく結構早い段階から、早かった小学校、高学年とかから、
ファッション雑誌をずっと読み続けてきた人が多いと思います。
月1回発売されるファッション雑誌をずっと読み続けて、
小学校、高学年、中学の3年間、高校3年間、大学4年間ってずっと読み続けたら、
そりゃ身につきますよって思いません?
そりゃそうなんですよ。
それぐらい月1の雑誌をずっと見続けるってすごいことなんですよね。
その情報量たるや。
そんだけ情報をずっとインプットしていると、
ファッション雑誌ってそんなに丁寧に教科書的に順を追って、
ファッションを教えてくれるようなコンテンツでは正直ないんですよね。
情報誌なのでないんですけど。
だからファッション雑誌って学べるっていう感じではないんだけれども、
それでもいいコーディネートの画像が、正解であるコーディネートの画像がたくさん載っていることは間違いないわけで、
それをずっと中学校の3年間、高校の3年間、大学4年間、彼に読み続けたとしたら10年ですよ。
そりゃそんだけ見てたら、ちゃんと体系的に学ばなくても、
勉強になりますよ。身につきますよ。
良いコーディネートっていうものが、画像情報として自分の脳にどんどん無意識のうちにストックされていくわけですから、
無意識のうちにストックされた画像情報と自分の着ているコーディネートの視覚情報を照らし合わせるわけじゃないですか。
紹介するわけですよね。
そこでやっぱり見えてくるものっていうのが、10年もかければやっぱりあるわけですよ。
これがあらふわでなくても、もう少しお返しになると、ファッション雑誌の代わりにまとめサイトとか、
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インスタとかのSNSになるんでしょうけれども、いずれにしても、たくさんの良いコーディネートを見るということを継続的にずっと続けるだけで、
やっぱり学べるということにはなるわけですよね。
プラス、それだけ若い頃からファッションに興味があると、自分でも実践しますよね。
小学校、高学年、例えば修学旅行に着ていく服を初めて自分で選んだぐらいのところから始まってですよ。
中学校も休日に遊びに行くときのコーディネートを自分で考えたりとかして、
当然若い頃失敗しますけど、若い頃の失敗って地名称にならないというか、目立たないじゃないですか。
それが大人になって若い頃こんな失敗したなんて誰にも気づかれないわけで、
そういう若い頃から実践していれば思いっきり失敗もできる。
そうすると失敗から学べることもあって、それでまたさらにいわゆるファッションセンスと呼ばれるようなものが強化されていくということになるわけですよね。
なんですが、これを大人になってから始めようと思うと、
実はもともとファッションセンスを持っているかのように思われている人は、
良い良質なコーディネートをたくさん見てきたということと、
あとは失敗を繰り返して実践してきたという蓄積された経験にこれをやってこなかった。
その差は本当に小さいことだと思うんですよ。
たまたま小学校高学年のときに仲良くしていた子がお姉さんがいて、
そういうファッション雑誌を読んでいたと。
それを知って、私も読むものなんだなと思って買い始めたぐらいのきっかけなんですよね。
だから読んでなかった人はたまたまそういう友達がいなかっただけみたいなこと。
それぐらいの差でしかないんですけど、それでやっぱり10年20年の経験の差が開いてしまうわけで、
そうなってくるとね、じゃあ大人になってから今からオシャレを始めましょう。
ファッションセンスは身につけられますが、同じやり方ではやっぱり追いつけないわけですよね。
そうなると単に経験とか情報をたくさん入れて誰にも学んでやってきたっていうやり方だと
10年20年かかるわけですが、大人になってからだとそんなに時間をかけられないので、
じゃあということでやっぱり体系的に学ぶ。
これが大いなる近道、ショートカットなわけですよ。
そのときにどういう学び方をするかっていうと、
これからファッション業界でブランドを立ち上げましょうとかいう言い方じゃない限りは、
自分のオシャレのことですから、じゃあイメコン診断と言われるような似合う服を選ぶための診断を受けるのが
比較的体系的な学び方としてはすぐに実践もできるし、非常に分かりやすいしということで
入り口として非常に優れているわけなんですよね。
ファッションジャンルの分け方なんかもいろんな分け方がありますけれども、
似合う服の診断、パーソナルカラーで言えば春夏秋冬のような分類をするとすごく自分ごととして受け止められるので
覚えやすいということですよね。
ファッションを体系的に理解しやすいということがあるわけです。
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だからイメコン診断というのは便利だねということなんですよね。
さらにですよ、その後にいいサンプル、いいコーディネートの写真をたくさん見る。
やっぱりこの情報のシャワーをずっと受け続けるっていうのがさらに大事なことなんですよね。
これをもともとファッションセンスがあると言われるような人たちっていうのは若い頃からできたわけですから
まずはその情報の蓄積分をイメコン診断なんかでショートカットしておきつつ
それが理解できた上でいろんな良いコーディネートの例をたくさん見る。
そういう環境に身を置くというのが大人になってからファッションセンスを身につける近道なんだなと。
特にこの校舎の2つ目の良いコーディネートの画像を浴びるように見ることの効果っていうのを
特に最近すごく感じていて、それは私がやっているファッションオンラインサロンの服装心理ラボで
やっぱり会員さんがメキメキとおしゃれになっていくっていうのは何回もこの配信でも言ってると思うんですけど
その理由の一つが会員専用のチャットでみんながどんどんコーディネートを投稿することだと思うんですよ。
そこには運営しているスタリストたちのファッションも投稿されるので
そういった良いサンプルを見る。あとは会員さんたちでどんどんメキメキおしゃれになっていく人のサンプル
コーディネート画像を見る。その画像を毎日事例を浴びるように見られるっていうのは
もうね、これの効果がすごい高くてお互いにファッションセンスを伸ばし合ってるんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
なのでイメコン診断を受けるのも大事だけど、それにプラスして良いコーディネート例をたくさん見るっていうことが
非常におしゃれスキル、ファッションセンスの向上にはすごくよく効くんだなっていうふうに実感しています。
なのでね、そういう効果もコーディネート投稿したくないっていう方もいると思うんですけど
本当に見るだけで全然違うので良質な情報を浴び続ける、良いものを見続けるっていうことは
それだけで無意識レベルの学習なのですごくいい効果があると思いますのでね。
投稿する勇気がないなっていう方でも見るだけでも全然大丈夫なのでね。
ぜひそういう学習方法、ファッション学習方法に興味がある方は
服装心理ラボ向いてるんじゃないかなというふうに思います。
ということで今日はファッションセンスの大人になってからの見つけ方をちょっとお話ししてみました。
この番組では皆さんからのファッションのお悩み、心理のお悩み、まだまだお待ちしております。
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それではまた次回の配信で。
