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はい、ということで今日が24回目の配信になりました。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
前回の配信でもしかしたら、22回目ですって言ったかもしれないんですけど、よくよく数えたら前回が23回目で、今回が24回目でした。どうでもいいですね。
はい、ということで、連休初日の配信ですね。ただこの連休って言ってもね、東京はもう4連休中は外出自粛しろとお出しが出てしまいましたので、
私ものんびり家でザムをこなしながら、子供と遊びながらの4連休になりそうですが、皆さんいかがお過ごしでしょうかね。
外出自粛要請が出ているエリアにお住まいの方には、少しでもこのラジオがお供になればということで、全24回、今日入れて4回ありますので、聞き逃したところ、ぜひまた聞くなどしてみていただければ嬉しいなと思っております。
さてさて、昨日はですね、あのーなんだっけ、呪いの話ね、またしてたんですけど、いろいろね、どこかに誰でも素敵に見える服があるんじゃないかっていう呪い、結構思ってる人いるよね、みたいな話をしたんですけど、もう一個ね、すごいあるあるな呪いがあって、それがファッションセンスって生まれながらのものだよね、っていう呪い。
この呪いにかかっていると、だからファッションセンスは後からつけることはできない、だからオシャレな苦手な私は一生オシャレが苦手なままっていう言葉がどんどんついてくるんですけど、こういう思い込みがある人も結構多いんですよね。
だから、うちのサロン、服装審査部に入ってもらったりとか、あとはパーソナルスタイリングを依頼してもらった時に、私はもうもともとオシャレが苦手で全然センスのかけらもないので、私がオシャレになることは難しいと思うんですが、私をオシャレにしてください、みたいな。
リサさんに服を選んでもらえればオシャレに見せることはできると思うので、自分で選ぶことは諦めましたけど、みたいな感じで来る方が多いんですけど、これもまた呪いですよ。
ファッションセンスは生まれ持ったものであり、後から身につけることはできないものであるっていうね、これまた結構根深い呪いなんですよね。
なので、今日はこの辺りについてちょっとお話をしていきたいなと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりましたオシャレの呪いとくラジオ、今回24回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールオシャレの呪いをバッサバッサと解いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで日本服装心理学協会代表理事の久野リサでございます。
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今日もよろしくお願いいたします。
はい、ということでファッションセンス、これねセンスって言葉がついてるから悪いんだろうねと思うんですよね。
センス、感覚、なんか感覚って言っちゃうとこれ似た言葉に運動神経とかもありますけどね。
感覚とか神経とかついちゃうとなんかこう生まれ持ったものみたいなイメージが強くなりますよね。
なのでこのファッションセンスって言葉が良くないんじゃないかなと思うんですけど、
これね決してねセンスではないんですよ。
つまりそのファッションオシャレに見せる方法っていうのはちゃんとロジックがあるもので、
それを体系的にどこか学校に入ったりとかそういう形で体系的に学んでなかった、
学ばなかったんだけど経験的に身につけてきた人たちっていうのが一般的にはファッションセンスがある人って呼ばれやすいんですよ。
これさっき運動神経っていう言葉出したけど運動に例えると結構分かりやすくて、
例えばなんかこうある競技なんでしましょうかね。野球にしましょうか。
野球をやる時になんか別に野球部に入ってないのに、
あの人陸上だけどすごい野球うまいなみたいなことを体育の時間で実感したこととかあったじゃないですか、学生の時に。
そういう風になんか草野球ただやってるだけなんだけど、それだけでなんかグングン力がついちゃってものすごい打つし守れるしみたいな人もいるかと思いきや、
そういう草野球の段階、小学校とかの草野球の段階では全然ダメだったのに、
中学校に入って部活に入ってしっかりとしたコーチの下で筋トレをしていろいろ素振りをしたりとか投球練習をしたりすることで、
どんどんめきめきスキルが上がっていって等格を表す人もいるわけで、
そのスキルが身につくやり方とかが違うだけの話で、結論は一緒ですし、その裏に流れてるロジックも結局一緒なわけなんですよね。
なのでファッションセンスって言葉がちょっと誤解を招くんですが、
おしゃれになるっていうことは別に感覚でできちゃう人もいるんだけど、学べばできることでもあるわけですよ。
これにまつわる話で、私大学で心理学をずっと専攻したんですけど、心理学の授業を受けているときに、何の授業だったかな?
もう忘れちゃったんですけど、受けているときにすごい印象的な話があったんですけど、
心理学の先生、教授が、その方が通ってた大学の話だったかな?
大学の政教で、ある大学の政教ってあるじゃないですか。いろんなものがあっている。参考書とか売ってますよね。
書籍とかね。書店員さんの話をしていて、もうすっごいたくさんの本があるわけですよ。大学政教、大きい大学でね。
たくさん本があるんだけど、どんな新刊をパッと名前を言っても、すぐ、これはこれですよって言って、すぐ出してくれると。
結構、大学だと変な、マニアックな専門書とかもあるんだけど、それもすぐパッと出してくれると。
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なので、膨大な書籍、広い書店の中にどこに何があるかを全部記憶している。何も見ずに生きるんだっていう話をしていて。
これっていうのは、その頭が特別な作りをしているわけじゃなくって、やっぱり繰り返し繰り返し、これはここにある、これはここにあるっていうのを、
始めのうちはその人も何か参照してたと思うんですよね。棚割りとかの表だったりとかを見て、
だと思うんですけど、それを繰り返していくうちに、だんだんだんだん、その情報のインプットからアウトプットの時間が短縮されていくと、
脳内回路の近道ができていくっていう感じですね。なので、自分としては、あれがそこにあるからっていうふうに考えている意識すらないんですよね。
もう感っていう言葉に近いんですけど、感っていうのも結局、同じようなことを系統立てて順番に考えていった結果、その回路がすごく強化されて、
本当に瞬間的に答えが出てくるようになるっていうことなんですけど、そういう脳の仕組みであって、考えてないわけじゃないんですよね。
本人は考えている意識がない。考えているような感覚がないんですけど、考えてないわけじゃないわけですよ。脳のほかに第五感があるとか、そういうことではないわけですよね。
この話を聞いたときに、これは大学生教の書店員さんの話だから、絶対後天的に後から獲得したスキルだろうなっていうのが誰でもわかる。
生まれつきその人は書店員になる才能があったんだっていう人はいないと思うんですよ。
でもこれがファッションの話になると、生まれつきファッションセンスがあったんだよってなっちゃうっていう。
この書店員さんの話と同じことだよって言えば、ファッションセンスが生まれつきで後から身につけることができないっていうことが、いかにおかしいことかっていうのはわかると思うんですよね。
じゃあ、ファッションセンス元々持ってたよねって言われがちな人が、どうしてそこまでおしゃれが上手になったかっていうと、これね、いろいろ私が見てきた結果なんですけど、やっぱり元々ファッションセンスがいいって言われやすい人、特にアパレル業界にいる人に多いんですけどって、
そういう人たちってよく見てる人が多いんですよ。つまり視覚が強い。ビジュアルで記憶するのが強い。
何、視覚とか聴覚とかいろんな五感が私たちありますけども、その五感にどれに頼って生活してるかって人それぞれ癖があるんですね。
これもいつか話しようと思うんですけど、服装心理学ではファッション知覚と呼んでます。
特にファッションをどこで捉えるかっていうのに癖があるんですけど、視覚が強い人っていうのは、記憶を映像とか画像で蓄積できる人。これね、視覚が強い人は、記憶って映像や画像でしかないでしょって思うのでピンとこないと思うんですけど、そうじゃない人もいるんです。
もっと具体的な話をすると、夢を見た時にすごく夢の映像画像が鮮明な人、カラーでもう細部までちゃんと見える感覚がする人っていうのは結構視覚が強い人が多いんですけど、こういう人って、例えば、昨日、昨日、会社の目の前の人がどんな服着てたって聞かれた時にこと細かに思い出せるんですよ。
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なんでかというと、記憶が映像画像でストックされてるから。でもそうじゃない人がいるんですよね。記憶が視覚でストックされない人っていうのは、周りをあんまり注意して見てないし、視覚に頼ってないから、その結果覚えられない。なので、その視覚が強い人とそうじゃない人の違いっていうのは、やっぱりオシャレをしても自分が昨日何を着ていて、もしくは周りのオシャレな人が何を着ていてっていうのを記憶できないので、
なんていうのかな、PDCAが回せないっていうのかな。仮説検証、仮説があって結果があって検証っていうことを繰り返せないわけですよ。覚えてないから。それは視覚が強い人は、オシャレな人はこういう風に組み合わせるんだっていう映像として覚えてられるから、真似ができる。真似ができて、うまくいった時のコーディネートもしっかり覚えてて、細部まで気が付くので、見た目にね。
なので、もっと改善できるっていうサイクルなんですよね。なので視覚って特に言葉にしづらいので、ちょっと感覚的に見えやすいんですけど、感覚でやってると見えやすいんですけども、それを言葉にしたところでロジックは同じなんです。なので、私が仕事でパーソナルスタイリングとかオンラインサロン、服装審査部でやっているのは、オシャレな苦手な人っていうのは視覚が弱い人が基本的には多いので、それを言語化して言葉でロジックとして教える。
こういう色とこういう色はこういう理由だから合うんだよっていうことを言葉で教えて身につける。そうすると言葉なので一回自分で言葉で変換して考えてやるっていうことで、視覚が強い人、ファッションセンスがあるって言われるような人よりは時間はかかるんですけど、でも確実にオシャレが同じようにできるようになる。アウトプットの結果としてのコーディネートは一緒です。
なので、そういう意味でファッションセンスと呼ばれるものは後から絶対に身につけることができますので、ファッションセンスは私ないから無理だわっていう呪いからはぜひ解き放たれてほしいなと思います。本当にそういう昔から苦手な意識があるものが改善される、得意になるっていうのは本当に楽しいので、ぜひ諦めずにオンラインサロンとか私のところで学んでいただけたら本当に楽しいので諦めないでいただきたいなと思います。
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